無能職の一人旅

白くまきゅん

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本(魔道書)に読み耽る日々

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「さて、次はどこの本棚の本を読もっかな…」

そう言いながら先程読み終わった本を本棚に片付け周りを見渡す。
最初ここにある本全て魔導書ではなく、ここには普通の本もあり、たまに魔導書がある感じだった。

「ん~…よし、この本棚にしよう!」

本棚に向かい脚立を上り端から本を取る。

「あ、この本魔物に関してのものかも」

あまり下を見ずに脚立を降りていく

最初魔導書を読んで、あれから多分三ヶ月が経った。

あの後他の本も見ようとまた本を取るために脚立を使おうとしてチャットのことが気になりチャットを開いた。
その日から約二日…チャットを通じて智に質問攻めにされました。

「ふむ…[この世界の魔物]か…」

本を開くとそこには最初アメーバみたいな絵図とその下にスライムと載っていた。

「へぇ、絵があるのは嬉しいことだね。スライム…定番モンスターだね!…多分?」

そこで智とのチャットが気になり開いてみる、するとそこには、

━━━━━
チャット

智╏あーマイクテスマイクテス…

名無し╏(・・*)?

なんか言っていた。

智╏こちらは今三回目となるダンジョン探索を行っていますオーダー?

名無し╏了解ですオーダー。

智╏とりあえず名無しをどうにかしろですオーダー

名無し╏いい感じの名前が思いつかないので無理ですオーダー(笑)

智╏あ、空から女の子が降ってきた。(リアルで)

名無し╏親方!空から女の子が!!

智╏バ〇ス!

名無し╏目がぁ!

智╏大丈夫?病院行く?

名無し╏(  ºДº)/オイ

智╏女の子について集まることになったから一旦そっちに向かう!ヾ('ω'⊂ )))Σ≡サラバ

名無し╏りょ!(`・ω・´)ゞ!!

━━━━━

「ダンジョンかぁ…僕もここから出たら入ってみようかな?ダンジョン」

出れるのか不思議に思いながらも本を読む事に集中した。

━━━━

「なるほどね、魔物って生き物とそうでないものが居るんだ…んで、そうでないものの代表的な魔物がスライムと」

そう言いながら本棚に本を片ずける

「さてお次は…なにこれ?」

その本はいかにも魔導書です。と言ってるような本

「[スキル【戻す】を持つ者の思い]?」

とりあえず読むことにした。

「あ…その前に、」

━━━━━━

智╏とりま落ち着いた。そしてなんかその女の子勇者の仲間になるっぽい

名無し╏あ…(察し)

智╏察したか、そういうことらしい…もうあれ何らかのスキルを使ってるんじゃね?って思うほど!…うん、羨まけしからん!

名無し╏もちつけ

智╏落ち着いたわ

名無し╏と、言うわけでちょっと没頭してくる

智╏なんかあるのか?

智には魔導書についてと部屋についてなどは言わなかった。言ったのは自分の姿となんでそっちに行けなかったということだけを言った。

「…なんで行けなかったのか理由言ったら智爆笑しやがりましたっけ…。」

そう言いながらチャットの続きを打つ

名無し╏まぁ少しね、貯めてたものを思いっきり解消するみたいな

智╏お、良いな!絶対それ爽快なやつじゃんか

名無し╏そゆこと、んじゃ行ってくる

智╏行ってら

━━━━━━

そうして僕は今まで見つけてきた魔導書と今持っている魔導書を読んでいく
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