1 / 6
神社の二人、そして巫女
しおりを挟む
八月の初旬の神社の参道は人もまばらだった。
「そう言えばさ、あっちゃん。今年の蝉、やけに多いと思わない……?」
「そうかなー?」
あっちゃんこと、敦子は食べかけの青いソーダアイスを口にほうばりながら、隣を歩く静夫を見上げてそう言った。
彼女のフワフワの短い髪とスカートが揺れた。
その表情は嬉しげではあったが、蝉の話にはまるで関心が無いようだった。
敦子と静夫は高校の夏休み中で、商店街でブラブラしている途中に偶然会い、ここまで二人でやって来たのだった。
「いつもの妄想してたんでしょ。世界に対する違和感とか……」
「あ、まあ……そんなとこ」
「セミとか毎年こんなもんでしょ。気にしすぎだよ、シー君」
そう言って敦子はパッと静夫の腕を自分の華奢な両腕で掴んだ。
ついでに胸まで当てたので、静夫はその感触に少しドギマギした。
「い、いつもより多いような気がするんだけどな……」
静夫は腕の感触を気にしながらも辺りを見回した。
蝉の声がそこいら中に響き渡っている。
「あ、そうだ!」
静夫は何かを思い付いたようだった。
「あっちゃんさ、前に知り合いに変な昆虫学者がいるって言ってたよね? 確か……いとこの……名前なんだっけ?」
それを聞いた敦子はちょっと不満げにこう言った。
「あー、あの話、覚えてたんだ……」
「前に言ってたよね」
「……会いたいの?」
「有名なんだろ? ちょっと蝉のこと聞いてみたいんだ。前から一度会ってみたかったし!」
「そうなんだ……んー……」
敦子は暫くの間、唇に指を当てて考えていた。
「いいけど……そうだな」
敦子は目を輝かせてこう言った。
「ギュッとしてくれたら考える!」
「……ギュッと?」
「こうっ!」
そう言って敦子は静夫の体にギュッとしがみついた。
「……シー君、いい匂い~!」
「自分でギュッとしてんじゃん……」
敦子は静夫を見上げてこう言った。
「そこを上からギュッとでしょうが」
静夫はキョトンとした顔で敦子を見つめ、上から敦子をギュッと抱きしめた。
「こう?」
敦子は自分で言っておきながら、ドギマギしつつ、明後日の方向を見つめた。
「シー君、それは積極的過ぎだよ……?」
「いや……そうか?」
敦子の顔が赤い。
「何か……ドキドキしちゃうよ……」
「そ、そういうこと言うなよ、お、オレも……ドキドキ……しちゃうじゃないか!」
「シー君……」
敦子が静夫を見つめる。
「いや、あの……あっちゃん……? あの……!?」
そして、セミの声が段々と……。
「あー、あー、お二人さん」
声をかけてきたのは一人の巫女だった。長い黒髪を後ろで結っている。
敦子はその姿をしばらくじっと見ていたが、ハッと気付いた。
「あ、あれ? もしかして、さわちん? きゃー、巫女姿可愛いー! 初めて見た!」
「ひ、比村さん……!? いや、あの、これは!」
さわちんこと、比村沢子はジト目で二人の姿を上から下までマジマジと観察し、こう言った。
「神聖な神社の! 社務所のまえで……」
と、沢子は自分の口元に付いていたご飯粒に気付き、指で口の中に放り込んだ。
「……同級生がいちゃいちゃハレンチなことをしているなんて! 思わず箸と茶碗置いて出て来ちゃったじゃない!」
敦子はちょっとすまなそうにこう言った。
「ごめーん、ついつい、あ、あたしはそこまでする気は無かったんだけど……神原君が積極的で……」
「ちょ、あっちゃん?」
沢子が言った。
「一部始終見てましたけどー」
「な! あっ……ぁのぁの! えーと! ……さわちんのオタンコナスー!」
沢子に全て見透かされていた敦子は、とりあえず罵倒した。
静夫は、ほれ見ろ正義は勝つといった表情でニヤニヤと見ている。
「ナスとかチンは付いてませんよー」
そう言って沢子は袴の裾を少したくしあげた。
「うわ、さわちん! 大胆すぎ! 生足っ! シー君見ちゃダメー!」
敦子は慌てて静夫の目を覆った。
沢子は言った。
「いつも制服のスカートから生やしてるじゃない? 二本も。しかも太ももまで」
「巫女姿は違うの!そんな強力なウエポン装備で生足見せんなー!」
