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第7章 Memory~二人の記憶~
30 引き裂かれた友情…エリオットside
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時が経ち、リカルドが正式な王宮魔法士となって少し経った頃。私達が出会って数年経っているけど、私達の友人と言う関係は変わっていない。
ここ数年で彼に教わった剣術も自慢出来る程、上達している。
そんな平凡な日々を送っていたある日、それは起こってしまった。
太陽の光が降り注ぎ、王国に朝を知らせる。
中でも朝を迎えた王城は、人々が忙しなく各々の仕事に取り掛かる。忙しないと言ってもこれがいつも通りの風景なのだが。
そして私もいつも通り剣の稽古のために中庭に向かっていた。
普通は訓練場で行うものだけど、最近ではこの中庭で行うのが習慣となっている。それに中庭には色とりどりの花達が咲き誇り、心地の良い風も吹く。
開放的な場所でやった方が気持ちが良いだろ、とリドも言っていたし。
言われるまま中庭で稽古をしてみたけど、確かに外の空気を吸えるのは気持ちが良い事だった。
それからと言うもの、剣の稽古の時にはこうして中庭まで来るようになったと言う訳だ。
「今日リドは来ないのかな?」
そんなこんなで中庭に着いたものの、そこにリドの姿はなかった。
王宮魔法士となる前に彼は外で暮らしていた為、毎回城へとわざわざ赴いてもらっていたけど、正式な王宮魔法士となってからはこの城に自室が設けられ、ここで生活するようになっていた。
だから前よりも会える日数が増えたのだ。と言っても彼も王宮魔法士の一人、王族を守るのが仕事であり忙しさは増すのだが。
そう言う事で、今日彼がこの場にいない事を不思議がる必要もない。
……ただ、私としては彼に教わりたいと言う気持ちが大きいけど。
でも私は王子、我儘を言って他の者を困らせてはならない。自分のやるべき事をしなくては。そうも思うのだった。
「おはようございます。殿下」
改めて気持ちを切り替えた所で控えめに声を掛けられた。
「あぁ、君か。おはよう、オーガスト」
その声に振り替えれば、片手に剣を持ち、貫禄のある風貌の男――オーガストがこちらに歩いてくるところだった。
「気が付かなかったな。君、気配を消すのが上手いな」
「ははは、これくらい朝飯前ですよ」
「さすが、王宮魔法士だね」
「いえ、そんな事ありませんよ。俺もまだまだです」
なんて謙遜しているけど、オーガストは王宮魔法士の中でも、リドと張り合えるくらいの実力を持った魔法士なのだ。
そうそうリドと言えば、彼は自分の師匠であるセドリックを越えて、とまでは行かないものの、今ではセドリックを倒せるのではないかと噂される程凄い魔法士になっていた。セドリックが最近王宮魔法士を引退してからは、王宮魔法士最強はリドだとも言われている。彼の実力は折り紙付きだ。
そんな彼と渡り合えるのだからオーガストだって優秀な魔法士なのだ。
それにオーガストはリドより少し前に王宮魔法士になったのだけど、そこからまだ日にちが浅いのにも関わらず、これだけの実力があるのだからまた凄い話だ。
ちなみにオーガストは三十代でリドよりも年上だけど、王宮魔法士としてはある意味同僚で、実力が近い事もあってか二人は仲が良かった。
しょっちゅうどちらが上かって勝負をしている。
リドは置いておいて、勝負中のオーガストはまるで子どものように、楽しそうにしていたのを良く見かけた。
あのオーガストが…。珍しいな。なんて思った事もあったな。
そんなオーガストだけど、最近では私に稽古をつけてくれる先生の一人であり護衛役でもある。
あくまで仕事であって、子どもっぽい一面を持っていても彼は王宮魔法士。
仕事以外だとしても、私に危険が無いよう、周りに細心の注意を払ってくれるし、固い程に忠実な人物に早変わりする。
お茶らけて見えても根は真面目でしっかりした人なのだ。まぁそこが頼もしくもあり、硬すぎる気もするけどね。
「今日はオーガストが稽古をつけてくれるの?」
「はい。リドではなくてすみませんがね」
あ、やっぱりバレていたか。考えを読まれて私は肩を竦めて見せた。
「良いよ。さぁやろうか」
話もそこそこに稽古を始めようと私も持ってきていた剣を構えようとした、その時―――
――ドガァァンッ!!
何処かから何かを破壊するような凄い音がした。
「今の音はっ!?」
「殿下はここに!様子を見てきます」
「オーガストっ!!」
一早く自体を察知したオーガストは早口でそう言うなり走って行ってしまい、それを止めようとした瞬間何かに行く手を阻まれ足が止まった。
…これは…結界?
私の目の前にはオーガストが作り出したであろう、壁のように薄い結界が張られていたのだ。
呪文を唱えているのが分からなかった程の早業。それに振り返ってみると、廊下へと続くその入り口にもしっかりと結界が張られてあって、中からも回って行けないようになっていた。
危機的状況ではないけどある意味八方塞がりと言える状況だな。
……確かに彼が私を守るのは分かる。私も自分の立場を考えて身を隠す事は最優先事項だと言う事も。
だけど…、いざ、こんな状況になったら自分でも何か出来るのではないか、とそう思ってしまうのだった。
それに先程の音、もしかして城の門が破壊された音なのでは……?恐ろしい事だけど、そんな気がしてならない。
音がした方向は城の門の方だったし。
そう思ったら居ても立ってもいられない。
けど、彼の結界は強力で、相当の力がなければ破壊出来ないなんて事は分かっていた。
……どうしたら。
そんな風に考えている時だった。
突如突風が吹き荒れ、中庭をそして私を襲って来てそれに思わず目をぎゅっと瞑ってやり過ごす。
しかしそれは直ぐに収まり、何だったのかとゆっくりと目を開けてみると、私の目の先に人影が揺らめいているのが確認出来た。
この場には不向きな、姿を隠すような全身黒ずくめのマント。その人物は、訝しそうにこちらの様子を伺っているみたいに見えた。
……それになんだろ。違和感が……。……っ!
そこで漸く気が付いたのだ。その人物がオーガストの張った結界の内側に足を踏み入れていると言う事に。
その事実に気が付いた時、ヒヤリと寒気を感じて私は息を呑んだ。
「……誰だ。君は一体何者だっ!」
恰好からしても明らかに怪しいその人物に、知らない内に震えだしていた体を奮い立たせて質問を投げかけた。
すると黒ずくめの人物は静かに言った。
「お前とは似ても似つかない、相容れない存在、かな」
それを聞いて私は驚愕と恐怖に言葉を無くす。その独特な言い回しをしてきた黒ずくめの人物。
その人物から聞こえてきたその声。だって、それは私の良く知る人物の―――
「…まさか……、リド……?」
間違っていて欲しいと思いながら、私は恐る恐るその人物に再度問いかけた。
「ふふふ。良く気が付いたな。さすが俺の親友」
黒ずくめの人物は何処か嬉しそうにそう言った後、その深く被っていたフードをゆっくりと上げ顔を見せる。
……っ!!
「おはよう。リオ」
そこにいたのは、不敵な笑みを浮かべた友人であるリカルドだった。
「リド……」
状況が上手く呑み込めない。
先程の破壊音。それに誘導されるようにこの場を離れたオーガスト。そしてそのオーガストの結界を破って、場に合わない黒ずくめの格好までして、今こうして目の前に現れたリド。
この状況って……。これって…、まさか……、本当に……っ!?
状況だけ見たら………。
「リド…。君はもしかして……」
「あぁ、気が付いた?実はさっき城の門を破壊してきたんだ」
何でもない事のようにリドは笑って言う。反対にその事に酷くショックを受けている自分がいる。
だって、一体何の目的で……?どうしてそんな事を……?
「どうして?って思っているんだろう?それは簡単。破壊は注意を逸らすための陽動」
そう言うとリドは不敵な笑みはそのままに、片方の手で私を指さし言った。
「本当の目的はお前だよ、リオ」
「……私…?」
そう呟いた時、一瞬だけ彼の腕に青く光る物がちらついて見える。けど余りの事に動揺してしまい、それが何なのか考えていられる余裕はなかった。
そんな余裕もなくただ呆然と立ち尽くす私に、絶望の底へと突き落とすような彼の言葉が響いた。
「そう、お前を殺す為に来たんだよ」
ここ数年で彼に教わった剣術も自慢出来る程、上達している。
そんな平凡な日々を送っていたある日、それは起こってしまった。
太陽の光が降り注ぎ、王国に朝を知らせる。
中でも朝を迎えた王城は、人々が忙しなく各々の仕事に取り掛かる。忙しないと言ってもこれがいつも通りの風景なのだが。
そして私もいつも通り剣の稽古のために中庭に向かっていた。
普通は訓練場で行うものだけど、最近ではこの中庭で行うのが習慣となっている。それに中庭には色とりどりの花達が咲き誇り、心地の良い風も吹く。
開放的な場所でやった方が気持ちが良いだろ、とリドも言っていたし。
言われるまま中庭で稽古をしてみたけど、確かに外の空気を吸えるのは気持ちが良い事だった。
それからと言うもの、剣の稽古の時にはこうして中庭まで来るようになったと言う訳だ。
「今日リドは来ないのかな?」
そんなこんなで中庭に着いたものの、そこにリドの姿はなかった。
王宮魔法士となる前に彼は外で暮らしていた為、毎回城へとわざわざ赴いてもらっていたけど、正式な王宮魔法士となってからはこの城に自室が設けられ、ここで生活するようになっていた。
だから前よりも会える日数が増えたのだ。と言っても彼も王宮魔法士の一人、王族を守るのが仕事であり忙しさは増すのだが。
そう言う事で、今日彼がこの場にいない事を不思議がる必要もない。
……ただ、私としては彼に教わりたいと言う気持ちが大きいけど。
でも私は王子、我儘を言って他の者を困らせてはならない。自分のやるべき事をしなくては。そうも思うのだった。
「おはようございます。殿下」
改めて気持ちを切り替えた所で控えめに声を掛けられた。
「あぁ、君か。おはよう、オーガスト」
その声に振り替えれば、片手に剣を持ち、貫禄のある風貌の男――オーガストがこちらに歩いてくるところだった。
「気が付かなかったな。君、気配を消すのが上手いな」
「ははは、これくらい朝飯前ですよ」
「さすが、王宮魔法士だね」
「いえ、そんな事ありませんよ。俺もまだまだです」
なんて謙遜しているけど、オーガストは王宮魔法士の中でも、リドと張り合えるくらいの実力を持った魔法士なのだ。
そうそうリドと言えば、彼は自分の師匠であるセドリックを越えて、とまでは行かないものの、今ではセドリックを倒せるのではないかと噂される程凄い魔法士になっていた。セドリックが最近王宮魔法士を引退してからは、王宮魔法士最強はリドだとも言われている。彼の実力は折り紙付きだ。
そんな彼と渡り合えるのだからオーガストだって優秀な魔法士なのだ。
それにオーガストはリドより少し前に王宮魔法士になったのだけど、そこからまだ日にちが浅いのにも関わらず、これだけの実力があるのだからまた凄い話だ。
ちなみにオーガストは三十代でリドよりも年上だけど、王宮魔法士としてはある意味同僚で、実力が近い事もあってか二人は仲が良かった。
しょっちゅうどちらが上かって勝負をしている。
リドは置いておいて、勝負中のオーガストはまるで子どものように、楽しそうにしていたのを良く見かけた。
あのオーガストが…。珍しいな。なんて思った事もあったな。
そんなオーガストだけど、最近では私に稽古をつけてくれる先生の一人であり護衛役でもある。
あくまで仕事であって、子どもっぽい一面を持っていても彼は王宮魔法士。
仕事以外だとしても、私に危険が無いよう、周りに細心の注意を払ってくれるし、固い程に忠実な人物に早変わりする。
お茶らけて見えても根は真面目でしっかりした人なのだ。まぁそこが頼もしくもあり、硬すぎる気もするけどね。
「今日はオーガストが稽古をつけてくれるの?」
「はい。リドではなくてすみませんがね」
あ、やっぱりバレていたか。考えを読まれて私は肩を竦めて見せた。
「良いよ。さぁやろうか」
話もそこそこに稽古を始めようと私も持ってきていた剣を構えようとした、その時―――
――ドガァァンッ!!
