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13話
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零二本人に聞き辛いと思いつつも、またずっと話さない関係になるのも嫌だと思った大地は学校が終わると零二の後をつけた。
あからさまに怪しい行為だが、一緒に帰ってくれるとも思えない上に、そもそも歩きながら聞くのもやりにくい。かといってもし他の用事で零二が家に帰らなかったらと思うと気づけばこっそりつけていた。
結局零二はそのまま家に帰るらしいとわかり、大地は「ぐ、ぐうぜ、んだな!」と零二が家に入る前に声をかけた。
「……お前は本当に、馬鹿、だな」
「待て、今すげぇ『バカ』に力入れなかったかっ?」
「嘘が下手くそなことくらい自分で理解しておけ」
「……あれ? んん……? あっ、もしかして後つけてたの、バレてんの……?」
「むしろばれてないと何故思えるんだ?」
ため息をつきながら零二は玄関のドアを開け放し、大地を見てきた。
「な、なんだよ」
「……家に来るんじゃないのか?」
「い、いいの?」
いつもなら「帰れ」と言いそうなものなのにと大地は零二を見る。
「どうぞ」
零二は丁寧ともいえる口調と態度で、中を掌で案内してきた。大地は帰れと言われなかったのがとりあえず嬉しくてニコニコしながら「おじゃましまーす」と中に入る。
そしてつい、いつものように零二の部屋で寛ごうとした時に、自分が何故零二の後をつけていたのか思い出した。
「ああああ忘れてた!」
「……何をだ? 休みじゃないから母親いないしお前だからな。インスタントにした」
怪訝そうに大地を見ながら零二がマグカップを二つ持って部屋に入ってきた。
「え? ああうん、俺はインスタントでも好きだよコーヒー! そいやたまに俺がコーヒー好きだって言ったら似合わねえって言われるんだけどなんでだろ」
零二の言葉に釣られて、また自分の目的を既に少し見失いながら大地はマグカップを受け取り、零二がいつも座っている机とセットの椅子ではなく一人用のスリムなソファーに座った。
熱いので飲めないが、外が少し寒かったので熱いカップはありがたい。ふぅ、と何度も息をコーヒーに吐きながらカップで暖をとっていると「俺も昔からお前知ってるんでなければ意外に思いそうだしな」と零二に言われた。
零二は一旦カップを机に置くと制服を着替え出す。何となくそれをぼんやり見ていると自分に比べて背が高いだけではなく体つきもしっかりしていることに気づき、ぼんやりからガン見に変わった。
「……なんだ? 男の体に興味でもあるのか?」
「は? ち、ちげぇよ! そうじゃなくて、なんでお前そんな風なの? 部活とか運動とか別にしてねーだろ」
慌てて首を振る大地を一瞥した後で、零二は大地なら部屋着じゃなく外出着にしそうな服を着ると椅子に座りコーヒーに口をつけた。
「体くらい多少は鍛える」
「多少? 多少でそんな風になれるもんなのっ? そんだら俺だって多少鍛えたいんだけど!」
「どうせお前すぐ飽きるだろ」
「そんなことねーし。ムキムキになりたい」
「願望を俺に言われても知らん」
「えー」
膨らませた口を、大地はまたコーヒーに息を吹きかけることでしぼませた。
あれ? そういえばなに言おうとしてたっけ。
どうにも零二の側で寛いでしまうからか、大地はすぐに目的を忘れたり違うことが浮かんだりしてしまう。
「あ、コーヒー?」
「は?」
「いや、なんで俺がコーヒー好きなの意外なんだよ」
「俺はお前を知ってるからなんとも言いようがない。でもまあ見た目だろ」
「コーヒー嫌いそうな見た目ってなんだよ」
「鏡貸そうか?」
「自分の顔くらいわかるわ!」
思わず速攻で言い返すと零二が少しだけ顔を綻ばせてきた。零二は大抵いつも淡々とした表情ばかりなので大地はまたポカンと零二を見た。
「なんだ」
「今笑った」
「……お前は俺をロボットかなんかだと思ってんのか」
「ロボットはねえけど氷とは思ったりしてる」
答えると零二はため息をついてきた。そしてコーヒーを飲み干すと立ち上がり、大地のそばにやってきた。
