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17話
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思い立ったが吉日とばかりに、大地は早速零二の家に押しかけようと思った。しかしあいにく数日間、ひたすらすれ違ってしまった。
別に幼馴染だしそもそも付き合っているのだからいきなり家に押しかけてもいい気もしたが、本人がもしいなかったら面白くないし、そもそもいきなり行くといくら付き合っていようが零二には氷対応をされそうな気がした。
ようやく部屋に入れたのは明日で一週間経つという週末だった。
「お前俺のこと好きってわりになんで一緒に帰ろうとか遊びに行こうとかなんもねえの? つか早々にいなくなったりすんの?」
制服を着替えている零二を見ながら大地は一人用ソファーに足をあげて体育座りをしながら言う。
「俺は元々ベタベタする性格じゃないし、だらだら帰ってたらまたお前に後、つけかねられない」
「んだよそれ! それが好きな相手に対して言うことかよ」
ムッとして大地が口をとがらせながら言うと着替え終えた零二が近づいてきた。
「だが俺は昔からこんなだし、それはお前も知っているだろ」
「そ、それはそうだけど、でも昔はそーゆー好きだとかそんなんじゃなかっただろ」
「わりと前から好きだと言ったが? なら、どうして欲しいんだ」
また大地が命名した「椅子ドン」のような体勢をとりながら零二が聞いてくる。近くに寄られ、大地はそわそわとした。
「べ、別にどうこうして欲しいっつーんじゃねーけど……」
「そうか。ああ、コーヒー飲むか?」
もう少しでキスされそうだという距離まで近づいた零二は大地の言葉を聞いて頷くとスッと離れ、部屋の出入口に向かった。大地はポカンとした後で「……飲む」と答える。そして零二が出ていった後に思いきり首を傾げた。
何か、違う。
何か、おかしい。
いや、もちろん大地も男同士でとてつもなくべったりいちゃいちゃしたいとまでは思わない。むしろそれは想像すると少々気持ち悪い。
それでも好き同士で付き合うならもう少しこう、何かこう、あるんじゃないのかと怪訝な顔にもなる。せっかく自分の中でも、もしするなら女役でもいい、仕方ないなどと思って数日前から機会を狙っていたというのにと大地はまた首を傾げる。
ふらりと立ち上がり、ベッドに移動してコロリと転がる。そしてうーんと考えたのち、そもそも自分は考えるのがあまり得意ではなかったと大地は改めて気づいた。そういえば零二も、自由に動き回っている大地が好きだと言ってなかっただろうか。
だとしたら考えたり相手の様子を伺うより自分のしたいようにするのが一番のような気がした。
彼女が欲しくて色々考えてみたこともある。付き合う時も相手のことを考えて優先させて、向こうが特になにもしたいことがなければ提案してみたりと頑張った。結果それでも「弟みたい」と言われた。
相手のことを優先させたり提案したりなどといったエスコートぶりは多分それこそ零二のようなタイプがすればぴったりなのだろうし相手も嬉しいのかもしれない。大地がいくら考えてもその辺をきっと上手くというか本当に相手が求めているようなことはできていなかったのだろうし自分の好きなように動いた訳でもないから結局自分らしさもなかったのかもしれない。それならもっと自分のあるがままでいたほうがまだよかったのかもしれない。
そして今も、自分の思うようにしていいんじゃないかと大地は思った。恋愛が絡まなければいつだって自分の好きなように楽しく動けるのにどうにも恋愛となると調子が狂う。だがやはり付き合う前に自分がいいように接していたように零二に接しよう、家にだって好きに押しかけてやる、と大地が改めて思った時、ドアが開いて零二がコーヒーを運んできた。
「……俺がコーヒー淹れている間に何勝手に制服のまま俺のベッドで寛いでるんだ」
「いいだろ別に。つかベッドで寛ぐのに制服もヘッタクレもねーだろ」
