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210話 魅惑のお尻
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冷房の効いたひんやりとした部屋で上半身を起こしながら窓を見ると、遮光カーテンの隙間から薄っすらと青白い光で漏れていた。
夏の早い日の出を鑑みて、今は午前四時頃と言ったところだろう。
眠りが浅いのか、夜中に目を覚ましては、水分補給をしたりトイレに行ったりを繰り返していたら、ついに見てはいけないモノを見てしまう(161話後日譚参照)。
マジか……。
元の世界でも子供の頃に金縛りとかはあったけど、あんなにはっきりと見たのなんて初めてだわ……。
俺の絶叫で駆け付けたリシアによって除霊などがなされたが、またでないとは限らない。
なんだよ幽霊って、どうせくるなら超絶美女の幽霊が来いよ!
それが人外娘だったら尚グッドだ。
まぁ幽霊の時点で充分人外だけど。
てか絶対別宅から来ただろアレ!
あんな呪われた館、今日中にでも引き払ってやる!
この強い決意は絶対、確固たる覚悟は確定、チェケラ!
脳内で適当に韻を踏んでみたけど、チェケラってどういう意味だろ?
結局あの後トイレに行けなかったため、膀胱がやばいことに気が付いてしまう。
リシア先生、トイレに行きたいです……。
バスケがしたいみたいに思ってみたが、当のリシアはさくらを抱きしめて幸せそうに就寝中。
まだ幼女とはいえ、股間に棒状の物が生えているであろう物体とリシアが抱き合ってる状況にモヤモヤする。
こんなくだらない思考が垂れ流されているのも、尿意が限界に近いからであろう。
「ん~……」
困った。
早く誰か起きないかなぁ。
……バカちげーし、決して幽霊が怖くて1人で部屋を出られないとか、そう言うんじゃねーし。
強がってみたところで膀胱に嘘は付けず、怖いから行けないと認めざるを得ない。
しかし、そんなへっぽこな事実を認めるも、増々尿意が高まってくる。
幽霊が怖いからと誰かを起こすってのもかっこ悪過ぎるので、どうしたものかと本気で悩む。
この時点で既にかっこ悪いが。
かといって我慢して膀胱炎になるとか醜態をVerUPさせてなるものか、ここは我が秘奥義を繰り出すときぞ!
悶絶流だけが俺の切り札では無いことを教えてやる!
秘奥義、直接トイレにワープゲートを開いてショートカットするの術!
これにより、また通路で幽霊に出くわすなんて可能性が消えるだけでなく、移動時間の短縮も可能となるのだ。
問題はトイレでアレとご対面なんてことになる可能性もあるけど、周りには寝ているとはいえリシアたちが居るのだ、もう何も怖くない!
いざ、ワープゲートオープン!
だがゲートを開いたその瞬間、俺は幽霊とは別ベクトルで恐ろしいものを見て凍り付いた。
ゲートを開いた先の和式水洗トイレでは、黒い豆柴みたいな2つ頭の黒犬を肩に乗せ、今にもパンツを下ろそうとしたよしのんの突き出したお尻が目に飛び込んできた。
おー、これがあの伝説に名高いラッキースケベと言うものか。
「ひっ……」
開いたゲートから流れる冷気に気付いてか、おぱんつに手をかけたまま振り返ることなく固まるよしのん。
彼女の肩に抱かれたペスルの合計4つのつぶらな瞳から視線を注がれるが、俺の目はそれよりもはるか下に釘付けだ。
ムッチリしたお尻と太ももが非常にエロく、わずかに見える尾骶骨と脱ぎかけの純白が素敵なアクセントを加えていた。
思わず手を伸ばしたい欲求に駆られる。
鎮まれ、鎮まるのだ我が右手よ……!
たわわなお尻に手が伸びるのを必死で堪えていると、よしのんがぎこちない動作で振り返るそぶりを見せた。
ゆっくりとしたその動きに慌てることなく冷静に、それでいて光の速さでそっとゲートを閉ざす。
眼前に広がる寝室では、皆が静かに寝息を立てていた。
……俺は何も見なかった。
ペスルの純粋な瞳も、口を開き舌を出しっ放しのアホ面も、何も見なかった。
年頃の娘さんの、俺好みの肉付きの良いお尻なんて全く何にも見ていない。
その右側のお尻と太ももの間に小さなホクロがあることなんて知りやしない。
尻だけに。
……さ、おしっこ行こっ。
開きなおしたワープゲートでクレアル湖の湖岸に行くと、薄紺色の雄大な自然の中の木陰で用を足す。
森の中は霧が立ち込めひんやりとしてやや肌寒く、これはこれで少し怖い。
だが東の空では白んでいるため、一時間もしない内に朝日が昇るんじゃなかろうか。
クリエイトウォーターで生み出した水で手を洗い、再び寝室に戻る。
寝床では静かな寝息のケモっ娘フィローラをそっと抱きしめ直すと、3本の狐尻尾が生えた小さいお尻を撫でながら再び目を閉じる。
お尻を見たのがバレませんように……。
夏の早い日の出を鑑みて、今は午前四時頃と言ったところだろう。
眠りが浅いのか、夜中に目を覚ましては、水分補給をしたりトイレに行ったりを繰り返していたら、ついに見てはいけないモノを見てしまう(161話後日譚参照)。
マジか……。
元の世界でも子供の頃に金縛りとかはあったけど、あんなにはっきりと見たのなんて初めてだわ……。
俺の絶叫で駆け付けたリシアによって除霊などがなされたが、またでないとは限らない。
なんだよ幽霊って、どうせくるなら超絶美女の幽霊が来いよ!
それが人外娘だったら尚グッドだ。
まぁ幽霊の時点で充分人外だけど。
てか絶対別宅から来ただろアレ!
あんな呪われた館、今日中にでも引き払ってやる!
この強い決意は絶対、確固たる覚悟は確定、チェケラ!
脳内で適当に韻を踏んでみたけど、チェケラってどういう意味だろ?
結局あの後トイレに行けなかったため、膀胱がやばいことに気が付いてしまう。
リシア先生、トイレに行きたいです……。
バスケがしたいみたいに思ってみたが、当のリシアはさくらを抱きしめて幸せそうに就寝中。
まだ幼女とはいえ、股間に棒状の物が生えているであろう物体とリシアが抱き合ってる状況にモヤモヤする。
こんなくだらない思考が垂れ流されているのも、尿意が限界に近いからであろう。
「ん~……」
困った。
早く誰か起きないかなぁ。
……バカちげーし、決して幽霊が怖くて1人で部屋を出られないとか、そう言うんじゃねーし。
強がってみたところで膀胱に嘘は付けず、怖いから行けないと認めざるを得ない。
しかし、そんなへっぽこな事実を認めるも、増々尿意が高まってくる。
幽霊が怖いからと誰かを起こすってのもかっこ悪過ぎるので、どうしたものかと本気で悩む。
この時点で既にかっこ悪いが。
かといって我慢して膀胱炎になるとか醜態をVerUPさせてなるものか、ここは我が秘奥義を繰り出すときぞ!
悶絶流だけが俺の切り札では無いことを教えてやる!
秘奥義、直接トイレにワープゲートを開いてショートカットするの術!
これにより、また通路で幽霊に出くわすなんて可能性が消えるだけでなく、移動時間の短縮も可能となるのだ。
問題はトイレでアレとご対面なんてことになる可能性もあるけど、周りには寝ているとはいえリシアたちが居るのだ、もう何も怖くない!
いざ、ワープゲートオープン!
だがゲートを開いたその瞬間、俺は幽霊とは別ベクトルで恐ろしいものを見て凍り付いた。
ゲートを開いた先の和式水洗トイレでは、黒い豆柴みたいな2つ頭の黒犬を肩に乗せ、今にもパンツを下ろそうとしたよしのんの突き出したお尻が目に飛び込んできた。
おー、これがあの伝説に名高いラッキースケベと言うものか。
「ひっ……」
開いたゲートから流れる冷気に気付いてか、おぱんつに手をかけたまま振り返ることなく固まるよしのん。
彼女の肩に抱かれたペスルの合計4つのつぶらな瞳から視線を注がれるが、俺の目はそれよりもはるか下に釘付けだ。
ムッチリしたお尻と太ももが非常にエロく、わずかに見える尾骶骨と脱ぎかけの純白が素敵なアクセントを加えていた。
思わず手を伸ばしたい欲求に駆られる。
鎮まれ、鎮まるのだ我が右手よ……!
たわわなお尻に手が伸びるのを必死で堪えていると、よしのんがぎこちない動作で振り返るそぶりを見せた。
ゆっくりとしたその動きに慌てることなく冷静に、それでいて光の速さでそっとゲートを閉ざす。
眼前に広がる寝室では、皆が静かに寝息を立てていた。
……俺は何も見なかった。
ペスルの純粋な瞳も、口を開き舌を出しっ放しのアホ面も、何も見なかった。
年頃の娘さんの、俺好みの肉付きの良いお尻なんて全く何にも見ていない。
その右側のお尻と太ももの間に小さなホクロがあることなんて知りやしない。
尻だけに。
……さ、おしっこ行こっ。
開きなおしたワープゲートでクレアル湖の湖岸に行くと、薄紺色の雄大な自然の中の木陰で用を足す。
森の中は霧が立ち込めひんやりとしてやや肌寒く、これはこれで少し怖い。
だが東の空では白んでいるため、一時間もしない内に朝日が昇るんじゃなかろうか。
クリエイトウォーターで生み出した水で手を洗い、再び寝室に戻る。
寝床では静かな寝息のケモっ娘フィローラをそっと抱きしめ直すと、3本の狐尻尾が生えた小さいお尻を撫でながら再び目を閉じる。
お尻を見たのがバレませんように……。
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