世間から外れていた俺はどうやら有名企業の社長令嬢の三つ子として転生したらしい。〜どうせやり直すなら記憶はいらないんですけど〜

陽風鹿乃

文字の大きさ
9 / 16

ろーきゅーぶ!!

しおりを挟む

キュッ!キュッ!ダムダムダム!キュッ!!ガシャン!

「うげ!」

バスケ部に入ると決めてから早1週間。私はバスケ部に入り練習をしていた。この学校の女子バスケは人数は取り敢えず居るが全国大会等は行けていないらしい。私も今は同じく初心者スタートの子達と1on1と呼ばれる物をしていた。

「やったー今回は私の勝ちー」

7対5で負けた…

1年生の入部者には経験者は居なく入部した7人の生徒である
美代(みよ)だ。他には由佳(ゆか)、千尋(ちひろ)、湯葉(ゆのは)、真希(まき)、未来(みらい)である。
由佳、千尋がショートヘアで美代、未来はロングヘアで湯葉、真希はセミロングと言うことくらいだ。
皆美少女…もう、どこのアニメだよ…

私は練習はしているものの元からそこまで手先が器用でない事を影響してドリブルとシュートの習得が遅かった。
パスとディフェンスならすごい自信ある。
でもシュートが入らなければ勝てない…

それにしても私に友達ができるなんてな…登校初日の自分が聞いたら合気道で投げられる……

「美代なんでそんなシュートうまいんだよ…」

「えへへ」


ピー!

「集合!」

顧問からの集合がかかり部員全員が走って集まる。
今日はもう終了と言うことらしい。時間も時間だし…あーあ、負けっぱなしかよ~。
美代に負けた事を悔しがりながらストレッチをし、サッと着替えると体育館を出た

「で?何?」

すぐ近くから聞き覚えのある声が聞こえた。私と同じ声、雪穂か彩夏だ。
私は足音をたてないように声のした方へと向かい隠れるようにして覗く。放課後…体育館裏…漫画みたいなシチュエーションだな。

「俺とさ付き合ってよ」

「嫌です」

声音的に雪穂かとおもっていたけど、ビンゴだったらしい。
告白か…相手は………知らんな…誰だあれ?
スポーツマンっぽい髪型してるけど、あれは自分モテるんで、って言うオーラ出してる系男子だな。いるよなスポーツを彼女を釣るための餌にするやつ。さてと…始めますか?

「なんで!?好きな奴とかいるの?」

「いないよ」

「じゃあなんで」

「純粋にタイプじゃない。では駄目なのかしら?」

おお!姉ちゃんいいボディ入ってるよ!大ダメージって訳でも無いけど精神的に確実にダメージが入る系だ、
いけいけ!やっちまえ!

「僕が!好きって言ってるんだぞ!」

あ、駄目だこいつ…

そいつは雪穂の腕を掴もうとした、けど次の瞬間に起きたのは雪穂の腕を掴むのではなく体が宙を舞い、背中から落ち強打したことだった

「まだ綺麗(意味深)な姉なので汚い手で触らないで貰えますかね」

「がはっ!がはっ!よくも投げ飛ばしたな!」

「何言ってるんですか?私は裾を掴んだだけですよ」

正確には裾に指を引っ掛け投げた。合気道の技である。
投げたは投げたが引っかかっちゃったと言えばなんとでもなるそれに…うちの長女に気安く触れようとしたこと後悔してもらおうか

「私は雪穂の妹です。貴方様に少し言いますね、@^`:*$*:*(?_$"^?((%5#:?(®™℉¿‘\®/¡§§€€○□▶★☆\(^o^)/(←とんでもない悪口)」

「あ……あ………あへ……?」

「おつかれさん」

「いやーーーーーーー!」


悪は去った。これであいつはもう女性恐怖症にでもなったろ。


「あ、ありがとう春」

「どういたしまして。と言いたいけどお礼言うならもう少し近くで言おうよ」

私がさっきまで覗いていた位置にまで逃げている

「い、いや…」

あ~…あれですかさっきの悪口に引いているのでしょうか…
軽く放送禁止になるくらいの事は言ってのけたけど、そこまでですか?ちょっと精神ぶっ壊しただけじゃないですか~
中学生とは思えぬボキャブラリーで女性への恐怖心とトラウマを植え付けただけなんだけどな…うちの長女は高く付きますよってさ…

「まぁいいや、これが私の仕事だから」

「仕事?」

「雪穂と彩夏の護衛。なんの為に習ったと思ってんのさ」

ごめんなさい…憧れただけです

「あ、ありがとう」

まぁ仕事と言うのは強ち嘘ではないしね。
いや…お金が出ないからボランティアか、言い方を変えればタダ働きだ。悪い虫は私が全て排除する

「さぁ帰ろう」

「そ、そうね」

私は既に彩夏の乗っていた雪穂を迎えの車に乗せて思いっきりドアを閉めると運転手にGOサインを出した
車は私を置いて駐車場から出ていく。一瞬だが雪穂が心底驚いている姿が見えた。そりゃそうだ、あの流れだと姉妹仲良く下校だろうが、今日はそうは行かない

駐車場から校門の方へ行くと

「美春~おそいーよー」

バスケ部1年生組と一緒にご飯に行くからだ
家の中で唯一門限が遅い私の特権である。夜道で襲われようが対応できるだけの術は得ているからだ、姉2人は門限が中学生と言うこともあって以上に早いのだ。いや~武術やってよかった


「ごめん、ごめん」

今やかつての余計な友達は作らない宣言は消滅していた。教室では一之宮さんが以外と話したことすら無いが、こうして部活での友達ができた。前世の俺がこの景色見たら「とうとう焼きが回ったなロリコン俺よ失望したぞ」とか言われそう…
こんなに友達ができて驚いているのはこっちだっての…

「で?どこ行くの?」

「「お好み焼き!」」

チョイスが男子高校生……あ、あれかお嬢様育ち故に食べた事無いってやつか、そうかそうか。よしここはいっちょ平民上がりの"俺の"出番だな!

「じゃあ行こっか」

「「「「レッツゴー!」」」」

と学校を出た。目指すはお好み焼き屋!

制服に匂い移るのいやだな…あっちに行ったら部活のチームパーカーを着よう!

10数年ぶりのお好み焼き楽しみだぁぁ!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について

沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。 かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。 しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。 現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。 その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。 「今日から私、あなたのメイドになります!」 なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!? 謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける! カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!

俺をフッた女子に拉致されて、逃げ場のない同棲生活が始まりました

ちくわ食べます
恋愛
大学のサークル飲み会。 意を決して想いを告げた相手は、学内でも有名な人気女子・一ノ瀬さくら。 しかし返ってきたのは―― 「今はちょっと……」という、曖昧な言葉だった。 完全にフラれたと思い込んで落ち込む俺。 その3日後――なぜか自分のアパートに入れなくなっていた。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

処理中です...