何処かから何かを破壊するような凄い音がした。
「今の音はっ!?」
「殿下はここに!様子を見てきます」
「オーガストっ!!」
一早く自体を察知したオーガストは早口でそう言うなり走って行ってしまい、それを止めようとした瞬間何かに行く手を阻まれ足が止まった。
…これは…結界?
私の目の前にはオーガストが作り出したであろう、壁のように薄い結界が張られていたのだ。
呪文を唱えているのが分からなかった程の早業。それに振り返ってみると、廊下へと続くその入り口にもしっかりと結界が張られてあって、中からも回って行けないようになっていた。
危機的状況ではないけどある意味八方塞がりと言える状況だな。
……確かに彼が私を守るのは分かる。私も自分の立場を考えて身を隠す事は最優先事項だと言う事も。
だけど…、いざ、こんな状況になったら自分でも何か出来るのではないか、とそう思ってしまうのだった。
それに先程の音、もしかして城の門が破壊された音なのでは……?恐ろしい事だけど、そんな気がしてならない。
音がした方向は城の門の方だったし。
そう思ったら居ても立ってもいられない。
けど、彼の結界は強力で、相当の力がなければ破壊出来ないなんて事は分かっていた。
……どうしたら。
そんな風に考えている時だった。
突如突風が吹き荒れ、中庭をそして私を襲って来てそれに思わず目をぎゅっと瞑ってやり過ごす。
しかしそれは直ぐに収まり、何だったのかとゆっくりと目を開けてみると、私の目の先に人影が揺らめいているのが確認出来た。
この場には不向きな、姿を隠すような全身黒ずくめのマント。その人物は、訝しそうにこちらの様子を伺っているみたいに見えた。
……それになんだろ。違和感が……。……っ!
そこで漸く気が付いたのだ。その人物がオーガストの張った結界の内側に足を踏み入れていると言う事に。
その事実に気が付いた時、ヒヤリと寒気を感じて私は息を呑んだ。
「……誰だ。君は一体何者だっ!」
恰好からしても明らかに怪しいその人物に、知らない内に震えだしていた体を奮い立たせて質問を投げかけた。
すると黒ずくめの人物は静かに言った。
「お前とは似ても似つかない、相容れない存在、かな」
それを聞いて私は驚愕と恐怖に言葉を無くす。その独特な言い回しをしてきた黒ずくめの人物。
その人物から聞こえてきたその声。だって、それは私の良く知る人物の―――
「…まさか……、リド……?」
間違っていて欲しいと思いながら、私は恐る恐るその人物に再度問いかけた。
「ふふふ。良く気が付いたな。さすが俺の親友」
黒ずくめの人物は何処か嬉しそうにそう言った後、その深く被っていたフードをゆっくりと上げ顔を見せる。
……っ!!
「おはよう。リオ」
そこにいたのは、不敵な笑みを浮かべた友人であるリカルドだった。
「リド……」
状況が上手く呑み込めない。
先程の破壊音。それに誘導されるようにこの場を離れたオーガスト。そしてそのオーガストの結界を破って、場に合わない黒ずくめの格好までして、今こうして目の前に現れたリド。
この状況って……。これって…、まさか……、本当に……っ!?
状況だけ見たら………。
「リド…。君はもしかして……」
「あぁ、気が付いた?実はさっき城の門を破壊してきたんだ」
何でもない事のようにリドは笑って言う。反対にその事に酷くショックを受けている自分がいる。
だって、一体何の目的で……?どうしてそんな事を……?
「どうして?って思っているんだろう?それは簡単。破壊は注意を逸らすための陽動」
そう言うとリドは不敵な笑みはそのままに、片方の手で私を指さし言った。
「本当の目的はお前だよ、リオ」
「……私…?」
そう呟いた時、一瞬だけ彼の腕に青く光る物がちらついて見える。けど余りの事に動揺してしまい、それが何なのか考えていられる余裕はなかった。
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