「お前その制服で普通にどこでも座るだろうが」
「潔癖症かよ」
「普通だろ。そこで転がりたいなら脱げ。脱ぐのが嫌なら降りろ」
零二の言葉にピクリとなった後、大地はずるずるとベッドから降りて床に座り込んだ。
「殊勝だな?」
「別に脱ぐのは嫌じゃねーけどそういう理由で脱ぐのが間抜けっぽいから嫌だ」
「何だそれは」
大地の言葉に怪訝そうな顔をしながら零二はコーヒーが入ったマグカップを差し出してきた。大地はそれを大人しく受け取り、いつものようにすぐに飲めないのでとりあえず暖をとる。
「エッロいことするのに脱ぐのはわかるけどさー、汚すから脱いで転がるとかなんか間抜けだろ」
ふーふー、とコーヒーに息を吹きかけながら言うと零二がまた呆れたような顔をしているのに気づいた。
そうだよ、別に呆れられたりとかは前からだった。だけどそれでも好きだと零二は言ってくれてた。
大地は改めて思うと「なー」と零二を見上げる。
零二は「何だ」と言いながらもいつもの場所に座り、コーヒーを飲み出す。
「お前がいくらくっつきたがらなくても俺がくっつきたかったらくっつくからな」
「……好きにしろ。鬱陶しかったら俺もお前を引き剥がす」
大地の言葉を聞くと零二らしい冷たい言葉が返ってきたが、表情はどこかおかしげに見えたような気が大地はした。
「うん」
頷くと大地はヘラリと笑った。
「何がおかしいんだ?」
「おかしいんじゃなくて嬉しい、な!」
「同じようなものだろ」
「色々ちげぇよ……! 別にいいけどさ。あ、なぁなぁ」
呆れたように言い返すと、そういえばと大地はまた呼びかけた。
「今度はなんだ……」
「エッロいこと、しねーの?」
大地がのほほんと聞きながら零二を見ると、零二は飲みかけていたコーヒーをそのまま口を離してからゆっくりコクリと飲み込むと、むしろ無表情の顔を大地に向けてきた。
「……お前は、ほんと、馬鹿だな」
「何でだよ! だって性少年なんだから仕方ねーだろ。お前はモテるからわからねーんだろうけどな、大人なDVDとか大人なゲームとかでひっそり楽しむしか普通は普段できねーんだぞ。せっかく好きな相手と付き合えたらな、そりゃ色々できるならしてーだろ。むしろお前何で何もしたくねえの?」
マグカップをしっかり持ちながらムッとなって大地は言った。零二はもはや頭を抱えるようにして俯いている。
「え、何それ。俺そんな変な事言ってねーよな? 男なら普通だろ……?」
「……別に変、とは言ってない」
俯いたまま零二が立ち上がる。
「じゃあなんて頭抱えて俯いてたんだよ」
「お前に関係ない」
「何だよそ……、っあ、コーヒー!」
零二の答えにムッとした顔をさらに向けて抗議しようとしたが、その前に何やら手に持った零二が側にやってきて大地のマグカップを奪ってきた。それを横に置く。
「何でくれたのにまたと……っひゃ?」
その後で零二が大地の両脇に手をやり抱えあげてきたせいで、途中から変な声が出た。
「いきなり何すんだよ」
「何って、ああ、そうだな、お前の言うエロいことかな」
零二は淡々と言うと自分がベッドの上に座り、さらに自分の上に向き合うようにして大地を乗せてきた。大地は自分の顔が熱くなるのがわかる。
「何この格好、お前こそバカじゃねーの……」
「お前に馬鹿って言われても全然悔しくないな。まあ、あれだな、お前もそこそこはそれなりに重いのな」
「は?」
「もう少し軽い風に見えてたけどな」
「それ、俺が筋肉ねえように見えてたつってるよーなもんだろ!」
「間違ってないだろうが」
零二は言いながら少し笑った。その表情を思わずじっと見ているとそのまま引き寄せられてキスされる。
抱き合うようにしてするキスは、自分が男ながらにとても心地よくて大地はぎゅっと零二に抱きついた。
「……何かお前、ほんと小動物みたいだな」
「……うるせぇ、俺チビじゃねーだろ……」
唇を少し離すと囁くように言ってきた零二の言葉に、大地も囁くように言い返す。
「俺よりはだが小さいだろ」
