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10巻
10-2
「今度はいったい何事ですか……」
弱々しいその声は、スケさんの背中の辺りから聞こえてきているらしい。
「あー。ほかにも誰か連れて来たんだ……」
スケさんに確認すると、どうやらスケさんも忘れていたようだった。
「おおっとこれはうっかりです! 最速でぶっ飛ばして来ましたものでして、さすがに死んでないとは思いますが……」
きっと声の主も俺を冷やかしに来たんだろうが、一体誰だろう?
スケさんがしゃがみ込むと、背中に乗せられていた人影が顔を出した。
だけど、そこにいた顔なじみの三人組は、楽しんでいるという風ではなかった。
スケさんの背中に乗っていたのは、高所での高速飛行で凍える寸前になっていたカニカマ君三人組だった。
解凍されたカニカマ君というのは、別に魚肉の加工食品とかではなく、実は勇者である。
地球から召喚されて、この世界で勇者をやっている中学生の彼に、俺は事情を説明した。
「……というわけで、セーラー戦士を助けに来たわけなんだけれども」
「は、はぁ」
いまいち状況が呑み込めていないらしいカニカマ君に、今度は俺から説明を求める。
「それにしても一体どうしたんだよ? まさか半分冷凍されてる状態で再会するとは思わなかったよ?」
「僕らだって、予想だにしていませんでしたよ……」
鼻水をすすり上げるカニカマ君。どうやら俺を冷やかすどころか、ここに来るつもりもなかったみたいだった。
どういうことかとスケさんに視線を向けたが、スケさんにも特に何か考えがあったわけではないらしい。
「いや。ちょうど魔王の島に渡るためのアイテムが欲しいと谷を訪ねて来ていたようでして。うちの若手相手に苦戦していたところを、せっかくなんで拾って来たわけなんですが」
「拾って来たんかい」
「はい。知り合いじゃないかなと」
「あー、まぁ知り合いだけどさ」
「やはりですか。おかしなしゃべる剣を使っているから、そうだろうと思いましたよ」
「おー、……聖剣カニカマ、思わぬところで大活躍」
俺は気の毒になって、カニカマ君一行に視線を向けた。
白い鎧で武装した中学生、カニカマ君。彼を中心としたパーティは神聖ヴァナリア発の、現勇者パーティということになっている。
頭のてっぺんから足の先まで白で統一した少女と、猫耳と尻尾の生えた獣人の女の子という個性的な面々で打倒魔王を目指している。
ちなみに俺は、勇者をカニカマ君、白い少女を巫女ちゃん、猫の獣人をネコミミさんと呼んでいる。
さっそく噛み付いてきたのは、巫女ちゃんだった。
「死ぬかと思いましたわよ! いきなりこのでっかい竜が現れたときは!」
さらにまだふらふらしているカニカマ君とネコミミさんが続く。
「……顔が広いんですね」
「うにゃぁ……、またあんたにゃのか」
彼らのクレームはともかく、事情はおおよそわかった。俺達が起こした騒動に巻き込まれたということなんだろう。
巻き込んでおいてこう言うのは何だが、なんとも気の毒としか言いようがない。
「いや非常に申し訳ない。それで、えーっと……どうしよっか?」
謝ってみたものの、少し困った状況である。
「何やらここは危険なにおいがプンプンします! 血が騒ぎますな!」
一方でスケさんは、もう完全に戦う気満々である。
カニカマ君達を元の場所に送って来てくれと言ったところで、絶対引き受けないだろう。
そしてこちらにも送り返す余力などない。
いい考えも浮かばずに言葉に詰まった俺は、ひとまず提案してみることにした。
「……あー、カニカマ君、悪いけどこのまま来てもらってもいい?」
「は、はぁ」
スケさんだからここまで来られたが、空ではエルエルとデビニャンががんばっていて、銃撃と魔法の爆発が広がっている。
簡単には帰れないだろうし、付き合ってもらう方が安全だろう。
しばらくして、偵察に出ていたナイトさんとクマ衛門がなかなかいいタイミングで戻ってくる。もちろん二人にも成果はあったようだった。
「向こうに扉らしきものがありました」
「がう」
「ほらね!」
ダークエルフコンビの報告に、トンボが歓声を上げた。
さっきのトンボの口ぶりからいってあんまり信用していなかったのだが、扉があるというのなら行ってみるしかなくなったわけだ。
ダークエルフコンビの案内で先に進み、扉を見つけたトンボが叫ぶ。
「あ! ほらここだよ!」
「ほほう……、これはまた」
その扉に見覚えがあるらしく、トンボは、ホラホラと何度も指差す。
