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通院に至るまでとその後
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うつ病と一括りに言うけれど、治療方法も症状も十人十色。発覚の仕方も、様々でKちゃんの場合は、もともと哲学や心理学に興味があったから、この変な緊張や不安感は、自分でなんとかならないのかという気持ちで本を読み漁っていた。そこに登場したのが「病院へ行こう」という漫画エッセイ。それを読んで、どうやら自分は精神疾患を患ったらしいと気がつくものの、当時はまだ精神科や心療内科の敷居は高く、家族もKちゃんの状況が尋常でないことに気づくことはなく、ただ、自信がなさすぎるとか、わがままばかりでなまけてるぐらいにしか思っていなかったようだ。
「まあ、仕方ないよ。うつ病に注目が集まり始めたばかりのころだったし、情報も少なかったし、偏見もひどかったからなぁ。気がつかなくて当たり前」
そうよね。自殺する人が増えてて、たまたまKちゃんはその手前で踏みとどまってただけで。
「大学時代に一度、死のうとしちゃったけどね。あれ、何月だったか忘れたけど。眠れなくて朝になって、台所に包丁出しっぱなしだなぁってぼんやり考えながら、片づけうよとしてふっとこれで手首切ったら死ねるなって思ったんだけど…<それでどうなるの>って声が聞こえてきてさ。そしたら、涙がガーって出てきて、今、自分何しようとした!って気がついたら、恐怖で体がガチガチ震えだしたんだよ」
三年の秋か冬だったんじゃない?
「ぐらいだったかも。そのあと、大腸炎で救急車呼んで入院して、インフルエンザで入院がのびて…。ある意味、あの入院が少しだけ休養期間的なものになったのかも」
でも、ゼミにもほとんど出れないし、卒業あやうかったよね。
「ま、担当教授が不本意ながら卒業させてくれたから。卒論は論文としてみとめられないのですがねっていいながらさw」
ああ、だから、実家に戻った時、焼却処分したんだ。
「そうそう。で、就職活動しなきゃって頭ではわかってるけど、体が動かない。でも、家にいると苦しくて苦しくて、どうしようもないって時に、まあ、最初の仕事についたわけだけど…」
いや、あの状態で4年間も専門職なのにサービス業とか、今考えたら若さだけで乗り切ったて感じがするわ。
「先輩とか女性職員さんがいい人だったからさ。迷惑かけられない!がんばらなきゃ!ってのが原動力だったのかもね。燃え尽きたけどね(苦笑)」
そのあとは、かなりゆる~い環境で仕事できてたから、自分的には大丈夫って思っちゃったのよね。
「うん、旅行行ったり、映画見たり、ライブ行ったり…ほら、普通にできてるじゃんって思ってたけど、これが全然楽しくない!というか、楽しさに没頭できないって感じでさ。普通を演じてましたね。今思えばw」
ま、普通なんてあってないようなもんだけどね。
「要するに世間的な価値観になんとかしがみついていた感じだな。で、転職繰り返してるうちに、サービス業界で止め刺されたw」
よかったじゃん。死ななかったんだからさ。
「確かに。ま、貯金があったから何とかなる。少し休めばいい。くらいには思ってたけど。気が休まらないし、不眠だし、妹子とか長子とかに遊べばって言われて、旅行とか買い物とかで動くんだけど死ぬほど疲れるし、両親の喧嘩の仲裁とか、おかんの愚痴とかに付き合いすぎて、ここにいるより、働く方がまし!ってなって、職安にいきはじめたけど」
どうにも気が乗らなかったわね。
「そう。で、たまたま生活相談って張り紙があって、困っていることがあればお気軽にご相談くださいってのが目に入ったから、思うように仕事が探せないって相談に行ったらうつ病の可能性があるので病院にいってみませんか?って言われちゃったんだよね」
そして、そこでまた無駄な抵抗を試みたよね。
「うん、一年くらいその人にカウンセリングしてもらった。まあ、そのおかげで、病院に行く勇気が出たから、よかったんだよ」
そこからが、また大変だったよね。
「兄弟はみんなうつ病のことある程度わかってくれたから、治療に専念しろって言ってくれたけど、オヤジとおかんは無理だった。おやじは、病院に行くこと自体を否定して宗教儀式でなんとかなるって言い出すし、おかんはただの思い込みでしょって感じで理解しようとかそういう気持ちはないって感じだったな」
おやじの反応は想定内だけど、おかんの無理解は子供の精神崩壊より世間体のが大事っていう残念さだったね。
「そう。ま、通院には協力してくれたけど、それにも限界があって、自分でどうにか通いなさいよ的な雰囲気あったな。まだ、そのときは公共交通機関の利用が困難な状態で、辛うじて数分、電車に乗ることはできたから、毎週、最寄り駅まで送ってもらってた」
薬もいろいろ試したよね。
「一番多い時で10種類くらい飲んでたのかな。思い出せないけどw」
そのくらいじゃない?だけど、よくならないから、とうとうおかんが限界にきて…。
「それ言ったら終わりだよねってことを言っちゃったから、自殺念慮がぶわって沸いちゃって、保護入院」
3カ月、きつかったね。
「退院するとき看護師さんに、<来た時どう接していいのかわからなかったのよ>って言われたぐらいだから、むしろ生きてるのが奇跡って感じだったのかも。ま、ほぼほぼ、自ら保護室に入りましたみたいな状況だったからなぁ」
そうね。自殺未遂じゃなくて、自殺念慮が強すぎて死にたいですって担当医に無表情で言うし、患者本人のセリフじゃないよね。
「あれね。たぶん、運がよかったんだよ。<育て方を間違った>って言われたときのショックで、一晩中包丁握って切腹ってどうするんだろうって考えてたら、翌日、通院日だったから。もし、通院日じゃなかったら、自分を刺してたかもしれないし、おかんを刺してたかもしれない…本当に運がよかったなと思うよ」
どっちにしろ一歩間違えれば、自分の人生捨てることになったかもしれないもんね。
「だね。今にして思えば、自殺も人殺しも絶対ダメっていう信念みたいなもんがあったのかも。いつからそんな信念があったのかわかんないけど」
あれじゃない?平和教育で夏休みに、被ばく写真いっぱいみたり、「黒い雨」とか「はだしのゲン」とかぐりぐりねじ込まれてたから。
「ああ、確かに。何らかの影響は受けてるだろうなぁ。命ってなんだ?的な疑問とか、葛藤とか、大人が正しいとは限らないとか…学級崩壊とかいじめとか、家庭環境とか、もともと持ってた資質だとかが、無意識に最終判断を下したみたいなとことあるかも」
それが、たまたま生きていく方を選択したと?
「今なら、そう思える。ものごとって、渦中にいるときは、見えない答えがあって、通過しちゃうとああなんだぁ、そういうことか!って納得できることもあるから」
そこまでたどり着くのが難しいんだけどね。
「うん。ま、ぶっちゃけただのナルシストだったのかもしれないけどねw」
もともとが自分が大好きだったってこと?
「だと思うよ。ときどきさ、友達から<真面目なんだけど、変わってるよね>とか<宇宙人みたい>とか<ときどき天然だよね>とか言われることあったし…そういうのってさ、自分の考えとか意見に、他人の目とか世間体とか常識とかのフィルターがかかってなくて、素直に思ったままのことを言葉にしただけの状態だろ?自分が嫌いだって意識してるときって、いつもしっかりフィルターかけて注意深く言葉選んでるっぽいんだよね」
うっかり気が抜けると、本性がみたいな?
「そうそう、自分が大好きな自分ってのがぴょこっと顔出すw」
他人には違和感があるわけね。
「らしいけど。それはそれとして、面白いって受け止めてくれる子と、スル―しちゃう子と自分の価値観の方に引っ張ろうとする子と…まあ、反応も様々だったな」
Kちゃん自身は<我関せず>だしね。
「だって、出ちゃったものはどうにもできないじゃん。それについてがやがや言われてもね。なかったことにするのが、一番手っ取り早いし、すぐに<真面目ないい人>仮面が全自動で復活してたから、当時の自分は気がついてないと言う現象が結構あったよ」
ああ、中学の時は友達と口論になって先生に止められました事件も、高校の時の文化祭でブチギレました事件も、Kちゃんは記憶にないんだよね。
「うん、どっちも卒業後にこんなことあったよねって言われて、寝耳に水状態。言われてみても、まったく記憶にございませんが?みたいな状態だった。だいたい、事件が勃発した次の日には、平常運転でニコニコ笑っておはようって言ってたらしい。だから、昨日のアレは何?幻?みたいなw」
そこでみんなも忘れてくれればいいのに、あまりに普段と落差があるから強烈なインパクトで残っちゃったみたいよね。
「ま、その話を聞いて、ブチ切れない努力をしようと密かに誓ったよ。だって、記憶が飛ぶとか怖い。とはいえ、保護入院中は半分くらい記憶ないけどねw」
体の防衛反応かもしれないわね。あるいは、脳のリミッターが外れるとかブレイカーが落ちる的な現象なのかもしれないわね。
「脳科学も好きで面白くてはまった時期あったなw」
最近は、疎遠になってるけどね。さて、お時間ですよ。朝活へGO!
「あ~い、行ってきま~す」
いってらっしゃい。
「まあ、仕方ないよ。うつ病に注目が集まり始めたばかりのころだったし、情報も少なかったし、偏見もひどかったからなぁ。気がつかなくて当たり前」
そうよね。自殺する人が増えてて、たまたまKちゃんはその手前で踏みとどまってただけで。
「大学時代に一度、死のうとしちゃったけどね。あれ、何月だったか忘れたけど。眠れなくて朝になって、台所に包丁出しっぱなしだなぁってぼんやり考えながら、片づけうよとしてふっとこれで手首切ったら死ねるなって思ったんだけど…<それでどうなるの>って声が聞こえてきてさ。そしたら、涙がガーって出てきて、今、自分何しようとした!って気がついたら、恐怖で体がガチガチ震えだしたんだよ」
三年の秋か冬だったんじゃない?
「ぐらいだったかも。そのあと、大腸炎で救急車呼んで入院して、インフルエンザで入院がのびて…。ある意味、あの入院が少しだけ休養期間的なものになったのかも」
でも、ゼミにもほとんど出れないし、卒業あやうかったよね。
「ま、担当教授が不本意ながら卒業させてくれたから。卒論は論文としてみとめられないのですがねっていいながらさw」
ああ、だから、実家に戻った時、焼却処分したんだ。
「そうそう。で、就職活動しなきゃって頭ではわかってるけど、体が動かない。でも、家にいると苦しくて苦しくて、どうしようもないって時に、まあ、最初の仕事についたわけだけど…」
いや、あの状態で4年間も専門職なのにサービス業とか、今考えたら若さだけで乗り切ったて感じがするわ。
「先輩とか女性職員さんがいい人だったからさ。迷惑かけられない!がんばらなきゃ!ってのが原動力だったのかもね。燃え尽きたけどね(苦笑)」
そのあとは、かなりゆる~い環境で仕事できてたから、自分的には大丈夫って思っちゃったのよね。
「うん、旅行行ったり、映画見たり、ライブ行ったり…ほら、普通にできてるじゃんって思ってたけど、これが全然楽しくない!というか、楽しさに没頭できないって感じでさ。普通を演じてましたね。今思えばw」
ま、普通なんてあってないようなもんだけどね。
「要するに世間的な価値観になんとかしがみついていた感じだな。で、転職繰り返してるうちに、サービス業界で止め刺されたw」
よかったじゃん。死ななかったんだからさ。
「確かに。ま、貯金があったから何とかなる。少し休めばいい。くらいには思ってたけど。気が休まらないし、不眠だし、妹子とか長子とかに遊べばって言われて、旅行とか買い物とかで動くんだけど死ぬほど疲れるし、両親の喧嘩の仲裁とか、おかんの愚痴とかに付き合いすぎて、ここにいるより、働く方がまし!ってなって、職安にいきはじめたけど」
どうにも気が乗らなかったわね。
「そう。で、たまたま生活相談って張り紙があって、困っていることがあればお気軽にご相談くださいってのが目に入ったから、思うように仕事が探せないって相談に行ったらうつ病の可能性があるので病院にいってみませんか?って言われちゃったんだよね」
そして、そこでまた無駄な抵抗を試みたよね。
「うん、一年くらいその人にカウンセリングしてもらった。まあ、そのおかげで、病院に行く勇気が出たから、よかったんだよ」
そこからが、また大変だったよね。
「兄弟はみんなうつ病のことある程度わかってくれたから、治療に専念しろって言ってくれたけど、オヤジとおかんは無理だった。おやじは、病院に行くこと自体を否定して宗教儀式でなんとかなるって言い出すし、おかんはただの思い込みでしょって感じで理解しようとかそういう気持ちはないって感じだったな」
おやじの反応は想定内だけど、おかんの無理解は子供の精神崩壊より世間体のが大事っていう残念さだったね。
「そう。ま、通院には協力してくれたけど、それにも限界があって、自分でどうにか通いなさいよ的な雰囲気あったな。まだ、そのときは公共交通機関の利用が困難な状態で、辛うじて数分、電車に乗ることはできたから、毎週、最寄り駅まで送ってもらってた」
薬もいろいろ試したよね。
「一番多い時で10種類くらい飲んでたのかな。思い出せないけどw」
そのくらいじゃない?だけど、よくならないから、とうとうおかんが限界にきて…。
「それ言ったら終わりだよねってことを言っちゃったから、自殺念慮がぶわって沸いちゃって、保護入院」
3カ月、きつかったね。
「退院するとき看護師さんに、<来た時どう接していいのかわからなかったのよ>って言われたぐらいだから、むしろ生きてるのが奇跡って感じだったのかも。ま、ほぼほぼ、自ら保護室に入りましたみたいな状況だったからなぁ」
そうね。自殺未遂じゃなくて、自殺念慮が強すぎて死にたいですって担当医に無表情で言うし、患者本人のセリフじゃないよね。
「あれね。たぶん、運がよかったんだよ。<育て方を間違った>って言われたときのショックで、一晩中包丁握って切腹ってどうするんだろうって考えてたら、翌日、通院日だったから。もし、通院日じゃなかったら、自分を刺してたかもしれないし、おかんを刺してたかもしれない…本当に運がよかったなと思うよ」
どっちにしろ一歩間違えれば、自分の人生捨てることになったかもしれないもんね。
「だね。今にして思えば、自殺も人殺しも絶対ダメっていう信念みたいなもんがあったのかも。いつからそんな信念があったのかわかんないけど」
あれじゃない?平和教育で夏休みに、被ばく写真いっぱいみたり、「黒い雨」とか「はだしのゲン」とかぐりぐりねじ込まれてたから。
「ああ、確かに。何らかの影響は受けてるだろうなぁ。命ってなんだ?的な疑問とか、葛藤とか、大人が正しいとは限らないとか…学級崩壊とかいじめとか、家庭環境とか、もともと持ってた資質だとかが、無意識に最終判断を下したみたいなとことあるかも」
それが、たまたま生きていく方を選択したと?
「今なら、そう思える。ものごとって、渦中にいるときは、見えない答えがあって、通過しちゃうとああなんだぁ、そういうことか!って納得できることもあるから」
そこまでたどり着くのが難しいんだけどね。
「うん。ま、ぶっちゃけただのナルシストだったのかもしれないけどねw」
もともとが自分が大好きだったってこと?
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うっかり気が抜けると、本性がみたいな?
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Kちゃん自身は<我関せず>だしね。
「だって、出ちゃったものはどうにもできないじゃん。それについてがやがや言われてもね。なかったことにするのが、一番手っ取り早いし、すぐに<真面目ないい人>仮面が全自動で復活してたから、当時の自分は気がついてないと言う現象が結構あったよ」
ああ、中学の時は友達と口論になって先生に止められました事件も、高校の時の文化祭でブチギレました事件も、Kちゃんは記憶にないんだよね。
「うん、どっちも卒業後にこんなことあったよねって言われて、寝耳に水状態。言われてみても、まったく記憶にございませんが?みたいな状態だった。だいたい、事件が勃発した次の日には、平常運転でニコニコ笑っておはようって言ってたらしい。だから、昨日のアレは何?幻?みたいなw」
そこでみんなも忘れてくれればいいのに、あまりに普段と落差があるから強烈なインパクトで残っちゃったみたいよね。
「ま、その話を聞いて、ブチ切れない努力をしようと密かに誓ったよ。だって、記憶が飛ぶとか怖い。とはいえ、保護入院中は半分くらい記憶ないけどねw」
体の防衛反応かもしれないわね。あるいは、脳のリミッターが外れるとかブレイカーが落ちる的な現象なのかもしれないわね。
「脳科学も好きで面白くてはまった時期あったなw」
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