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一年生
無双開始です!
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「さぁ風を感じながらルース君へ突撃です!」
「えっ!?えぇぇぇ!?」
混乱しているルースに向かって、とても嬉しそうなファーナが突っ込んでいくが、
「ストォォォォップ!」
ルナ先生が大きな声で試合を中断させた。
「どうしましたか?」
「いえ、どうしましたかではなくてですね?貴女はいったい……?それにカイ君はどちらへ?」
キョトンとしたファーナと、同じ表情をしたルナ先生が問いかけてくる。
「そういえばこうしてお会いするのは初めてでしたね、ルナ先生。私、ファーナと申しまして、今はマスターの元でリビングメイルをやっています」
「これはご丁寧なあいさつをありがとうございます。カイ君の担任のルナと申します」
お互いに頭を下げ、大人のあいさつを交わす。
「改めてご説明いたしますが、今の私はマスターの身体をお借りしている存在ですね」
「ということはカイ君に戻れるのですか?」
「はい、少々お待ちください」
ファーナが兜を召喚し、かぶり直す。
マスター、お呼びですよ。
はいよ。
俺は鎧の中で反転をして元の身体へと戻っていく。
おお、やっぱりあると安心するなぁ……
股間の存在に安心感を覚えつつ、兜を脱いで素顔を見せた。
「お待たせしました」
「……本当にカイ君なのですね」
「ははは、当たり前じゃないですか」
「いや当たり前じゃありませんが?突然見知らぬ女の人が現れるなんて思いもしませんから」
そう言われてみればそうかもしれん。
「ですがカイ君本人の確認が取れましたので、このまま試合を再開させていただきます。ルース君もよろしいですね?」
裁定のため、近くまで来ていたルースに確認を取る。
「あっはい。いきなりのことに混乱しましたが、大丈夫です」
「それでは元の位置に戻っていただき、再開とします」
俺は再び兜をかぶると、元の位置へ歩きながら身体を反転させた。
そして元の位置へ俺とルースともに戻ったことを確認したルナ先生が、
「試合再開!」
試合を再開させた。
「さぁいきますよルース君!特訓の成果を見せてください!」
「お、お手柔らかにお願いします!」
「何を甘ったれたことを言っているのですか!せやぁぁぁ!」
「あぶなっ!?」
勢いよく上段から振り下ろされた光の剣を、なんとかかわすことに成功する。
かわされた光の剣はそのまま地面に吸い込まれていく。
ドゴォォォン!
ファーナの一撃は石畳に見事なクレーターを作成した。
「ふふふ……ルース君、よく避けましたね……」
「……し、至近距離なんかでやってられない!」
ぼっこりと空いた石畳を見たルースは少し固まった後に、空へと舞い上がり距離を取る。
「あいにくですが私は遠距離戦も得意なのですよ!よけきれますか!?」
ファーナは身体の周囲に光の短剣を複数本召喚し、空へと順次に撃ちだしていく。
「うわわわっ!?」
「やりますね!しかしまだまだいきますよ!それそれそれ!」
楽しそうだなぁ……
慌てて回避するルースに対して、ファーナは楽しそうに次から次へと短剣を飛ばしていく。
ドン!ドン!ドン!
ピシッ!
ルースがかわした短剣は結界にぶつかり消滅していくが、結界にもダメージが入っている。
結界は複数人の結界師によってかなり強固に覆われているはずなのだが、短剣一本にかなりの威力があるのだろう。
「これでもくらえ!」
だがルースもさすがだ。
短剣を空中で回避しつつ、炎の矢を複数本放ってくる。
「反撃はお見事ですが、私に傷をつけるには威力が足りませんね」
ファーナはまったく慌てることなく手を上空にあげると、光の盾が現れ全ての炎の矢を防いだ。
「オーレリアさまぁぁぁ!カッコいいですぅ!」
「フレアさん!興奮し過ぎですよ!」
「どうどう」
フレアはすっかり熱烈なファンと化している。
「ふふふ……これで男子生徒たちの視線も私に集中でしょう」
いや集中してはいるが……ドン引きの視線だぞ?
はぁ!?
最初のころ舞い上がっていた男子たちは、ファーナの圧倒的な強さを目の当たりにしたせいで、すでに意気消沈だ。
これだから軟弱な男性は……!
そう思いませんかマスター!?
いや、俺もドン引きしてる……
マスターまで!?
こんなうら若き乙女に対して何を恐れる必要があるのですか!
うら若き乙女は笑いながら石畳を砕いたりしないんだ。
な、なんですって……?
ファーナがどういう乙女観を持っているのか、まったくもって疑問である。
「くっ……こうなったら最後の手段を使わせてもらいます!」
「さすがルース君ですね!いいでしょう!かかってきなさい!」
気を取り直したファーナは光の剣を構え、ルースの攻撃に備えていく。
対するルースは空から地上へと降り立つと、
「ギブアップです!」
堂々と宣言をした。
「えっ……」
「ルース君のギブアップによりファーナさ……カイ君の勝利です!」
呆然とするファーナだが、まあそうなるわな。
相手がファーナだったら俺だってそうする。
「な、なぜギブアップするのですかルース君!?」
「ファーナさんに勝てる気がしないからです……」
はい、戻って戻ってぇ。
わ、私の出番はもう終わりですか!?
ぴちぴちの若い肉体がぁぁぁ!?
俺の召喚獣である姫騎士さんは強すぎる。
そのことを再確認し、召喚を解くのだった。
「えっ!?えぇぇぇ!?」
混乱しているルースに向かって、とても嬉しそうなファーナが突っ込んでいくが、
「ストォォォォップ!」
ルナ先生が大きな声で試合を中断させた。
「どうしましたか?」
「いえ、どうしましたかではなくてですね?貴女はいったい……?それにカイ君はどちらへ?」
キョトンとしたファーナと、同じ表情をしたルナ先生が問いかけてくる。
「そういえばこうしてお会いするのは初めてでしたね、ルナ先生。私、ファーナと申しまして、今はマスターの元でリビングメイルをやっています」
「これはご丁寧なあいさつをありがとうございます。カイ君の担任のルナと申します」
お互いに頭を下げ、大人のあいさつを交わす。
「改めてご説明いたしますが、今の私はマスターの身体をお借りしている存在ですね」
「ということはカイ君に戻れるのですか?」
「はい、少々お待ちください」
ファーナが兜を召喚し、かぶり直す。
マスター、お呼びですよ。
はいよ。
俺は鎧の中で反転をして元の身体へと戻っていく。
おお、やっぱりあると安心するなぁ……
股間の存在に安心感を覚えつつ、兜を脱いで素顔を見せた。
「お待たせしました」
「……本当にカイ君なのですね」
「ははは、当たり前じゃないですか」
「いや当たり前じゃありませんが?突然見知らぬ女の人が現れるなんて思いもしませんから」
そう言われてみればそうかもしれん。
「ですがカイ君本人の確認が取れましたので、このまま試合を再開させていただきます。ルース君もよろしいですね?」
裁定のため、近くまで来ていたルースに確認を取る。
「あっはい。いきなりのことに混乱しましたが、大丈夫です」
「それでは元の位置に戻っていただき、再開とします」
俺は再び兜をかぶると、元の位置へ歩きながら身体を反転させた。
そして元の位置へ俺とルースともに戻ったことを確認したルナ先生が、
「試合再開!」
試合を再開させた。
「さぁいきますよルース君!特訓の成果を見せてください!」
「お、お手柔らかにお願いします!」
「何を甘ったれたことを言っているのですか!せやぁぁぁ!」
「あぶなっ!?」
勢いよく上段から振り下ろされた光の剣を、なんとかかわすことに成功する。
かわされた光の剣はそのまま地面に吸い込まれていく。
ドゴォォォン!
ファーナの一撃は石畳に見事なクレーターを作成した。
「ふふふ……ルース君、よく避けましたね……」
「……し、至近距離なんかでやってられない!」
ぼっこりと空いた石畳を見たルースは少し固まった後に、空へと舞い上がり距離を取る。
「あいにくですが私は遠距離戦も得意なのですよ!よけきれますか!?」
ファーナは身体の周囲に光の短剣を複数本召喚し、空へと順次に撃ちだしていく。
「うわわわっ!?」
「やりますね!しかしまだまだいきますよ!それそれそれ!」
楽しそうだなぁ……
慌てて回避するルースに対して、ファーナは楽しそうに次から次へと短剣を飛ばしていく。
ドン!ドン!ドン!
ピシッ!
ルースがかわした短剣は結界にぶつかり消滅していくが、結界にもダメージが入っている。
結界は複数人の結界師によってかなり強固に覆われているはずなのだが、短剣一本にかなりの威力があるのだろう。
「これでもくらえ!」
だがルースもさすがだ。
短剣を空中で回避しつつ、炎の矢を複数本放ってくる。
「反撃はお見事ですが、私に傷をつけるには威力が足りませんね」
ファーナはまったく慌てることなく手を上空にあげると、光の盾が現れ全ての炎の矢を防いだ。
「オーレリアさまぁぁぁ!カッコいいですぅ!」
「フレアさん!興奮し過ぎですよ!」
「どうどう」
フレアはすっかり熱烈なファンと化している。
「ふふふ……これで男子生徒たちの視線も私に集中でしょう」
いや集中してはいるが……ドン引きの視線だぞ?
はぁ!?
最初のころ舞い上がっていた男子たちは、ファーナの圧倒的な強さを目の当たりにしたせいで、すでに意気消沈だ。
これだから軟弱な男性は……!
そう思いませんかマスター!?
いや、俺もドン引きしてる……
マスターまで!?
こんなうら若き乙女に対して何を恐れる必要があるのですか!
うら若き乙女は笑いながら石畳を砕いたりしないんだ。
な、なんですって……?
ファーナがどういう乙女観を持っているのか、まったくもって疑問である。
「くっ……こうなったら最後の手段を使わせてもらいます!」
「さすがルース君ですね!いいでしょう!かかってきなさい!」
気を取り直したファーナは光の剣を構え、ルースの攻撃に備えていく。
対するルースは空から地上へと降り立つと、
「ギブアップです!」
堂々と宣言をした。
「えっ……」
「ルース君のギブアップによりファーナさ……カイ君の勝利です!」
呆然とするファーナだが、まあそうなるわな。
相手がファーナだったら俺だってそうする。
「な、なぜギブアップするのですかルース君!?」
「ファーナさんに勝てる気がしないからです……」
はい、戻って戻ってぇ。
わ、私の出番はもう終わりですか!?
ぴちぴちの若い肉体がぁぁぁ!?
俺の召喚獣である姫騎士さんは強すぎる。
そのことを再確認し、召喚を解くのだった。
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