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第30話 ライア達との合流、そして第1次夜伽戦争(夜の順番決め)勃発
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イーヴィルの様子がおかしい・・・渇濡馬でこれまでと明らかに変化しているイーヴィルに関する情報を入手した王道は磐咲へ急ぎ向かう事にした。奈央やアクアは巨大ムカデに乗るのを躊躇うがのんびりと行動して門音達に何か有ってはマズいと説得し日が山の稜線に差し掛かる頃、磐咲にまた戻ってくる事が出来た。
邪族の軍勢は最初進入を防ごうとしたが、すぐにルナの乗用ムカデだと気付くと道を開け中へ誘導する。街の中に入った王道はすっかり変わってしまった町並みに開いた口が塞がらなかった。まず東の正門を入った直後にビル3階相当の高さの王道の立像が建っていて、等身大の立像はいたる箇所に見受けられた。そして明らかに異常だったのは、遊園地の乗り物2つが王道仕様で作られていた事である。
まずメリーゴーランドの馬が全て白馬に乗った王道になっていて、その王道の前に座る様になっていた。次にウェーブスウィンガーと呼ばれる回転する空中ブランコは王道の像にお姫様抱っこされて乗る形だ。他にも王道の着ぐるみを着た人型邪族が様々なパレードや街の中の案内をしており、正に王道に染め上げられた街と化しつつあった・・・。
「頭痛くなってきた、俺やっぱり引き返しても良いか?」
想像の斜め上を行く街の姿に王道は戻ってきた事を後悔し始めた。ライアに街を住人に返す様に言うつもりだったが、これでは返したくても返せない。なるほど、邪族の間を抜ける途中で何度も指された理由はこれだったのか。
「あっ!?ルナさんが王道さん達を連れて帰ってきたよ!!」
美雷がルナの操るムカデの背に乗る王道や華憐達を見つけ、ライアや門音達に声を掛ける。ムカデから降りた王道にライアが抱きつこうとしてきたので、王道はそれを避けながらライアの頭にチョップを入れた。
ゲシッ!
「痛~い!王道様、何をするのですか!?」
「お前は何ていう街を作るつもりだ!?俺はミッ○ーマウスになった覚えは無いぞ!」
『王道様の偉大さを示すにはこれだけの数ではまだ足りませんか?では街の外壁に王道様の彫刻を入れる事に致します』
街の外に出て行こうとするライアを王道は慌てて背後から取り押さえた、うっかりすると更に悪化するのは間違いない。
「ライア~!王道キャッチャーと王道叩き、王道ボーリングの試運転が無事に終わったよ。って、きみ兄ちゃん戻ってきてくれたんだね!ずっと会えなくて寂しかった」
門音もライアと同様に感動の再会を喜び王道に抱きつこうとするが、今度は両肩を王道に捕まれると王道の顔は般若の如く殺気に満ちていた。
「きみ兄ちゃん、顔がちょっと怖い」
「正直に話した方が身の為だぞ、かあ坊。お前、メリーゴーランドなどを俺の像を入れたデザインでライアに入れ知恵したのか?」
「そうだよ、他にはね。きみ兄ちゃんのぬいぐるみを取れる王道キャッチャーや穴から顔を出すデフォルメのきみ兄ちゃんを叩く王道叩きに、きみ兄ちゃんが描かれた10本のピンをきみ兄ちゃんの顔を模した玉で倒す王道ボーリングもようやく完成した所」
ゴンッ!? 王道は反射的に門音に頭突きをかました。
「きみ兄ちゃん、痛い!」
「お前は俺を晒し者にする気か!?」
「晒し者なんかじゃないよ、私は街中をきみ兄ちゃんで埋め尽くせて凄く幸せだよ」
門音もライアにいつの間にか毒されていたのか、思考が変になっている。
「ライアにかあ坊は今すぐ街中に設置されている俺の立像や遊園地のアトラクション等を全て撤去する事。撤去を終えて俺が合格を出さない限り、華憐や奈央達と一緒に俺と共に暮らすのは許さないからな」
「は~い」
『分かりました』
2人は力無く返事をするが、少しして王道の言った言葉の意味に気が付いた。
「きみ兄ちゃん、今なんて!?」
『王道様!私を受け入れて頂けるのですか!?』
「ああ、奈央達と約束した。責任をもって全員を一生面倒見るってな。だから、俺と一緒に居たいのなら俺の着ぐるみを着せた邪族達も解放する様に」
「でもきみ兄ちゃんは何で急にハーレムを作るのを受け入れてくれたの?」
「それはですね、門音さん」
これまで王道の背後に居た薫がライア達に聞こえる声で告げた。
【王道さんは、華憐さんと奈央さんを抱いて自分の物にしたからですよ】
シュンッ!!
