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第10話 混浴パニック
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渇濡馬を出発した王道達は午後になってようやく磐咲の街に到着した、磐咲は上磐咲と下磐咲の2つの町が隣接して出来ており多くの旅人や商人達で賑わっていた。少しだけ違っているのは上磐咲が和風の町で下磐咲が洋風の町だという事だ。
上磐咲の宿は趣のある和風旅館なのに対し、下磐咲の宿は何故か夜のシンデレラ城みたいなデザインとなっており俺とみどり先生は下磐咲の宿を敬遠したが華憐・門音・美雷はこっちの宿に泊まりたいと攻勢を掛けてきた。
幸い奈央がこちらの味方になり3対3で意見が分かれ最終的な判断が薫に託される。その薫の判断はというと
「それなら、1週間おきに交互に泊まれば良いだけでは?」
っと至極尤もな意見を出されてお終いとなり、まず始めに上磐咲の宿で1週間泊まる事となった。この宿の名物が温泉で大浴場には男湯と女湯の露天風呂、更には混浴風呂まで在り各個室にも室内風呂が用意されていた。
「王道が混浴風呂で一緒に入ってくれるのなら、ずっと上磐咲の宿で構わないけど」
そんな恐ろしい事を華憐が言い出すものだから、門音や奈央にみどり先生までそれに賛同する事態に。しかし美雷が
「王道さんに裸を見られると思うだけで、凄く恥ずかしいからヤダ」
と乙女らしい考えを言ってくれたお陰で助かった。それでも俺との混浴を秘かに期待した華憐と門音がその日の内に寝返った事でここ磐咲の拠点は上磐咲の宿となった。
磐咲に着いた翌日から2日間は、約束通り華憐達の相手をする為に3人・2人・2人の3班に分かれ街の中の調査を兼ねた自由行動とした。初日の午前中一緒に行動したのはみどり先生だった、午後一緒に行動する予定の奈央がそっと教えてくれたのだがこれまで見た事も無い羅刹の顔で睨まれた奈央達3人が後出しでわざと負けたのだそうだ。
「キンローさんと、こうして2人きりで歩けるなんて私幸せです」
「そ、そうなんだ?」
「はい!」
そう言うとみどり先生は俺と腕を組んできた、左腕に当たる柔らかな感触に思わず声が出てしまう。
「あ、あのみどり先生?」
「やっぱり、私と腕を組んで歩くのは嫌ですか?」
「そういう訳じゃ無くて、むしろこちらとしても嬉しいというか・・・」
「良かった・・・」
みどり先生は更に強く俺の腕を引き寄せると頭も乗せてきた、それを皮切りに王道は2日間の幸せと数週間の地獄を味わう事となる。幸せはもちろん半日毎に違う女性と街を歩けた事だが、地獄とはそんな王道を見た街の男達の嫉妬と憎悪を一身に浴びる結果になった事である。
ちなみにその日の午後の相手の奈央は雑貨屋を巡って小さな犬の置物を買い、翌日午前の相手の門音はシルバーのイヤリングを王道に強請って買って貰うと、それを偶然見た午後の相手の華憐は同じ店に入り無理やりペアのブレスレットを購入させると皆に見せびらかした。王道を取り囲む様にして起きた4人の女同士の争いは当然の如く街に住む男達の目に入る。
(半日毎に違う女を連れて見せびらかしやがって、許せん)
例え世界が変わっても、独身男の嫉妬は妙な連帯力を持つ。お陰で渇濡馬では教えて貰えた連れ込み宿の場所を全く教えて貰えず、王道は耐え難い我慢の日々を過ごす羽目になったのである・・・。
翌日の早朝、王道はまだ暗い内に目を覚ました。前日、4人の争いを止めるのに疲れて夕食後そのまま寝てしまったのでまだ風呂に入っていない。室内風呂でも十分だったが折角なので大浴場の男湯でのんびり汗を流す事にした。
