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6.帰宅しました。
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「……あ、ナディア。おかえり」
屋敷に戻ると、玄関先でロベルトさんに会った。大きな木箱を抱えた人達に指示を出しているあたり、お仕事中だろうか。
「ただいま戻りました。随分と大きな荷物ですね。売り物ですか?」
「そうそう。今日は海獣がセリに出されたからね。さっき買い取って来たんだ」
「セリ……」
この国ではどんな風にセリが行われるんだろう。そもそも前世と同じように市場とかあるのかな。気になるなぁ。
「……せっかくなら、この国の漁業のこと少し勉強してみる?あと少しで仕事が終わるからその後でよければ教えてあげるよ」
「いいんですか!?ぜひ、お願いします!」
「うん。なら、手が空いたら使用人に呼びに行かせるね」
一度ロベルトさんと別れると、私はキッチンに行きギュトーレを料理人に渡す。そして、自室に戻るとモニカさんから借りた服を脱ぎ、自分の服に着替えた。(こっちの庶民が着る服を3着ほど屋敷の方で用意してくれた)
レナートさんとモニカさんに借りた服を洗濯し、自室に戻るとドサリとベッドに横になる。天井を見上げながら、中々に濃い一日だったなとぼんやり考えた。
少し眠ったところで、使用人の人が呼びにきてくれたので私はロベルトさんのいるところに向かう。どうやらこの屋敷には書庫があるらしい。
「失礼します」
扉を開けるとそこにはぎっしり本が詰まった本棚がずらりと並んでいた。本だけでなく、何だか古そうな調度品や絵、木版も置かれているから、この家代々の資料とかも保管されているのかもしれない。
「お、来たね。どうぞここに座って」
ロベルトさんに促され、私は用意された椅子に座る。ロベルトさんは手に取った本をパラパラとめくりながら、私に尋ねた。
「どうだった、漁業ギルドは?」
「無事に登録ができたので、早速釣りをしてきました。ギュトーレを捕獲することは出来たんですけど、途中、海獣に遭遇してしまって……。どうなることかと思いましたが、ダドランチャートというパーティーが助けてくださって、無事に帰ってくることができました」
「……そっか。それは災難だったね。初心者用の釣り場に海獣が現れるのは滅多にないんだけど、とにかく無事でよかったよ」
「はい」
あのタイミングでディエゴさん達が来てくれて助けてくれたのは奇跡だよね。モニカさんが心配してくれなければ、彼らもあの場所に来ることはなかったんだろうし。本当に感謝だなぁ。
「……そういえば、ダドランチャートさんのご厚意で海獣をごちそうになりました。初めて海牛を食べたんですけど、凄く美味しいですね。高値で取引されるのも納得の味でした」
「そうなんだ。それはよかったね。海牛かぁ。俺は食べたことがないけど、きっと美味しいんだろうね」
「え!?食べたことないんですか?」
「海獣なんて、高級すぎて俺らみたいな庶民にはとてもじゃないけど手がだせないよ」
意外だ。このマリッティーニ商会に務めるロベルトさんなら、海獣も色々と食べていそうだと思ったのに。
聞けば、海獣は個体数自体が少ないため、中々手に入らない代物だという。だが、その物珍しさに貴族たちがこぞって欲しがるため、市場に出回ると値段が物凄く跳ね上がるのだとか。
いくらこのマリッティーニ商会の副会長(ちなみに会長はカルロさん)であっても、貴族の豊かな資金には敵わないため、買うことはできないそうだ。
「そもそもね、海獣が市場に出回ること自体が珍しいんだ。海獣は基本的に、ギルドに直接依頼をして買い取る人が多いからね」
そう言うとロベルトさんは開いた本のページを私に見せ、魚介類の流通の流れについて説明をしてくれた。
簡単にまとめると、魚介類は「魚介類の捕獲」→「漁業ギルドへの納品」→「流通・販売」の流れで消費者の元へ届くのだが、「漁業ギルドへの納品」→「流通・販売」でいくつかのパターンに別れるらしい。
1つ目は漁業ギルドに注文という形であらかじめ魚の納品を依頼する方法。例えば、ギュトーレ10匹をいつまでに納品してほしいとギルドに依頼をすると、ギルドがギルド員に捕獲の仕事を依頼し、期日までに魚を用意してくれる。そして、依頼人の元に納品される。要はギルドから消費者へ直接届けられるパターンだ。
2つ目は漁業ギルドが競りにだした魚介を商会が買い取り販売する方法。例えば、依頼分より多く捕れたギュトーレをギルドがギルド員から買い取ると、ギルドはそれを売りにだす。そうすると、各商会が1匹いくらで買うと提案をする。その中で一番高値で買い取ってくれる商会に、ギルドはそのギュトーレを売る。こうして買い取ったギュトーレを商会は利益をつけて市場で販売するのだ。ロベルトさん達はこの方法で商売を行っている人達である。
こう考えると直接ギルドに注文をした方が安いのではと思うかもしれないが、ギルドに直接注文をすると結構な依頼料を取られる。しかも、基本的に大口の注文しか受け付けていないため、小魚1匹単位の注文だと高くついてしまうのである。
あと、ギルドは依頼から納品までに数日かかるため、急な買い出しができない。その点、商会なら希望の商品に在庫があれば直ぐに購入ができるため便利だったりする。
それに、商会ならサービスとして魚の内臓の処理とか、専門の料理人の派遣とか、そういうそれぞれの客の要望に合わせたオプションがついたりする。そういうギルドと商会の違いでそれぞれが均衡を保って商売をしているのである。
「大抵、海獣の目撃情報が入ると貴族たちはこぞってギルドに捕獲の依頼を出す。そして、捕獲されたら言い値分を相場で買い取るんだ」
なるほど。あらかじめ海獣を10デニアス分注文しておけば、相場で10デニアス分の量を納品してもらえるわけか。
「今回は目撃情報がない中での出没だったし、海牛は海獣の中で比較的捕獲量が多い生物でね。依頼自体がそこまで溜まってなかったから、市場に出回る分も余ったってわけだ」
そっか。先に事前にギルドに依頼されていた分だけ海牛の身を納品して、余ったら競りにだして商会に売り出すんだね。収穫量が少ない海獣ほど、依頼者たちだけの分で身がなくなるから市場にだせる分が残らないというわけか。
「さて、漁業ギルドのギルド員の仕事は大きく2種類に分けられるんだけど、それは何だか分かる?」
「いえ、魚の捕獲以外に仕事があるんですか?」
「うん。魚捕獲者フィッシュハンターと魚運搬者フィッシュキャリヤーに別れるよ。ナディアみたいに魚を捕まえる人たちは魚捕獲者。捕獲された魚を新鮮な状態で依頼者の元まで届ける人たちを魚運搬者と言うんだ。ちなみに、俺たち商人はこの魚運搬者の派生。運搬だけでなく、仕入れや販売も自分達で行うようになった魚運搬者が商人になった」
「なるほど。確かに捕まえただけでは消費者に魚が届きませんもんね。それ専門で運ぶ人たちがいるということですね」
「そういうこと」
魚運搬者か。前世でもいかに新鮮な状態で魚を届けるかは重要な課題だったからなぁ。優れた保存技術のおかげで、どこでも新鮮な魚が手に入る世界だったから、当たり前のように感じていたけれど今となっては、あの技術のありがたみをしみじみと感じる。技術のないこの世界では新鮮な魚は、大金を積んでも手に入れたい貴重なものだ。それを届ける魚運搬者は、この世界ではかなり重要なポジションとなるのだろう。
(いずれはもっと多くの人に魚がいきわたるように、運搬技術の開拓とかしてみたいけれど、今は異世界の魚を色々と食べることが目標だからあとでいいな)
その後もロベルトさんは、魚の相場や、ギルドと商会の関係性など色々なことを教えてくれた。私がこの国の歴史や文化について、もっと知っておきたいというと、仕事終わりの空いた時間でよければ教えられると教鞭を引き受けてくれた。こうして、放課後のロベルト教室が定期的に行われることになったのである。
ちなみに、今日の夕食に調理してもらったギュトーレは、あまり美味しいといえるものではなかった。まずくはないのだが、身がまるまると太っていた割には魚の味が薄いのである。
ロベルトさん曰く、プランクトンや虫より小さい甲殻類や小魚を食べたギュトーレほど、味に深みのある個体になるらしい。私が釣りをした場所は比較的浅く、虫やプランクトンが多く生息する場所だったそうだ。もっと沖にでないと美味しいギュトーレは手に入らないらしい。
カヤック以外のもっと沖にいける乗り物を手に入れてから、再挑戦するしかないなと肩を落とした私なのであった。
屋敷に戻ると、玄関先でロベルトさんに会った。大きな木箱を抱えた人達に指示を出しているあたり、お仕事中だろうか。
「ただいま戻りました。随分と大きな荷物ですね。売り物ですか?」
「そうそう。今日は海獣がセリに出されたからね。さっき買い取って来たんだ」
「セリ……」
この国ではどんな風にセリが行われるんだろう。そもそも前世と同じように市場とかあるのかな。気になるなぁ。
「……せっかくなら、この国の漁業のこと少し勉強してみる?あと少しで仕事が終わるからその後でよければ教えてあげるよ」
「いいんですか!?ぜひ、お願いします!」
「うん。なら、手が空いたら使用人に呼びに行かせるね」
一度ロベルトさんと別れると、私はキッチンに行きギュトーレを料理人に渡す。そして、自室に戻るとモニカさんから借りた服を脱ぎ、自分の服に着替えた。(こっちの庶民が着る服を3着ほど屋敷の方で用意してくれた)
レナートさんとモニカさんに借りた服を洗濯し、自室に戻るとドサリとベッドに横になる。天井を見上げながら、中々に濃い一日だったなとぼんやり考えた。
少し眠ったところで、使用人の人が呼びにきてくれたので私はロベルトさんのいるところに向かう。どうやらこの屋敷には書庫があるらしい。
