468 / 486
第九章:奪還作戦と、国の闇
468:大祭級・覚醒への道~竹
しおりを挟む
「ねぇ……貴方達。これからも、わたくしと共に楽しんでくれるかしら?」
「……は……い」
「ぅん……」
「よろ……こん……で」
「自我は統一されてしまうけど、それでもよくて?」
死んだ瞳で頷く十名。どう見てもゾンビが、中途半端に意識があるような存在がそこにいた。
イルミスはそれを見て、「わかったわ」と一つ頷くと、流に向けて話す。
「ねぇ流。わたくしは正式に、貴方のものになった訳じゃないですわ。でも一つお願いがありますわ」
「ん~配下になるってんならお断りだが? それ以外ならまぁ、内容次第でいいぜ?」
「ふふ、本当に用心深くて嫌ですわ。別に難しいことじゃありませんですわ。ただ一人じゃ不安でしょう? だから力をかしてほしいのですわ」
そうイルミスは言うと、流の左手を取る。そのまま亡者に向き合うと、自然にその名を口にする。
スラスラと、何の迷いもなく次々と名を与える。そして願うように呪文を唱えると、その後「パラダイス・シフト」と強く願い使う。
瞬間、流の体が白く発光したかと思えば、不思議な力が流の手から自分の体へと伝わる。
さらにそれが亡者たちへと別の力に変わり、ながれて行くのをイルミスは感じた。
(やっぱり……。そう、千石様が言っていた事。これがそうなのね……)
イルミスは目の前の亡者が、劇的変化を遂げるのを懐かしいものを見るように見つめる。
それは過去、イルミスが愛した者たち――。
「おかえりなさい……みんな。また会えるとは思わなかったわ」
「――っっ。って、え? イルミス? え、なんかお前白くなってね?」
「イルミスちゃん!? え? どうして……ここは一体なに?」
「のっす……ええ? どこん?」
「もぅ……本当に……何もかもあのまま……」
イルミスは赤い瞳からとめどなく涙をながす。それは失われた過去が蘇った奇跡に。そして、それをもたらした流に感謝を込めて。
「ちょ、ちょっと待てイルミス。今すっごい俺の中から、ゴッソリと力を抜かれたぞ!? 何をしたんだ?」
「半信半疑でしたが、貴方の力を分けてもらいました。それで彼らを復活させたのです」
「ちょっと待て! そんな簡単に死者が蘇るものなのか?」
「ええ、それは違いますわ。なぜなら……」
イルミスは備前長船を目の前の、巨漢の男へ向けて備前長船を一閃する。
すると巨漢の男は、「ぶべッ」と空気の抜けたような悲鳴をあげ、そのまま倒れる。
「お、おい。お前一体何をしているんだッ!? 復活させてから殺すとか、意味が分からんぞ!」
「まぁそう言わず、見ていてほしいですわ」
イルミスの行動に驚く一同は、斬られた巨漢の男を見る。
すると何事も無かったかのように起き上がると、イルミスへと向けて怒鳴りだす。
「イルミスぅ! おまえなにすんだよー!? ってあれ? 痛くねぇ?」
「そう言うわけですわ。彼らは蘇ってもいなければ、生きてもいない。言うなれば魂のみを、あの体に降ろしたと思ってほしいですわ」
「そんな事が可能なのか……」
「可能ですわ。わたくしならね」
「そ、それにアイツラ。あのゾンビの中の人はどうした?」
「人格が二つありますが、今表に出ている者に統合されていますわ。むろん自然に違和感なく」
「何でもありだな……」
(ただ、こんな何も用意しない状態。しかも大祭級の魔法すら使わず、やり遂げる事などありえませんわ。流、貴方本当に一体……)
魂を擬似的に降ろす。それを受け入れるほどの器。しかも狙った魂を確実に降ろした現実に、イルミスは身震いする。
こんなものは通常行うとしたら大祭級の大魔法か、それに類する儀式でも無い限り不可能なのだから。
さらに魔法や儀式に成功したとしても、結果がほとんどが失敗が多いこの魔法。それが狙ったものと違くなるのは、当然とも言えるだろう。
だが今現実に起こったこと。それは十人とも、イルミスが願った相手。過去にイルミスと共に戦った、勇猛な戦士たちがここにいたのだから。
「あぁぁ~なんだこれ……すっごく疲れたんだが……」
「あ、ナガレ大丈夫? もぅ、イルミス伯爵。手加減してくださいよね?」
セリアが倒れるように座り込む流の背後に回ると、その背中を支える。そしてアイテムバッグから水筒を取り出すと、流へと渡す。
それを美味しそうに飲む流を見ながら、過去の戦士達はイルミスへと問う。
「おいイルミス。まさか俺たち復活したのか?」
「ええ。魂だけね。肉体はわたくしに協力してくれてる、ありがたい人達のだからお礼を言ってね?」