金属製の巨大な扉は、大きさで言えば竜のスケさんでもくぐり抜けられそうなほどで、やたらと大掛かりだった。
扉の全面に装飾されている竜もやけにリアルである。それがスケさんと変わらない大きさで、でーんとくっついているんだから、どんなこだわりなのかと作者に尋ねてみたかった。
「ここかー……、ずいぶんでっかいんだね」
「そりゃそうだよ、見ていればわかると思うけど」
トンボの言葉の意味するところは、まさに見ていればわかった。
一定の距離まで近づくと、扉に刻まれていた竜の装飾がぬるりと動き出したのだ。
そのまま扉そのものが形作って現れたメタルな竜は、赤い瞳をギラリと危険に輝かせ、侵入者である俺達を見下ろした。
「ははっ……、まさかメタル製の竜とは恐れ入ったね。動くんだ、あれ」
「うん。最初見たときは、わたしも驚いたものだよ」
「……先に言ってほしかったぜ、トンボちゃん」
「えー。いいじゃん。ビックリしたでしょ?」
「そりゃしたけども」
ただでさえメタルドラゴンの迫力は作り物とは思えないほど真に迫っているのだから、心の準備くらいさせてほしかった。
「トンボちゃんマジでこんなのと戦ったの? チャレンジャーすぎるだろ」
「マジカルモードのわたしは、何人たりとも止められないのさ!」
「そうですか……」
こちらを凝視するメタルドラゴンを前に、トンボは勝ったときのことを思い出したのか、興奮して頬が赤い。
しかしトンボ以上に、興奮している人……、というか竜がいた。
「ほほう! 私の前で竜の姿を取るとは生意気な! タロー殿、ここは私に任せていただきたい!」
「……う、うん」
戦意を見せるスケさんの荒々しい迫力は、近くにいるだけで鳥肌が立ちそうである。
俺は思い出したように、カニカマ君達に確認しておいた。
「それじゃあ君らはどうする? 付いて来るのが嫌ならここで待ってもらってもいいけど」
スケさんは言動こそアレだが、正真正銘、最強クラスの竜なのは間違いない。
ここにいるのも安全とは言いがたいが、スケさんがいるなら大丈夫だろう。
たぶん「待っている」と答えると思っていたのだが、カニカマ君は、どういうわけかその選択肢は選ばないようだった。
「……いえ、乗りかかった船です。一緒に行かせてください。貴方にはなんだかんだお世話になっていますから、ここで借りを返しておきます」
「わたくしも、勇者様がそう言うのなら、お付き合いいたしますわ」
「どうせこうなったら、どうあっても巻き込まれる運命にゃ。女は諦めが肝心にゃ」
パーティ一同、付いて来るらしい。さすが勇者君、マジ勇者である。
実に臨機応変で、決断力がある。その一方で危険を顧みないあたり、セーラー戦士とそっくりだと思った。
「……君らも付き合いいいなぁ。そんじゃスケさん、ここは任せた!」
話はまとまり、俺は大声で頼んで手を振る。スケさんは胸をドンと叩いて、鼻から火を噴いた。
「心得ました! せっかくですから男の見せ場、楽しんでこられるがよろしいでしょう!」
「……まだ言うか。そっちこそ、そんなのに油断してやられるなよ?」
「ハハッ! 誰に言っているのやら!」
竜のウインクに見送られ、俺達は走る。
番人であるメタル製の竜は、そんな俺達には目を向けず、目の前の敵から目を離さない。
スケさんが一筋縄ではいかないとわかっているのだろう。
スケさんは相手に不足なしと闘争心をみなぎらせて叫んだ。
「さぁやるか! 実は血がたぎってしょうがないのだ! ここのところ久しく本気で戦うことなどなかったからな!」
「GURORORORORO……」
メタル製の竜が機械じみた声で唸ると、漆黒の竜も牙をむく。
ドンと激しい揺れが、俺達を襲う。
「うお!」
戦いが始まり、二体の竜がぶつかり合ったのだろう。
俺達はそんな彼らの戦いを背にして進んだ。
番人をスケさんに任せて扉を抜けると、石畳で覆われた通路になっていた。
一昔前のダンジョンのような、岩を組み合わせたその外装は独特の不気味さを漂わせている。
ほぼ一本道なので道に迷う心配こそないが、どうやらトラップがあるらしい。ここに来て生き生きしてくるのは、元来アウトドア派の面々である。
「トラップの類は大したことないのぅ!」
カワズさんは軽口を叩きながらも、的確に周囲の変化を察知していた。
特に結界のトラップを見つける勘はぴか一で、確実に対処する。
「そりゃめでたいことだろう! 妙に手馴れてるね!」
俺がおだてると、カワズさんはさらに得意気になった。
「まぁのぅ! 遺跡探索はライフワークじゃからな! ほいっと!」
カワズさんが手を突き出す。すると空間がゆがんで、行く手を遮る障壁がまた一つ解除された。
その手際は言うだけのことはある。はたから見ていて文句のつけようがない。
「右の壁! なんかあるにゃ!」
「任せろ!」
「がう!」
そして、物理的なトラップはネコミミさんが発見、ナイトさんとクマ衛門が処理していくというスタイルもすでに固まっていて、即席だというのに安定感がある。
そのペースは驚くほど速く、パーティメンバーの優秀さが表れていた。
「……すさまじいですわね」
「そうだねぇ」
巫女ちゃんが思わずといったふうに口に出していたが、俺もこの手際の良さには感心してしまった。
それにしても、セーラー戦士とトンボはこんな高難度のダンジョンをよく攻略できたなと思い、頭の上で俺のアホ毛をいじくっているトンボに尋ねてみた。
「トンボ達も、よくもまぁこんなの突破できたね!」
「マガリが一人でがんばってくれました!」
「本当に!? すげーな、セーラー戦士!」
すごい娘だとは思っていたが、セーラー戦士も大概らしい。
ちなみに俺と巫女ちゃん、カニカマ君の三人は、現在結構なお荷物ポジションである。
そのことに若干の物寂しさは感じるが、このままいけば予想よりもはるかに速いペースで目的地に着きそうだ。
「ところでなんだって、あのお姉さんはこんなところに来たんですか!」
カニカマ君が俺に尋ねてくる。
なんだってと聞かれたら、それはまぁ、家に帰りたかったからだろう。
そしてふと思いつく。今回の一件は、元の世界に帰れないという状況が招いた結果だ。異世界人つながりで、カニカマ君だって知る権利はある。
「そう言えばカニカマ君にも関係ないことはないかな。うまくいけば、元の世界に帰るヒントくらいはつかめるかもしれないよ」
すべて予測でしかないが、そういうことである。
この不可思議な場所を維持するために使われている魔力の源泉は、俺の魔力量すら凌駕している可能性がある。
実際にここはすべてが魔法によってなされている。それだけの魔力があれば、地球と異世界をつなぐこともできるかもしれない。その可能性がぐっと上がった手ごたえはあった。
カニカマ君は、自分に関わりのある話で驚いていた。
「それって本当ですか! ああ、でもこれだけ貴方が大騒ぎするって……。いったい何と戦う気です?」
「いや、別に戦うわけではないんですよ! ただセーラー戦士を返してもらうだけで! 何せ相手は神様だし? そこは神様特有の、寛容で慈悲深い心で許してくれると信じたいよね!」
「「「神様!?」」」
声を綺麗にそろえて驚いてくれるカニカマトリオ。驚かしがいがあるというものである。
だが、こうやって通路を進んでいくと、今から会う相手が本当に神様かどうかという疑問が生まれつつあった。
だってどう見ても、この施設の作りは人工物だし。ごちゃごちゃと危険極まりないトラップの数々も、発想がどうにも人間くさい。
「そろそろ終点じゃぞ!」
「うにゃ! トラップもこの先にはないにゃ!」
カワズさんとネコミミさんが全員に呼びかけて、トラップにまみれたスリリングな道中にも終わりが訪れる。
カワズさんは、通路の終わりと思しき前方を指差して叫んだ。
「さて! 何が出てくるのかのぅ!」
「さぁね。ここで終わりだといいんだけど!」
俺はカワズさんにそう返すが、どうだろう?
俺達は通路を抜けた。
「なんだこれ……?」
目に入ってきた美しい空間に、俺は呟いた。
急に光が差し込み、突然道が途切れたと思ったら、すさまじく巨大な鳥かご状の部屋にいた。
その場所は運動会でも開けそうな大きさがあり、天井も高いので羽があったら自由に飛び回れるだろう。
先にまだ通路が続いており、その通路の両脇に怪しい物体がたたずんでいた。
二体の翼が生えた男女の像だが、明らかにただの石像などではない。
身長は巨人と同程度はあるほど巨大で、真っ白な装身具をまとっていた。
それぞれ巨大な剣と杖を掲げた二体は、ここを守護するために配置されているのだろう。
「まぁ、ガーディアン的なものだろうなぁ」
背中の四枚の翼といい、外の天使達の仲間に見える。
彼らは見るからに強そうで、戦闘的だった。
「まったく……、いい趣味してるよ」
「まったくじゃ。神々しさの演出かのぅ?」
皮肉っぽく言う俺とカワズさんの口元は、同じようにへの字になっている。
外の天使といい、メタルドラゴンといい、この巨人といい、セキュリティに生物を多用するスタイルはどうにも微妙に俺とは趣味が合いそうにないと思うわけだが、この二体を見たトンボはこう評した。
「タロといい勝負だよね」
「馬鹿言え、俺の方がセンスがいい」
非常に心外である。
反論した俺へのカワズさんとトンボの反応は、ほとんど同じだった。
「「え?」」
「……なんだい? 何か言いたいことでもあるのかい? 泣くぞ?」
二人がちょっと本気っぽくそう思っているのが癪だった。
俺が本気で苦々しい表情になったからか、トンボはごまかすようにパタパタと俺の前に飛んできて、巨像に関して説明し始めた。
「ま、まぁ。大丈夫だよ! こいつらそんなに強くないし! ほら、あそこに色の変わったタイルが見えるでしょ? あそこに入ったら動き出すよ!」
「……やっぱり襲ってくるんだね。ああでもそうか、こいつらトンボちゃんに一回やられてるのか」
トンボの指し示す先には、確かに若干色の変わったタイルが見える。
マジカル☆トンボセットでは、相手が死に至ることは絶対にない。とはいえ、目の前の強そうな巨像もトンボちゃんにぼこぼこにされたと思うと、ちょっと緊張感がなくなった。
「そうそう! だからふてくされてる場合じゃないってば!」
「……別にふてくされてないし」
「なら笑顔笑顔! さぁ張り切っていこう!」
そんな軽口を叩き合いながらも、怪しさ満載の雰囲気に自然と周囲の緊張が高まってゆく。
最もそれが顕著なのは、カニカマ君達三人組だ。
彼らは自分の得物に手をかけ、俺達のコントのようなやり取りにも加わらずに、戦いの準備を整えていた。
「ここは僕達が引き受けます」
『オーイエー。出番か』
巻き込まれたというのに、カニカマ君はずいぶん積極的だった。彼が持つしゃべる剣もやる気のようである。
「えぇ!? いいの!」
そこまで積極的な参加を予想していなかっただけに、俺は戸惑った。カニカマ君は年に似合わない大人びた笑みを浮かべて頷いてみせる。
「なんだかよくわからないですけど、貴方を温存させないといけないんですよね? ならこの中で一番実力が劣るのはたぶん僕達です。最初は僕達が行くべきでしょう?」
というのが、カニカマ君の言い分である。
自分達をあえて低く評価するのは、相当に抵抗があるはずだが、カニカマ君達の本気は伝わってきた。
「……あいつら結構強そうだけど?」
しかし相手が相手だ。人間を手のひらでつかめそうな巨像を彼らだけに任せるのは、少々不安だったのだが……。
「大丈夫ですよ。それでも強くならなければいけないんです。僕達は勇者ですから」
「まぁ。こんな雑魚っぽい相手、楽勝ですわ」
「いいんじゃにゃいかにゃ? 少しはいいところを見せとかにゃいと、カッコ悪いからにゃぁ」
カニカマパーティはやる気である。
特に言い出した本人のカニカマ君からは、まったく不安を感じられなかった。
「おおっ! ……カッコいいなぁ」
一度でいいからこんなこと言ってみたいものである。
もっとも俺が言ったところで冗談にしか聞こえないだろうが。
「ということらしいんだけど、いいかな? ナイトさん?」
戦闘担当のナイトさんに尋ねてみると、彼女はしばらくカニカマ君を眺めたあと、頷いた。
「よろしいのではないでしょうか? 勇者と呼ばれる人間の実力は私もよく知るところです」
「うん。ナイトさんにそう言ってもらえると頼もしいよ」
お墨付きをもらって、俺はカニカマ君に向かって頷く。
彼らもまた頷き返すと、武器を携えて歩き出した。
「うーむ。まるで勇者のようだ」
「タロ、冗談で言ってるように聞こえないよ?」
先頭のカニカマ君の足がタイルの境界線を越えたその瞬間、トンボの忠告通りに二体のガーディアンが動き出す。
男型は巨大な剣を、女型は巨大な杖を、それぞれ自分の胸元に掲げると、そのまま地面に向かって振り下ろした。
非常に滑らかで、一糸乱れぬ動きだ。
重い音が地面に伝わり、それを合図に俺達は駆け出す。
カニカマ君は俺に向かって言った。
「貴方の言ったこと、最近少しずつですけど、わかってきた気がするんです! 僕なりにこの世界のことを考えて答えを出します! 落ち着いたときにまた話をしに行きますから! そのときは、あのお姉さんも一緒に!」
「……おうよ! そのときは一緒に向こうの世界の話をしよう!」
「ええ! さぁ、行ってください!」
カニカマ君が叫ぶ。
聖剣を一閃して二体のガーディアンに一撃を加えると、俺達の進路が切り開かれた。
翼を広げて攻撃をかわした二体だったが、すぐに体勢を立て直し、男型が剣を振り下ろしてくる。
無駄な一振りは警告のつもりなのか、それとも力を誇示するためか。
突風を巻き起こす豪快な斬撃がカニカマ一行に襲いかかった。
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