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第22話 ふと気付いた重大な事実
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「王道から今すぐ離れなさい!?」
「王道さんはあなたを妻にする筈が有りません!?」
『その程度の斬撃で私に傷1つ付けられない様では王道様をお守りする事は出来ぬぞ、どうやら正妻は私でお前達は妾が妥当みたいだな』
「「何ですって~!?」」
嫉妬に狂った華憐と奈央はルナを本気で殺しに掛かる、しかしルナは2人の攻撃を軽く避けていた。華憐達と邪神の間ではこれ程の差が有ったのか、敵として出会っていれば間違い無く俺達は全滅していただろう。
(ある意味、敵同士と言えなくも無いのか。何故か俺を好きになってしまった恋敵って奴で)
元の世界ではとても考えられなかった事だが、ここまで来てようやく流石の王道もハーレムコースを歩いている自覚を持ち始めていた。だが今まで彼女を持った事すら無い者が急にモテ始めても困惑するばかりだった。
「とりあえず落ち着け3人共、それに華憐。最初の頃に言ったと思うが同士討ちなんて真似はしないでくれ」
「だって王道!こいつは私達が倒すべき敵じゃないの!?」
「本来はその筈だったんだが、今はご覧の通りの状況だ。ライアが豹変したのがキッカケでこのルナも変えられてしまったんだ。そもそも自分で連れてきた邪族を見捨ててくるなんて常識外れにも程があるだろうが?」
「うう、確かにそうだけど」
「一応、再確認だけさせてくれ邪神ルナ。お前らは一緒に居る配下の邪王と共に俺の味方になってくれるんだな?」
『はい、その通りです。王道様の身辺の警護は勿論の事、望まれれば何時どんな場所でもこの身体を差し出してご奉仕致します』
華憐と奈央の手が再び剣に伸びていた。
「華憐と奈央も、もう少し落ち着け!今のお前達とルナでは実力に天地の開きが有る事位分かるだろ?返り討ちに遭うのが関の山だ」
勝ち誇ったドヤ顔で2人を挑発するルナ、王道はルナに近づくと額をデコピンした。
「痛ぇっ!?」
当然の事ながら、ダメージを受けたのは王道の指の方だが・・・。
『どうされたのですか、王道様?』
「今後の為だから先に俺と約束してくれ、華憐達が傷つけられそうになった時は俺の代わりに守ってやってくれないか?」
『何故、こんな小娘を守らないといけないのですか?』
「それは俺が嫌だからだよ、元の世界では年齢=彼女いない暦の冴えないおっさんだった俺をはっきりと好きだと言ってくれたんだ。何とかして守ってやりたいと思うのが、男なりのプライドだ。無論、この世界の住人がすぐに受け入れられる訳じゃないがお前達を守る方法も見つけないといけないだろうな」
『本当ですか!?』
「もう、人間に酷い事を行わないと誓ってくれるのならな。幾ら俺の事が好きでも、他の人間には平気で残酷な行為が出来る女性を好きになる事は無いからな」
ルナやララ達が衝撃を受けていた、どうやら俺以外の男を根絶やしにしても問題無いとでも思っていたのだろうか?
「王道さん、峠の方から邪族達が向かってきます!!」
「何だって!?」
見ると、峠の頂上付近から邪族の小隊がこちらに向けて物凄い勢いで迫っていた。更にその先の谷を見ると巨大の亀が顔を覗かせている。
「おい、ルナ。これは一体どういう事だ?」
『いや、これは私の指示では無いぞ。それに濁流に襲われたのは私も一緒だからな、私に歯向かった報いを与えなくてはいけないな』
ルナが周囲が身震いする程の殺気を放った、華憐と奈央を本気で相手しようとすらしていなかったのか・・・。邪族の小隊はルナの殺気を浴びても尚こちらに向かってくる、華憐や奈央も武器を手に取り戦闘態勢に入ったが小隊が取った行動はルナの前で一斉に土下座する事だった。
「ギャギャギャギャ!」
『ギャギグギャ!?』
「ギョガガ!」
『グギョガ』
はっきり言って、邪族の1人とルナの会話が全く分からない。せめて俺達にも分かる言葉で話してくれよ。
『王道様、どうやらこの者達はあなたの命を狙ってドームタートルを眠りから覚ましたみたいです。そして私の直轄地の旗を見て慌ててここまで降りてきて許しを乞おうとしております』
「それで?」
『王道様の命を狙ったばかりか私の直轄地の旗を汚そうとした行いは万死に値します、このままドームタートルのエサにしようと思いますが宜しいでしょうか?』
恐怖に顔を歪めるゴブリンやコボルト達、お前らも案外表情豊かだったんだな。
「幾ら命を狙われたからといって、目の前で生きたまま踊り喰いされる所は正直見たくない。お前やララ達のお陰でこうして無事だったんだし穏便に済ませてやってくれないか?あと、出来れば俺達にも分かる言葉で話してくれ」
『これは失礼、うっかり邪界語で話していました。では、この者達にも王道様と同じ言葉を話せる様にしましょう』
ルナが小隊の連中1人1人に言葉を話せる様にしている中、王道はルナが話していた邪界語について考えていた。
(ルナが前に居た世界は邪界と言うのか?それとこちらの世界に来なければならなかった理由も時間が有れば聞いておくべきだな。でも、ちょっと待て。ライアが最初に言っていた邪神の名前は別じゃなかったか!?)
当初ライアが言っていた邪神の名前は確かイーヴィルだった、しかし今王道の前に居る邪神の名はルナだ。何かがおかしい。
「今、大事な事に気が付いた!おい、ルナ。お前の本当の名はイーヴィルというのか?」
『イーヴィルですって!?王道様、何故その名を知っているのですか?』
「いや、ライアからその名前を聞かされていた。そう名乗った邪神がこの世界に邪族を呼び寄せたって、そして華憐達の命が狙われ何とか救おうとライア達が前倒しで召喚するのに巻き込まれて俺もこっちの世界に来た訳だ」
『そんな事が有ったのですね・・・それにしても、まさかイーヴィルにこちらの世界に先回りされていただなんて!?』
「イーヴィルって何者なんだ?」
ルナは何かに呆れた様な顔をしながら、答えてくれた。
『イーヴィルとは、私の父です。無類の女好きで私が居た邪界に自分だけのハーレムを築こうと企みそして事もあろうに実の娘である私までそのハーレムに加えようとしてきたので一部の配下を連れて、この世界に逃げてきた訳です』
うわぁ・・・本気でハーレム建国しようとしている人が居るんだぁ。血の繋がった親子だから、ライアもイーヴィルとルナを間違えたのかもしれないな。
「なあ、アクア。そういえば邪族に攫われる人も居たって話だけどそれって女性だけ?」
『はい、いずこかへ姿を消し我々の目でも追えませんでした』
『恐らく父イーヴィルの仕業です、邪界に連れ去られてハーレムに無理やり入れられたかもしれません』
「お前の父が連れてきた邪族はお前でも見分けがつく?」
『実際に会ってみない事には何とも。私の命令に従わないのが居ればそれが父の連れてきた邪族です』
王道達が倒すべき真の敵はルナの父イーヴィルだとはっきりと分かった。一方その頃、磐咲のハーレム建国予定地からシスターのミレイアが誰にも気付かれずに姿を消していた・・・。
「王道さんはあなたを妻にする筈が有りません!?」
『その程度の斬撃で私に傷1つ付けられない様では王道様をお守りする事は出来ぬぞ、どうやら正妻は私でお前達は妾が妥当みたいだな』
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嫉妬に狂った華憐と奈央はルナを本気で殺しに掛かる、しかしルナは2人の攻撃を軽く避けていた。華憐達と邪神の間ではこれ程の差が有ったのか、敵として出会っていれば間違い無く俺達は全滅していただろう。
(ある意味、敵同士と言えなくも無いのか。何故か俺を好きになってしまった恋敵って奴で)
元の世界ではとても考えられなかった事だが、ここまで来てようやく流石の王道もハーレムコースを歩いている自覚を持ち始めていた。だが今まで彼女を持った事すら無い者が急にモテ始めても困惑するばかりだった。
「とりあえず落ち着け3人共、それに華憐。最初の頃に言ったと思うが同士討ちなんて真似はしないでくれ」
「だって王道!こいつは私達が倒すべき敵じゃないの!?」
「本来はその筈だったんだが、今はご覧の通りの状況だ。ライアが豹変したのがキッカケでこのルナも変えられてしまったんだ。そもそも自分で連れてきた邪族を見捨ててくるなんて常識外れにも程があるだろうが?」
「うう、確かにそうだけど」
「一応、再確認だけさせてくれ邪神ルナ。お前らは一緒に居る配下の邪王と共に俺の味方になってくれるんだな?」
『はい、その通りです。王道様の身辺の警護は勿論の事、望まれれば何時どんな場所でもこの身体を差し出してご奉仕致します』
華憐と奈央の手が再び剣に伸びていた。
「華憐と奈央も、もう少し落ち着け!今のお前達とルナでは実力に天地の開きが有る事位分かるだろ?返り討ちに遭うのが関の山だ」
勝ち誇ったドヤ顔で2人を挑発するルナ、王道はルナに近づくと額をデコピンした。
「痛ぇっ!?」
当然の事ながら、ダメージを受けたのは王道の指の方だが・・・。
『どうされたのですか、王道様?』
「今後の為だから先に俺と約束してくれ、華憐達が傷つけられそうになった時は俺の代わりに守ってやってくれないか?」
『何故、こんな小娘を守らないといけないのですか?』
「それは俺が嫌だからだよ、元の世界では年齢=彼女いない暦の冴えないおっさんだった俺をはっきりと好きだと言ってくれたんだ。何とかして守ってやりたいと思うのが、男なりのプライドだ。無論、この世界の住人がすぐに受け入れられる訳じゃないがお前達を守る方法も見つけないといけないだろうな」
『本当ですか!?』
「もう、人間に酷い事を行わないと誓ってくれるのならな。幾ら俺の事が好きでも、他の人間には平気で残酷な行為が出来る女性を好きになる事は無いからな」
ルナやララ達が衝撃を受けていた、どうやら俺以外の男を根絶やしにしても問題無いとでも思っていたのだろうか?
「王道さん、峠の方から邪族達が向かってきます!!」
「何だって!?」
見ると、峠の頂上付近から邪族の小隊がこちらに向けて物凄い勢いで迫っていた。更にその先の谷を見ると巨大の亀が顔を覗かせている。
「おい、ルナ。これは一体どういう事だ?」
『いや、これは私の指示では無いぞ。それに濁流に襲われたのは私も一緒だからな、私に歯向かった報いを与えなくてはいけないな』
ルナが周囲が身震いする程の殺気を放った、華憐と奈央を本気で相手しようとすらしていなかったのか・・・。邪族の小隊はルナの殺気を浴びても尚こちらに向かってくる、華憐や奈央も武器を手に取り戦闘態勢に入ったが小隊が取った行動はルナの前で一斉に土下座する事だった。
「ギャギャギャギャ!」
『ギャギグギャ!?』
「ギョガガ!」
『グギョガ』
はっきり言って、邪族の1人とルナの会話が全く分からない。せめて俺達にも分かる言葉で話してくれよ。
『王道様、どうやらこの者達はあなたの命を狙ってドームタートルを眠りから覚ましたみたいです。そして私の直轄地の旗を見て慌ててここまで降りてきて許しを乞おうとしております』
「それで?」
『王道様の命を狙ったばかりか私の直轄地の旗を汚そうとした行いは万死に値します、このままドームタートルのエサにしようと思いますが宜しいでしょうか?』
恐怖に顔を歪めるゴブリンやコボルト達、お前らも案外表情豊かだったんだな。
「幾ら命を狙われたからといって、目の前で生きたまま踊り喰いされる所は正直見たくない。お前やララ達のお陰でこうして無事だったんだし穏便に済ませてやってくれないか?あと、出来れば俺達にも分かる言葉で話してくれ」
『これは失礼、うっかり邪界語で話していました。では、この者達にも王道様と同じ言葉を話せる様にしましょう』
ルナが小隊の連中1人1人に言葉を話せる様にしている中、王道はルナが話していた邪界語について考えていた。
(ルナが前に居た世界は邪界と言うのか?それとこちらの世界に来なければならなかった理由も時間が有れば聞いておくべきだな。でも、ちょっと待て。ライアが最初に言っていた邪神の名前は別じゃなかったか!?)
当初ライアが言っていた邪神の名前は確かイーヴィルだった、しかし今王道の前に居る邪神の名はルナだ。何かがおかしい。
「今、大事な事に気が付いた!おい、ルナ。お前の本当の名はイーヴィルというのか?」
『イーヴィルですって!?王道様、何故その名を知っているのですか?』
「いや、ライアからその名前を聞かされていた。そう名乗った邪神がこの世界に邪族を呼び寄せたって、そして華憐達の命が狙われ何とか救おうとライア達が前倒しで召喚するのに巻き込まれて俺もこっちの世界に来た訳だ」
『そんな事が有ったのですね・・・それにしても、まさかイーヴィルにこちらの世界に先回りされていただなんて!?』
「イーヴィルって何者なんだ?」
ルナは何かに呆れた様な顔をしながら、答えてくれた。
『イーヴィルとは、私の父です。無類の女好きで私が居た邪界に自分だけのハーレムを築こうと企みそして事もあろうに実の娘である私までそのハーレムに加えようとしてきたので一部の配下を連れて、この世界に逃げてきた訳です』
うわぁ・・・本気でハーレム建国しようとしている人が居るんだぁ。血の繋がった親子だから、ライアもイーヴィルとルナを間違えたのかもしれないな。
「なあ、アクア。そういえば邪族に攫われる人も居たって話だけどそれって女性だけ?」
『はい、いずこかへ姿を消し我々の目でも追えませんでした』
『恐らく父イーヴィルの仕業です、邪界に連れ去られてハーレムに無理やり入れられたかもしれません』
「お前の父が連れてきた邪族はお前でも見分けがつく?」
『実際に会ってみない事には何とも。私の命令に従わないのが居ればそれが父の連れてきた邪族です』
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