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第二十話
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花火大会当日、俺達は会場である川辺まで来ていた。会場には無料席と有料席の二つがあるのだが、せっかくなので食べ物や飲み物をある程度買ってから有料席に行く事にしていた。
「有料席なんて中々来る機会がないので結構新鮮かもしれません」
「私も普段は無料席で見ていますから同感です」
「私はこの花火大会初めて! どんな花火が上がるのかなあ……」
「例年通りなら音楽に合わせて色々な花火が上がるはずだよ」
「そうなんだ! 今からすっごく楽しみ!」
子供用の浴衣姿の茉莉ちゃんはワクワクした様子で俺達を見上げてくる。俺達もせっかくなので浴衣姿で来ているのだが、アサガオ柄の青を基調とした浴衣を着た真夏さんはとても綺麗で、道行く人たち、特に男性陣は誰もがすれ違った後に振り返っていた。
「やっぱりすごいなあ、真夏さんは」
「え?」
「さっきからすれ違った人がみんな振り返ってますから。それだけ真夏さんはオーラがあって綺麗な人なんだなと改めて思ったんです」
「そんなこと……でも、ありがとうございます。ただ、一番見ていてほしい人に褒めてもらえたので私としては満足ですよ」
「そ、そうですか」
「はい」
真夏さんは嬉しそうに笑う。普段から真夏さんが俺に好意を持ってくれているのはわかっていたが、それを隠さずに素直に言ってきてくれるとやはり照れてしまう。これまでそういう機会がまったくなかったからだ。
「とりあえず茉莉ちゃんは迷子にならないように俺達と一緒にいて、真夏さんもよほどの事がない限りは俺から離れないでください。結構人が多いですし、二人を狙った悪人が近づいてこないとも限りませんから」
「わかりました」
「はーい!」
真夏さんと茉莉ちゃんが返事をした後、俺達は有料席の中にあるあまり人がいない場所を選んでそこで花火が上がる時間を待ち始めた。
「そういえば、茉莉ちゃんは――」
茉莉ちゃんに話しかけようとした時、俺の携帯電話が震えだした。両親か松也さん達の誰かだろうと思って携帯電話を取り出すと、画面には愛花の電話番号が表示されていた。
「アイツ、こんな時にまで……」
「愛花さんですか?」
「パパ、お友達?」
「……まあそんなところかな。けど、出たくないな……」
俺がため息をつく中、真夏さんは携帯電話を持つ俺の手を静かに握った。
「真夏さん……」
「先日の件もありますし、とりあえず出てみてあげて下さい。私達が危惧していたように何かお悩みがあって助けを求めているのかもしれませんから」
「わかりました。それじゃあ少し離れますけど、二人の事はしっかりと見てますからね」
「はい」
「パパ、いってらっしゃーい」
二人に見送られながら俺は電話に出るために少し離れる。そして未だに鳴り続けるコール音にうんざりしながら俺は愛花からの電話に出た。
「……もしもし」
『ようやく出たのね』
「そもそも出てやっただけでも感謝してほしいんだけどな。それで、何の用だ?」
『アンタ、今日の花火大会に行くんでしょ? どうせ一緒に行く相手もいないんだろうからアタシが一緒に行ってあげてもいいわよ?』
「……はあ?」
予想していなかった言葉に驚くと同時に呆れた。この前の俺達の心配なんてのはどうやらいらなかったらしく、未だにコイツは俺が自分に好意を持っていると思っているらしい。
「はあ……」
『アンタにはアタシがいないとダメだからね。どう、嬉しいでしょ?』
「……いらねぇよ、お前なんか」
『は?』
「少しでも心配した俺がバカだった。今回の件でそれを思い知ったから俺は今後お前に関わらないし、着信拒否もしておく。もう俺に話しかけてくるな」
『な、何を言ってるのよ!?』
愛花からすればその言葉は予想外だったようだ。けれど、それは考えが甘い。そもそも自分から振っておいてその相手が自分の事をまだ好きでいるなんていう考えをされていた事に腹が立つし気持ち悪くなる。
「お前なんかいなくても俺にはもう色々な人がいるんだ。お前の事なんかもう知った事じゃない」
『ちょ、ちょっと待ちなさいよ!』
「待たない。それじゃあな」
『ま、待って……!』
少し涙混じりの声が聞こえた気がするが、俺はそれを無視して電話を切る。そしてしっかりと着信拒否もしておく。これでもう俺はアイツと関わる事を完全に止めたのだ。
「……あんな奴を少しでも好きになった自分が恥ずかしいな。さて、二人のところに戻ろう」
電話をしまって二人のところに戻ると、足音が聞こえた様子で二人が振り返る。
「おかえりなさい、冬矢さん。お電話の内容はどうでしたか?」
「相談事でもなんでもなかったです」
「そうですか……あの時の心配が杞憂に終わったのならいいのですが、そのご様子だとあまりいい内容でもなかったようですね」
「まあそうですね。でも、いいんですよ。もう終わった事なので」
アイツとの数ヶ月すらも頭の片隅から追いやっていると、茉莉ちゃんが俺に近づいて手をギュッと握ってきた。
「茉莉ちゃん?」
「パパの顔、なんだか怖くなってたから」
「そっか……でも、もう大丈夫だよ」
「ほんと?」
「うん、茉莉ちゃんが手を握ってくれたからもう元気になったよ。ありがとう」
「うん!」
茉莉ちゃんが嬉しそうな笑みを浮かべる。その顔を見る限りだともう心配はいらないと思い始めたように見えるが、茉莉ちゃんは賢い子だからきっとまだ心配はしていて、たぶんそれを隠しているだけなのだ。
「でもまあ、しっかりと言ってやったし、これでもう関わってこようとはしないだろ」
楽観的というか甘い考えなのはわかるし、正確にはそうであってほしいというところではある。そうでもないとアイツは今後も俺に関わってきて、俺だけじゃなく真夏さんや茉莉ちゃんにも何らかの危害を加えてきかねないからだ。
そんな事を考えていた時、高い音が聞こえると同時に空がパッと明るくなった。花火の時間になったのだ。
「わあ……!」
「綺麗ですね……」
「はい……」
夜空には大輪の花火が花開いていた。流れてくる流行りのJ-POPに合わせて赤や青、黄や緑、紫や桃色など様々な色の花火が空には打ち上がっていて、辺りからもそれに対しての歓声が上がっていた。
「やっぱりすごいなあ……」
「ふふ、やっぱり近くで見る方がいいですね」
「たしかに。小さい頃にもこんな風に誰かと見た記憶が……」
その瞬間、俺はハッとすると同時にある事を思い出した。それは小学生の頃の記憶で、その時に俺は家族と花火大会に来ていた。ただその時に一度家族とはぐれてしまい、探していた時に一人の女の子と出会ったのだ。それは今の真夏さんと同じアサガオ柄の青を基調とした浴衣を着た女の子だった。
「……もしかして、あの時の……」
「思い出してくれましたか」
「ええ、まあ……迷子になっていて泣いていた真夏さんを見つけて、話を聞いて真夏さんの家族を探していた時に花火が上がり始めて、それを一緒に見たんでしたよね」
「はい。あの日は初めてこの花火大会に来た時で、お父様達とはぐれてしまわないか心配だった中なので実際にはぐれてしまった時は不安と恐怖でいっぱいでした。そんな時にあなたに見つけてもらえて、手を繋ぎながら同じように花火を見た。あの日の花火は私の中で一番綺麗な花火でしたよ」
真夏さんは花火の光を浴びながら嬉しそうな笑みを浮かべる。そして花火を見ていた時に真夏さんの家族が俺達を見つけて、もう大丈夫だと思った俺は一言挨拶をしてから自分の家族を見つけに行ったはずなんだが、どうして名乗っていないのに真夏さんは俺だとわかったのだろう。
「真夏さん、どうして俺だとわかったんですか?」
「一度校内で見かけただけでしたがその面影はありましたし、見かけた時もあなたが生徒を助けていた時だったので、ああこの人だと直感的に思いました」
「真夏さん……」
「もっとも、その後は話しかける機会はなかったですが、生徒会長になれば私の存在を知って思い出してくれると思ったんです。ただ、まさか三が日のあの日に茉莉ちゃんきっかけでまたお会いするとは思いませんでしたけどね」
「そうですよね」
俺が笑いながら答えると、真夏さんはクスクス笑ってからにこりと笑った。
「冬矢さん、改めてよろしくお願いしますね」
「こちらこそよろしくお願いします」
俺達は笑い合い、また花火を見始めた。俺達を繋ぎ、その絆を強固にしてくれた思い出の花火を。
「有料席なんて中々来る機会がないので結構新鮮かもしれません」
「私も普段は無料席で見ていますから同感です」
「私はこの花火大会初めて! どんな花火が上がるのかなあ……」
「例年通りなら音楽に合わせて色々な花火が上がるはずだよ」
「そうなんだ! 今からすっごく楽しみ!」
子供用の浴衣姿の茉莉ちゃんはワクワクした様子で俺達を見上げてくる。俺達もせっかくなので浴衣姿で来ているのだが、アサガオ柄の青を基調とした浴衣を着た真夏さんはとても綺麗で、道行く人たち、特に男性陣は誰もがすれ違った後に振り返っていた。
「やっぱりすごいなあ、真夏さんは」
「え?」
「さっきからすれ違った人がみんな振り返ってますから。それだけ真夏さんはオーラがあって綺麗な人なんだなと改めて思ったんです」
「そんなこと……でも、ありがとうございます。ただ、一番見ていてほしい人に褒めてもらえたので私としては満足ですよ」
「そ、そうですか」
「はい」
真夏さんは嬉しそうに笑う。普段から真夏さんが俺に好意を持ってくれているのはわかっていたが、それを隠さずに素直に言ってきてくれるとやはり照れてしまう。これまでそういう機会がまったくなかったからだ。
「とりあえず茉莉ちゃんは迷子にならないように俺達と一緒にいて、真夏さんもよほどの事がない限りは俺から離れないでください。結構人が多いですし、二人を狙った悪人が近づいてこないとも限りませんから」
「わかりました」
「はーい!」
真夏さんと茉莉ちゃんが返事をした後、俺達は有料席の中にあるあまり人がいない場所を選んでそこで花火が上がる時間を待ち始めた。
「そういえば、茉莉ちゃんは――」
茉莉ちゃんに話しかけようとした時、俺の携帯電話が震えだした。両親か松也さん達の誰かだろうと思って携帯電話を取り出すと、画面には愛花の電話番号が表示されていた。
「アイツ、こんな時にまで……」
「愛花さんですか?」
「パパ、お友達?」
「……まあそんなところかな。けど、出たくないな……」
俺がため息をつく中、真夏さんは携帯電話を持つ俺の手を静かに握った。
「真夏さん……」
「先日の件もありますし、とりあえず出てみてあげて下さい。私達が危惧していたように何かお悩みがあって助けを求めているのかもしれませんから」
「わかりました。それじゃあ少し離れますけど、二人の事はしっかりと見てますからね」
「はい」
「パパ、いってらっしゃーい」
二人に見送られながら俺は電話に出るために少し離れる。そして未だに鳴り続けるコール音にうんざりしながら俺は愛花からの電話に出た。
「……もしもし」
『ようやく出たのね』
「そもそも出てやっただけでも感謝してほしいんだけどな。それで、何の用だ?」
『アンタ、今日の花火大会に行くんでしょ? どうせ一緒に行く相手もいないんだろうからアタシが一緒に行ってあげてもいいわよ?』
「……はあ?」
予想していなかった言葉に驚くと同時に呆れた。この前の俺達の心配なんてのはどうやらいらなかったらしく、未だにコイツは俺が自分に好意を持っていると思っているらしい。
「はあ……」
『アンタにはアタシがいないとダメだからね。どう、嬉しいでしょ?』
「……いらねぇよ、お前なんか」
『は?』
「少しでも心配した俺がバカだった。今回の件でそれを思い知ったから俺は今後お前に関わらないし、着信拒否もしておく。もう俺に話しかけてくるな」
『な、何を言ってるのよ!?』
愛花からすればその言葉は予想外だったようだ。けれど、それは考えが甘い。そもそも自分から振っておいてその相手が自分の事をまだ好きでいるなんていう考えをされていた事に腹が立つし気持ち悪くなる。
「お前なんかいなくても俺にはもう色々な人がいるんだ。お前の事なんかもう知った事じゃない」
『ちょ、ちょっと待ちなさいよ!』
「待たない。それじゃあな」
『ま、待って……!』