もっとオブラートに包め!とツッコミを言おうとした王道の頬を1本の矢が掠め背後の木に突き刺さるとそのまま折って倒してしまった。矢の飛んできた方向では、みどり先生がニッコリと微笑みながら周囲の温度を氷点下に変える声で王道に語りかけた。
「キンロー、いえ王道さん。あなたは華憐さんと奈央さんの2人の青臭いガキに手を出してしまったのですか?そんなに若い娘が好きでしたら、同い年になれる様に時を止めて差し上げますよ?」
(それは絶対に時じゃなくて生命活動を止めるつもりだろ!?)
「みどり先生、いやエメラ。俺はお前が良ければ、その想いを受け入れるつもりでいる。こんな俺が嫌ならライアに頼んで元の世界に帰す事も出来るがどうする?」
みどり先生は構えていた弓をその場に落とすと王道に駆け寄り唇を重ねる、そして王道と共に居る事を誓った。
「そんな酷い事は言わないでください、私は王道さんと共に居たいです。私も王道さんの物にしてください」
「さて・・・これで無事に王道さんのハーレム第1陣が揃いましたね」
薫が仕切り役として前に出てきた、何故だろう?悪い予感がする。
「まずはハーレム第1陣のメンバーをもう1度整理しましょう」
【ハーレム第1次メンバー】
焔 華憐
水木 奈央
黄田 美雷
光井 薫
黒川 門音
風間 みどり
光の神 ライア
邪神 ルナ
邪王 ララ
邪王 リリ
邪王 ルル
邪王 レレイ
邪王 ロロア 計13人
「そういえば、ミレイアの姿が見えないがどうしたんだ?」
「王道さん、実はミレイアなんだけど数週間前に姿を消してしまったの」
「なんだって!?」
「恐らくイーヴィルに攫われたと思われますが、それよりももっと大事な事をここで決めないといけません」
「ミレイアの安否よりも大事な事って一体何だ!?」
王道は声を荒げてしまうが、薫は意に返さずに王道を凍りつかせる一言を言い放つ。
『これから、私達の王道さんと夜を共にする順番を決めようと思います』
残りのハーレムメンバー11人の背後に落雷が落ちるエフェクトが一瞬だけ見えた気がした、殺気や嫉妬といった色んな感情が渦巻き誰も近づかせなかった争いを見た邪族の口から、その争いを第1次夜伽戦争(夜の順番決め)と命名され語り継がれる事となる。
単純な戦闘力ではライアとルナの独壇場となる為、公平を期すためアミダくじが採用された。それによって決められたローテーションと休姦日については次回明らかとなる。
邪族の軍勢は最初進入を防ごうとしたが、すぐにルナの乗用ムカデだと気付くと道を開け中へ誘導する。街の中に入った王道はすっかり変わってしまった町並みに開いた口が塞がらなかった。まず東の正門を入った直後にビル3階相当の高さの王道の立像が建っていて、等身大の立像はいたる箇所に見受けられた。そして明らかに異常だったのは、遊園地の乗り物2つが王道仕様で作られていた事である。
まずメリーゴーランドの馬が全て白馬に乗った王道になっていて、その王道の前に座る様になっていた。次にウェーブスウィンガーと呼ばれる回転する空中ブランコは王道の像にお姫様抱っこされて乗る形だ。他にも王道の着ぐるみを着た人型邪族が様々なパレードや街の中の案内をしており、正に王道に染め上げられた街と化しつつあった・・・。
「頭痛くなってきた、俺やっぱり引き返しても良いか?」
想像の斜め上を行く街の姿に王道は戻ってきた事を後悔し始めた。ライアに街を住人に返す様に言うつもりだったが、これでは返したくても返せない。なるほど、邪族の間を抜ける途中で何度も指された理由はこれだったのか。
「あっ!?ルナさんが王道さん達を連れて帰ってきたよ!!」
美雷がルナの操るムカデの背に乗る王道や華憐達を見つけ、ライアや門音達に声を掛ける。ムカデから降りた王道にライアが抱きつこうとしてきたので、王道はそれを避けながらライアの頭にチョップを入れた。
ゲシッ!