「そう言うのものかしら……」
沢子は自分の足を左右からチラチラと見た後、こう続けた。
「……別に誰がどうくっつこうといいんだけどさ。あたしん家の目の前でちちくりあうのは止めてくれる?」
「あたしん家?」
敦子はきょろきょろと左右を見回した。
神社の風景が見えている。
「社務所が家なの」
「あー、そうなんだ」
沢子は腰に手を当てて周りの蝉の大合唱する様を見回した。
「にしても……何か今年の蝉、うるさすぎない? もう……ミンミンミンミン……」
「……だよね、だよね!」
静夫は初めて得た理解者に声を弾ませてそう言った。
「ご飯食べてても、気が気じゃないわ。あ、そう言えばご飯!」
沢子は社務所に残して来たご飯に気が付いて、戻ろうか戻るまいかアタフタとした。
「あれ、今、何か冷たい物が当たったような」
敦子がそう言った。
見ると、さっきまでスッキリ晴れていた空に黒雲が渦巻き始めていた。
ゴロゴロと音が聞こえている。
「あ、降ってきたー!」
ザーッとと大粒の雨が降ってきた。
参道の敷石が見る見るうちに黒く濡れていく。
三人とも一気に雨に濡れた。
沢子が慌てて二人に言った。
「二人とも、ちょっと中に入って! こっち!」
沢子が走って社務所に入って行った。
敦子と静夫も後を追いかけて社務所へと入った。
「お邪魔しまーす!」
「失礼します!」
社務所の中は外の天気のせいか少し薄暗かった。
生活感はあまりなく、神社らしい神妙な空気感が漂っている。
「あっちゃん達、ちょっとそこで待ってて。奥からタオル持ってくるから」
「ありがとー! さわちーん!」
静夫は敦子のブラウスが濡れて透けているのに気付いた。
敦子はそれに気付くと後ろを向いた。
「シー君、見ないー!」
「ご、ごめ、つい。本能だから!」
静夫は横を向いた。
暫くすると雷が激しく鳴り始め、外が白く見える程の土砂降りになった。
「はい、タオル。拭いて拭いて」
二人とも、沢子に渡されたタオルでゴシゴシと拭いた。
「お茶でもいれるから、上がって上がって。こっち! 台所だから。来て来てー」
二人は沢子の後に続いて廊下を歩いていった。
奥まで行くと台所があり、二人はテーブルに腰掛けた。
沢子は冷蔵庫を開け、麦茶を出し、コップに注いで二人に出した。
外を見るとサーっと音がして水煙が上がるほどの土砂降りになっていた。
沢子が感嘆した調子で言った。
「うわー、すごいねー」
「ちょっとこれは凄すぎでしょ」
敦子もテーブルから立ち上がり、沢子と一緒に窓の外の見物を始めた。
小一時間ほど経つと雨はやんだ。
「さわちん、色々ありがとー!」
沢子と二人は手を振り合って分かれた。二人は商店街に向かって歩き始めた。
歩きながら静夫は敦子に話しかけた。
「最近、こういう凄い雨多いよね」
「だねー。凄いねー」
静夫は何か考え事をしている。
それを見た敦子は静夫に尋ねた。
「どうかしたの?」
「……いや……何か……いや、まさかね……」
「何?何のこと?」
「……気のせいだと思う……」
「何?」
「んー、蝉がね、大合唱すると……その……雨が降るような……」
敦子は静夫の脇腹を指で突っついて言った。
「なーにバカなこと言ってんの、シー君ったら。考えすぎだよ」
「そうだよね、何言ってるんだろうオレ……」
「そんなことがあるのなら、諺になってるよ『蝉が鳴くと雨が降るー』って」
「そのまんまじゃん……」
「いーの!」
空を見上げると西の空が少し赤らんでいた。
静夫は続けた。
「そういえば、さっきの話だけど……」
「何だっけ?」
「昆虫学者の……」
「ああ……!」
そう言うと、敦子はバッグから携帯を取り出した。
「……電話してみるよ」
「おお、サンキュ!」
しばらく敦子は後ろを向いて電話をしていた。
「出ないなー」
「出ないの?」
「うんー……忙しいのかな? また今度でいい?」
「あ、うん」
二人は商店街の入り口に差し掛かった。
商店街は買い物客で混雑していた。
その時、後ろからタタタと人の近づく音がした。
「そう言えばさ、あっちゃん。今年の蝉、やけに多いと思わない……?」