「わ、わかった。って言うか……うっそだろ……お前その姿、ヴァンパイアか!?」
「ええ、貴方達が逝ってから色々あってね」
しばらくイルミスはその説明をしているあいだ、流は美琴と話す。それは今回の疑問についてだ。
「なぁ美琴。俺の名付けはそんなにヤバいのか? それに今回、俺は直接なにもしてないが、一体なんだこりゃ?」
『……うん。それはね、流様がどこぞの神に選ばれたからだよ。あはは……』
「? そう言うもんかねぇ? まぁいいが。ったく、イルミスのやつ。やるならやると言ってくれよなぁ。思いっきり疲れたぞ」
――その頃、悲恋の中にある城内にある一室で、このやり取りを見ている者たちがいた。
『向日葵。うまく仕向けたようだが、大殿は大丈夫なのか?』
『ふぇ~三左衛門様、大丈夫ですよ~。これでまた覚醒に一歩近づいたと思いますねぇ。ほら、右手の印に変化があります』
『……竹が染まり始めておるのか?』
見れば流の印を囲むようにある竹の模様。それが色づき始めていた。
その様子が今後どのように変化するのか、ここにいる全員予測不能。ただ……。
『大殿様は確実に狂っています。そう、私達がこうなった原因も、彼にあるのですから』
向日葵の言葉に一同は頷く。そして流の未来に不安を感じながらも、期待を込めて見つめるのだった。
「……は……い」
「ぅん……」
「よろ……こん……で」
「自我は統一されてしまうけど、それでもよくて?」
死んだ瞳で頷く十名。どう見てもゾンビが、中途半端に意識があるような存在がそこにいた。
イルミスはそれを見て、「わかったわ」と一つ頷くと、流に向けて話す。
「ねぇ流。わたくしは正式に、貴方のものになった訳じゃないですわ。でも一つお願いがありますわ」
「ん~配下になるってんならお断りだが? それ以外ならまぁ、内容次第でいいぜ?」
「ふふ、本当に用心深くて嫌ですわ。別に難しいことじゃありませんですわ。ただ一人じゃ不安でしょう? だから力をかしてほしいのですわ」
そうイルミスは言うと、流の左手を取る。そのまま亡者に向き合うと、自然にその名を口にする。
スラスラと、何の迷いもなく次々と名を与える。そして願うように呪文を唱えると、その後「パラダイス・シフト」と強く願い使う。
瞬間、流の体が白く発光したかと思えば、不思議な力が流の手から自分の体へと伝わる。
さらにそれが亡者たちへと別の力に変わり、ながれて行くのをイルミスは感じた。
(やっぱり……。そう、千石様が言っていた事。これがそうなのね……)
イルミスは目の前の亡者が、劇的変化を遂げるのを懐かしいものを見るように見つめる。
それは過去、イルミスが愛した者たち――。
「おかえりなさい……みんな。また会えるとは思わなかったわ」
「――っっ。って、え? イルミス? え、なんかお前白くなってね?」
「イルミスちゃん!? え? どうして……ここは一体なに?」
「のっす……ええ? どこん?」
「もぅ……本当に……何もかもあのまま……」
イルミスは赤い瞳からとめどなく涙をながす。それは失われた過去が蘇った奇跡に。そして、それをもたらした流に感謝を込めて。
「ちょ、ちょっと待てイルミス。今すっごい俺の中から、ゴッソリと力を抜かれたぞ!? 何をしたんだ?」
「半信半疑でしたが、貴方の力を分けてもらいました。それで彼らを復活させたのです」
「ちょっと待て! そんな簡単に死者が蘇るものなのか?」
「ええ、それは違いますわ。なぜなら……」
イルミスは備前長船を目の前の、巨漢の男へ向けて備前長船を一閃する。
すると巨漢の男は、「ぶべッ」と空気の抜けたような悲鳴をあげ、そのまま倒れる。
「お、おい。お前一体何をしているんだッ!? 復活させてから殺すとか、意味が分からんぞ!」
「まぁそう言わず、見ていてほしいですわ」
イルミスの行動に驚く一同は、斬られた巨漢の男を見る。
すると何事も無かったかのように起き上がると、イルミスへと向けて怒鳴りだす。
「イルミスぅ! おまえなにすんだよー!? ってあれ? 痛くねぇ?」
「そう言うわけですわ。彼らは蘇ってもいなければ、生きてもいない。言うなれば魂のみを、あの体に降ろしたと思ってほしいですわ」
「そんな事が可能なのか……」
「可能ですわ。わたくしならね」
「そ、それにアイツラ。あのゾンビの中の人はどうした?」
「人格が二つありますが、今表に出ている者に統合されていますわ。むろん自然に違和感なく」
「何でもありだな……」
