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タクヤとマサヨシ
1話
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美容院のオーナー兼店長をしている卓也は今日も客の髪を弄るどころかひたすら会議での書類にまみれていた。
「くそ。俺は事務職についた覚えねえぞ」
「そしてここは事務室だといえども休憩スペースでもあるんです。煩いし邪魔だからオーナー室でやってください。邪魔です」
「邪魔ってお前二回言ったな」
ニッコリと毒を吐いてくる、この店一番の腕を持っている志生を卓也はジロリと睨んだ。最近お気に入りの客がいるようでさらに楽しげなのが羨ましい。
俺だってこんなめんどくせぇ紙弄るより客の髪弄りてぇんだよ……!
「俺の本心ですから」
卓也が睨もうが、志生はニコニコとして柔らかく毒を吐いてくる。間違いなく性格の歪んだサドだと卓也は思っているが、それでも実際のところ志生のことは気に入っている。
仕事面でももちろんだが、個人的にも。
だが別に自分がマゾだからとかそういうのではない。そもそも痛いのは苦手だ。
胡散臭いし嘘で固めてそうなわりに、志生は卓也にとってわかりやすい正直なヤツだと昔から思っている。歪んでいるが、まっすぐなヤツだとも。
矛盾しているかもしれないが、実際そうだと思っているので他に言いようがない。むしろわからないといえばこの店に来て二年の昌義こそ、全然分からないと思っていた。とても綺麗な顔立ちの青年だが面接に来た時からひたすら無表情だ。
客商売にそれはないだろうと面談した時に微妙に思ったが、むしろやたら気になってしまった。無表情だが容姿がとてもいいので客受けはよさそうだとも思えた。服装も店の雰囲気にとても合う。そして実際マネキンを使って軽くカットしてもらったのだが、腕も職歴を考えると悪くなさそうだった。
専門学校を卒業して前の店で二年。ぱっと見ただけだがスタイリストに昇格してもよさそうな気もしたがアシスタントのままだったというのはその無表情さのせいなのだろうか。それとも転職をしたことに関係があるのだろうか。
そんな風に思いつつも卓也は採用を決めた。
実際採用したのは間違ってなかったと今でも思っている。無表情なのは相変わらずだが昌義は本当に美容師の仕事が好き、というか髪が好きなようで客からの評判もそこそこいい。
腕もいいからなのだが、あの無表情な美形が「髪、いいですね」と言いながら自分の髪を弄ってくれるのだ。大抵の客はそれだけで舞い上がっている。
今ではスタイリストとなっているそんな昌義だが、普段はさらに無表情で無口すぎてさすがの卓也でも本当によくわからないのだ。
今日もひたすら仕事で髪を弄っている時以外は無表情でほぼ無言だったなと、一旦会議で店を開けていたのでずっと見ていた訳でもない卓也が店に一旦戻りながら思っていると、丁度店を出ようとしている昌義と鉢合わせした。
「お、今帰るとこか」
「っス」
パーマやカラーの受付終了時間は18時半、カットの受付終了時間が19時となっている店の営業時間は20時までだ。早番遅番を設けてなるべく長時間勤務にならないようにはしている。それでも今はもうとっくに終わっている時間だが客が完全に引かない日もあるし営業終了後も片付けや掃除をし、その後に練習の為に残る従業員も多い。店はまだ練習をしている従業員が幾人か残っていそうだった。
卓也は店に入ろうとしながら昌義に「おつかれ」と言いかけて思いとどまった。
「おい、マサ。今から時間あるか?」
振り返るとそう呼びかける。昌義は無表情のままコクリと頷いてきた。
「そうか。じゃあちょっとだけ待っててくれ……ああいや前に志生と一緒に連れていった店覚えてるか?」
卓也の言葉にまた昌義は頷いた。
「あのバーの中で先に飲んでてくれ。すぐそこ行くから」
「っス」
頷いた後に昌義は歩いていった。
あいつのあの返事、ほんっと喋る気ねぇよな。
そんな風に苦笑しながら、卓也は一旦店に入ってオーナー室に保管する書類を片付け、持ち帰るものをチェックしてから店内に顔を出して「今日は俺、このまま帰るからな。お前らもあんま遅くなんなよ」と声をかける。