「どしたんだよ」
大地が見上げると零二は一人用ソファーに座っている大地に覆いかぶさるようにさらに近づいてくる。大地をまるで囲うようにして片手をソファーのアームに、もう片方の手を背もたれにやるとそのままさらに顔を近づけてきた。
ハッとなったが零二が目の前にいる上に囲われているので大地はそもそも立ち上がることも避けることもできない。その上大地は手に熱いマグカップがあり、押し返すことも無理だ。
そのまま零二の唇が大地の唇を塞いできた。ついぎゅっと目を瞑る。
キスはコーヒーの味がした。今は昨日と違って触れてきた唇はすぐに離れていく。だが顔は近いままで、おずおずと目を開けた大地は真っ赤になりながら所在なさげに目をきょときょととさせた。
そしてまた思い出す。元々これについて聞くために後すらつけていたことを。
「き、昨日もだけど、な、何でキスすんの?」
「言ったと思ったが」
「聞いて、ねえし……。あ、興味? 興味ってこと? 好奇心なの?」
「……お前は俺がお前みたいに好奇心旺盛な男に見えてたのか?」
「見えようにも見えねぇけど! でも興味っつっただろ」
大地が言い返すと「ああ」と零二は納得したように呟き、また軽くキスをしてきた。
「お前が馬鹿なのをあり得ないことに忘れてたな」
「どういう意味だよ……!」
「……あと、素直なとこも、うっかり忘れてた」
唇がまた離れてから、赤くなりながらもムッとして大地が見上げると、零二がどこか優しい口調でそんなことを言ってきた。
「素直? 俺?」
「お前が読んでる本も素直にそのまま受け止めすぎて意味がわからないんだろうしな」
「そうなの?」
「それに興味って言葉の含みもな。悪かった、お前にはちゃんと言わなきゃ伝わらなかったな」
またどこか優しげな口調で、大地は少し調子が狂いながらも零二をじっと見る。
「お前が好きだと、言ってるんだ」
「す……、……え? ぇえ? え? 零二が? 俺? え? 氷王子がっ?」
「……驚くのはいいが、こんな時にまで氷王子、やめろ」
「え、だ、だって。え。え? え?」
「え、が多すぎる」
呆れたように言うと、零二はひたすら動揺している大地にまた、キスをしてきた。
あからさまに怪しい行為だが、一緒に帰ってくれるとも思えない上に、そもそも歩きながら聞くのもやりにくい。かといってもし他の用事で零二が家に帰らなかったらと思うと気づけばこっそりつけていた。
結局零二はそのまま家に帰るらしいとわかり、大地は「ぐ、ぐうぜ、んだな!」と零二が家に入る前に声をかけた。
「……お前は本当に、馬鹿、だな」
「待て、今すげぇ『バカ』に力入れなかったかっ?」
「嘘が下手くそなことくらい自分で理解しておけ」
「……あれ? んん……? あっ、もしかして後つけてたの、バレてんの……?」
「むしろばれてないと何故思えるんだ?」
ため息をつきながら零二は玄関のドアを開け放し、大地を見てきた。
「な、なんだよ」
「……家に来るんじゃないのか?」
「い、いいの?」
いつもなら「帰れ」と言いそうなものなのにと大地は零二を見る。
「どうぞ」
零二は丁寧ともいえる口調と態度で、中を掌で案内してきた。大地は帰れと言われなかったのがとりあえず嬉しくてニコニコしながら「おじゃましまーす」と中に入る。
そしてつい、いつものように零二の部屋で寛ごうとした時に、自分が何故零二の後をつけていたのか思い出した。
「ああああ忘れてた!」
「……何をだ? 休みじゃないから母親いないしお前だからな。インスタントにした」
怪訝そうに大地を見ながら零二がマグカップを二つ持って部屋に入ってきた。
「え? ああうん、俺はインスタントでも好きだよコーヒー! そいやたまに俺がコーヒー好きだって言ったら似合わねえって言われるんだけどなんでだろ」
零二の言葉に釣られて、また自分の目的を既に少し見失いながら大地はマグカップを受け取り、零二がいつも座っている机とセットの椅子ではなく一人用のスリムなソファーに座った。
熱いので飲めないが、外が少し寒かったので熱いカップはありがたい。ふぅ、と何度も息をコーヒーに吐きながらカップで暖をとっていると「俺も昔からお前知ってるんでなければ意外に思いそうだしな」と零二に言われた。
