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036:ス釣タスと使い方
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「んあ~大和ありがとぅだワン! でもえらいワレを助けられる栄誉を、ドヤ顔でほこるがいいんだワン」
「ハイハイえらいえらい。まったく、あんな所を走ったら危ないだろう?」
『本当にこまった駄犬ですよ』
そう言いながら階段を上り、岩の土台ともいえるてっぺんに着く。
「本当にすごい眺めだよなぁ……」
『ええ。これを独り占めできるなんて、本当に主は果報者ですよ』
「すっごいワンねぇ。普段まじめなワレでも、お昼寝しちゃうかもしれないんだワン」
あいも変わらずの贅沢な眺めに、三人(?)の感動の声が重なった。
でも、わん太郎。おまえは何時も昼寝しているのが分かるぞ。絶対寝ていると確信がある。
「さて、わん太郎がさっき言ってた事への答えを見せますか」
不思議そうに「どうするんだワン?」という、わん太郎を頭に乗せつつ木材がおいてある真上へと来る。
それに「こうするのさ」といいながら、相棒を軽く振りかぶり真下へと虎色ルアーを投げる。
一瞬フワリと木材が動いた次の瞬間、一気に相棒を引き上げて木材を宙に浮かせる。
そのまま糸巻き機械を高速で巻いて、勢いよく左隣へと木材を引き上げた。
「わぁ! こんなにいっぱい引き上げるなんて、大和は力持ちなんだワンねぇ」
「いやいや。子供だし、そんなに腕の力は無いってば」
「んぁ? じゃあどうして出来たんだワン?」
「それは攻釣力のおかげかな。相棒を使い続けているうちに分かったんだけど、レベルが上がればあがるほど、重いものでも軽くさばけるのよ」
「ほぇ~それは凄いんだワンねぇ」
驚くわん太郎に、相棒はのけぞりながら得意げに答える。
『そうですよ。私が居る限り、主は苦労をしないのです』
「ってワケらしいぜ? あとは問題はここからだよな……今階段を作ったことで、またレベルも上がった気がする」
『またですか? もう驚きませんが、一応どうなりました?』
驚かないと言う部分を強調する相棒の言葉を聞きながら、ス釣タスを開く。
するとやはりレベルがあがっておりこんな感じだ。
【釣果レベル:82→89】
攻釣力:312→401
防釣力:289→340
魔釣力:360→475
釣 運:???→???
MP釣: 450/450
『またこんなに上がって……主には常識ってものがないのですかね』
「こんな所に連れてこられてから、その言葉とはさようならしたのさ」
そんな風にはなしていると、わん太郎が不思議そうに聞いてきた。
「ねぇ大和ぉ。防釣力と魔釣力はどう使っているんだワン?」
「あぁそれなんだけど体感的に今回のヤシ木なら、暴れることもないから防釣力は使わないな。代わりに魔釣力はゴッド・ルアーを操作したり、内部に潜むコアを感知したりするのに使ったりしてるな」
『よくまぁそこまで使いこなしていますね……本当にスゴイとしか言いようがありません』
「そうでもないぞ? さっき魚を釣った時は、なぜか攻釣力も、暴れる魚からの対抗するはずの防釣力も働いた気がしなかったし」
『あぁそれは主が純粋に〝釣りを楽しみたかった〟からですよ。自分が必要と感じたら無意識に使うものですからね』
その言葉に「そういうものか……」といいながら納得する。
さて、あとはこの木材をどうするかだな。
積み上がる木材は、板状に加工したモノばかり。
あとは柱となる部分と、屋根の骨組みになる垂木用に木材もほしいな。
さっきは練習で小さいヤシの木だったが、三十メータークラスの大きいのもあるから、それを使えば間に合うだろう。
糸はMP釣があれば無限に出せると言っていたし、残りはまだまだ余裕があるからいけるだろう。
建物のイメージも完璧に出来たし、あとは俺が釣るだけだ。
「ハイハイえらいえらい。まったく、あんな所を走ったら危ないだろう?」
『本当にこまった駄犬ですよ』
そう言いながら階段を上り、岩の土台ともいえるてっぺんに着く。
「本当にすごい眺めだよなぁ……」
『ええ。これを独り占めできるなんて、本当に主は果報者ですよ』
「すっごいワンねぇ。普段まじめなワレでも、お昼寝しちゃうかもしれないんだワン」
あいも変わらずの贅沢な眺めに、三人(?)の感動の声が重なった。
でも、わん太郎。おまえは何時も昼寝しているのが分かるぞ。絶対寝ていると確信がある。
「さて、わん太郎がさっき言ってた事への答えを見せますか」
不思議そうに「どうするんだワン?」という、わん太郎を頭に乗せつつ木材がおいてある真上へと来る。
それに「こうするのさ」といいながら、相棒を軽く振りかぶり真下へと虎色ルアーを投げる。
一瞬フワリと木材が動いた次の瞬間、一気に相棒を引き上げて木材を宙に浮かせる。
そのまま糸巻き機械を高速で巻いて、勢いよく左隣へと木材を引き上げた。
「わぁ! こんなにいっぱい引き上げるなんて、大和は力持ちなんだワンねぇ」
「いやいや。子供だし、そんなに腕の力は無いってば」
「んぁ? じゃあどうして出来たんだワン?」
「それは攻釣力のおかげかな。相棒を使い続けているうちに分かったんだけど、レベルが上がればあがるほど、重いものでも軽くさばけるのよ」
「ほぇ~それは凄いんだワンねぇ」
驚くわん太郎に、相棒はのけぞりながら得意げに答える。
『そうですよ。私が居る限り、主は苦労をしないのです』
「ってワケらしいぜ? あとは問題はここからだよな……今階段を作ったことで、またレベルも上がった気がする」
『またですか? もう驚きませんが、一応どうなりました?』
驚かないと言う部分を強調する相棒の言葉を聞きながら、ス釣タスを開く。
するとやはりレベルがあがっておりこんな感じだ。
【釣果レベル:82→89】
攻釣力:312→401
防釣力:289→340
魔釣力:360→475
釣 運:???→???
MP釣: 450/450
『またこんなに上がって……主には常識ってものがないのですかね』
「こんな所に連れてこられてから、その言葉とはさようならしたのさ」
そんな風にはなしていると、わん太郎が不思議そうに聞いてきた。
「ねぇ大和ぉ。防釣力と魔釣力はどう使っているんだワン?」
「あぁそれなんだけど体感的に今回のヤシ木なら、暴れることもないから防釣力は使わないな。代わりに魔釣力はゴッド・ルアーを操作したり、内部に潜むコアを感知したりするのに使ったりしてるな」
『よくまぁそこまで使いこなしていますね……本当にスゴイとしか言いようがありません』
「そうでもないぞ? さっき魚を釣った時は、なぜか攻釣力も、暴れる魚からの対抗するはずの防釣力も働いた気がしなかったし」
『あぁそれは主が純粋に〝釣りを楽しみたかった〟からですよ。自分が必要と感じたら無意識に使うものですからね』
その言葉に「そういうものか……」といいながら納得する。
さて、あとはこの木材をどうするかだな。
積み上がる木材は、板状に加工したモノばかり。
あとは柱となる部分と、屋根の骨組みになる垂木用に木材もほしいな。
さっきは練習で小さいヤシの木だったが、三十メータークラスの大きいのもあるから、それを使えば間に合うだろう。
糸はMP釣があれば無限に出せると言っていたし、残りはまだまだ余裕があるからいけるだろう。
建物のイメージも完璧に出来たし、あとは俺が釣るだけだ。
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