残業代は一切つかないが、基本的に大抵の美容師は「残業代のつかない強制練習」と捉えるより「無料で受けられるレッスン」と捉えている。この仕事は技術を資本に食べていく職業なのでこの時間は皆、大切な時間だと思っているのだ。
アシスタントだけでなく、スタイリストになっても勉強の日々には変わらない。志生や卓也ですら、教えつつも自分のスキル向上のための練習時間だと捉えている。
ただし毎日朝早くから遅くまでひたすらここにいて結局体を壊しては意味がないので最低でも週に一回は早く帰れと卓也は言ってある。昌義も大抵いつも遅くまで残っているようなので今日は多分仕方なく帰る日だったのだろうと思われた。それでも早い訳ではないが。
「早く帰らせたほうがよかったよなー。なんであんなこと言ったんだ俺」
待ち合わせている店に向かいながら卓也はボソリと呟いた。二人で飲めばちょっとはわかるだろうとでも思ったのだろうか。酔えば喋るというものでもないだろうにと卓也は自分に苦笑する。少なくとも前に志生と一緒に飲んだ時に、昌義が酒に酔わないことはわかっていた。
店は場所柄若者も多いが変に騒がしくなく、かといって堅苦しくもない雰囲気で楽しく酒が飲めるバーで、卓也は普段も志生とよく行っている。
中へ入りきょろきょろと探すと隅のほうに昌義がいるのを見つけた。あ、と顔を綻ばせて卓也が近づこうとすると、そこに見知らぬ男が近づいてなにやら昌義に話しかけている。知り合いだろうかと思ったが、昌義の表情が全然変わらないので全く読めない。
まあいいかとそのまま近づき「待たせたな」と声をかけると昌義は卓也を見てコクリと頷いてきた。話しかけていた男は「じゃあ」となにやら口ごもりつつこの場を立ち去っていった。
「知り合いか?」
スツールに座り手を上げて店員を呼びながら卓也が聞くとフルフルと首を振ってきた。
「違うのか? 知り合いに顔が似てたとかか」
来てくれた店員に「アレキサンダー」と注文してから聞くとまた首を振る。そしてボソリと「アレキサンダー……」と呟いてきた。
「あぁ? るせーな。甘かろうが女が好みそうだろうが俺は好きなんだよ。今日は疲れて甘いもん欲しいんだよ、普通に辛口も飲むぞバカにすんな」
「……してないです」
昌義は無表情のまま淡々と言いながらラム酒をストレートで飲んでいる。卓也自身酒も強いし実際辛口も飲むが、ラム酒をストレートやロックで飲もうとは思わない。
「お前見た目と中身のギャップ半端なさすぎて意味わからねえんだよ」
呆れたように笑いながら卓也が言うも、いつものことだが特になにも反応は返ってこない。
「で、知り合いじゃねえならなんだったんだ?」
「一人なら一緒に飲まないか、と」
「お前に、か?」
ポカンと昌義を見るとまたコクリと頷いてきた。
どう見ても友好的そうには見えない。なのになんで一緒にと誘おうと思ったのか。
だがすぐにピンときた。
「ああ。お前、綺麗な顔してんもんな」
恰好がいいというよりは間違いなく美形である昌義に、多分そういう意味で誘いをかけたのだろう。この近くにはそういうバーがないとはいえ、見境ないなと卓也は苦笑した。
「で、なんて答えたんだ? 無視か?」
「アンタに興味はない、と」
「……ていうか意味わかったのか。お前ぼんやりしてそうだからそういうのわからねえと思ってた」
卓也がニヤリとするも、昌義はなにも言わない。
……ああ、本当になに考えてるとかどう思ったりするとかなにもわからん。ラム酒飲んでケロリとしてるヤツと酒飲んで元々あるかどうかもわからない腹割って話せるはずなんてなかった。
少々微妙になりながらも卓也は店員が運んできた酒をぐっと飲んで昌義を見た。昌義はやはり無表情のままだ。
「……なー、お前って普段なに考えてんの?」
「……? 別になにも」
「なにも? なにもってことねーだろ。綺麗なおねーさんとか見て、あーヤりてーなーとかさー、そーゆーのもねぇの?」
おいおいと卓也が笑いながら昌義を見るも、やはり無表情のまま。
「……お前ってほんっとわからん。まあ、お前が毎日充実してるならそれでいいんだけどな」
「……楽しいです」
「へ」
今、楽しいって言った?
卓也はポカンと昌義を見るが、やはり無表情のままだ。聞き間違いだろうかと思っていると昌義がジッと卓也を見てきた。
「俺を、雇ってくれて感謝してます。オーナーの店で働くの、楽しいです」
「お、おお」
なにを考えているか全くわからない。
わからないけれども、なんだろうな。
卓也は小さく笑った。
「くそ。俺は事務職についた覚えねえぞ」
「そしてここは事務室だといえども休憩スペースでもあるんです。煩いし邪魔だからオーナー室でやってください。邪魔です」
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「俺の本心ですから」
卓也が睨もうが、志生はニコニコとして柔らかく毒を吐いてくる。間違いなく性格の歪んだサドだと卓也は思っているが、それでも実際のところ志生のことは気に入っている。
仕事面でももちろんだが、個人的にも。
だが別に自分がマゾだからとかそういうのではない。そもそも痛いのは苦手だ。
胡散臭いし嘘で固めてそうなわりに、志生は卓也にとってわかりやすい正直なヤツだと昔から思っている。歪んでいるが、まっすぐなヤツだとも。
矛盾しているかもしれないが、実際そうだと思っているので他に言いようがない。むしろわからないといえばこの店に来て二年の昌義こそ、全然分からないと思っていた。とても綺麗な顔立ちの青年だが面接に来た時からひたすら無表情だ。
客商売にそれはないだろうと面談した時に微妙に思ったが、むしろやたら気になってしまった。無表情だが容姿がとてもいいので客受けはよさそうだとも思えた。服装も店の雰囲気にとても合う。そして実際マネキンを使って軽くカットしてもらったのだが、腕も職歴を考えると悪くなさそうだった。
専門学校を卒業して前の店で二年。ぱっと見ただけだがスタイリストに昇格してもよさそうな気もしたがアシスタントのままだったというのはその無表情さのせいなのだろうか。それとも転職をしたことに関係があるのだろうか。
そんな風に思いつつも卓也は採用を決めた。
実際採用したのは間違ってなかったと今でも思っている。無表情なのは相変わらずだが昌義は本当に美容師の仕事が好き、というか髪が好きなようで客からの評判もそこそこいい。
腕もいいからなのだが、あの無表情な美形が「髪、いいですね」と言いながら自分の髪を弄ってくれるのだ。大抵の客はそれだけで舞い上がっている。
今ではスタイリストとなっているそんな昌義だが、普段はさらに無表情で無口すぎてさすがの卓也でも本当によくわからないのだ。
今日もひたすら仕事で髪を弄っている時以外は無表情でほぼ無言だったなと、一旦会議で店を開けていたのでずっと見ていた訳でもない卓也が店に一旦戻りながら思っていると、丁度店を出ようとしている昌義と鉢合わせした。
「お、今帰るとこか」
「っス」
パーマやカラーの受付終了時間は18時半、カットの受付終了時間が19時となっている店の営業時間は20時までだ。早番遅番を設けてなるべく長時間勤務にならないようにはしている。それでも今はもうとっくに終わっている時間だが客が完全に引かない日もあるし営業終了後も片付けや掃除をし、その後に練習の為に残る従業員も多い。店はまだ練習をしている従業員が幾人か残っていそうだった。
卓也は店に入ろうとしながら昌義に「おつかれ」と言いかけて思いとどまった。
「おい、マサ。今から時間あるか?」
振り返るとそう呼びかける。昌義は無表情のままコクリと頷いてきた。
「そうか。じゃあちょっとだけ待っててくれ……ああいや前に志生と一緒に連れていった店覚えてるか?」
卓也の言葉にまた昌義は頷いた。
「あのバーの中で先に飲んでてくれ。すぐそこ行くから」
「っス」
頷いた後に昌義は歩いていった。
あいつのあの返事、ほんっと喋る気ねぇよな。
そんな風に苦笑しながら、卓也は一旦店に入ってオーナー室に保管する書類を片付け、持ち帰るものをチェックしてから店内に顔を出して「今日は俺、このまま帰るからな。お前らもあんま遅くなんなよ」と声をかける。
残業代は一切つかないが、基本的に大抵の美容師は「残業代のつかない強制練習」と捉えるより「無料で受けられるレッスン」と捉えている。この仕事は技術を資本に食べていく職業なのでこの時間は皆、大切な時間だと思っているのだ。
