無能職の一人旅

白くまきゅん

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古びた家で―

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「神さーん!ここ城じゃないと思うんですがーー!!」

駄目元で叫んでみる

「……ま、知ってた。」

当然ながら神様の声は聞こえなかった。

「…にしても何処なんだここ?」

周りを見てみるがうっすらと何かがあるってことだけで細かく物を見ることが出来ない暗い周りは暗かった。

「んー…ここが異世界なら魔法とか使えるのかな?」

僕はとりあえず魔法名を言ってみた。

「確かアニメとかなら…ライト」

………………。

何も起きなかった。

「んー…?この異世界…まさか魔法ないのかな?」

そして僕はあることに気がついた。

「そういえばステータス画面って少し光ってたよな?……多分」

少しの不安を感じながらステータスを開く

「ステータス」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ハヤマ・リント

Lv―1
HP―100/100
MP―20/20

体力―1
魔力―90
精神力―4000
防御力―1
運―6000

Pt500

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「あれ?なんか振った時のステータスと違くない?」

何故かLvと体力、魔力、防御力に数字があった。

「……あ、魔力やMPがある…魔法使える…じゃあなんで僕使えない?」

この異世界は魔法なしかと思ってた。けどステータスには魔法関係があるのでそれはないと考えた。だが、あるのに何故か魔法が使えないのか疑問に思った。

「……あ、まさかあれかな?イメージを作る的な?」

僕は即実践した。

「……よし、ライト!」

カッ!!

行き良いよく光った。そしてそれをガン見してしまった僕は、

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?目っ!目がぁぁぁ!!」

目に思いっきりダメージを食らっていた。

《光魔法【ライト】を習得しました。》

アナウンスが頭に流れた。

「と、とりあえず成功…成功に対する代償が大きいけど…」

まだチカチカする視界の中僕は自分が出したライトの方を向く

「…眩しい…」

LEDの全光をイメージしたのがいけなかったのかもしれない。次はそのライトに向かって常夜灯をイメージし、実行させてみた。

すると、

「お?おぉー…」

ライトはだんだんと光を抑えていき最終的にイメージしたのに変わった。

ポン…

「…あ、色まで変わるのね」

泡が割れた時になるようなポンって音を鳴らしオレンジ色に変わった。

《スキル【魔力操作】【魔力制御】を獲得しました。》

と、アナウンスが流れる。

「【魔力操作】と【魔力制御】か…まぁなんで取れたかは薄々わかるけど…こんなに簡単にスキル取れて良いものなのか?」

多分【魔力制御】は光を弱めたのに関係してそう…そして【魔力操作】はライトに色を付けたのに関係しているのかな?

「ま、今考えても分からないし定番物の【鑑定】とかを取ってからで良いかもね…そしてオレンジだと見にくいから白にして…明るさももう少し欲しいから…よし」

調整を済ませ、周りを見渡してみるとそこには、

「わぁ…古そう…いや、古いのかな?」

木の机と椅子、ベットに本棚?がその部屋にはあった。

「……」

机には一冊の本が置いてあった。気になったので手に取ってみる。

「"日記"…なるほど…」

僕はとりあえず本を開いた。
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