大浴場の前まで来ると、3つの入り口が有り左から【混浴・男・女】の順で暖簾が並んでいた。王道は静かに男湯の暖簾を潜ると素早く着替え湯船に浸かる。
「誰も居ない露天風呂は最高だな」
この大浴場の露天風呂は多い時だと、20人近くが利用するそうでかなりの広さを持つ。それをたった1人で使うのだからかなりの贅沢と言えた。5分程経ってふと人の気配を感じて脱衣所を見ると、王道と同じ様に朝風呂に入りに来た者が居るらしい。人影が徐々に近づくと静かに引き戸が開いた。
カラカラカラ・・・
「・・・・えっ!?」
「・・・あっ!?」
王道の目の前に現れたのはバスタオルサイズの布で前を隠した美雷だった。美雷が驚いた拍子に布を落としてしまい、王道は美雷の全身を直接目の当たりにした。
「すまん!寝ぼけて男湯と間違えたみたいだ、すぐ出るから!?」
大急ぎで出ようとすると
「待って。ドタバタすると騒ぎになるかもしれないし、それにこんな朝早くなら誰も来ないだろうから一緒にこのまま入らない?」
今回の原因は王道の責任では無い。2人が鉢合わせした理由、それはこの宿の新入り従業員が犯人だったのだ。
「新入り、大浴場の暖簾の順番をそろそろ変えてきなさい」
「はい、今日の順番は何ですか?」
「今日はな、左から【女・混浴・男】だ」
「分かりました!」
この時、既に王道は前日の順番の暖簾を見て中に入っており新入りも朝早くから風呂に来ている者は居ないと思い込んで中を確かめようとはしなかった。
そして新入りが順番を間違え【混浴・女・男】の順に暖簾を付け替えてその場を離れ、今度は美雷が朝のランニングを終えて汗を流す為に来て間違った順番の暖簾を見て中に入ってしまったのである。そして現在は間違いを先輩から指摘された新入りが正しい順番の【女・混浴・男】に戻し終えている。
「2人でも、この露天風呂はかなり大きいね王道さん」
「そ、そうだな」
王道と美雷は背中合わせの状態で風呂に入っていた、背中同士とはいえ女性と肌と肌を合わせる機会が来るとは思ってもいなかった王道はそれだけで気絶しそうだった。
「そういえば、まだきちんとお礼を言ってなかったね。この間は濡れて身体が冷たくなりかけていた私を温めてくれて、どうもありがとう」
王道は小屋での雨宿りで分解を使った際と先程直接見てしまった美雷の裸を両方思い出して、少しだけ鼓動が早くなる。
「私ね、あの時眠るまで王道さんにもたれ掛かりながらふと感じたんだ。男の人の肩ってこんなに大きくてとても温かいんだって、そうしたら王道さんと華憐達が仲良くしているのを見てイライラしたり胸を締め付けられる理由がようやく分かったの」
美雷の話が少しずつ変わってきた。
「この気持ちは多分、恋なんだと思う・・・。私も、知らない間に王道さんの事を好きになってたんだ。だから嫉妬してイライラしたり悔しくて胸が締め付けられたりもした、でもそれも今日で終わりにする」
美雷は向きを変えると、背後から王道を抱き締めた。背中に触れる胸の感触から美雷の温かさと鼓動まで伝わってくる様だった。
「華憐達に王道さんを奪われたくない、王道さんが望むのなら何だってしてあげる。だから、このまま私をあなただけの物にして」
王道はここまで直接好意をぶつけられた経験が無く、その場の男としての衝動を抑える事が出来なかった。その為、我慢しきれずに振り返ってしまうと美雷は王道の大事な部分を目にしてしまう。
「・・・・・きゃっ、きゃああ!」
顔中真っ赤になった美雷は胸を隠す様にして湯船にしゃがみ込む、その時美雷の身体の周りからパチパチと火花が散り始め直後にスタンガン並みの電流が王道を襲った!