「痛~い!王道様、何をするのですか!?」
「お前は何ていう街を作るつもりだ!?俺はミッ○ーマウスになった覚えは無いぞ!」
『王道様の偉大さを示すにはこれだけの数ではまだ足りませんか?では街の外壁に王道様の彫刻を入れる事に致します』
街の外に出て行こうとするライアを王道は慌てて背後から取り押さえた、うっかりすると更に悪化するのは間違いない。
「ライア~!王道キャッチャーと王道叩き、王道ボーリングの試運転が無事に終わったよ。って、きみ兄ちゃん戻ってきてくれたんだね!ずっと会えなくて寂しかった」
門音もライアと同様に感動の再会を喜び王道に抱きつこうとするが、今度は両肩を王道に捕まれると王道の顔は般若の如く殺気に満ちていた。
「きみ兄ちゃん、顔がちょっと怖い」
「正直に話した方が身の為だぞ、かあ坊。お前、メリーゴーランドなどを俺の像を入れたデザインでライアに入れ知恵したのか?」
「そうだよ、他にはね。きみ兄ちゃんのぬいぐるみを取れる王道キャッチャーや穴から顔を出すデフォルメのきみ兄ちゃんを叩く王道叩きに、きみ兄ちゃんが描かれた10本のピンをきみ兄ちゃんの顔を模した玉で倒す王道ボーリングもようやく完成した所」
ゴンッ!? 王道は反射的に門音に頭突きをかました。
「きみ兄ちゃん、痛い!」
「お前は俺を晒し者にする気か!?」
「晒し者なんかじゃないよ、私は街中をきみ兄ちゃんで埋め尽くせて凄く幸せだよ」
門音もライアにいつの間にか毒されていたのか、思考が変になっている。
「ライアにかあ坊は今すぐ街中に設置されている俺の立像や遊園地のアトラクション等を全て撤去する事。撤去を終えて俺が合格を出さない限り、華憐や奈央達と一緒に俺と共に暮らすのは許さないからな」
「は~い」
『分かりました』
2人は力無く返事をするが、少しして王道の言った言葉の意味に気が付いた。
「きみ兄ちゃん、今なんて!?」
『王道様!私を受け入れて頂けるのですか!?』
「ああ、奈央達と約束した。責任をもって全員を一生面倒見るってな。だから、俺と一緒に居たいのなら俺の着ぐるみを着せた邪族達も解放する様に」
「でもきみ兄ちゃんは何で急にハーレムを作るのを受け入れてくれたの?」
「それはですね、門音さん」
これまで王道の背後に居た薫がライア達に聞こえる声で告げた。
【王道さんは、華憐さんと奈央さんを抱いて自分の物にしたからですよ】
シュンッ!!
もっとオブラートに包め!とツッコミを言おうとした王道の頬を1本の矢が掠め背後の木に突き刺さるとそのまま折って倒してしまった。矢の飛んできた方向では、みどり先生がニッコリと微笑みながら周囲の温度を氷点下に変える声で王道に語りかけた。
「キンロー、いえ王道さん。あなたは華憐さんと奈央さんの2人の青臭いガキに手を出してしまったのですか?そんなに若い娘が好きでしたら、同い年になれる様に時を止めて差し上げますよ?」
(それは絶対に時じゃなくて生命活動を止めるつもりだろ!?)
「みどり先生、いやエメラ。俺はお前が良ければ、その想いを受け入れるつもりでいる。こんな俺が嫌ならライアに頼んで元の世界に帰す事も出来るがどうする?」
みどり先生は構えていた弓をその場に落とすと王道に駆け寄り唇を重ねる、そして王道と共に居る事を誓った。
「そんな酷い事は言わないでください、私は王道さんと共に居たいです。私も王道さんの物にしてください」
「さて・・・これで無事に王道さんのハーレム第1陣が揃いましたね」
薫が仕切り役として前に出てきた、何故だろう?悪い予感がする。
「まずはハーレム第1陣のメンバーをもう1度整理しましょう」
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光の神 ライア
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邪王 ララ
邪王 リリ
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邪王 ロロア 計13人
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「王道さん、実はミレイアなんだけど数週間前に姿を消してしまったの」
「なんだって!?」
「恐らくイーヴィルに攫われたと思われますが、それよりももっと大事な事をここで決めないといけません」
「ミレイアの安否よりも大事な事って一体何だ!?」
王道は声を荒げてしまうが、薫は意に返さずに王道を凍りつかせる一言を言い放つ。
『これから、私達の王道さんと夜を共にする順番を決めようと思います』
残りのハーレムメンバー11人の背後に落雷が落ちるエフェクトが一瞬だけ見えた気がした、殺気や嫉妬といった色んな感情が渦巻き誰も近づかせなかった争いを見た邪族の口から、その争いを第1次夜伽戦争(夜の順番決め)と命名され語り継がれる事となる。
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