性欲溢れる俺が夜のソロ活動中に召喚された

クロハナ

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王様はいい人でした

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朝みたいだ。お日様の暖かみを顔に感じる。


 眠い……まだ寝ていたいと思いながらも重い瞼を開けると、そこにはヨダレを垂らして前かがみで爆乳を強調して俺を見ているメイドさんの姿が見えた。

 …………夢か。俺はまた目を閉じて眠ろうとした。

 …………爆乳のメイドなんかいる訳が………………………はい?


 ふっと昨日の夜の事を思い出した俺は勢いよく目を開けて見てみると、そこにはキリッとした顔で立つ昨日のメイドさんがいた。

 あ~やっぱり爆乳さんだ。いやそうじゃなくて……夢じゃなかったんだ。


「おはようごさいます。セイト様」


「あっ、おはようごさいます。」


「昨日は夜分に召喚に応じて頂きありがとうございます。まだお休みになられたいと思いますが、今日は我が国の王との謁見を予定しておりますので、そろそろ準備をして頂きたいのですがよろしいでしょうか?」


 いや………別に召喚に応じたつもりは一切無いんだけど?

 出来れば帰りたい………部屋にあるエロ本やゲームが見つけられる前に。

 王様なら帰り方知ってるかな?


「はい…………それで王様ってどんな人?」


「たくましく威厳のある優しいお方です。家臣からの信頼もあり我が国の誇りのような方でした………今では………」


 過去系?今では?


「見るも無残なお姿に………王はこの所ずっと寝所に籠りきりでございます。」


「何処か悪いんですか?」


「はい…………しかしそれは謁見すればわかる事………何卒王をそして国をお救いください。」


 それから準備して貰っていた服に着替え、朝食をとる為に移動した。

 着替える時にお手伝いしますと言われたが、さすがに恥ずかしかったので遠慮させて貰った。


 昨日は暗くてわからなかったけど、廊下も豪勢でアニメに出てくるようなお城みたいだ。

 さすがに昨日の夜みたく長い時間歩く事もなく食堂らしき所に着いた。


 大きな部屋そしてなが~~いテーブル、その端には聖女様がポツンと座っていた。傍まで行くと聖女様は立ちあがり


「おはようごさいます。セイト様、夜分の召喚でしたが幾分かお休みになられたでしょうか?」


「はい、夜更かしとかたまにするんで大丈夫です。」


「夜更かしですか?そこまで勉学に励んでおられたのに申し訳ありません。」


 いや、勉学って………夜更かしの内容はゲームとか自主活動とかでしたけど……


「いや、たいした勉強でもなかったので気にしないでください。」


 そんな会話をしている所にメイドのサーシャさんが朝食を持って来てくれた。

 その朝食を食べながら昨日より詳しく国の事や[呪い]の事を聖女様に説明して貰った。

 そして俺に求められているのは[呪い]を解く事、その為に聖属性魔法を極めて欲しいと………普通はランクは10までらしいので、多分11か12になれば……と期待しているみたいだ。


 どうすればランク12まであげれるんだろ?


 それも聞いてみると、聖属性魔法を使いまくって熟練度をあげるしかないらしい。

 Lvをあげると熟練度が少なくてもランクが上がりやすくなるとも教えてくれた。


 『Lvとかランクとか面倒くさいな~』


 Lvを上げる為には魔物を倒したりして経験値を貯めないといけないらしい。スライムを倒すと2、一角ウサギで4、ゴブリンで8ぐらいの経験値と説明されたけど………って一般人の俺に倒せるの?


 あれ?そう言えば俺のステータス見た時、経験値貯まってたよな?ん~なんでだ?


 まだまだよくわからない異世界だけど、俺生きて行けるかな?


 聖女様との朝食も終わり王様に会いに行く事になった。

 階段を上り案内されて謁見の間を通り、王様の寝室の扉の前に到着した。


「こちらにセイシストルント国王が御休みになられています。謁見の件は朝一番に侍女から伝えて貰っています。どうぞ中へ。」


 俺は言われた通りに中に入ると、中央の大きなベットに上半身だけ起き上がっている王様らしき人を見つけた。

 聖女様とサーシャさんとで一緒にベットの横に行くと………うわ~もう漫画に出てくる様に本当にゲッソリしてるよ王様。


 ゲッソリってより干からびた感じだけど、マジ大丈夫?

 そんな風に王様を見ていると


「よくぞ参られた………しかしすまんの、このような姿で………わしもまさか自分も呪いにかかっていようとは思わなんだ、許せ。」


 へ~もっと王様って威張っていそうと思っていたのに、随分優しそうな人だなっと観察していると聖女様は王様と話始めた。


「いえ、そのような謝罪のお言葉など………本当に申し訳ありません。私がすぐに[呪い]に気がついてさえいればここまで人々が亡くなる事もなかったはずです。それなのに私の大事な勇者様が亡くなって初めて気がついたのですから。」


「まさかこんな呪いで国が危機に落ちようとは夢にも思わなんだ、してその者が召喚におおじてくれた者か?」


「はい!昨晩召喚に応じて頂きましたセイト様でございます………しかしながらすぐには呪いを解くお力をまだ目覚めさせておりません。これから急ぎ習得して頂き早急に王の呪いを解いていただこうかと思っております。」


「セイト殿、わしより民を………いや皆を何卒お救いくだされるようお願いする。」

深く頭下げてお願いされた。


王様ってちょっと腹黒的な感じだと思っていたけど、良い人みたいだ。なんとか出来ないかな?


そうだ!ティッシュみたいに栄養剤的な物を作れないかな?

え~と栄養剤って言ったらアレかな?箱に入ったユ〇ケル黄帝液!


俺は一番高そうな物を思い浮かべて手の平に意識を集中させた。

出てきたらいいな~ぐらいの気持ちでやってみたのだが………


嘘!マジ出て来た!金色の箱一本分


王様も聖女様も驚いているが、俺も驚いた。


「な、な、なんですかそれは?」


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