「ぐぎゃっ!?」
湯船の中に居た王道は感電してそのまま気絶、湯船に浮かぶ情けない姿となる。
「王道さん、王道さんしっかりして!?」
美雷は王道を何とか湯船から引きずり出すと、顔を数回叩いて意識が戻るか試すが一向に戻る気配は無い。そして宿の従業員を呼びに向かおうとした時、自分が裸のままだという事に気が付いた。このままでは2人が一緒に居たのを華憐達にバレてしまう。悩んだ結果美雷は王道の身体に自分が身に付けていた布を被せると急いで着替えて大浴場から出て行った、入り口の暖簾が何故か混浴に変わっていたが美雷にはそんな事を考えるだけのゆとりは残されていなかった。
その後、1人残され気絶状態の王道が従業員によって発見され宿中が大騒ぎとなった。身体の上にバスタオル状の布が掛けられた王道が浴場から運ばれてくると美雷は申し訳無さそうな顔をして部屋に戻ろうとした。
「美雷さん、少しだけお話が有るのだけどいいかしら?」
華憐は美雷を呼び止めると、2人だけで中庭に移動した。
「・・・・・・・・・・・・」
「華憐さん、私に一体何の用?」
美雷が華憐の沈黙に耐え切れず、小さな声で質問する。
「美雷さん、王道の身体に掛けられていた布。あれって確かあなたが前にお風呂用に買っていた物でしたわよね?」
美雷は心臓が止まりそうになった。
「あの場所で王道と何が有ったの?正直に話しなさい」
上磐咲の宿は趣のある和風旅館なのに対し、下磐咲の宿は何故か夜のシンデレラ城みたいなデザインとなっており俺とみどり先生は下磐咲の宿を敬遠したが華憐・門音・美雷はこっちの宿に泊まりたいと攻勢を掛けてきた。
幸い奈央がこちらの味方になり3対3で意見が分かれ最終的な判断が薫に託される。その薫の判断はというと
「それなら、1週間おきに交互に泊まれば良いだけでは?」
っと至極尤もな意見を出されてお終いとなり、まず始めに上磐咲の宿で1週間泊まる事となった。この宿の名物が温泉で大浴場には男湯と女湯の露天風呂、更には混浴風呂まで在り各個室にも室内風呂が用意されていた。
「王道が混浴風呂で一緒に入ってくれるのなら、ずっと上磐咲の宿で構わないけど」
そんな恐ろしい事を華憐が言い出すものだから、門音や奈央にみどり先生までそれに賛同する事態に。しかし美雷が
「王道さんに裸を見られると思うだけで、凄く恥ずかしいからヤダ」
と乙女らしい考えを言ってくれたお陰で助かった。それでも俺との混浴を秘かに期待した華憐と門音がその日の内に寝返った事でここ磐咲の拠点は上磐咲の宿となった。
磐咲に着いた翌日から2日間は、約束通り華憐達の相手をする為に3人・2人・2人の3班に分かれ街の中の調査を兼ねた自由行動とした。初日の午前中一緒に行動したのはみどり先生だった、午後一緒に行動する予定の奈央がそっと教えてくれたのだがこれまで見た事も無い羅刹の顔で睨まれた奈央達3人が後出しでわざと負けたのだそうだ。
「キンローさんと、こうして2人きりで歩けるなんて私幸せです」
「そ、そうなんだ?」
「はい!」
そう言うとみどり先生は俺と腕を組んできた、左腕に当たる柔らかな感触に思わず声が出てしまう。
「あ、あのみどり先生?」
「やっぱり、私と腕を組んで歩くのは嫌ですか?」
「そういう訳じゃ無くて、むしろこちらとしても嬉しいというか・・・」
「良かった・・・」
みどり先生は更に強く俺の腕を引き寄せると頭も乗せてきた、それを皮切りに王道は2日間の幸せと数週間の地獄を味わう事となる。幸せはもちろん半日毎に違う女性と街を歩けた事だが、地獄とはそんな王道を見た街の男達の嫉妬と憎悪を一身に浴びる結果になった事である。
ちなみにその日の午後の相手の奈央は雑貨屋を巡って小さな犬の置物を買い、翌日午前の相手の門音はシルバーのイヤリングを王道に強請って買って貰うと、それを偶然見た午後の相手の華憐は同じ店に入り無理やりペアのブレスレットを購入させると皆に見せびらかした。王道を取り囲む様にして起きた4人の女同士の争いは当然の如く街に住む男達の目に入る。
(半日毎に違う女を連れて見せびらかしやがって、許せん)
例え世界が変わっても、独身男の嫉妬は妙な連帯力を持つ。お陰で渇濡馬では教えて貰えた連れ込み宿の場所を全く教えて貰えず、王道は耐え難い我慢の日々を過ごす羽目になったのである・・・。
翌日の早朝、王道はまだ暗い内に目を覚ました。前日、4人の争いを止めるのに疲れて夕食後そのまま寝てしまったのでまだ風呂に入っていない。室内風呂でも十分だったが折角なので大浴場の男湯でのんびり汗を流す事にした。
大浴場の前まで来ると、3つの入り口が有り左から【混浴・男・女】の順で暖簾が並んでいた。王道は静かに男湯の暖簾を潜ると素早く着替え湯船に浸かる。
「誰も居ない露天風呂は最高だな」
この大浴場の露天風呂は多い時だと、20人近くが利用するそうでかなりの広さを持つ。それをたった1人で使うのだからかなりの贅沢と言えた。5分程経ってふと人の気配を感じて脱衣所を見ると、王道と同じ様に朝風呂に入りに来た者が居るらしい。人影が徐々に近づくと静かに引き戸が開いた。
カラカラカラ・・・
「・・・・えっ!?」
「・・・あっ!?」
王道の目の前に現れたのはバスタオルサイズの布で前を隠した美雷だった。美雷が驚いた拍子に布を落としてしまい、王道は美雷の全身を直接目の当たりにした。
「すまん!寝ぼけて男湯と間違えたみたいだ、すぐ出るから!?」
大急ぎで出ようとすると
「待って。ドタバタすると騒ぎになるかもしれないし、それにこんな朝早くなら誰も来ないだろうから一緒にこのまま入らない?」
今回の原因は王道の責任では無い。2人が鉢合わせした理由、それはこの宿の新入り従業員が犯人だったのだ。
「新入り、大浴場の暖簾の順番をそろそろ変えてきなさい」
「はい、今日の順番は何ですか?」
「今日はな、左から【女・混浴・男】だ」
「分かりました!」
この時、既に王道は前日の順番の暖簾を見て中に入っており新入りも朝早くから風呂に来ている者は居ないと思い込んで中を確かめようとはしなかった。
そして新入りが順番を間違え【混浴・女・男】の順に暖簾を付け替えてその場を離れ、今度は美雷が朝のランニングを終えて汗を流す為に来て間違った順番の暖簾を見て中に入ってしまったのである。そして現在は間違いを先輩から指摘された新入りが正しい順番の【女・混浴・男】に戻し終えている。
「2人でも、この露天風呂はかなり大きいね王道さん」
「そ、そうだな」
王道と美雷は背中合わせの状態で風呂に入っていた、背中同士とはいえ女性と肌と肌を合わせる機会が来るとは思ってもいなかった王道はそれだけで気絶しそうだった。
「そういえば、まだきちんとお礼を言ってなかったね。この間は濡れて身体が冷たくなりかけていた私を温めてくれて、どうもありがとう」
王道は小屋での雨宿りで分解を使った際と先程直接見てしまった美雷の裸を両方思い出して、少しだけ鼓動が早くなる。
「私ね、あの時眠るまで王道さんにもたれ掛かりながらふと感じたんだ。男の人の肩ってこんなに大きくてとても温かいんだって、そうしたら王道さんと華憐達が仲良くしているのを見てイライラしたり胸を締め付けられる理由がようやく分かったの」
美雷の話が少しずつ変わってきた。
「この気持ちは多分、恋なんだと思う・・・。私も、知らない間に王道さんの事を好きになってたんだ。だから嫉妬してイライラしたり悔しくて胸が締め付けられたりもした、でもそれも今日で終わりにする」
美雷は向きを変えると、背後から王道を抱き締めた。背中に触れる胸の感触から美雷の温かさと鼓動まで伝わってくる様だった。
「華憐達に王道さんを奪われたくない、王道さんが望むのなら何だってしてあげる。だから、このまま私をあなただけの物にして」
王道はここまで直接好意をぶつけられた経験が無く、その場の男としての衝動を抑える事が出来なかった。その為、我慢しきれずに振り返ってしまうと美雷は王道の大事な部分を目にしてしまう。
「・・・・・きゃっ、きゃああ!」
顔中真っ赤になった美雷は胸を隠す様にして湯船にしゃがみ込む、その時美雷の身体の周りからパチパチと火花が散り始め直後にスタンガン並みの電流が王道を襲った!
「ぐぎゃっ!?」
湯船の中に居た王道は感電してそのまま気絶、湯船に浮かぶ情けない姿となる。
「王道さん、王道さんしっかりして!?」
美雷は王道を何とか湯船から引きずり出すと、顔を数回叩いて意識が戻るか試すが一向に戻る気配は無い。そして宿の従業員を呼びに向かおうとした時、自分が裸のままだという事に気が付いた。このままでは2人が一緒に居たのを華憐達にバレてしまう。悩んだ結果美雷は王道の身体に自分が身に付けていた布を被せると急いで着替えて大浴場から出て行った、入り口の暖簾が何故か混浴に変わっていたが美雷にはそんな事を考えるだけのゆとりは残されていなかった。
その後、1人残され気絶状態の王道が従業員によって発見され宿中が大騒ぎとなった。身体の上にバスタオル状の布が掛けられた王道が浴場から運ばれてくると美雷は申し訳無さそうな顔をして部屋に戻ろうとした。
「美雷さん、少しだけお話が有るのだけどいいかしら?」
華憐は美雷を呼び止めると、2人だけで中庭に移動した。
「・・・・・・・・・・・・」
「華憐さん、私に一体何の用?」
美雷が華憐の沈黙に耐え切れず、小さな声で質問する。
「美雷さん、王道の身体に掛けられていた布。あれって確かあなたが前にお風呂用に買っていた物でしたわよね?」
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