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8話 初めての
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「わ~い、まっしゅまっろだぁ~」
白く大きな、とても巨大なましゅまろを全身で抱きしめ、それを口いっぱいに頬張ってはむはむと味わう。
「お~いすぃ~」
ましゅまろが前にも後ろにも、全身さらさらのましゅまろで包まれる極上の肌感。
時折痙攣するように震えるましゅまろに足を絡めて逃さないようにしがみつく。
口に含んだましゅまろを執拗なまでにむしゃぶりついた。
「あれ~? 食べれないな~?」
どうしても食べたい巨大ましゅまろをはむはむする。
ビクビクっ!
「うえっ!?」
一際大きな痙攣が全身を揺らした事で俺の意識が一気に覚醒へと向かった。
なんだこの凄まじく心地の良い人肌の固まりは…?
俺はなにに抱きついているんだ?
冷静に現状把握に努めようと、暗い室内で月明かりを頼りに目を凝らす。
ダブルベッドの上で俺が抱きついているのは巨大な肉の塊だった。
そしてさっきまでむしゃぶりついていたであろうそれは、ドデーンと鎮座するオパーイだった。
「――!?」
肉塊から飛び退くように離れると、そこにはふるふると身体を震わせているローザが横たわっている。
薄い夏着の胸の先端が、おそらくも何も明らかに俺のよだれで透けてしまっている。
「…どうしました?」
飛び退いたことで俺の背中に抱きついていたリシアも目を覚まし、その現状を目撃する。
「ごめん! 大丈夫!?」
うん、これが大丈夫ならお巡りさんなんて要りません。
俺の声でローザが我に返ると、掛け布団である布を引ったくり胸を隠し、その巨漢からは信じられない超スピードで部屋を飛び出していった。
「「あ…」」
月明かりに照らされた彼女の瞳には大粒の涙があふれていたのが目に入る。
部屋に漂う沈黙が居たたまれない…。
なんでこうなったんだ?
俺は昨日のことを思い返す。
あれから食堂はお祝いムード一色となり、周りも変なテンションになっていた。
ジスタさんは完全にヤケ酒だったが…。
ローザも友人の幸せを共に喜び、リシアを抱きしめ祝福した。
ローザに抱きしめられたリシアが凄く恍惚な顔をしていたのが印象的だったが、今ならそれもわかる。
あれは、あの肉塊はヤバすぎる…。
例えて言えば、リシアが愛用の抱き枕なら、ローザは全身が埋まる人をダメにするクッション。
何を言っているのかわからないと思うが、使ってみないとわからないが使うと確実に手放せなくなる悪魔のアイテム…。
いや、俺はまだ使っていない!
そう、まだだ! ノーカンだ!!
悪魔よ去れ!
未だに正面全体に残るローザの抱き心地を振り払うように頭を振る。
あの宴のような夕食からは、思いのほか早く逃げ出すことが出来た。
俺とリシアが主役に祭り上げられたために酒を勧められ、近くに居たローザも釣られて呑んでいたら酔いつぶれたのだ。
俺達二人はローザを部屋に連れて行くという口実の元に抜け出すも、彼女の部屋へ運ぶより客室の方が近いとのリシアの意見でなんとかここまで連れてきた。
だが疲れと緊張の連続に加えお酒が入ったものだから、ベッドにたどり着くと俺の意識も沈んでしまったのだ。
俺は悪くねぇっ!
ローザ、聞こえていたら君のぽっちゃりな不幸を呪うがいい!
発想が完全にクズである。
「その…変な時間に起きちゃったね」
「はいトシオ様…」
はにかんだ笑顔がかわいすぎますです。
なんの迷いも無く彼女を抱き寄せると有無を言わさず唇を奪った。
ええええええええ!?
キスした俺が一番驚いてるよ!?
それでも唇を堪能してから離すと、今度は彼女の方から首に手を回して唇を求めてきた。
お互いの唇と舌を突き合いながら、密着した胸の感触を味わう。
一連の流れに心が着いていかず、緊張で若干震えているのは彼女にも伝わってしまっているだろう。
それでもどうにか服を脱がせ、背中に左手を回すと、その背にはなんとも心地の良い手触りの…毛。
毛。
毛だ。
感触的に間違いなく猫の毛。
やばい、完璧すぐる…。
もしやと思いお尻の方にも手を回すと、やはりありました。
さらさらの長い毛の生えた太くて長い猫尻尾。
猫神様! ありがとうございます!!!!
存在しない、俺の頭の中だけの空想上の神に感謝するくらいの錯乱を披露するも、その手は尻尾の付け根を通ってお尻に到着する。
そこには猫の毛は生えておらず、すべすべでボリューム満点な、実に俺好みの肉厚なお尻が鎮座ましましかしこみかしこみ。
「…ん……」
リシアの口から愛らしい呻きが漏れたが、手をどけることなく左手を這わせ、右手で下半身も脱がせていく。
そうして白のガーターストッキングのみを身に着けた、巨乳の猫耳美少女が露わとなった。
「…綺麗だよ」
「恥ずかしいです……」
恥じらい顔を隠す彼女の腕を優しく押しのけ唇を重ね、緊張と興奮で震える指をその肢体に這わせた。
逸る気持ちを理性を総動員させて抑え込み、入念に彼女の身体を解きほぐす。
胸とか胸とか胸とかおかしなくらい指が沈むんですが。
そのボリューミーな胸の先端がえちえちで、欲望の赴くままはむはむさせていただく。
そうして重点的に感じやすそうな部分を触り口に含み舌でなぞっていくと、リシアが突然体を強張らせ、ビクビクと激しく痙攣を起こした。
「トシオ様ごめんなさい…、気持ち良すぎて一人で先に……」
リシアが瞳に涙を浮かべ、恥じらいながらか細く切ない声を発する。
その蕩けきった表情に、こちらの理性も限界に達した。
もうこれくらいで良さそうかな。
リシアを気遣いながらも慎重に体を重ね、どうにか夫婦の営みを終えた。
そんな初夜の後、ベッドの上で彼女を抱きしめ、頭を撫で背中を摩り、先程からトロンとしっ放しの顔や唇にキスを施す。
自分にとっても初めての女性であるリシアの、その全てがただただ愛おしかった。
リシアもそれを受け入れ甘えるように抱きしめられる。
本当に何なんだ、この可愛い生物は……。
可愛すぎる程に可愛いため、何度となく髪を撫で、その折れたタレ耳も入念に優しく触れさせてもらう。
すべっすべもっふもふの猫の毛の感触が気持ちいい。
「ごめんなさい…、母と違って私は〈耳折れ〉で……」
「なんで? 折れてるのも凄くかわいいよ?」
「トシオ様がお嫌で無ければれば良いのですが……」
声が若干沈んでるのはコンプレックスだからなのかな?
ならば払拭してあげるのも夫である俺の役目だ。
「折れてるは嫌いなの?」
「獣人の猫種で耳が折れてるのは不幸を呼ぶと言う人も居ます…。ですから、その、普段はあまり気にしないようにしているのですが意識すると……」
なるほど。
もしかしたら以前にそれで何か嫌なことでもあったのかもしれない。
「俺の住んでたところではこの耳折れは凄く人気だったよ。俺もとても可愛いと思うし」
そう言いながら耳を手で優しく愛撫し続ける。
愛おしみキスもする。
ついでにはむはむ。
「とても似合ってる。すごく可愛いよ」
「あ、ありがとうございます。トシオ様にそう言っていただけると嬉しいです」
何度も肯定の言葉を投げかけると、恥じらいながらも嬉しそうに微笑んでくれた。
その笑顔も最高に可愛いです。
このやり取りのあと、先程と比べ当社比20%増しで積極的に身体を押し付けて甘えてくれた。
どうやら悪感情の払拭は成功したようだ。
甘える姿の余りの愛おしさに、もう一戦おっぱじめたい所存だが、彼女にこれ以上負担を強いたくはないのでグッと我慢する。
それからしばらくすると、リシアは俺から身体を離し、申し訳無さそうにこちらの顔を伺った。
「トシオ様、大変名残惜しいのですが、やはりローザちゃんのことも心配なので、様子を見に行ってもよろしいでしょうか?」
「あ―、うん、行ってあげて。あと、俺が謝っていたと伝えておいてくれるかな?」
「はい、わかりました」
今度は彼女から軽く触れるようなくちづけをしてくれた。
手早く服を着て部屋から出て行こうとしたので、腕を掴んで引き留め、頭を撫で額にくちづけをしてから「いってらっしゃい」と送り出した。
ぱたんと閉まった扉を見ながら、急に不安が押し寄せてくる!
…マジか、マジかー!?
さっきまでしがない派遣バイトみたいな俺にいきなり嫁だと!?
しかもあんな可愛い猫耳っ娘が俺の嫁とかマジなのか!?
…でも可愛かった。
そしてすごくエロかった。
蕩け顔したリシアのあられもない姿を思い出し、一人ベッドの上で身悶えする。
脳裏に焼き付いた女神の姿に、この世界にきて本当に良かったと噛みしめた。
「……さてと」
少しの間リシアとの余韻を浸ってから、踏ん切りをつけてチャットルームを開く。
ピロン♪
《トシオがチャットルームに入室しました》
「ただいまっ」
『おかえりなさい』
『お、もどったか』
出迎えてくれたのはシンくんとレンさんだった。
チャットルームの名前の欄を確認すると、大福さんは退席中のままだった。
「こっちはまだ暗いんだけど、今何時くらい?」
『こっちはお昼の3時位ですね』
シンくんが昼の3時なら〈ねこ時間〉は昼夜逆転の深夜3時。
だから、大福さんは夜の9時でレンさんは朝9時。
「なかなかIN出来なくて申し訳ないとです」
『いえいえ、ねこさんにも都合がありますし仕方ないですよ』
『だな。それで、今は大丈夫なのか?』
「一応はちゃんとしたベッドの上なんで大丈夫かな。とりあえず昨日の戦闘で得た事を話せばいいかな?」
言いながらステータスウィンドウを開く。
『あぁ頼む』
俺の持っている情報を全て二人に開示し、ボーナススキルのポイントを使った検証や基本ジョブ、【称号】などについて話し合った。
白く大きな、とても巨大なましゅまろを全身で抱きしめ、それを口いっぱいに頬張ってはむはむと味わう。
「お~いすぃ~」
ましゅまろが前にも後ろにも、全身さらさらのましゅまろで包まれる極上の肌感。
時折痙攣するように震えるましゅまろに足を絡めて逃さないようにしがみつく。
口に含んだましゅまろを執拗なまでにむしゃぶりついた。
「あれ~? 食べれないな~?」
どうしても食べたい巨大ましゅまろをはむはむする。
ビクビクっ!
「うえっ!?」
一際大きな痙攣が全身を揺らした事で俺の意識が一気に覚醒へと向かった。
なんだこの凄まじく心地の良い人肌の固まりは…?
俺はなにに抱きついているんだ?
冷静に現状把握に努めようと、暗い室内で月明かりを頼りに目を凝らす。
ダブルベッドの上で俺が抱きついているのは巨大な肉の塊だった。
そしてさっきまでむしゃぶりついていたであろうそれは、ドデーンと鎮座するオパーイだった。
「――!?」
肉塊から飛び退くように離れると、そこにはふるふると身体を震わせているローザが横たわっている。
薄い夏着の胸の先端が、おそらくも何も明らかに俺のよだれで透けてしまっている。
「…どうしました?」
飛び退いたことで俺の背中に抱きついていたリシアも目を覚まし、その現状を目撃する。
「ごめん! 大丈夫!?」
うん、これが大丈夫ならお巡りさんなんて要りません。
俺の声でローザが我に返ると、掛け布団である布を引ったくり胸を隠し、その巨漢からは信じられない超スピードで部屋を飛び出していった。
「「あ…」」
月明かりに照らされた彼女の瞳には大粒の涙があふれていたのが目に入る。
部屋に漂う沈黙が居たたまれない…。
なんでこうなったんだ?
俺は昨日のことを思い返す。
あれから食堂はお祝いムード一色となり、周りも変なテンションになっていた。
ジスタさんは完全にヤケ酒だったが…。
ローザも友人の幸せを共に喜び、リシアを抱きしめ祝福した。
ローザに抱きしめられたリシアが凄く恍惚な顔をしていたのが印象的だったが、今ならそれもわかる。
あれは、あの肉塊はヤバすぎる…。
例えて言えば、リシアが愛用の抱き枕なら、ローザは全身が埋まる人をダメにするクッション。
何を言っているのかわからないと思うが、使ってみないとわからないが使うと確実に手放せなくなる悪魔のアイテム…。
いや、俺はまだ使っていない!
そう、まだだ! ノーカンだ!!
悪魔よ去れ!
未だに正面全体に残るローザの抱き心地を振り払うように頭を振る。
あの宴のような夕食からは、思いのほか早く逃げ出すことが出来た。
俺とリシアが主役に祭り上げられたために酒を勧められ、近くに居たローザも釣られて呑んでいたら酔いつぶれたのだ。
俺達二人はローザを部屋に連れて行くという口実の元に抜け出すも、彼女の部屋へ運ぶより客室の方が近いとのリシアの意見でなんとかここまで連れてきた。
だが疲れと緊張の連続に加えお酒が入ったものだから、ベッドにたどり着くと俺の意識も沈んでしまったのだ。
俺は悪くねぇっ!
ローザ、聞こえていたら君のぽっちゃりな不幸を呪うがいい!
発想が完全にクズである。
「その…変な時間に起きちゃったね」
「はいトシオ様…」
はにかんだ笑顔がかわいすぎますです。
なんの迷いも無く彼女を抱き寄せると有無を言わさず唇を奪った。
ええええええええ!?
キスした俺が一番驚いてるよ!?
それでも唇を堪能してから離すと、今度は彼女の方から首に手を回して唇を求めてきた。
お互いの唇と舌を突き合いながら、密着した胸の感触を味わう。
一連の流れに心が着いていかず、緊張で若干震えているのは彼女にも伝わってしまっているだろう。
それでもどうにか服を脱がせ、背中に左手を回すと、その背にはなんとも心地の良い手触りの…毛。
毛。
毛だ。
感触的に間違いなく猫の毛。
やばい、完璧すぐる…。
もしやと思いお尻の方にも手を回すと、やはりありました。
さらさらの長い毛の生えた太くて長い猫尻尾。
猫神様! ありがとうございます!!!!
存在しない、俺の頭の中だけの空想上の神に感謝するくらいの錯乱を披露するも、その手は尻尾の付け根を通ってお尻に到着する。
そこには猫の毛は生えておらず、すべすべでボリューム満点な、実に俺好みの肉厚なお尻が鎮座ましましかしこみかしこみ。
「…ん……」
リシアの口から愛らしい呻きが漏れたが、手をどけることなく左手を這わせ、右手で下半身も脱がせていく。
そうして白のガーターストッキングのみを身に着けた、巨乳の猫耳美少女が露わとなった。
「…綺麗だよ」
「恥ずかしいです……」
恥じらい顔を隠す彼女の腕を優しく押しのけ唇を重ね、緊張と興奮で震える指をその肢体に這わせた。
逸る気持ちを理性を総動員させて抑え込み、入念に彼女の身体を解きほぐす。
胸とか胸とか胸とかおかしなくらい指が沈むんですが。
そのボリューミーな胸の先端がえちえちで、欲望の赴くままはむはむさせていただく。
そうして重点的に感じやすそうな部分を触り口に含み舌でなぞっていくと、リシアが突然体を強張らせ、ビクビクと激しく痙攣を起こした。
「トシオ様ごめんなさい…、気持ち良すぎて一人で先に……」
リシアが瞳に涙を浮かべ、恥じらいながらか細く切ない声を発する。
その蕩けきった表情に、こちらの理性も限界に達した。
もうこれくらいで良さそうかな。
リシアを気遣いながらも慎重に体を重ね、どうにか夫婦の営みを終えた。
そんな初夜の後、ベッドの上で彼女を抱きしめ、頭を撫で背中を摩り、先程からトロンとしっ放しの顔や唇にキスを施す。
自分にとっても初めての女性であるリシアの、その全てがただただ愛おしかった。
リシアもそれを受け入れ甘えるように抱きしめられる。
本当に何なんだ、この可愛い生物は……。
可愛すぎる程に可愛いため、何度となく髪を撫で、その折れたタレ耳も入念に優しく触れさせてもらう。
すべっすべもっふもふの猫の毛の感触が気持ちいい。
「ごめんなさい…、母と違って私は〈耳折れ〉で……」
「なんで? 折れてるのも凄くかわいいよ?」
「トシオ様がお嫌で無ければれば良いのですが……」
声が若干沈んでるのはコンプレックスだからなのかな?
ならば払拭してあげるのも夫である俺の役目だ。
「折れてるは嫌いなの?」
「獣人の猫種で耳が折れてるのは不幸を呼ぶと言う人も居ます…。ですから、その、普段はあまり気にしないようにしているのですが意識すると……」
なるほど。
もしかしたら以前にそれで何か嫌なことでもあったのかもしれない。
「俺の住んでたところではこの耳折れは凄く人気だったよ。俺もとても可愛いと思うし」
そう言いながら耳を手で優しく愛撫し続ける。
愛おしみキスもする。
ついでにはむはむ。
「とても似合ってる。すごく可愛いよ」
「あ、ありがとうございます。トシオ様にそう言っていただけると嬉しいです」
何度も肯定の言葉を投げかけると、恥じらいながらも嬉しそうに微笑んでくれた。
その笑顔も最高に可愛いです。
このやり取りのあと、先程と比べ当社比20%増しで積極的に身体を押し付けて甘えてくれた。
どうやら悪感情の払拭は成功したようだ。
甘える姿の余りの愛おしさに、もう一戦おっぱじめたい所存だが、彼女にこれ以上負担を強いたくはないのでグッと我慢する。
それからしばらくすると、リシアは俺から身体を離し、申し訳無さそうにこちらの顔を伺った。
「トシオ様、大変名残惜しいのですが、やはりローザちゃんのことも心配なので、様子を見に行ってもよろしいでしょうか?」
「あ―、うん、行ってあげて。あと、俺が謝っていたと伝えておいてくれるかな?」
「はい、わかりました」
今度は彼女から軽く触れるようなくちづけをしてくれた。
手早く服を着て部屋から出て行こうとしたので、腕を掴んで引き留め、頭を撫で額にくちづけをしてから「いってらっしゃい」と送り出した。
ぱたんと閉まった扉を見ながら、急に不安が押し寄せてくる!
…マジか、マジかー!?
さっきまでしがない派遣バイトみたいな俺にいきなり嫁だと!?
しかもあんな可愛い猫耳っ娘が俺の嫁とかマジなのか!?
…でも可愛かった。
そしてすごくエロかった。
蕩け顔したリシアのあられもない姿を思い出し、一人ベッドの上で身悶えする。
脳裏に焼き付いた女神の姿に、この世界にきて本当に良かったと噛みしめた。
「……さてと」
少しの間リシアとの余韻を浸ってから、踏ん切りをつけてチャットルームを開く。
ピロン♪
《トシオがチャットルームに入室しました》
「ただいまっ」
『おかえりなさい』
『お、もどったか』
出迎えてくれたのはシンくんとレンさんだった。
チャットルームの名前の欄を確認すると、大福さんは退席中のままだった。
「こっちはまだ暗いんだけど、今何時くらい?」
『こっちはお昼の3時位ですね』
シンくんが昼の3時なら〈ねこ時間〉は昼夜逆転の深夜3時。
だから、大福さんは夜の9時でレンさんは朝9時。
「なかなかIN出来なくて申し訳ないとです」
『いえいえ、ねこさんにも都合がありますし仕方ないですよ』
『だな。それで、今は大丈夫なのか?』
「一応はちゃんとしたベッドの上なんで大丈夫かな。とりあえず昨日の戦闘で得た事を話せばいいかな?」
言いながらステータスウィンドウを開く。
『あぁ頼む』
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