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新たな客人
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コージはまず玲奈の両足を開き、その中央に咲く花2輪を見つめた。
大きな花の方は花びらの1枚1枚が鮮やかなピンク色で、甘い蜜を出す小さな穴は彼を誘っているのか不規則に開閉している。
その下は大きい花よりも少しだけ赤い、可憐な小菊の花。
両方を食い入るように見つめていると玲奈は羞恥に耐えきれなくなったのか、両手で大事なところを隠そうとする。
コージはその手をどかすと顔を近づけ、蜜穴の上で隠れている実を皮の上から軽く舌先で突いてみた。
その瞬間玲奈の身体が大きく跳ねる、コージはその反応を楽しむように舌先で何度も突く。
すると玲奈は甘い声をあげながら、彼に懇願する。
「お願い。 そこは凄く敏感だから、イジワルしないで……」
そう言う彼女の蜜穴からは、トロリと蜜が溢れてきた。
花びらについた蜜を1枚ずつ丁寧に舐め取る、しかし舐め取るたびに新しい蜜が穴から溢れ出して花を汚してしまう。
次にどうするか考えていると、コージはさきほどの玲奈の言葉を思い出した。
『あなたの妻になってあげても良いわよ。 だけど私の子宮の中にはお父さんの精液が、まだたくさん残っているの。 それを全部吸い出すか別のもので埋めないと私は妻ではなく、2番目のお母さんになってしまうかも……』
(そうだ、レーナの中にはまだ父上の種が残っている。 それを全て出さない限り、彼女は私のモノにはならない!)
コージは一旦顔を離すと、玲奈に優しく語りかける。
「レーナ、少しだけ我慢して。 レーナの中に残っている父上の種全てを、これから平らげるから」
玲奈の返事を待たずに再び股を開かせると
「いくよ」
コージは無理やりこじ開けるように、彼女の膣に舌をねじ込んだ!
悲鳴にも似た嬌声が、小屋の中に広がる。
そのまま奥に突き進んでいくと少し丸みをおびた扉に、その行く手を遮られた。
(この先が、レーナの子宮……。 何とかして吸い出さないと!)
コージは膣の中で舌をストロー状に丸め、子宮から父ディザイアの精子を吸い出すことが出来るか試してみる。
しかしその結果は、玲奈の中から溢れ出る蜜で喉を潤すだけに終わった。
正攻法にこだわっていては、父を出し抜くことは出来ない。
そう判断したコージは、両親にも秘密にしてある能力を使う。
【伸縮軟硬(しんしゅくなんこう)】
身体の一部を伸縮自在とし、ゼリー状から根菜並の硬さまで思い通りに変えることが出来る力。
しかし変えられる場所は最初に使う部位に限定される為、彼は最初利き腕を選ぼうとしていた。
コージが選んだのは……舌。
彼は玲奈を自分だけのものとする為に、本来戦いで使えばとても有効となる筈の力を捨ててみせたのである。
再びコージの舌が子宮口に届いたことを、玲奈は身体の奥で感じていた。
これまでに受けた刺激で彼女の思考は既に甘く蕩けており、彼自身が入ってくるのを今か今かと待ちわびている。
「レーナ、君の子宮の中を綺麗に舐め取らせてもらうよ」
(えっ!?)
彼が何を言っているのか分からず、問いかけようとした次の瞬間!
固く閉ざされていた子宮口を、長さと硬さを増したコージの舌が突き破った。
与えられた衝撃が強すぎた為、玲奈は一瞬で達してしまう。
だが休む暇もなく子宮内ではコージは舌を左右に分け、細い卵管の先まで父の種を追いかけ身体の外へ引きずり出す。
それを数回繰り返すと、玲奈は全身を痙攣させながら盛大に潮を吹いた。
顔に大量の潮がかかってしまったが、彼は一向に気にしない。
そして最後のトドメとばかりに彼女の膣口から卵管采まで、舌を長く薄く広げるとそれを一気に引き抜き父が残した精子を全て取り除いてしまった。
「……レーナ、これで父上が残したものを全て取り除けたよ」
だが玲奈は返事をしないばかりか、ピクリとも動かない。
不思議に思ったコージが彼女の顔をのぞき込むと、口から泡を吐きそして目は上をずっと向いた状態で気を失っていたのである。
想像をはるかに超えた快楽は、彼女のブレーカーを瞬時に落とす結果を招いた。
玲奈の意識が戻るのを待つ間に、コージは父の寝所へと向かった。
戻ってきた彼の手には、陶器で出来た小瓶がひとつ。
その中には、強精剤が入っていた……。
目覚めた玲奈を優しく抱きしめると、コージは気絶させてしまったことを謝りつつ改めて彼女に問いかける。
「さっきは気を失っていたのに気付くのが遅れて、本当に済まなかった。 だが君の中に残されていた、父上の種を全て外に出すことが出来た。 それでもう1度だけ君の気持ちを聞いておきたい、私の妻となり子を産んでくれるのかどうか。 本当に嫌ならば無理強いはしないし、父上にも気付かれないよう少し離れた街まで送る。 君の今の気持ちを、私に教えてくれ」
彼女の中では、既に心は決まっている。
決まっているというよりも、壊れて狂いだした心は表面上は気付かないまま玲奈をより歪な未来に夢を抱かせた。
「私は言ったわよね。 2人の子をディザイアに見せて、悔しがる顔を見ようって。 ここまできて同じことを聞いてくるってことは、あなた今頃になって私を抱けないとか言い出すつもりなの?」
「そんな訳ないだろ。 今もすぐにでも君の膣に挿入したい気持ちを、必死に抑えているのだから……」
そう言いながらコージは父譲りの大きな性器を見せて、言葉に嘘偽りが無いことを玲奈に証明する。
しかし犯された時の記憶がフラッシュバックして甦った彼女は、その記憶を上書きするように異常な行動に出始めた。
「……これで、あなたは私を孕ませるつもりなのね」
玲奈は彼のペニスに手を伸ばすと、ゆっくりとしごき始める。
突然の行動に流石のコージも驚き、声をあげた。
「レ、レーナ! 一体なにを!?」
「あなたがしてくれたこと、私にもさせてちょうだい」
そう言うと玲奈はゆっくりと顔を近づけ、彼の性器を咥える。
コージは何か様子がおかしいことにようやく気付いたが、彼女の奉仕の素晴らしさの前に確かめようとする気持ちも散ってしまう。
しばらくすると玲奈は身体の向きを変えて、性器を見せながら腰を左右に振る。
何を望んでいるのか分かった彼は、その望みを叶えるべく舌を伸ばした。
2人は結ばれた後もお互いの身体を貪るように求め合い、ようやく眠ったのは翌日の昼頃……。
『男女の交わりではなく、牡と牝の交尾に近かった』
そう評したのは、小屋の外で聞き耳を立てていたコージの母クレアである。
それから3日後、ディザイアが新たな客人を捕らえて帰ってきた。
それは姿を消した玲奈達を心配して探しに来た、2人の女生徒。
クラスの副委員長を務めている安藤 沙織(あんどう さおり)と、剣道部の次期エースと呼ばれている佐々木 小梅(ささき こうめ)だった。
2人はディザイアに連れられ、とある小屋の中を覗くように命じられる。
その中に居たのは、コージと玲奈だった……。
大きな花の方は花びらの1枚1枚が鮮やかなピンク色で、甘い蜜を出す小さな穴は彼を誘っているのか不規則に開閉している。
その下は大きい花よりも少しだけ赤い、可憐な小菊の花。
両方を食い入るように見つめていると玲奈は羞恥に耐えきれなくなったのか、両手で大事なところを隠そうとする。
コージはその手をどかすと顔を近づけ、蜜穴の上で隠れている実を皮の上から軽く舌先で突いてみた。
その瞬間玲奈の身体が大きく跳ねる、コージはその反応を楽しむように舌先で何度も突く。
すると玲奈は甘い声をあげながら、彼に懇願する。
「お願い。 そこは凄く敏感だから、イジワルしないで……」
そう言う彼女の蜜穴からは、トロリと蜜が溢れてきた。
花びらについた蜜を1枚ずつ丁寧に舐め取る、しかし舐め取るたびに新しい蜜が穴から溢れ出して花を汚してしまう。
次にどうするか考えていると、コージはさきほどの玲奈の言葉を思い出した。
『あなたの妻になってあげても良いわよ。 だけど私の子宮の中にはお父さんの精液が、まだたくさん残っているの。 それを全部吸い出すか別のもので埋めないと私は妻ではなく、2番目のお母さんになってしまうかも……』
(そうだ、レーナの中にはまだ父上の種が残っている。 それを全て出さない限り、彼女は私のモノにはならない!)
コージは一旦顔を離すと、玲奈に優しく語りかける。
「レーナ、少しだけ我慢して。 レーナの中に残っている父上の種全てを、これから平らげるから」
玲奈の返事を待たずに再び股を開かせると
「いくよ」
コージは無理やりこじ開けるように、彼女の膣に舌をねじ込んだ!
悲鳴にも似た嬌声が、小屋の中に広がる。
そのまま奥に突き進んでいくと少し丸みをおびた扉に、その行く手を遮られた。
(この先が、レーナの子宮……。 何とかして吸い出さないと!)
コージは膣の中で舌をストロー状に丸め、子宮から父ディザイアの精子を吸い出すことが出来るか試してみる。
しかしその結果は、玲奈の中から溢れ出る蜜で喉を潤すだけに終わった。
正攻法にこだわっていては、父を出し抜くことは出来ない。
そう判断したコージは、両親にも秘密にしてある能力を使う。
【伸縮軟硬(しんしゅくなんこう)】
身体の一部を伸縮自在とし、ゼリー状から根菜並の硬さまで思い通りに変えることが出来る力。
しかし変えられる場所は最初に使う部位に限定される為、彼は最初利き腕を選ぼうとしていた。
コージが選んだのは……舌。
彼は玲奈を自分だけのものとする為に、本来戦いで使えばとても有効となる筈の力を捨ててみせたのである。
再びコージの舌が子宮口に届いたことを、玲奈は身体の奥で感じていた。
これまでに受けた刺激で彼女の思考は既に甘く蕩けており、彼自身が入ってくるのを今か今かと待ちわびている。
「レーナ、君の子宮の中を綺麗に舐め取らせてもらうよ」
(えっ!?)
彼が何を言っているのか分からず、問いかけようとした次の瞬間!
固く閉ざされていた子宮口を、長さと硬さを増したコージの舌が突き破った。
与えられた衝撃が強すぎた為、玲奈は一瞬で達してしまう。
だが休む暇もなく子宮内ではコージは舌を左右に分け、細い卵管の先まで父の種を追いかけ身体の外へ引きずり出す。
それを数回繰り返すと、玲奈は全身を痙攣させながら盛大に潮を吹いた。
顔に大量の潮がかかってしまったが、彼は一向に気にしない。
そして最後のトドメとばかりに彼女の膣口から卵管采まで、舌を長く薄く広げるとそれを一気に引き抜き父が残した精子を全て取り除いてしまった。
「……レーナ、これで父上が残したものを全て取り除けたよ」
だが玲奈は返事をしないばかりか、ピクリとも動かない。
不思議に思ったコージが彼女の顔をのぞき込むと、口から泡を吐きそして目は上をずっと向いた状態で気を失っていたのである。
想像をはるかに超えた快楽は、彼女のブレーカーを瞬時に落とす結果を招いた。
玲奈の意識が戻るのを待つ間に、コージは父の寝所へと向かった。
戻ってきた彼の手には、陶器で出来た小瓶がひとつ。
その中には、強精剤が入っていた……。
目覚めた玲奈を優しく抱きしめると、コージは気絶させてしまったことを謝りつつ改めて彼女に問いかける。
「さっきは気を失っていたのに気付くのが遅れて、本当に済まなかった。 だが君の中に残されていた、父上の種を全て外に出すことが出来た。 それでもう1度だけ君の気持ちを聞いておきたい、私の妻となり子を産んでくれるのかどうか。 本当に嫌ならば無理強いはしないし、父上にも気付かれないよう少し離れた街まで送る。 君の今の気持ちを、私に教えてくれ」
彼女の中では、既に心は決まっている。
決まっているというよりも、壊れて狂いだした心は表面上は気付かないまま玲奈をより歪な未来に夢を抱かせた。
「私は言ったわよね。 2人の子をディザイアに見せて、悔しがる顔を見ようって。 ここまできて同じことを聞いてくるってことは、あなた今頃になって私を抱けないとか言い出すつもりなの?」
「そんな訳ないだろ。 今もすぐにでも君の膣に挿入したい気持ちを、必死に抑えているのだから……」
そう言いながらコージは父譲りの大きな性器を見せて、言葉に嘘偽りが無いことを玲奈に証明する。
しかし犯された時の記憶がフラッシュバックして甦った彼女は、その記憶を上書きするように異常な行動に出始めた。
「……これで、あなたは私を孕ませるつもりなのね」
玲奈は彼のペニスに手を伸ばすと、ゆっくりとしごき始める。
突然の行動に流石のコージも驚き、声をあげた。
「レ、レーナ! 一体なにを!?」
「あなたがしてくれたこと、私にもさせてちょうだい」
そう言うと玲奈はゆっくりと顔を近づけ、彼の性器を咥える。
コージは何か様子がおかしいことにようやく気付いたが、彼女の奉仕の素晴らしさの前に確かめようとする気持ちも散ってしまう。
しばらくすると玲奈は身体の向きを変えて、性器を見せながら腰を左右に振る。
何を望んでいるのか分かった彼は、その望みを叶えるべく舌を伸ばした。
2人は結ばれた後もお互いの身体を貪るように求め合い、ようやく眠ったのは翌日の昼頃……。
『男女の交わりではなく、牡と牝の交尾に近かった』
そう評したのは、小屋の外で聞き耳を立てていたコージの母クレアである。
それから3日後、ディザイアが新たな客人を捕らえて帰ってきた。
それは姿を消した玲奈達を心配して探しに来た、2人の女生徒。
クラスの副委員長を務めている安藤 沙織(あんどう さおり)と、剣道部の次期エースと呼ばれている佐々木 小梅(ささき こうめ)だった。
2人はディザイアに連れられ、とある小屋の中を覗くように命じられる。
その中に居たのは、コージと玲奈だった……。
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