また小さく笑うと零二は大地のベルトに手をかけてきた。
もしかしてするのかな。
そう思うと好奇心と共に怖さがほんの少し沸き上がり、大地は小さくふるりと震えた。
「……いきなり全部はしない」
そんな大地の気持ちをわかってかどうだか、零二がまた囁くように言うとまた引き寄せキスを続けてきた。
別に幼馴染だしそもそも付き合っているのだからいきなり家に押しかけてもいい気もしたが、本人がもしいなかったら面白くないし、そもそもいきなり行くといくら付き合っていようが零二には氷対応をされそうな気がした。
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「お前俺のこと好きってわりになんで一緒に帰ろうとか遊びに行こうとかなんもねえの? つか早々にいなくなったりすんの?」
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「だが俺は昔からこんなだし、それはお前も知っているだろ」
「そ、それはそうだけど、でも昔はそーゆー好きだとかそんなんじゃなかっただろ」
「わりと前から好きだと言ったが? なら、どうして欲しいんだ」
また大地が命名した「椅子ドン」のような体勢をとりながら零二が聞いてくる。近くに寄られ、大地はそわそわとした。
「べ、別にどうこうして欲しいっつーんじゃねーけど……」
「そうか。ああ、コーヒー飲むか?」
もう少しでキスされそうだという距離まで近づいた零二は大地の言葉を聞いて頷くとスッと離れ、部屋の出入口に向かった。大地はポカンとした後で「……飲む」と答える。そして零二が出ていった後に思いきり首を傾げた。
何か、違う。
何か、おかしい。
いや、もちろん大地も男同士でとてつもなくべったりいちゃいちゃしたいとまでは思わない。むしろそれは想像すると少々気持ち悪い。
それでも好き同士で付き合うならもう少しこう、何かこう、あるんじゃないのかと怪訝な顔にもなる。せっかく自分の中でも、もしするなら女役でもいい、仕方ないなどと思って数日前から機会を狙っていたというのにと大地はまた首を傾げる。
ふらりと立ち上がり、ベッドに移動してコロリと転がる。そしてうーんと考えたのち、そもそも自分は考えるのがあまり得意ではなかったと大地は改めて気づいた。そういえば零二も、自由に動き回っている大地が好きだと言ってなかっただろうか。
だとしたら考えたり相手の様子を伺うより自分のしたいようにするのが一番のような気がした。
彼女が欲しくて色々考えてみたこともある。付き合う時も相手のことを考えて優先させて、向こうが特になにもしたいことがなければ提案してみたりと頑張った。結果それでも「弟みたい」と言われた。
相手のことを優先させたり提案したりなどといったエスコートぶりは多分それこそ零二のようなタイプがすればぴったりなのだろうし相手も嬉しいのかもしれない。大地がいくら考えてもその辺をきっと上手くというか本当に相手が求めているようなことはできていなかったのだろうし自分の好きなように動いた訳でもないから結局自分らしさもなかったのかもしれない。それならもっと自分のあるがままでいたほうがまだよかったのかもしれない。
そして今も、自分の思うようにしていいんじゃないかと大地は思った。恋愛が絡まなければいつだって自分の好きなように楽しく動けるのにどうにも恋愛となると調子が狂う。だがやはり付き合う前に自分がいいように接していたように零二に接しよう、家にだって好きに押しかけてやる、と大地が改めて思った時、ドアが開いて零二がコーヒーを運んできた。
「……俺がコーヒー淹れている間に何勝手に制服のまま俺のベッドで寛いでるんだ」
「いいだろ別に。つかベッドで寛ぐのに制服もヘッタクレもねーだろ」
「お前その制服で普通にどこでも座るだろうが」
「潔癖症かよ」
「普通だろ。そこで転がりたいなら脱げ。脱ぐのが嫌なら降りろ」
零二の言葉にピクリとなった後、大地はずるずるとベッドから降りて床に座り込んだ。
「殊勝だな?」