零二は一旦カップを机に置くと制服を着替え出す。何となくそれをぼんやり見ていると自分に比べて背が高いだけではなく体つきもしっかりしていることに気づき、ぼんやりからガン見に変わった。
「……なんだ? 男の体に興味でもあるのか?」
「は? ち、ちげぇよ! そうじゃなくて、なんでお前そんな風なの? 部活とか運動とか別にしてねーだろ」
慌てて首を振る大地を一瞥した後で、零二は大地なら部屋着じゃなく外出着にしそうな服を着ると椅子に座りコーヒーに口をつけた。
「体くらい多少は鍛える」
「多少? 多少でそんな風になれるもんなのっ? そんだら俺だって多少鍛えたいんだけど!」
「どうせお前すぐ飽きるだろ」
「そんなことねーし。ムキムキになりたい」
「願望を俺に言われても知らん」
「えー」
膨らませた口を、大地はまたコーヒーに息を吹きかけることでしぼませた。
あれ? そういえばなに言おうとしてたっけ。
どうにも零二の側で寛いでしまうからか、大地はすぐに目的を忘れたり違うことが浮かんだりしてしまう。
「あ、コーヒー?」
「は?」
「いや、なんで俺がコーヒー好きなの意外なんだよ」
「俺はお前を知ってるからなんとも言いようがない。でもまあ見た目だろ」
「コーヒー嫌いそうな見た目ってなんだよ」
「鏡貸そうか?」
「自分の顔くらいわかるわ!」
思わず速攻で言い返すと零二が少しだけ顔を綻ばせてきた。零二は大抵いつも淡々とした表情ばかりなので大地はまたポカンと零二を見た。
「なんだ」
「今笑った」
「……お前は俺をロボットかなんかだと思ってんのか」
「ロボットはねえけど氷とは思ったりしてる」
答えると零二はため息をついてきた。そしてコーヒーを飲み干すと立ち上がり、大地のそばにやってきた。
「どしたんだよ」
大地が見上げると零二は一人用ソファーに座っている大地に覆いかぶさるようにさらに近づいてくる。大地をまるで囲うようにして片手をソファーのアームに、もう片方の手を背もたれにやるとそのままさらに顔を近づけてきた。
ハッとなったが零二が目の前にいる上に囲われているので大地はそもそも立ち上がることも避けることもできない。その上大地は手に熱いマグカップがあり、押し返すことも無理だ。
そのまま零二の唇が大地の唇を塞いできた。ついぎゅっと目を瞑る。
キスはコーヒーの味がした。今は昨日と違って触れてきた唇はすぐに離れていく。だが顔は近いままで、おずおずと目を開けた大地は真っ赤になりながら所在なさげに目をきょときょととさせた。
そしてまた思い出す。元々これについて聞くために後すらつけていたことを。
「き、昨日もだけど、な、何でキスすんの?」
「言ったと思ったが」
「聞いて、ねえし……。あ、興味? 興味ってこと? 好奇心なの?」
「……お前は俺がお前みたいに好奇心旺盛な男に見えてたのか?」
「見えようにも見えねぇけど! でも興味っつっただろ」
大地が言い返すと「ああ」と零二は納得したように呟き、また軽くキスをしてきた。
「お前が馬鹿なのをあり得ないことに忘れてたな」
「どういう意味だよ……!」
「……あと、素直なとこも、うっかり忘れてた」
唇がまた離れてから、赤くなりながらもムッとして大地が見上げると、零二がどこか優しい口調でそんなことを言ってきた。
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「お前が読んでる本も素直にそのまま受け止めすぎて意味がわからないんだろうしな」
「そうなの?」
「それに興味って言葉の含みもな。悪かった、お前にはちゃんと言わなきゃ伝わらなかったな」
またどこか優しげな口調で、大地は少し調子が狂いながらも零二をじっと見る。
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「……驚くのはいいが、こんな時にまで氷王子、やめろ」
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