(ただ、こんな何も用意しない状態。しかも大祭級の魔法すら使わず、やり遂げる事などありえませんわ。流、貴方本当に一体……)
魂を擬似的に降ろす。それを受け入れるほどの器。しかも狙った魂を確実に降ろした現実に、イルミスは身震いする。
こんなものは通常行うとしたら大祭級の大魔法か、それに類する儀式でも無い限り不可能なのだから。
さらに魔法や儀式に成功したとしても、結果がほとんどが失敗が多いこの魔法。それが狙ったものと違くなるのは、当然とも言えるだろう。
だが今現実に起こったこと。それは十人とも、イルミスが願った相手。過去にイルミスと共に戦った、勇猛な戦士たちがここにいたのだから。
「あぁぁ~なんだこれ……すっごく疲れたんだが……」
「あ、ナガレ大丈夫? もぅ、イルミス伯爵。手加減してくださいよね?」
セリアが倒れるように座り込む流の背後に回ると、その背中を支える。そしてアイテムバッグから水筒を取り出すと、流へと渡す。
それを美味しそうに飲む流を見ながら、過去の戦士達はイルミスへと問う。
「おいイルミス。まさか俺たち復活したのか?」
「ええ。魂だけね。肉体はわたくしに協力してくれてる、ありがたい人達のだからお礼を言ってね?」
「わ、わかった。って言うか……うっそだろ……お前その姿、ヴァンパイアか!?」
「ええ、貴方達が逝ってから色々あってね」
しばらくイルミスはその説明をしているあいだ、流は美琴と話す。それは今回の疑問についてだ。
「なぁ美琴。俺の名付けはそんなにヤバいのか? それに今回、俺は直接なにもしてないが、一体なんだこりゃ?」
『……うん。それはね、流様がどこぞの神に選ばれたからだよ。あはは……』
「? そう言うもんかねぇ? まぁいいが。ったく、イルミスのやつ。やるならやると言ってくれよなぁ。思いっきり疲れたぞ」
――その頃、悲恋の中にある城内にある一室で、このやり取りを見ている者たちがいた。
『向日葵。うまく仕向けたようだが、大殿は大丈夫なのか?』
『ふぇ~三左衛門様、大丈夫ですよ~。これでまた覚醒に一歩近づいたと思いますねぇ。ほら、右手の印に変化があります』
『……竹が染まり始めておるのか?』
見れば流の印を囲むようにある竹の模様。それが色づき始めていた。
その様子が今後どのように変化するのか、ここにいる全員予測不能。ただ……。
『大殿様は確実に狂っています。そう、私達がこうなった原因も、彼にあるのですから』
向日葵の言葉に一同は頷く。そして流の未来に不安を感じながらも、期待を込めて見つめるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
無能認定され王宮から追放された俺、実は竜の言葉が話せたのでSSS級最凶竜種に懐かれ、気がついたら【竜人王】になってました。
霞杏檎
ファンタジー
田舎の村から上京して王宮兵士となって1年半……
まだまだ新人だったレイクは自身がスキルもろくに発動できない『無能力者』だと周りから虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、『スキルが発動しない無能はこの王宮から出て行け』と自身が働いていたイブニクル王国の王宮から解雇・追放されてしまった。
そして挙げ句の果てには、道中の森でゴブリンに襲われる程の不遇様。
だが、レイクの不運はまだ続く……なんと世界を破壊する力を持つ最強の竜種"破滅古竜"と出会ってしまったのである!!
しかし、絶体絶命の状況下で不意に出た言葉がレイクの運命を大きく変えた。
ーーそれは《竜族語》
レイクが竜族語を話せると知った破滅古竜はレイクと友達になりたいと諭され、友達の印としてレイクに自身の持つ魔力とスキルを与える代わりにレイクの心臓を奪ってしまう。
こうしてレイクは"ヴィルヘリア"と名乗り美少女の姿へと変えた破滅古竜の眷属となったが、与えられた膨大なスキルの量に力を使いこなせずにいた。
それを見たヴィルヘリアは格好がつかないと自身が師匠代わりとなり、旅をしながらレイクを鍛え上げること決める。
一方で、破滅古竜の悪知恵に引っかかったイブニクル王国では国存続の危機が迫り始めていた……
これは"無能"と虐げられた主人公レイクと最強竜種ヴィルヘリアの師弟コンビによる竜種を統べ、レイクが『竜人王』になるまでを描いた物語である。
※30話程で完結します。
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる