19 / 40
第19話 温泉女子会(女神も居ます)
しおりを挟む
嵯峨塩の温泉宿は川のすぐ傍に建つ景色の良い場所に在った、男湯・女湯・貸切風呂が有り華憐が当然の如く貸切風呂を借りるが王道は男湯を選択した。日もすっかり暮れて周囲が闇に包まれる中、川の流れる音だけが静かに時を刻む。日本酒に似た酒が有ったのでそれを冷やで飲みながら極楽気分に浸っていたが、隣の貸切風呂の戸が開く音がすると女性陣の賑やかな声が聞こえてきた。極楽気分もどうやらここまでのようだ。
「折角貸切風呂を借りたってのにやっぱり居ない、こら王道!男湯じゃなくて、こっちに来なさいよ」
「馬鹿を言うな華憐、そんな真似が出来るか!?」
「美雷だったら、出来るんだ?」
「あの時は俺が先に入っていたんだ、それに新人の従業員の不手際が原因だって後から聞いているだろうが!?」
「だから、私もそんな羨ま恥ずかしい事を1度位は経験してみたいのよ」
「断固拒否する」
「きぃっ!?」
王道と華憐の会話を聞きながら、サクラは興味深そうに奈央に質問する。
「あの2人はいつもあんな感じなのですか?」
「そうね見ていて腹立つ部分も有るけど、それだけ気を許していると思うと少しだけ嫉妬してしまうわね」
「奈央さんも、王道さんの事が好きなのですか?」
「す、好きか嫌いかで聞かれれば勿論好きよ。あの大きくて温かい手で頭を撫でられるとたまらなく嬉しい気持ちになれるの」
モジモジしながら照れ笑いを浮かべる奈央を見て、サクラはとても素敵だなと思えた。
「薫さんは、王道さんの事をどう思っているのですか?」
次にサクラは薫に同じ様な質問をしてみた。
「王道さんは、病気を抱えながら懸命に生きている方です。私達にそれを気付かせない様に振舞わせていたと思うと心苦しいです。ですから、こちらの世界で治療法を見つけて治して差し上げようと考えています」
薫が真顔でサクラに答えているので、華憐と奈央はヒソヒソと会話を始める。
「ねえ、薫はまだ王道のアレを病気だと思っている訳?」
「男性として正常な反応だと教えるべきだと思いますが、それを教えてしまうと何でそれを知っているのか疑われて変なレッテルを貼られそうで怖いです」
ふいに華憐が男湯に向かって大きな声を出した。
「王道!薫にこの間のアレが正常な反応だって教えてあげる為にやっぱり貸切風呂に来ない?」
ブー!?ゴホッゲホッ! 何かを吹き出す音と何やらむせている声が隣の男湯から聞こえてきた、王道の返事が無いので答えはNO!の様だ。
「残念、王道は相変わらず来たくないみたいだわ」
「華憐さん、あなたって時々物凄い大物に見えてしまいますわ」
「何だか褒められていない様に聞こえるんだけど?」
「いい加減にしなさい!華憐さん、王道さんのご病気で遊ぶのは止めなさい」
「薫さん、王道さんは病気なのですか?」
薫は悲しそうな顔をしながらサクラに説明を始めた。
「王道さんは大切な場所がグロテスクな形に腫れ上がる病気に掛かっております、先日美雷さんという方と同じ風呂に入ってしまうという事件を起こした際にその病気が皆に知られてしまったのです」
サクラはキョトンとした顔で真面目な顔で説明を続けている薫を見た、そしてしばらくして何かに気付いた様で手を叩いた。
「あ~!!つまり王道さんはその美雷さんと一緒の風呂に入っていた事で興奮して○っていたって事ですね!?」
ブー!?ゴホッゲホッ! また何かを吹き出す音と何やらむせている声が隣の男湯から聞こえてきた。
「サ、サクラさん!?そんな破廉恥な言葉を言う物ではありません!」
「そんな気にするほどの事じゃないですよ、私も昔1度だけ叔父さんのを見てしまった事が有りますから。むしろ、ああなってくれないと子供も作れないですからね」
(あの叔父さん、よく今まで耐えてこられたな・・・)
王道はサクラの話を聞いている内に、叔父さんに対して尊敬の念を抱いた。
「えっ!?それでは王道さんは病気では無いのですか!」
「そう、むしろ美雷が王道を気絶させなければ2人は男女の間になっていた可能性だって有ったのよ」
(男女の間柄!?つまり・・・王道さんは美雷さんに欲情し掛けていたって意味で、もしかしたら私に対しても同じ様な衝動に駆られて襲ってくる可能性も否定出来ないって事?)
薫は更に誤解を重ね、王道を病気の人間では無くただのケダモノだと判断した。翌日から王道に近付かれるのを恐れ、護身用の罠などを設置して警戒する生活を送る内に知らずに王道を目で追う様になった。そして華憐や奈央が王道と親しく話す姿を見て嫉妬する様になるのはもう少し後の事である。
華憐達の会話を近くで聞いていたアクアは1人で別の事を考えていた。
(ライアが変わってしまったのは、人の感情を共有したのがキッカケでした。人の感情という物は神でさえ狂わせてしまう程の強い力を秘めているみたいですね。こうして見ると、特に異性に対して抱く感情の熱が最も高くなる傾向にあるようです。興味が沸いてきましたので、王道さんの様子でも観察しながらライアを元に戻す方法を探る事にしましょう)
アクアは人の感情をより深く知ろうと王道達の傍で学ぶ事を選んだ、それが結果的にライア程では無いにせよ王道や華憐達に災難を振りまくはた迷惑な神様に成り下がる事になろうとは当の本人さえ知る由も無かった・・・。
場所は変わり、元磐咲の街(現楽園建設予定地)。ライアは1人の追っ手を放とうとしていた。
『ここ数日、門音さん達が周辺を探していましたが王道様達は一向に見つかりません。どうやら磐咲や渇濡馬以外の場所へ移動しているみたいです。そこでライアの名の下に命令します、信頼出来る部下を連れて王道様を探し出すのです。そして見つけ次第この地に戻って頂き楽園の主として相応しい甘美な日々を楽しんで貰いましょう』
『ははっ!このルナ、必ずやライア様のご期待に応え王道様をこの楽園までご案内させて頂きます』
「気を付けてねルナ、きみ兄ちゃんには華憐さん達も一緒に居るからね」
『心配してくれて有難う門音、この地が早く王道様の為の楽園となる様にあなたも頑張ってね』
「うん、任せておいて!」
邪神ルナは側近の邪王5人のみを連れて磐咲の地を離れた、残りの邪王と邪族を全員残して・・・。
「ルナ様、付いていくのは我々5人だけで本当によろしいのですか?」
『構わぬ、大勢を引き連れると目立ってしまうからな。それに、お前ら4人は王道様と愛の逃避行をする際の侍従にもなろうて』
「磐咲の地には戻らないのですか!?」
『誰が王道様をあんな女達の中に差し出すものか!私は王道様の為に生き、王道様の為に死ぬと誓ったのだ。王道様に相応しいのは私だけ。真の楽園は我らのみで奉仕する場所を指すのだ』
王道達の下へ、一方的な重い愛を携えた邪神ルナが迫ろうとしていた・・・。
「折角貸切風呂を借りたってのにやっぱり居ない、こら王道!男湯じゃなくて、こっちに来なさいよ」
「馬鹿を言うな華憐、そんな真似が出来るか!?」
「美雷だったら、出来るんだ?」
「あの時は俺が先に入っていたんだ、それに新人の従業員の不手際が原因だって後から聞いているだろうが!?」
「だから、私もそんな羨ま恥ずかしい事を1度位は経験してみたいのよ」
「断固拒否する」
「きぃっ!?」
王道と華憐の会話を聞きながら、サクラは興味深そうに奈央に質問する。
「あの2人はいつもあんな感じなのですか?」
「そうね見ていて腹立つ部分も有るけど、それだけ気を許していると思うと少しだけ嫉妬してしまうわね」
「奈央さんも、王道さんの事が好きなのですか?」
「す、好きか嫌いかで聞かれれば勿論好きよ。あの大きくて温かい手で頭を撫でられるとたまらなく嬉しい気持ちになれるの」
モジモジしながら照れ笑いを浮かべる奈央を見て、サクラはとても素敵だなと思えた。
「薫さんは、王道さんの事をどう思っているのですか?」
次にサクラは薫に同じ様な質問をしてみた。
「王道さんは、病気を抱えながら懸命に生きている方です。私達にそれを気付かせない様に振舞わせていたと思うと心苦しいです。ですから、こちらの世界で治療法を見つけて治して差し上げようと考えています」
薫が真顔でサクラに答えているので、華憐と奈央はヒソヒソと会話を始める。
「ねえ、薫はまだ王道のアレを病気だと思っている訳?」
「男性として正常な反応だと教えるべきだと思いますが、それを教えてしまうと何でそれを知っているのか疑われて変なレッテルを貼られそうで怖いです」
ふいに華憐が男湯に向かって大きな声を出した。
「王道!薫にこの間のアレが正常な反応だって教えてあげる為にやっぱり貸切風呂に来ない?」
ブー!?ゴホッゲホッ! 何かを吹き出す音と何やらむせている声が隣の男湯から聞こえてきた、王道の返事が無いので答えはNO!の様だ。
「残念、王道は相変わらず来たくないみたいだわ」
「華憐さん、あなたって時々物凄い大物に見えてしまいますわ」
「何だか褒められていない様に聞こえるんだけど?」
「いい加減にしなさい!華憐さん、王道さんのご病気で遊ぶのは止めなさい」
「薫さん、王道さんは病気なのですか?」
薫は悲しそうな顔をしながらサクラに説明を始めた。
「王道さんは大切な場所がグロテスクな形に腫れ上がる病気に掛かっております、先日美雷さんという方と同じ風呂に入ってしまうという事件を起こした際にその病気が皆に知られてしまったのです」
サクラはキョトンとした顔で真面目な顔で説明を続けている薫を見た、そしてしばらくして何かに気付いた様で手を叩いた。
「あ~!!つまり王道さんはその美雷さんと一緒の風呂に入っていた事で興奮して○っていたって事ですね!?」
ブー!?ゴホッゲホッ! また何かを吹き出す音と何やらむせている声が隣の男湯から聞こえてきた。
「サ、サクラさん!?そんな破廉恥な言葉を言う物ではありません!」
「そんな気にするほどの事じゃないですよ、私も昔1度だけ叔父さんのを見てしまった事が有りますから。むしろ、ああなってくれないと子供も作れないですからね」
(あの叔父さん、よく今まで耐えてこられたな・・・)
王道はサクラの話を聞いている内に、叔父さんに対して尊敬の念を抱いた。
「えっ!?それでは王道さんは病気では無いのですか!」
「そう、むしろ美雷が王道を気絶させなければ2人は男女の間になっていた可能性だって有ったのよ」
(男女の間柄!?つまり・・・王道さんは美雷さんに欲情し掛けていたって意味で、もしかしたら私に対しても同じ様な衝動に駆られて襲ってくる可能性も否定出来ないって事?)
薫は更に誤解を重ね、王道を病気の人間では無くただのケダモノだと判断した。翌日から王道に近付かれるのを恐れ、護身用の罠などを設置して警戒する生活を送る内に知らずに王道を目で追う様になった。そして華憐や奈央が王道と親しく話す姿を見て嫉妬する様になるのはもう少し後の事である。
華憐達の会話を近くで聞いていたアクアは1人で別の事を考えていた。
(ライアが変わってしまったのは、人の感情を共有したのがキッカケでした。人の感情という物は神でさえ狂わせてしまう程の強い力を秘めているみたいですね。こうして見ると、特に異性に対して抱く感情の熱が最も高くなる傾向にあるようです。興味が沸いてきましたので、王道さんの様子でも観察しながらライアを元に戻す方法を探る事にしましょう)
アクアは人の感情をより深く知ろうと王道達の傍で学ぶ事を選んだ、それが結果的にライア程では無いにせよ王道や華憐達に災難を振りまくはた迷惑な神様に成り下がる事になろうとは当の本人さえ知る由も無かった・・・。
場所は変わり、元磐咲の街(現楽園建設予定地)。ライアは1人の追っ手を放とうとしていた。
『ここ数日、門音さん達が周辺を探していましたが王道様達は一向に見つかりません。どうやら磐咲や渇濡馬以外の場所へ移動しているみたいです。そこでライアの名の下に命令します、信頼出来る部下を連れて王道様を探し出すのです。そして見つけ次第この地に戻って頂き楽園の主として相応しい甘美な日々を楽しんで貰いましょう』
『ははっ!このルナ、必ずやライア様のご期待に応え王道様をこの楽園までご案内させて頂きます』
「気を付けてねルナ、きみ兄ちゃんには華憐さん達も一緒に居るからね」
『心配してくれて有難う門音、この地が早く王道様の為の楽園となる様にあなたも頑張ってね』
「うん、任せておいて!」
邪神ルナは側近の邪王5人のみを連れて磐咲の地を離れた、残りの邪王と邪族を全員残して・・・。
「ルナ様、付いていくのは我々5人だけで本当によろしいのですか?」
『構わぬ、大勢を引き連れると目立ってしまうからな。それに、お前ら4人は王道様と愛の逃避行をする際の侍従にもなろうて』
「磐咲の地には戻らないのですか!?」
『誰が王道様をあんな女達の中に差し出すものか!私は王道様の為に生き、王道様の為に死ぬと誓ったのだ。王道様に相応しいのは私だけ。真の楽園は我らのみで奉仕する場所を指すのだ』
王道達の下へ、一方的な重い愛を携えた邪神ルナが迫ろうとしていた・・・。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる