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夕食は柚斗が大抵二人分作っている。本当ならそこまで面倒を見る必要など皆無なのだが、一人分を作るよりも効率的というか色々作りやすいのもあってついでだから作っているというのだろうか。
菓子作りが得意だからといって料理が得意とは限らない。柚斗も決して得意とは言えないが、一人暮らしはそれなりに長いので普通にはできる。だが桜太郎の口にはあまり合わないというか、慣れないもののようだ。
「今日のこれは何っスか」
「何って、普通に鶏のコンフィとラタトゥイユだけど。本当は鴨でしたかったんだけど近所のスーパーでは見かけないんだよね」
「鴨……って鴨南蛮の鴨っスか」
「そうだけど……何であえて鴨南蛮?」
「いや……。つか、昨日はカヌレってやつだったし」
「カヌレは売り物として俺らが作ってるお菓子ね。お前が言いたいのはカスレかな?」
「似たようなもんだろが」
「全然違うものだけどね……」
「あんた、何なんっスか」
「何って……何が?」
実際、桜太郎が何を言いたいのかわからなくて柚斗は怪訝な顔をした。
ちなみに風呂はもちろん一人で入っている。桜太郎は背も高いし体の作りもしっかりしている。何より喧嘩も強そうだ。だから無理やりにでも入ってきたらどうしようかと少し心配だったが、それはなかった。大いに不満そうな顔はしていたものの、大人しく一人で入っている。
その後も何も言ってこないのをいいことに柚斗はスルーしているが、内心では疑問で一杯だ。
一体何だったのか。裸が見られるだのあわよくば触れるだの、おかしなことしか言っていなかった。
もしかして、桜太郎は同性愛者なのだろうかとふと思う。亡き祖父の故郷であるフランスでも珍しくはない。あの国では同性婚も認められているし、4区では実際同性婚をしているカップルも多かったように思う。4区はゲイタウンもあるし流行に敏いリベラルな地域であるマレ地区もある。さすがに高級住宅地である保守的な16区ではかなり少なそうだが、それでもゼロではない。
かといって桜太郎がそうだという確証はないどころか、確か今までは女と付き合っていたようなことを口にしていた。とはいえ本人に「ゲイかバイなの」とあからさまにはさすがに聞けない。とにかく今の柚斗が言えることは、柚斗自身はゲイやバイのつもりはないノンケだと思うもののよくわからない、だろうか。
元々ずっと女が好きだと思っているし、実際付き合っても違和感は全くなかった。普通に肉体関係も持てた。だから多分異性愛者だとは思うのだが、学生の頃に一度だけ、同性から告白され最初は断ったものの何だかんだで気づけば付き合っていたということがあった。流され絆されたのだろうし、やはり基本的に男は興味がないのだが、あの頃その相手とはキスどころか最後までできた。
その後は一度も同性と付き合っていないので、たまたまそいつとだけは恋愛できたのか、自分にもそういう素質があるのかはわからない。少なくとも男を見てもその気にはならないのだが、一度でも付き合っていただけに異性愛者だと思いつつも、よくわからないとしか言えない。
とりあえず桜太郎に対して内心疑問だらけの柚斗だが、そんな柚斗に対して桜太郎は「あんた、何なんっスか」などと聞いてくる。
「何がって、何でこーゆー舶来もんみてえなもんばっか作ってんスか」
「舶来……」
今時コンフィやラタトゥイユを見て「舶来もの」などと言う日本人など目の前の若者以外いないのではないだろうか。コンフィは面倒でも、ラタトゥイユくらいはこの間いくつかカヌレを買っていってくれた年配女性ですら普通に作っている。
「今日はラタトゥイユにしようと思って」
そう言ってピーマンやズッキーニなどの夏野菜が入った袋を掲げていた。
思わず吹き出すと「何笑ってんスか」と凄まれた。相変わらずとても美形なのに怖い表情をしてくる。
「だって舶来って」
「ぁあ? んじゃ、何つーんだよ」