アシスタントだけでなく、スタイリストになっても勉強の日々には変わらない。志生や卓也ですら、教えつつも自分のスキル向上のための練習時間だと捉えている。
ただし毎日朝早くから遅くまでひたすらここにいて結局体を壊しては意味がないので最低でも週に一回は早く帰れと卓也は言ってある。昌義も大抵いつも遅くまで残っているようなので今日は多分仕方なく帰る日だったのだろうと思われた。それでも早い訳ではないが。
「早く帰らせたほうがよかったよなー。なんであんなこと言ったんだ俺」
待ち合わせている店に向かいながら卓也はボソリと呟いた。二人で飲めばちょっとはわかるだろうとでも思ったのだろうか。酔えば喋るというものでもないだろうにと卓也は自分に苦笑する。少なくとも前に志生と一緒に飲んだ時に、昌義が酒に酔わないことはわかっていた。
店は場所柄若者も多いが変に騒がしくなく、かといって堅苦しくもない雰囲気で楽しく酒が飲めるバーで、卓也は普段も志生とよく行っている。
中へ入りきょろきょろと探すと隅のほうに昌義がいるのを見つけた。あ、と顔を綻ばせて卓也が近づこうとすると、そこに見知らぬ男が近づいてなにやら昌義に話しかけている。知り合いだろうかと思ったが、昌義の表情が全然変わらないので全く読めない。
まあいいかとそのまま近づき「待たせたな」と声をかけると昌義は卓也を見てコクリと頷いてきた。話しかけていた男は「じゃあ」となにやら口ごもりつつこの場を立ち去っていった。
「知り合いか?」
スツールに座り手を上げて店員を呼びながら卓也が聞くとフルフルと首を振ってきた。
「違うのか? 知り合いに顔が似てたとかか」
来てくれた店員に「アレキサンダー」と注文してから聞くとまた首を振る。そしてボソリと「アレキサンダー……」と呟いてきた。
「あぁ? るせーな。甘かろうが女が好みそうだろうが俺は好きなんだよ。今日は疲れて甘いもん欲しいんだよ、普通に辛口も飲むぞバカにすんな」
「……してないです」
昌義は無表情のまま淡々と言いながらラム酒をストレートで飲んでいる。卓也自身酒も強いし実際辛口も飲むが、ラム酒をストレートやロックで飲もうとは思わない。
「お前見た目と中身のギャップ半端なさすぎて意味わからねえんだよ」
呆れたように笑いながら卓也が言うも、いつものことだが特になにも反応は返ってこない。
「で、知り合いじゃねえならなんだったんだ?」
「一人なら一緒に飲まないか、と」
「お前に、か?」
ポカンと昌義を見るとまたコクリと頷いてきた。
どう見ても友好的そうには見えない。なのになんで一緒にと誘おうと思ったのか。
だがすぐにピンときた。
「ああ。お前、綺麗な顔してんもんな」
恰好がいいというよりは間違いなく美形である昌義に、多分そういう意味で誘いをかけたのだろう。この近くにはそういうバーがないとはいえ、見境ないなと卓也は苦笑した。
「で、なんて答えたんだ? 無視か?」
「アンタに興味はない、と」
「……ていうか意味わかったのか。お前ぼんやりしてそうだからそういうのわからねえと思ってた」
卓也がニヤリとするも、昌義はなにも言わない。
……ああ、本当になに考えてるとかどう思ったりするとかなにもわからん。ラム酒飲んでケロリとしてるヤツと酒飲んで元々あるかどうかもわからない腹割って話せるはずなんてなかった。
少々微妙になりながらも卓也は店員が運んできた酒をぐっと飲んで昌義を見た。昌義はやはり無表情のままだ。
「……なー、お前って普段なに考えてんの?」
「……? 別になにも」
「なにも? なにもってことねーだろ。綺麗なおねーさんとか見て、あーヤりてーなーとかさー、そーゆーのもねぇの?」
おいおいと卓也が笑いながら昌義を見るも、やはり無表情のまま。
「……お前ってほんっとわからん。まあ、お前が毎日充実してるならそれでいいんだけどな」
「……楽しいです」
「へ」
今、楽しいって言った?
卓也はポカンと昌義を見るが、やはり無表情のままだ。聞き間違いだろうかと思っていると昌義がジッと卓也を見てきた。
「俺を、雇ってくれて感謝してます。オーナーの店で働くの、楽しいです」
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卓也は小さく笑った。
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