「そうかなー?」
あっちゃんこと、敦子は食べかけの青いソーダアイスを口にほうばりながら、隣を歩く静夫を見上げてそう言った。
彼女のフワフワの短い髪とスカートが揺れた。
その表情は嬉しげではあったが、蝉の話にはまるで関心が無いようだった。
敦子と静夫は高校の夏休み中で、商店街でブラブラしている途中に偶然会い、ここまで二人でやって来たのだった。
「いつもの妄想してたんでしょ。世界に対する違和感とか……」
「あ、まあ……そんなとこ」
「セミとか毎年こんなもんでしょ。気にしすぎだよ、シー君」
そう言って敦子はパッと静夫の腕を自分の華奢な両腕で掴んだ。
ついでに胸まで当てたので、静夫はその感触に少しドギマギした。
「い、いつもより多いような気がするんだけどな……」
静夫は腕の感触を気にしながらも辺りを見回した。
蝉の声がそこいら中に響き渡っている。
「あ、そうだ!」
静夫は何かを思い付いたようだった。
「あっちゃんさ、前に知り合いに変な昆虫学者がいるって言ってたよね? 確か……いとこの……名前なんだっけ?」
それを聞いた敦子はちょっと不満げにこう言った。
「あー、あの話、覚えてたんだ……」
「前に言ってたよね」
「……会いたいの?」
「有名なんだろ? ちょっと蝉のこと聞いてみたいんだ。前から一度会ってみたかったし!」
「そうなんだ……んー……」
敦子は暫くの間、唇に指を当てて考えていた。
「いいけど……そうだな」
敦子は目を輝かせてこう言った。
「ギュッとしてくれたら考える!」
「……ギュッと?」
「こうっ!」
そう言って敦子は静夫の体にギュッとしがみついた。
「……シー君、いい匂い~!」
「自分でギュッとしてんじゃん……」
敦子は静夫を見上げてこう言った。
「そこを上からギュッとでしょうが」
静夫はキョトンとした顔で敦子を見つめ、上から敦子をギュッと抱きしめた。
「こう?」
敦子は自分で言っておきながら、ドギマギしつつ、明後日の方向を見つめた。
「シー君、それは積極的過ぎだよ……?」
「いや……そうか?」
敦子の顔が赤い。
「何か……ドキドキしちゃうよ……」
「そ、そういうこと言うなよ、お、オレも……ドキドキ……しちゃうじゃないか!」
「シー君……」
敦子が静夫を見つめる。
「いや、あの……あっちゃん……? あの……!?」
そして、セミの声が段々と……。
「あー、あー、お二人さん」
声をかけてきたのは一人の巫女だった。長い黒髪を後ろで結っている。
敦子はその姿をしばらくじっと見ていたが、ハッと気付いた。
「あ、あれ? もしかして、さわちん? きゃー、巫女姿可愛いー! 初めて見た!」
「ひ、比村さん……!? いや、あの、これは!」
さわちんこと、比村沢子はジト目で二人の姿を上から下までマジマジと観察し、こう言った。
「神聖な神社の! 社務所のまえで……」
と、沢子は自分の口元に付いていたご飯粒に気付き、指で口の中に放り込んだ。
「……同級生がいちゃいちゃハレンチなことをしているなんて! 思わず箸と茶碗置いて出て来ちゃったじゃない!」
敦子はちょっとすまなそうにこう言った。
「ごめーん、ついつい、あ、あたしはそこまでする気は無かったんだけど……神原君が積極的で……」
「ちょ、あっちゃん?」
沢子が言った。
「一部始終見てましたけどー」
「な! あっ……ぁのぁの! えーと! ……さわちんのオタンコナスー!」
沢子に全て見透かされていた敦子は、とりあえず罵倒した。
静夫は、ほれ見ろ正義は勝つといった表情でニヤニヤと見ている。
「ナスとかチンは付いてませんよー」
そう言って沢子は袴の裾を少したくしあげた。
「うわ、さわちん! 大胆すぎ! 生足っ! シー君見ちゃダメー!」
敦子は慌てて静夫の目を覆った。
沢子は言った。
「いつも制服のスカートから生やしてるじゃない? 二本も。しかも太ももまで」
「巫女姿は違うの!そんな強力なウエポン装備で生足見せんなー!」
「そう言うのものかしら……」
沢子は自分の足を左右からチラチラと見た後、こう続けた。
「……別に誰がどうくっつこうといいんだけどさ。あたしん家の目の前でちちくりあうのは止めてくれる?」