「何って言われても」
「俺んちじゃ朝は卵焼きや焼き魚だし夜はしゃぶしゃぶとかすき焼きとかだったっス」
「むしろしゃぶしゃぶとかのが日常じゃなくない?」
「日本人って感じの飯だろが」
「そう言われても。あー……、だいたい俺、八分の一はフランス人だし」
顔は純日本人なのであまり言いたくないが、桜太郎に対してはあまり気にする必要もない気がした。
「んぁ? マジっスか」
「……まぁ、見えないもんな。むしろお前より純日本人って感じだし」
「フランス人とか、かっけぇな……」
「いや、八分の一だけね」
「何分の何とか言われても意味わかんねーっスから。だから何スか。結局フランス人の血、混じってんでしょが」
「え、まぁ」
「すげ。んじゃ俺とあんたの子もフランス人になんの」
「フランス人って言うか……じゃなくていやいやいや、その前にお前とじゃ子ども、できないだろ!」
こいつ、大丈夫だろうか。頭。
微妙な気持ちを通り越して柚斗は心配にさえなってきた。
「でも子作りの行為は俺とあんたでもできるっスけど」
「そりゃそうだけ、……じゃなくて! 何でそうなんの。俺と桜太郎はそういうこと、しないだろ!」
「何で決めつけんスか」
「決めつけるとかそういう問題じゃない」
「何で。俺、ちゃんと仕事覚えてんだろ」
「それは、ああ」
「口、悪ぃかもっスけど真面目にやってんだろ」
「ほんと悪いけどな!」
「んじゃ何が不満なんだよ」
「はぁっ?」
やはりジェネレーションギャップなのだろうか。話についていけない。根本的にずれている。
柚斗が思っていると、胸ぐらをつかまれた。見た目と違ってそういう暴力的なことはちゃんとした理由もなくしないやつだと思っていたが違ったのかと、驚くというよりは少しショックを受けているとそのまま引き寄せられ、キスをされた。
気持ちが色々と追い付かず唖然としていると構わず続けられる。
「コンフル? って料理すげえ。食った後唇すげーぬるぬるしてる。でも案外うめぇな」
そんなことを言われ、何度も猥褻な風に柚斗の唇を舐めては合わせてくる。
コンフィな! と突っ込むこともできず、柚斗は唖然としたままだった。
菓子作りが得意だからといって料理が得意とは限らない。柚斗も決して得意とは言えないが、一人暮らしはそれなりに長いので普通にはできる。だが桜太郎の口にはあまり合わないというか、慣れないもののようだ。
「今日のこれは何っスか」
「何って、普通に鶏のコンフィとラタトゥイユだけど。本当は鴨でしたかったんだけど近所のスーパーでは見かけないんだよね」
「鴨……って鴨南蛮の鴨っスか」
「そうだけど……何であえて鴨南蛮?」
「いや……。つか、昨日はカヌレってやつだったし」
「カヌレは売り物として俺らが作ってるお菓子ね。お前が言いたいのはカスレかな?」
「似たようなもんだろが」
「全然違うものだけどね……」
「あんた、何なんっスか」
「何って……何が?」
実際、桜太郎が何を言いたいのかわからなくて柚斗は怪訝な顔をした。
ちなみに風呂はもちろん一人で入っている。桜太郎は背も高いし体の作りもしっかりしている。何より喧嘩も強そうだ。だから無理やりにでも入ってきたらどうしようかと少し心配だったが、それはなかった。大いに不満そうな顔はしていたものの、大人しく一人で入っている。
その後も何も言ってこないのをいいことに柚斗はスルーしているが、内心では疑問で一杯だ。
一体何だったのか。裸が見られるだのあわよくば触れるだの、おかしなことしか言っていなかった。
もしかして、桜太郎は同性愛者なのだろうかとふと思う。亡き祖父の故郷であるフランスでも珍しくはない。あの国では同性婚も認められているし、4区では実際同性婚をしているカップルも多かったように思う。4区はゲイタウンもあるし流行に敏いリベラルな地域であるマレ地区もある。さすがに高級住宅地である保守的な16区ではかなり少なそうだが、それでもゼロではない。
かといって桜太郎がそうだという確証はないどころか、確か今までは女と付き合っていたようなことを口にしていた。とはいえ本人に「ゲイかバイなの」とあからさまにはさすがに聞けない。とにかく今の柚斗が言えることは、柚斗自身はゲイやバイのつもりはないノンケだと思うもののよくわからない、だろうか。
元々ずっと女が好きだと思っているし、実際付き合っても違和感は全くなかった。普通に肉体関係も持てた。だから多分異性愛者だとは思うのだが、学生の頃に一度だけ、同性から告白され最初は断ったものの何だかんだで気づけば付き合っていたということがあった。流され絆されたのだろうし、やはり基本的に男は興味がないのだが、あの頃その相手とはキスどころか最後までできた。
その後は一度も同性と付き合っていないので、たまたまそいつとだけは恋愛できたのか、自分にもそういう素質があるのかはわからない。少なくとも男を見てもその気にはならないのだが、一度でも付き合っていただけに異性愛者だと思いつつも、よくわからないとしか言えない。
とりあえず桜太郎に対して内心疑問だらけの柚斗だが、そんな柚斗に対して桜太郎は「あんた、何なんっスか」などと聞いてくる。
「何がって、何でこーゆー舶来もんみてえなもんばっか作ってんスか」
「舶来……」
今時コンフィやラタトゥイユを見て「舶来もの」などと言う日本人など目の前の若者以外いないのではないだろうか。コンフィは面倒でも、ラタトゥイユくらいはこの間いくつかカヌレを買っていってくれた年配女性ですら普通に作っている。
「今日はラタトゥイユにしようと思って」
そう言ってピーマンやズッキーニなどの夏野菜が入った袋を掲げていた。
思わず吹き出すと「何笑ってんスか」と凄まれた。相変わらずとても美形なのに怖い表情をしてくる。
「だって舶来って」
「ぁあ? んじゃ、何つーんだよ」
「何って言われても」
「俺んちじゃ朝は卵焼きや焼き魚だし夜はしゃぶしゃぶとかすき焼きとかだったっス」
「むしろしゃぶしゃぶとかのが日常じゃなくない?」
「日本人って感じの飯だろが」
「そう言われても。あー……、だいたい俺、八分の一はフランス人だし」
顔は純日本人なのであまり言いたくないが、桜太郎に対してはあまり気にする必要もない気がした。
「んぁ? マジっスか」
「……まぁ、見えないもんな。むしろお前より純日本人って感じだし」
「フランス人とか、かっけぇな……」
「いや、八分の一だけね」
「何分の何とか言われても意味わかんねーっスから。だから何スか。結局フランス人の血、混じってんでしょが」
「え、まぁ」
「すげ。んじゃ俺とあんたの子もフランス人になんの」
「フランス人って言うか……じゃなくていやいやいや、その前にお前とじゃ子ども、できないだろ!」
こいつ、大丈夫だろうか。頭。
微妙な気持ちを通り越して柚斗は心配にさえなってきた。
「でも子作りの行為は俺とあんたでもできるっスけど」
「そりゃそうだけ、……じゃなくて! 何でそうなんの。俺と桜太郎はそういうこと、しないだろ!」
「何で決めつけんスか」
「決めつけるとかそういう問題じゃない」
「何で。俺、ちゃんと仕事覚えてんだろ」
「それは、ああ」
「口、悪ぃかもっスけど真面目にやってんだろ」
「ほんと悪いけどな!」
「んじゃ何が不満なんだよ」
「はぁっ?」
やはりジェネレーションギャップなのだろうか。話についていけない。根本的にずれている。
柚斗が思っていると、胸ぐらをつかまれた。見た目と違ってそういう暴力的なことはちゃんとした理由もなくしないやつだと思っていたが違ったのかと、驚くというよりは少しショックを受けているとそのまま引き寄せられ、キスをされた。
気持ちが色々と追い付かず唖然としていると構わず続けられる。
「コンフル? って料理すげえ。食った後唇すげーぬるぬるしてる。でも案外うめぇな」
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