「別に脱ぐのは嫌じゃねーけどそういう理由で脱ぐのが間抜けっぽいから嫌だ」
「何だそれは」
大地の言葉に怪訝そうな顔をしながら零二はコーヒーが入ったマグカップを差し出してきた。大地はそれを大人しく受け取り、いつものようにすぐに飲めないのでとりあえず暖をとる。
「エッロいことするのに脱ぐのはわかるけどさー、汚すから脱いで転がるとかなんか間抜けだろ」
ふーふー、とコーヒーに息を吹きかけながら言うと零二がまた呆れたような顔をしているのに気づいた。
そうだよ、別に呆れられたりとかは前からだった。だけどそれでも好きだと零二は言ってくれてた。
大地は改めて思うと「なー」と零二を見上げる。
零二は「何だ」と言いながらもいつもの場所に座り、コーヒーを飲み出す。
「お前がいくらくっつきたがらなくても俺がくっつきたかったらくっつくからな」
「……好きにしろ。鬱陶しかったら俺もお前を引き剥がす」
大地の言葉を聞くと零二らしい冷たい言葉が返ってきたが、表情はどこかおかしげに見えたような気が大地はした。
「うん」
頷くと大地はヘラリと笑った。
「何がおかしいんだ?」
「おかしいんじゃなくて嬉しい、な!」
「同じようなものだろ」
「色々ちげぇよ……! 別にいいけどさ。あ、なぁなぁ」
呆れたように言い返すと、そういえばと大地はまた呼びかけた。
「今度はなんだ……」
「エッロいこと、しねーの?」
大地がのほほんと聞きながら零二を見ると、零二は飲みかけていたコーヒーをそのまま口を離してからゆっくりコクリと飲み込むと、むしろ無表情の顔を大地に向けてきた。
「……お前は、ほんと、馬鹿だな」
「何でだよ! だって性少年なんだから仕方ねーだろ。お前はモテるからわからねーんだろうけどな、大人なDVDとか大人なゲームとかでひっそり楽しむしか普通は普段できねーんだぞ。せっかく好きな相手と付き合えたらな、そりゃ色々できるならしてーだろ。むしろお前何で何もしたくねえの?」
マグカップをしっかり持ちながらムッとなって大地は言った。零二はもはや頭を抱えるようにして俯いている。
「え、何それ。俺そんな変な事言ってねーよな? 男なら普通だろ……?」
「……別に変、とは言ってない」
俯いたまま零二が立ち上がる。
「じゃあなんて頭抱えて俯いてたんだよ」
「お前に関係ない」
「何だよそ……、っあ、コーヒー!」
零二の答えにムッとした顔をさらに向けて抗議しようとしたが、その前に何やら手に持った零二が側にやってきて大地のマグカップを奪ってきた。それを横に置く。
「何でくれたのにまたと……っひゃ?」
その後で零二が大地の両脇に手をやり抱えあげてきたせいで、途中から変な声が出た。
「いきなり何すんだよ」
「何って、ああ、そうだな、お前の言うエロいことかな」
零二は淡々と言うと自分がベッドの上に座り、さらに自分の上に向き合うようにして大地を乗せてきた。大地は自分の顔が熱くなるのがわかる。
「何この格好、お前こそバカじゃねーの……」
「お前に馬鹿って言われても全然悔しくないな。まあ、あれだな、お前もそこそこはそれなりに重いのな」
「は?」
「もう少し軽い風に見えてたけどな」
「それ、俺が筋肉ねえように見えてたつってるよーなもんだろ!」
「間違ってないだろうが」
零二は言いながら少し笑った。その表情を思わずじっと見ているとそのまま引き寄せられてキスされる。
抱き合うようにしてするキスは、自分が男ながらにとても心地よくて大地はぎゅっと零二に抱きついた。
「……何かお前、ほんと小動物みたいだな」
「……うるせぇ、俺チビじゃねーだろ……」
唇を少し離すと囁くように言ってきた零二の言葉に、大地も囁くように言い返す。
「俺よりはだが小さいだろ」
また小さく笑うと零二は大地のベルトに手をかけてきた。
もしかしてするのかな。
そう思うと好奇心と共に怖さがほんの少し沸き上がり、大地は小さくふるりと震えた。
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