「あたしん家?」
敦子はきょろきょろと左右を見回した。
神社の風景が見えている。
「社務所が家なの」
「あー、そうなんだ」
沢子は腰に手を当てて周りの蝉の大合唱する様を見回した。
「にしても……何か今年の蝉、うるさすぎない? もう……ミンミンミンミン……」
「……だよね、だよね!」
静夫は初めて得た理解者に声を弾ませてそう言った。
「ご飯食べてても、気が気じゃないわ。あ、そう言えばご飯!」
沢子は社務所に残して来たご飯に気が付いて、戻ろうか戻るまいかアタフタとした。
「あれ、今、何か冷たい物が当たったような」
敦子がそう言った。
見ると、さっきまでスッキリ晴れていた空に黒雲が渦巻き始めていた。
ゴロゴロと音が聞こえている。
「あ、降ってきたー!」
ザーッとと大粒の雨が降ってきた。
参道の敷石が見る見るうちに黒く濡れていく。
三人とも一気に雨に濡れた。
沢子が慌てて二人に言った。
「二人とも、ちょっと中に入って! こっち!」
沢子が走って社務所に入って行った。
敦子と静夫も後を追いかけて社務所へと入った。
「お邪魔しまーす!」
「失礼します!」
社務所の中は外の天気のせいか少し薄暗かった。
生活感はあまりなく、神社らしい神妙な空気感が漂っている。
「あっちゃん達、ちょっとそこで待ってて。奥からタオル持ってくるから」
「ありがとー! さわちーん!」
静夫は敦子のブラウスが濡れて透けているのに気付いた。
敦子はそれに気付くと後ろを向いた。
「シー君、見ないー!」
「ご、ごめ、つい。本能だから!」
静夫は横を向いた。
暫くすると雷が激しく鳴り始め、外が白く見える程の土砂降りになった。
「はい、タオル。拭いて拭いて」
二人とも、沢子に渡されたタオルでゴシゴシと拭いた。
「お茶でもいれるから、上がって上がって。こっち! 台所だから。来て来てー」
二人は沢子の後に続いて廊下を歩いていった。
奥まで行くと台所があり、二人はテーブルに腰掛けた。
沢子は冷蔵庫を開け、麦茶を出し、コップに注いで二人に出した。
外を見るとサーっと音がして水煙が上がるほどの土砂降りになっていた。
沢子が感嘆した調子で言った。
「うわー、すごいねー」
「ちょっとこれは凄すぎでしょ」
敦子もテーブルから立ち上がり、沢子と一緒に窓の外の見物を始めた。
小一時間ほど経つと雨はやんだ。
「さわちん、色々ありがとー!」
沢子と二人は手を振り合って分かれた。二人は商店街に向かって歩き始めた。
歩きながら静夫は敦子に話しかけた。
「最近、こういう凄い雨多いよね」
「だねー。凄いねー」
静夫は何か考え事をしている。
それを見た敦子は静夫に尋ねた。
「どうかしたの?」
「……いや……何か……いや、まさかね……」
「何?何のこと?」
「……気のせいだと思う……」
「何?」
「んー、蝉がね、大合唱すると……その……雨が降るような……」
敦子は静夫の脇腹を指で突っついて言った。
「なーにバカなこと言ってんの、シー君ったら。考えすぎだよ」
「そうだよね、何言ってるんだろうオレ……」
「そんなことがあるのなら、諺になってるよ『蝉が鳴くと雨が降るー』って」
「そのまんまじゃん……」
「いーの!」
空を見上げると西の空が少し赤らんでいた。
静夫は続けた。
「そういえば、さっきの話だけど……」
「何だっけ?」
「昆虫学者の……」
「ああ……!」
そう言うと、敦子はバッグから携帯を取り出した。
「……電話してみるよ」
「おお、サンキュ!」
しばらく敦子は後ろを向いて電話をしていた。
「出ないなー」
「出ないの?」
「うんー……忙しいのかな? また今度でいい?」
「あ、うん」
二人は商店街の入り口に差し掛かった。
商店街は買い物客で混雑していた。
その時、後ろからタタタと人の近づく音がした。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
現代文学
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる