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アツモリ、強敵と相まみえる
第86話 お前の力が必要だ
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「・・・アツモリさん、アツモリさん」
敦盛は自分を呼び掛ける声で意識を取り戻したが、呼びかけをしていたのはココアだった。その後ろではバネットとシルフィも心配顔で覗き込んでいた。
「ここは?」
敦盛は自分たちが8畳くらいの密閉空間にいる事に気付いた。
でも、扉が1つあるだけで他には何もない。でも、妙に明るい。
おかしい、と思って敦盛は上を見たが、そこにはサッカーボールくらいの玉がフワフワと浮きながら光っていた!
「幽霊かよー!」
敦盛は慌てて起き上がって『草薙剣』を抜こうとしたが、それをココアが押しとどめた!
「アツモリさあん、あれは光の精霊ウィルオーウィスプですから、幽霊ではありません!」
ココアからそう言われたから、敦盛はホッとして肩を抜いた。
「それにしても・・・俺たちは閉じ込められたのか?」
敦盛は素朴な疑問を言ったが、その途端、ココアがガバッ!と床に両手をついて額が床につく位にまで頭を下げた!
「すみません!物理的な罠だけしか考えてなく、魔法の罠の存在を考えてなかったわたしのミスです!」
ココアは大声でそう言って敦盛に詫びたが、明らかにその声は泣き声だ。敦盛は「過ぎた事は仕方ない」と言ってココアを諭したが、ココアはなおも泣き続けている。
敦盛は「はーー」とため息をついた。
「・・・ココア、俺はお前を責めてないぞ」
「で、でも・・・」
「責めるのは簡単だ。だが、それでは単なる怒りのはけ口をお前に求めただけだ。何の解決にもならない」
「・・・・・」
「俺はルシーダのような人間じゃあないから上手く言えないけど、どんな状況に置かれても、最後まで諦めない意思!すなわち、ド根性!これを失ったら、人間はクズ以下に成り下がる・・・」
「・・・・・」
「俺はこの世界が、あー、もとい、この国が気に入った!俺は将来、決められた道を進む事しか与えられてなかった自分にウンザリしていた。でも、ここに来て俺はそのシガラミから解放された!この国が好きになった!もっと色々な物を見て見たい!そう本気で思ってるぞ」
「・・・・・」
「その為にはココア、お前の力が必要だ。お前が俺を導け!」
「で、でも・・・」
「ココアは自分のやれる事をやるだけでいいい!お前の邪魔をする奴は俺が倒す!誰もお前の邪魔をさせない!!お前は目の前にある道を進むだけでいいんだ!後ろを振り返る必要はない!俺は黙ってお前の後ろにいて、お前の進む道を邪魔する奴は俺が斬る!だから俺を信じろ!!」
「・・・分かりました」
ココアは顔を上げたが、その顔は涙でグシャグシャになっていた。
敦盛はそのココアの頭を優しくナデナデしてニコッとしたが、その途端、ココアは敦盛の胸に飛び込んで「うわーーん」と泣き出した。敦盛は正直戸惑ったが、ココアの好きにさせた。
ようやくココアが落ち着いて顔を上げたけど、その時のココアはさっきまでの自信をなくした顔とは違った!何かを決意したかのような顔だ。
「・・・あの扉を開けると、ここに飛ばされる魔法がかけられていたのか?」
敦盛はそう尋ねたが、ココアは首を横に振った。
「あくまで想像ですけど、定められた手順で扉を開けるか、あるいは事前に認証を受けた人物が扉を開けるか、ようするに、正しい手順で扉を開けないと瞬間移動の罠が作動する仕組みになっていたとしか思えません」
「りょーかい。それじゃあ、あの扉をぶっ壊してから脱出する方法を考えようぜ」
敦盛はそうココアに言って、この空間で唯一の出入り口と思われる扉の前に歩いて行った。だが、扉にはノブがない。という事はこの扉は引き戸で外側からは押して入れるけど内側からは出られない。
敦盛は扉に触れようと思ったが、それを思い留めた。
「おーいココア、この扉、触っても大丈夫かあ?」
敦盛は後ろのココアに聞いたけど、ココアは首を縦に振った。
「毒が塗ってあるとか、そのような事は一切ないです」
「つまり、俺がぶっ壊すしかないって事かよ!?」
「あー、でも、鉄じゃあないです。真銀です」
「我が名刀『大蛇丸』で斬れない物はダイヤモンドだけだ。真銀はドワーフ族が作り上げた至高の金属だが、ダイヤモンドには敵わない!俺の『阿佐揚羽流』と『大蛇丸』が合わさればあれば、ダイヤモンドも斬れる!」
「ですがアツモリさん、魔法の鍵がかけてあったら、恐らくアツモリさんでも壊せないです。術者の魔法力にもよりますが、魔法の力は時としてダイヤモンドをも超えます」
「マジかよ!?それじゃあ、シルフィに風の上位精霊を呼び出してもらって、それで部屋を壁ごと破壊してもらうしかないのかよー」
敦盛はボヤキながらココアの後方にいたシルフィに視線を向けたが、そのシルフィは首を黙って横に振った。その目は氷のように冷たい。
「アツモリ、ここは密閉された空間だぞ。風の流れが無いから上位精霊どころか風の精霊も呼び出せない。人工的な空間だから大地の精霊ノームや炎の精霊サラマンダーもいない。闇の精霊シェードはいるが、ここで使うのは自殺行為以外の何物でもない」
「あれっ?それじゃあ、どうして光の精霊は呼び出せたんだ?」
「バネットさんが持っていた『光の指輪』の灯りを使っただけだ。その指輪だけだと広範囲を照らせないからな。他の精霊は無理だ」
「それじゃあ何か、シルフィの使える精霊は限定されるのか?」
「そういう事だ。普通の地面が現れれば大地の精霊どころか大地の魔獣も呼び出せるが、今は無理だ」
「はーーー・・・ダメ元で俺が扉を壊してみるしか無いという事かよー」
敦盛はボヤキつつ右手で大太刀の柄を握って・・・から『ハッ!』と気付いた!
「そうだ、護符だ!」
敦盛はエミーナから受け取った護符の存在を思い出し、慌てて新選組(?)の服の下から護符を取り出したが、護符は何も反応しない!
つまり・・・扉には魔法の鍵はかけらてない!
敦盛は大太刀を右手で抜いてから構えた!
「阿佐揚羽流『刺突』!」
敦盛が右手を前に突き出した時、真銀の扉は轟音と共に崩れ、耳を塞ぎたくなるような激しい音がしたかと思ったら、目の前には石壁の通路が現れた!扉の厚さはどう見ても10センチ以上もあったのだから、恐らく数百キロはあった筈だ。それを敦盛は一撃でぶち抜いたのだ!
敦盛は後ろを振り向いて叫んだ。
「ココア!お前はこの護符を持って先頭を歩け。お前なら物理的な罠があっても見付けられる。魔法の罠はこの護符が教えてくれるから、お前は罠にだけ集中しろ!敵が出てきたら俺が相手をする!!」
敦盛のその言葉にココアは力強く頷いた。
敦盛は自分を呼び掛ける声で意識を取り戻したが、呼びかけをしていたのはココアだった。その後ろではバネットとシルフィも心配顔で覗き込んでいた。
「ここは?」
敦盛は自分たちが8畳くらいの密閉空間にいる事に気付いた。
でも、扉が1つあるだけで他には何もない。でも、妙に明るい。
おかしい、と思って敦盛は上を見たが、そこにはサッカーボールくらいの玉がフワフワと浮きながら光っていた!
「幽霊かよー!」
敦盛は慌てて起き上がって『草薙剣』を抜こうとしたが、それをココアが押しとどめた!
「アツモリさあん、あれは光の精霊ウィルオーウィスプですから、幽霊ではありません!」
ココアからそう言われたから、敦盛はホッとして肩を抜いた。
「それにしても・・・俺たちは閉じ込められたのか?」
敦盛は素朴な疑問を言ったが、その途端、ココアがガバッ!と床に両手をついて額が床につく位にまで頭を下げた!
「すみません!物理的な罠だけしか考えてなく、魔法の罠の存在を考えてなかったわたしのミスです!」
ココアは大声でそう言って敦盛に詫びたが、明らかにその声は泣き声だ。敦盛は「過ぎた事は仕方ない」と言ってココアを諭したが、ココアはなおも泣き続けている。
敦盛は「はーー」とため息をついた。
「・・・ココア、俺はお前を責めてないぞ」
「で、でも・・・」
「責めるのは簡単だ。だが、それでは単なる怒りのはけ口をお前に求めただけだ。何の解決にもならない」
「・・・・・」
「俺はルシーダのような人間じゃあないから上手く言えないけど、どんな状況に置かれても、最後まで諦めない意思!すなわち、ド根性!これを失ったら、人間はクズ以下に成り下がる・・・」
「・・・・・」
「俺はこの世界が、あー、もとい、この国が気に入った!俺は将来、決められた道を進む事しか与えられてなかった自分にウンザリしていた。でも、ここに来て俺はそのシガラミから解放された!この国が好きになった!もっと色々な物を見て見たい!そう本気で思ってるぞ」
「・・・・・」
「その為にはココア、お前の力が必要だ。お前が俺を導け!」
「で、でも・・・」
「ココアは自分のやれる事をやるだけでいいい!お前の邪魔をする奴は俺が倒す!誰もお前の邪魔をさせない!!お前は目の前にある道を進むだけでいいんだ!後ろを振り返る必要はない!俺は黙ってお前の後ろにいて、お前の進む道を邪魔する奴は俺が斬る!だから俺を信じろ!!」
「・・・分かりました」
ココアは顔を上げたが、その顔は涙でグシャグシャになっていた。
敦盛はそのココアの頭を優しくナデナデしてニコッとしたが、その途端、ココアは敦盛の胸に飛び込んで「うわーーん」と泣き出した。敦盛は正直戸惑ったが、ココアの好きにさせた。
ようやくココアが落ち着いて顔を上げたけど、その時のココアはさっきまでの自信をなくした顔とは違った!何かを決意したかのような顔だ。
「・・・あの扉を開けると、ここに飛ばされる魔法がかけられていたのか?」
敦盛はそう尋ねたが、ココアは首を横に振った。
「あくまで想像ですけど、定められた手順で扉を開けるか、あるいは事前に認証を受けた人物が扉を開けるか、ようするに、正しい手順で扉を開けないと瞬間移動の罠が作動する仕組みになっていたとしか思えません」
「りょーかい。それじゃあ、あの扉をぶっ壊してから脱出する方法を考えようぜ」
敦盛はそうココアに言って、この空間で唯一の出入り口と思われる扉の前に歩いて行った。だが、扉にはノブがない。という事はこの扉は引き戸で外側からは押して入れるけど内側からは出られない。
敦盛は扉に触れようと思ったが、それを思い留めた。
「おーいココア、この扉、触っても大丈夫かあ?」
敦盛は後ろのココアに聞いたけど、ココアは首を縦に振った。
「毒が塗ってあるとか、そのような事は一切ないです」
「つまり、俺がぶっ壊すしかないって事かよ!?」
「あー、でも、鉄じゃあないです。真銀です」
「我が名刀『大蛇丸』で斬れない物はダイヤモンドだけだ。真銀はドワーフ族が作り上げた至高の金属だが、ダイヤモンドには敵わない!俺の『阿佐揚羽流』と『大蛇丸』が合わさればあれば、ダイヤモンドも斬れる!」
「ですがアツモリさん、魔法の鍵がかけてあったら、恐らくアツモリさんでも壊せないです。術者の魔法力にもよりますが、魔法の力は時としてダイヤモンドをも超えます」
「マジかよ!?それじゃあ、シルフィに風の上位精霊を呼び出してもらって、それで部屋を壁ごと破壊してもらうしかないのかよー」
敦盛はボヤキながらココアの後方にいたシルフィに視線を向けたが、そのシルフィは首を黙って横に振った。その目は氷のように冷たい。
「アツモリ、ここは密閉された空間だぞ。風の流れが無いから上位精霊どころか風の精霊も呼び出せない。人工的な空間だから大地の精霊ノームや炎の精霊サラマンダーもいない。闇の精霊シェードはいるが、ここで使うのは自殺行為以外の何物でもない」
「あれっ?それじゃあ、どうして光の精霊は呼び出せたんだ?」
「バネットさんが持っていた『光の指輪』の灯りを使っただけだ。その指輪だけだと広範囲を照らせないからな。他の精霊は無理だ」
「それじゃあ何か、シルフィの使える精霊は限定されるのか?」
「そういう事だ。普通の地面が現れれば大地の精霊どころか大地の魔獣も呼び出せるが、今は無理だ」
「はーーー・・・ダメ元で俺が扉を壊してみるしか無いという事かよー」
敦盛はボヤキつつ右手で大太刀の柄を握って・・・から『ハッ!』と気付いた!
「そうだ、護符だ!」
敦盛はエミーナから受け取った護符の存在を思い出し、慌てて新選組(?)の服の下から護符を取り出したが、護符は何も反応しない!
つまり・・・扉には魔法の鍵はかけらてない!
敦盛は大太刀を右手で抜いてから構えた!
「阿佐揚羽流『刺突』!」
敦盛が右手を前に突き出した時、真銀の扉は轟音と共に崩れ、耳を塞ぎたくなるような激しい音がしたかと思ったら、目の前には石壁の通路が現れた!扉の厚さはどう見ても10センチ以上もあったのだから、恐らく数百キロはあった筈だ。それを敦盛は一撃でぶち抜いたのだ!
敦盛は後ろを振り向いて叫んだ。
「ココア!お前はこの護符を持って先頭を歩け。お前なら物理的な罠があっても見付けられる。魔法の罠はこの護符が教えてくれるから、お前は罠にだけ集中しろ!敵が出てきたら俺が相手をする!!」
敦盛のその言葉にココアは力強く頷いた。
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