少し涙混じりの声が聞こえた気がするが、俺はそれを無視して電話を切る。そしてしっかりと着信拒否もしておく。これでもう俺はアイツと関わる事を完全に止めたのだ。
「……あんな奴を少しでも好きになった自分が恥ずかしいな。さて、二人のところに戻ろう」
電話をしまって二人のところに戻ると、足音が聞こえた様子で二人が振り返る。
「おかえりなさい、冬矢さん。お電話の内容はどうでしたか?」
「相談事でもなんでもなかったです」
「そうですか……あの時の心配が杞憂に終わったのならいいのですが、そのご様子だとあまりいい内容でもなかったようですね」
「まあそうですね。でも、いいんですよ。もう終わった事なので」
アイツとの数ヶ月すらも頭の片隅から追いやっていると、茉莉ちゃんが俺に近づいて手をギュッと握ってきた。
「茉莉ちゃん?」
「パパの顔、なんだか怖くなってたから」
「そっか……でも、もう大丈夫だよ」
「ほんと?」
「うん、茉莉ちゃんが手を握ってくれたからもう元気になったよ。ありがとう」
「うん!」
茉莉ちゃんが嬉しそうな笑みを浮かべる。その顔を見る限りだともう心配はいらないと思い始めたように見えるが、茉莉ちゃんは賢い子だからきっとまだ心配はしていて、たぶんそれを隠しているだけなのだ。
「でもまあ、しっかりと言ってやったし、これでもう関わってこようとはしないだろ」
楽観的というか甘い考えなのはわかるし、正確にはそうであってほしいというところではある。そうでもないとアイツは今後も俺に関わってきて、俺だけじゃなく真夏さんや茉莉ちゃんにも何らかの危害を加えてきかねないからだ。
そんな事を考えていた時、高い音が聞こえると同時に空がパッと明るくなった。花火の時間になったのだ。
「わあ……!」
「綺麗ですね……」
「はい……」
夜空には大輪の花火が花開いていた。流れてくる流行りのJ-POPに合わせて赤や青、黄や緑、紫や桃色など様々な色の花火が空には打ち上がっていて、辺りからもそれに対しての歓声が上がっていた。
「やっぱりすごいなあ……」
「ふふ、やっぱり近くで見る方がいいですね」
「たしかに。小さい頃にもこんな風に誰かと見た記憶が……」
その瞬間、俺はハッとすると同時にある事を思い出した。それは小学生の頃の記憶で、その時に俺は家族と花火大会に来ていた。ただその時に一度家族とはぐれてしまい、探していた時に一人の女の子と出会ったのだ。それは今の真夏さんと同じアサガオ柄の青を基調とした浴衣を着た女の子だった。
「……もしかして、あの時の……」
「思い出してくれましたか」
「ええ、まあ……迷子になっていて泣いていた真夏さんを見つけて、話を聞いて真夏さんの家族を探していた時に花火が上がり始めて、それを一緒に見たんでしたよね」
「はい。あの日は初めてこの花火大会に来た時で、お父様達とはぐれてしまわないか心配だった中なので実際にはぐれてしまった時は不安と恐怖でいっぱいでした。そんな時にあなたに見つけてもらえて、手を繋ぎながら同じように花火を見た。あの日の花火は私の中で一番綺麗な花火でしたよ」
真夏さんは花火の光を浴びながら嬉しそうな笑みを浮かべる。そして花火を見ていた時に真夏さんの家族が俺達を見つけて、もう大丈夫だと思った俺は一言挨拶をしてから自分の家族を見つけに行ったはずなんだが、どうして名乗っていないのに真夏さんは俺だとわかったのだろう。
「真夏さん、どうして俺だとわかったんですか?」
「一度校内で見かけただけでしたがその面影はありましたし、見かけた時もあなたが生徒を助けていた時だったので、ああこの人だと直感的に思いました」
「真夏さん……」
「もっとも、その後は話しかける機会はなかったですが、生徒会長になれば私の存在を知って思い出してくれると思ったんです。ただ、まさか三が日のあの日に茉莉ちゃんきっかけでまたお会いするとは思いませんでしたけどね」
「そうですよね」
俺が笑いながら答えると、真夏さんはクスクス笑ってからにこりと笑った。
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