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第39話 新たな敵、その名は・・・大邪族?
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「フハハハハ・・・!!弱い、弱すぎる!この世界の者はこんなにも弱いのか!?」
王道達が巨大ムカデで現地に到着すると、身の丈4m近く有る1つ目の鬼を中心に2m位の小鬼達が邪界に戻る為に集結していた邪族に襲い掛かっていた。
「止めろ!私の配下達に何をするつもりだ!?私の名は邪神ルナ、この邪族を率いる神の1人だ」
「邪神?何だ、この烏合の衆を率いて天狗になっておる唯の小娘ではないか」
「私を愚弄するか!?」
ルナは手加減する事すら忘れ手刀を振り抜き真空の刃を作り出す、繰り出された刃は真っ直ぐに1つ目鬼を目指すが途中で小鬼達が出した金棒数本を弾くだけで止まってしまった。
「そんな馬鹿な!?」
「馬鹿な事ではあるまい、貴様らが最も強いと誰が決めた?最も強いのは我ら大邪族だ、この世界を橋頭堡にして他の世界へ攻める足がかりとするのだ」
(ルナの本気の攻撃さえ部下の金棒数本で止められてしまう、いきなりここまで敵を強くして出す必要は無いだろうに!?テンプレお約束の展開かもしれないが、そんな急にこっちは強くなれないんだぞ!?)
王道達は暴風雨の様に暴れる大邪族から一旦離れて様子を見る事にした、下がりながら魔法や遠距離の攻撃をしてくる恐れが有るから気を付ける様にと指示を与えつつ。だが大邪族達は一向に魔法や遠距離の攻撃を仕掛けてくる気配は無い、それどころか・・・。
「おい、こら!!逃げようとしないでこっちに来て戦え!俺達に勝てないからって距離を取るのは卑怯だぞ!?」
「・・・・・・なあ、お前ら魔法とか使おうって考え持たないの?」
「魔法?そんな物使う訳無かろう!自身の肉体こそが最大の武器であり鎧である、この素晴らしき武器と防具の姿を見るが良い!!」
大邪族を名乗る鬼達は一斉着ていた鎧を脱ぎ捨てるとその場でポーズを取り始める・・・・何、この脳筋集団。
「なあ、これって何か上手い方法を考えれば今の俺達でも倒せそうじゃないか?」
「でも頭の中まで筋肉で出来ているみたいですから、あれを斬ったりするのは大変ですよ」
「じゃあ、とりあえず金棒を持っているから誰か雷を落としてみないか?」
ひそひそと話し合いをしている王道達を他所に思い思いのポーズを決めながら悦に浸る脳筋達、レレイが雷を得意としているそうなので試しに雷を落としてみた。
ピシャーン!
1つ目鬼の持つ金棒に落ちる落雷、しかし大ダメージを受けた様子は見られない。
「おいおい、そんな静電気位じゃ俺は倒せないぜ。だがよく俺だけを狙い撃ち出来たな?」
(そりゃあ、あんた1人だけ倍の高さで金棒を振り上げているからでしょうが!?)
自身が避雷針と化している事にすら気付いていない、半ば脱力気味になりかけたその時1つ目鬼が急にキレて金棒を投げてきた!
「いい加減俺達と本気で戦え~!!」
迂闊だった、魔法を使わないとはいえ金棒を投げてくる事位予想出来た筈なのに・・・。咄嗟にルナが前に出て飛んできた金棒を受け止め様としたが軌道を変えただけで弾き飛ばされた。
「きゃあ!」
「大丈夫か、ルナ!!」
「ええ、でも骨が折れてしまったみたいです」
軌道が逸れた金棒は放物線を描く様に後ろの山を越えてゆきどこか遠くの方で鈍い音が聞こえた。小鬼達まで金棒を投げてきたら全員ただでは済まない、いよいよ追い詰められた形となった。
「どうした、大邪族の力に恐れをなしたか?そうだろうそうだろう、大人しくこの世界を明け渡し我らの家来となるのだ」
高笑いをあげる1つ目鬼、その時上空に巨大な影が現れた。
「おい、何だあれ!?」
「さ、さあ?」
更なる敵の出現かと動揺する王道だったが、ルナがいち早く気付くと折れていない方の腕で王道を担ぎ上げ慌てて逃げ出した。
「おい、ルナ!どうしたんだ」
「あれは・・・あれは、ドームタートルです!!」
「何っ!?」
1つ目鬼達の真上に来た影はそのまま重力に任せて降下し始めた、みるみる加速していくと鬼達を簡単に地面に押し潰してしまった。
『変な鉄の棒を甲羅にぶつけられて騒々しくて寝られないから邪界に帰る、集合場所は確かここで良かったかな?』
「あ、ああ、問題無い。ところで腹の下で押し潰されている連中は無事か?」
『さっきまでモゾモゾ動いていたけど、今は静かになっている。立ち上がった方が良い?』
「いや、そのままで良いぞ。だが今お前が落ちてきたショックでゲートが壊れてしまった、邪界に帰るのは少し先になりそうだ」
『じゃあ、ここでこのまま寝て待つからゲート開く時になったら起こして欲しい』
再び寝始めたドームタートル、まさかこんな形で救われるとは思わなかった。
「多分、あの鬼の連中はこれからも送り込まれてくるな」
「でもあの金棒の攻撃を何度もされたら世界中滅茶苦茶にされちゃうわ。何とか出来る、王道?」
「もう今の俺達の力じゃどうにも出来ない。ライア、6柱神の残っている連中を全員地上に降臨させてくれ。皆で話し合おう」
王道は残る6柱神、闇の神 ダータ・風の神 エアル・雷の神 エレクの3人を地上に呼ぶ事にした。よくある展開の1つに神を直接身に宿してパワーアップを図る物が有ったからだ。
(でも、あれって神と精神が同化するパターンも有るよな?奈央とアクアの精神が同化したら、もしかして奈央も残念なキャラに変わってしまうのだろうか?)
王道はこのフラグだけは立たない事を切に願った・・・。
スレイブオンライン~勝者が敗者を現実で支配するゲーム~】という作品を新たに書き始めています、VRMMO内での勝者が敗者の身体を現実で自由に操れてしまう世界を描いており、幼馴染を救う為にゲームを始めた主人公も徐々に欲望に取り憑かれていくので最終的にはアンハッピーに終わるかもしれません。倫理的な課題や技術的な問題点など読んで頂き感想やご意見を聞かせてくださると今後の作品作りに活かせるので大変有り難いです。
王道達が巨大ムカデで現地に到着すると、身の丈4m近く有る1つ目の鬼を中心に2m位の小鬼達が邪界に戻る為に集結していた邪族に襲い掛かっていた。
「止めろ!私の配下達に何をするつもりだ!?私の名は邪神ルナ、この邪族を率いる神の1人だ」
「邪神?何だ、この烏合の衆を率いて天狗になっておる唯の小娘ではないか」
「私を愚弄するか!?」
ルナは手加減する事すら忘れ手刀を振り抜き真空の刃を作り出す、繰り出された刃は真っ直ぐに1つ目鬼を目指すが途中で小鬼達が出した金棒数本を弾くだけで止まってしまった。
「そんな馬鹿な!?」
「馬鹿な事ではあるまい、貴様らが最も強いと誰が決めた?最も強いのは我ら大邪族だ、この世界を橋頭堡にして他の世界へ攻める足がかりとするのだ」
(ルナの本気の攻撃さえ部下の金棒数本で止められてしまう、いきなりここまで敵を強くして出す必要は無いだろうに!?テンプレお約束の展開かもしれないが、そんな急にこっちは強くなれないんだぞ!?)
王道達は暴風雨の様に暴れる大邪族から一旦離れて様子を見る事にした、下がりながら魔法や遠距離の攻撃をしてくる恐れが有るから気を付ける様にと指示を与えつつ。だが大邪族達は一向に魔法や遠距離の攻撃を仕掛けてくる気配は無い、それどころか・・・。
「おい、こら!!逃げようとしないでこっちに来て戦え!俺達に勝てないからって距離を取るのは卑怯だぞ!?」
「・・・・・・なあ、お前ら魔法とか使おうって考え持たないの?」
「魔法?そんな物使う訳無かろう!自身の肉体こそが最大の武器であり鎧である、この素晴らしき武器と防具の姿を見るが良い!!」
大邪族を名乗る鬼達は一斉着ていた鎧を脱ぎ捨てるとその場でポーズを取り始める・・・・何、この脳筋集団。
「なあ、これって何か上手い方法を考えれば今の俺達でも倒せそうじゃないか?」
「でも頭の中まで筋肉で出来ているみたいですから、あれを斬ったりするのは大変ですよ」
「じゃあ、とりあえず金棒を持っているから誰か雷を落としてみないか?」
ひそひそと話し合いをしている王道達を他所に思い思いのポーズを決めながら悦に浸る脳筋達、レレイが雷を得意としているそうなので試しに雷を落としてみた。
ピシャーン!
1つ目鬼の持つ金棒に落ちる落雷、しかし大ダメージを受けた様子は見られない。
「おいおい、そんな静電気位じゃ俺は倒せないぜ。だがよく俺だけを狙い撃ち出来たな?」
(そりゃあ、あんた1人だけ倍の高さで金棒を振り上げているからでしょうが!?)
自身が避雷針と化している事にすら気付いていない、半ば脱力気味になりかけたその時1つ目鬼が急にキレて金棒を投げてきた!
「いい加減俺達と本気で戦え~!!」
迂闊だった、魔法を使わないとはいえ金棒を投げてくる事位予想出来た筈なのに・・・。咄嗟にルナが前に出て飛んできた金棒を受け止め様としたが軌道を変えただけで弾き飛ばされた。
「きゃあ!」
「大丈夫か、ルナ!!」
「ええ、でも骨が折れてしまったみたいです」
軌道が逸れた金棒は放物線を描く様に後ろの山を越えてゆきどこか遠くの方で鈍い音が聞こえた。小鬼達まで金棒を投げてきたら全員ただでは済まない、いよいよ追い詰められた形となった。
「どうした、大邪族の力に恐れをなしたか?そうだろうそうだろう、大人しくこの世界を明け渡し我らの家来となるのだ」
高笑いをあげる1つ目鬼、その時上空に巨大な影が現れた。
「おい、何だあれ!?」
「さ、さあ?」
更なる敵の出現かと動揺する王道だったが、ルナがいち早く気付くと折れていない方の腕で王道を担ぎ上げ慌てて逃げ出した。
「おい、ルナ!どうしたんだ」
「あれは・・・あれは、ドームタートルです!!」
「何っ!?」
1つ目鬼達の真上に来た影はそのまま重力に任せて降下し始めた、みるみる加速していくと鬼達を簡単に地面に押し潰してしまった。
『変な鉄の棒を甲羅にぶつけられて騒々しくて寝られないから邪界に帰る、集合場所は確かここで良かったかな?』
「あ、ああ、問題無い。ところで腹の下で押し潰されている連中は無事か?」
『さっきまでモゾモゾ動いていたけど、今は静かになっている。立ち上がった方が良い?』
「いや、そのままで良いぞ。だが今お前が落ちてきたショックでゲートが壊れてしまった、邪界に帰るのは少し先になりそうだ」
『じゃあ、ここでこのまま寝て待つからゲート開く時になったら起こして欲しい』
再び寝始めたドームタートル、まさかこんな形で救われるとは思わなかった。
「多分、あの鬼の連中はこれからも送り込まれてくるな」
「でもあの金棒の攻撃を何度もされたら世界中滅茶苦茶にされちゃうわ。何とか出来る、王道?」
「もう今の俺達の力じゃどうにも出来ない。ライア、6柱神の残っている連中を全員地上に降臨させてくれ。皆で話し合おう」
王道は残る6柱神、闇の神 ダータ・風の神 エアル・雷の神 エレクの3人を地上に呼ぶ事にした。よくある展開の1つに神を直接身に宿してパワーアップを図る物が有ったからだ。
(でも、あれって神と精神が同化するパターンも有るよな?奈央とアクアの精神が同化したら、もしかして奈央も残念なキャラに変わってしまうのだろうか?)
王道はこのフラグだけは立たない事を切に願った・・・。
スレイブオンライン~勝者が敗者を現実で支配するゲーム~】という作品を新たに書き始めています、VRMMO内での勝者が敗者の身体を現実で自由に操れてしまう世界を描いており、幼馴染を救う為にゲームを始めた主人公も徐々に欲望に取り憑かれていくので最終的にはアンハッピーに終わるかもしれません。倫理的な課題や技術的な問題点など読んで頂き感想やご意見を聞かせてくださると今後の作品作りに活かせるので大変有り難いです。
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