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五廻目 視座
第96話 爆弾は目覚まし時計を止めるように
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「頭が痛くなるな……」
「ですが、事実です」
部屋についた俺は、霧山さんにこれまで起きたすべてのことを打ち明けた。最初こそ狂人を見る目で見られはしたが、向日葵、春佳と千冬の秘密、Utopia計画。そして霧山さんがSOWISをクラッキングして、春佳に関するデータを抜き出そうとしている――という事を話していくと次第にその表情は変化していき、最後には大きな溜め息と共に片手でこめかみを抑える仕草をするようになっていた。
「同じ時間を繰り返している――なんてことを信じろと?」
「はい」
「……私の周りにも突拍子もないことを言う人物は多くいたが、君のも大概だな。……だが、ここまで綺麗に丸裸にされては信じざるを得ない、か。そのミキという少女についても分からないが、それ以上にタイムループだなんて非現実的としか言いようがない。一体どういう原理で起きたのか……」
「やっぱり霧山さんでも分かりませんか?」
「そりゃあね。そんなもの解析できたら……ん? やっぱりってことは、もしかして私は前も同じことを言っていたのかな?」
「いえ、霧山さんに話すのはこれが初めてです。今のやっぱりっていうのは、以前無﨑に同じ質問をしたことがあったからで」
「タイムループについての質問を?」
「ええ」
「そうだったのか。確かに無﨑さんの方が詳しいかもしれないが、それで?」
「そんなものはあり得ないと言ってました」
そう、あの時無﨑はそんなものあり得ないと断言していた。だが、現にこうして起きてしまっている以上あり得るのだ。尤も、その理由については解らないままだが。
「そうか。SOWISを用いればもしかしたら――と思ったが、SOWISについて私より詳しい無﨑さんでも可能性が無いと言い切るのなら、誰にも分からないだろうな」
「霧山さんより無﨑のほうが詳しいんですか?」
「そりゃあね。私がCEOとして働いていた時も、無﨑さんはずっとSOWISの研究を続けていたから。……まあ、君の話を聞くに無﨑さんが嘘をついている可能性もゼロではないが。――それで、これからどうするか君の考えを聞かせてもらえるかな?」
「無﨑を拘束することができれば解決するのでは、と思うのですが。……どうでしょう?」
「無﨑さんを拘束か……」
「霧山さんからしたら心苦しいとは思いますが――」
「いや、心情の問題ではなくてね。単純にそれは難しいと思う」
「……それはどういう?」
AIを使えるのは霧山さんも同じなはず。もしや無﨑の方が権限が上なのか?
「実は、今朝から無﨑さんの行方が分からくなっているんだよ」
「無﨑の?」
まさか勘付かれた……? いや、そんなはずない。この世界ではまだ不審に思われる動きはほとんどしていないからだ。怪しまれる要素があるとするのなら、それこそ霧山さんに会いに行ったという一点だけだろうが、それ自体は前の世界においても同じことをしている。そもそも最初から俺の言動を監視していないと気付くことは無いはず。
……だとするなら、まさか無﨑も前の世界での出来事を覚えていて……? いや、仮にそうだとしても俺一人程度無﨑ならどうとでもできるはず。他にも記憶を引き継いでいる人がいると考えての行動だとしても、このPLOWにおいて無﨑を止められる可能性のある存在は、それこそ霧山さんぐらいしかいない。
霧山さんを警戒して姿をくらませた――というのも釈然としない。もし記憶を引き継いでいたのなら、唯一自身を制することのできる可能性のある霧山さんを真っ先に殺害、もしくは捕縛するはず。無﨑は〝秘匿〟されているのだからAIにも感知されない。奇襲すれば簡単だろう。
そのどちらもしていないということは、やはり無﨑は記憶を引き継いでいない可能性が高い。これもあくまで憶測でしかないが……。
「――とにかく、こちらで無﨑さんの捜索はしておく。設置してある爆弾については、なんとか解除するしかないだろうな」
「解除って、そんなに簡単に出来るものなんですか? それにもし無﨑がどこかで監視していたら……」
「そうだな。ではまず爆弾の解除についてだが、簡単だと言えるだろうね。映画で見るようなカラフルな導線を切る必要は無い。ただ電源を切ればいい、目覚まし時計を止めるのと同じようにね」
「なるほど……」
確かに、それなら特別な知識が無くても誰にでもできそうだ。
「次に無﨑さんが監視しているのでは――という疑問だが、その可能性は高いだろう」
「……それなら無理なのでは?」
無﨑が監視していたとするのなら、解除しようとした時点で異変を察して起爆しそうなものだ。
「いや、抜け道はあると思う。もし無﨑さんが監視していたとしても、爆弾に関しては直接自分の目で見る他ないからね」
「自分の目で……? どういう意味ですか?」
「仕掛けてある爆弾はAIに存在を感知させないよう細工していてね。これは如何に無﨑さんといえど私の合意無しでは変更できない。だから、どこか別の場所からリラックスしながら監視する――なんてことはできないんだよ。防犯カメラも細工される可能性を考慮しているだろうから、監視するなら直接だ」
「直接……」
そういえば、リリィも爆弾の存在は知らないと言っていた。あれはやはり嘘偽りない本音だったのだ。
しかし、それなら一体どうすればいいのか。爆弾を解除しに行けば無﨑に見られて起爆。爆弾の見える範囲にはいると限定できるものの、秘匿されているだろうからリリィやルメの力を借りることもできない。大勢の人や現実離れしたホログラムで溢れ返る中、自力で無﨑を見つけるのは困難だろう。況してルメを自由に使える無﨑を捕縛するのは……。
……ここで俺が頭を捻っていても何も変わらない。考えるのは霧山さんに任せて、ひとまず現場に行ってみることにしよう。そこで何か新しいことが分かるかもしれない。
「とりあえず、その爆弾がある場所まで行ってみます」
「行ってみますって、君一人で?」
「はい。霧山さんが付いてきたら無﨑に怪しまれますし、もしものことがあったら止めることのできる可能性のある人がいなくなってしまう。スタッフを向かわせるにも詳しい状況が分かっていないと危険だ」
「それはそうだが、もし無﨑さんが君の事を覚えていたらどうするんだ?」
「あっ、そうか……」
下手したら何も情報を得られず、ただ散歩してるだけで爆破――ということもあり得るのか。
「……君さえよければだが、私に名案がある」
霧山さんはニヤリと笑みを浮かべる。
「名案?」
「ああ。君には、イモリになってもらおう」
「…………は?」
「ですが、事実です」
部屋についた俺は、霧山さんにこれまで起きたすべてのことを打ち明けた。最初こそ狂人を見る目で見られはしたが、向日葵、春佳と千冬の秘密、Utopia計画。そして霧山さんがSOWISをクラッキングして、春佳に関するデータを抜き出そうとしている――という事を話していくと次第にその表情は変化していき、最後には大きな溜め息と共に片手でこめかみを抑える仕草をするようになっていた。
「同じ時間を繰り返している――なんてことを信じろと?」
「はい」
「……私の周りにも突拍子もないことを言う人物は多くいたが、君のも大概だな。……だが、ここまで綺麗に丸裸にされては信じざるを得ない、か。そのミキという少女についても分からないが、それ以上にタイムループだなんて非現実的としか言いようがない。一体どういう原理で起きたのか……」
「やっぱり霧山さんでも分かりませんか?」
「そりゃあね。そんなもの解析できたら……ん? やっぱりってことは、もしかして私は前も同じことを言っていたのかな?」
「いえ、霧山さんに話すのはこれが初めてです。今のやっぱりっていうのは、以前無﨑に同じ質問をしたことがあったからで」
「タイムループについての質問を?」
「ええ」
「そうだったのか。確かに無﨑さんの方が詳しいかもしれないが、それで?」
「そんなものはあり得ないと言ってました」
そう、あの時無﨑はそんなものあり得ないと断言していた。だが、現にこうして起きてしまっている以上あり得るのだ。尤も、その理由については解らないままだが。
「そうか。SOWISを用いればもしかしたら――と思ったが、SOWISについて私より詳しい無﨑さんでも可能性が無いと言い切るのなら、誰にも分からないだろうな」
「霧山さんより無﨑のほうが詳しいんですか?」
「そりゃあね。私がCEOとして働いていた時も、無﨑さんはずっとSOWISの研究を続けていたから。……まあ、君の話を聞くに無﨑さんが嘘をついている可能性もゼロではないが。――それで、これからどうするか君の考えを聞かせてもらえるかな?」
「無﨑を拘束することができれば解決するのでは、と思うのですが。……どうでしょう?」
「無﨑さんを拘束か……」
「霧山さんからしたら心苦しいとは思いますが――」
「いや、心情の問題ではなくてね。単純にそれは難しいと思う」
「……それはどういう?」
AIを使えるのは霧山さんも同じなはず。もしや無﨑の方が権限が上なのか?
「実は、今朝から無﨑さんの行方が分からくなっているんだよ」
「無﨑の?」
まさか勘付かれた……? いや、そんなはずない。この世界ではまだ不審に思われる動きはほとんどしていないからだ。怪しまれる要素があるとするのなら、それこそ霧山さんに会いに行ったという一点だけだろうが、それ自体は前の世界においても同じことをしている。そもそも最初から俺の言動を監視していないと気付くことは無いはず。
……だとするなら、まさか無﨑も前の世界での出来事を覚えていて……? いや、仮にそうだとしても俺一人程度無﨑ならどうとでもできるはず。他にも記憶を引き継いでいる人がいると考えての行動だとしても、このPLOWにおいて無﨑を止められる可能性のある存在は、それこそ霧山さんぐらいしかいない。
霧山さんを警戒して姿をくらませた――というのも釈然としない。もし記憶を引き継いでいたのなら、唯一自身を制することのできる可能性のある霧山さんを真っ先に殺害、もしくは捕縛するはず。無﨑は〝秘匿〟されているのだからAIにも感知されない。奇襲すれば簡単だろう。
そのどちらもしていないということは、やはり無﨑は記憶を引き継いでいない可能性が高い。これもあくまで憶測でしかないが……。
「――とにかく、こちらで無﨑さんの捜索はしておく。設置してある爆弾については、なんとか解除するしかないだろうな」
「解除って、そんなに簡単に出来るものなんですか? それにもし無﨑がどこかで監視していたら……」
「そうだな。ではまず爆弾の解除についてだが、簡単だと言えるだろうね。映画で見るようなカラフルな導線を切る必要は無い。ただ電源を切ればいい、目覚まし時計を止めるのと同じようにね」
「なるほど……」
確かに、それなら特別な知識が無くても誰にでもできそうだ。
「次に無﨑さんが監視しているのでは――という疑問だが、その可能性は高いだろう」
「……それなら無理なのでは?」
無﨑が監視していたとするのなら、解除しようとした時点で異変を察して起爆しそうなものだ。
「いや、抜け道はあると思う。もし無﨑さんが監視していたとしても、爆弾に関しては直接自分の目で見る他ないからね」
「自分の目で……? どういう意味ですか?」
「仕掛けてある爆弾はAIに存在を感知させないよう細工していてね。これは如何に無﨑さんといえど私の合意無しでは変更できない。だから、どこか別の場所からリラックスしながら監視する――なんてことはできないんだよ。防犯カメラも細工される可能性を考慮しているだろうから、監視するなら直接だ」
「直接……」
そういえば、リリィも爆弾の存在は知らないと言っていた。あれはやはり嘘偽りない本音だったのだ。
しかし、それなら一体どうすればいいのか。爆弾を解除しに行けば無﨑に見られて起爆。爆弾の見える範囲にはいると限定できるものの、秘匿されているだろうからリリィやルメの力を借りることもできない。大勢の人や現実離れしたホログラムで溢れ返る中、自力で無﨑を見つけるのは困難だろう。況してルメを自由に使える無﨑を捕縛するのは……。
……ここで俺が頭を捻っていても何も変わらない。考えるのは霧山さんに任せて、ひとまず現場に行ってみることにしよう。そこで何か新しいことが分かるかもしれない。
「とりあえず、その爆弾がある場所まで行ってみます」
「行ってみますって、君一人で?」
「はい。霧山さんが付いてきたら無﨑に怪しまれますし、もしものことがあったら止めることのできる可能性のある人がいなくなってしまう。スタッフを向かわせるにも詳しい状況が分かっていないと危険だ」
「それはそうだが、もし無﨑さんが君の事を覚えていたらどうするんだ?」
「あっ、そうか……」
下手したら何も情報を得られず、ただ散歩してるだけで爆破――ということもあり得るのか。
「……君さえよければだが、私に名案がある」
霧山さんはニヤリと笑みを浮かべる。
「名案?」
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