「失礼します」
扉を開けるとそこにはぎっしり本が詰まった本棚がずらりと並んでいた。本だけでなく、何だか古そうな調度品や絵、木版も置かれているから、この家代々の資料とかも保管されているのかもしれない。
「お、来たね。どうぞここに座って」
ロベルトさんに促され、私は用意された椅子に座る。ロベルトさんは手に取った本をパラパラとめくりながら、私に尋ねた。
「どうだった、漁業ギルドは?」
「無事に登録ができたので、早速釣りをしてきました。ギュトーレを捕獲することは出来たんですけど、途中、海獣に遭遇してしまって……。どうなることかと思いましたが、ダドランチャートというパーティーが助けてくださって、無事に帰ってくることができました」
「……そっか。それは災難だったね。初心者用の釣り場に海獣が現れるのは滅多にないんだけど、とにかく無事でよかったよ」
「はい」
あのタイミングでディエゴさん達が来てくれて助けてくれたのは奇跡だよね。モニカさんが心配してくれなければ、彼らもあの場所に来ることはなかったんだろうし。本当に感謝だなぁ。
「……そういえば、ダドランチャートさんのご厚意で海獣をごちそうになりました。初めて海牛を食べたんですけど、凄く美味しいですね。高値で取引されるのも納得の味でした」
「そうなんだ。それはよかったね。海牛かぁ。俺は食べたことがないけど、きっと美味しいんだろうね」
「え!?食べたことないんですか?」
「海獣なんて、高級すぎて俺らみたいな庶民にはとてもじゃないけど手がだせないよ」
意外だ。このマリッティーニ商会に務めるロベルトさんなら、海獣も色々と食べていそうだと思ったのに。
聞けば、海獣は個体数自体が少ないため、中々手に入らない代物だという。だが、その物珍しさに貴族たちがこぞって欲しがるため、市場に出回ると値段が物凄く跳ね上がるのだとか。
いくらこのマリッティーニ商会の副会長(ちなみに会長はカルロさん)であっても、貴族の豊かな資金には敵わないため、買うことはできないそうだ。
「そもそもね、海獣が市場に出回ること自体が珍しいんだ。海獣は基本的に、ギルドに直接依頼をして買い取る人が多いからね」
そう言うとロベルトさんは開いた本のページを私に見せ、魚介類の流通の流れについて説明をしてくれた。
簡単にまとめると、魚介類は「魚介類の捕獲」→「漁業ギルドへの納品」→「流通・販売」の流れで消費者の元へ届くのだが、「漁業ギルドへの納品」→「流通・販売」でいくつかのパターンに別れるらしい。
1つ目は漁業ギルドに注文という形であらかじめ魚の納品を依頼する方法。例えば、ギュトーレ10匹をいつまでに納品してほしいとギルドに依頼をすると、ギルドがギルド員に捕獲の仕事を依頼し、期日までに魚を用意してくれる。そして、依頼人の元に納品される。要はギルドから消費者へ直接届けられるパターンだ。
2つ目は漁業ギルドが競りにだした魚介を商会が買い取り販売する方法。例えば、依頼分より多く捕れたギュトーレをギルドがギルド員から買い取ると、ギルドはそれを売りにだす。そうすると、各商会が1匹いくらで買うと提案をする。その中で一番高値で買い取ってくれる商会に、ギルドはそのギュトーレを売る。こうして買い取ったギュトーレを商会は利益をつけて市場で販売するのだ。ロベルトさん達はこの方法で商売を行っている人達である。
こう考えると直接ギルドに注文をした方が安いのではと思うかもしれないが、ギルドに直接注文をすると結構な依頼料を取られる。しかも、基本的に大口の注文しか受け付けていないため、小魚1匹単位の注文だと高くついてしまうのである。
あと、ギルドは依頼から納品までに数日かかるため、急な買い出しができない。その点、商会なら希望の商品に在庫があれば直ぐに購入ができるため便利だったりする。
それに、商会ならサービスとして魚の内臓の処理とか、専門の料理人の派遣とか、そういうそれぞれの客の要望に合わせたオプションがついたりする。そういうギルドと商会の違いでそれぞれが均衡を保って商売をしているのである。
「大抵、海獣の目撃情報が入ると貴族たちはこぞってギルドに捕獲の依頼を出す。そして、捕獲されたら言い値分を相場で買い取るんだ」
なるほど。あらかじめ海獣を10デニアス分注文しておけば、相場で10デニアス分の量を納品してもらえるわけか。
「今回は目撃情報がない中での出没だったし、海牛は海獣の中で比較的捕獲量が多い生物でね。依頼自体がそこまで溜まってなかったから、市場に出回る分も余ったってわけだ」
そっか。先に事前にギルドに依頼されていた分だけ海牛の身を納品して、余ったら競りにだして商会に売り出すんだね。収穫量が少ない海獣ほど、依頼者たちだけの分で身がなくなるから市場にだせる分が残らないというわけか。
「さて、漁業ギルドのギルド員の仕事は大きく2種類に分けられるんだけど、それは何だか分かる?」
「いえ、魚の捕獲以外に仕事があるんですか?」
「うん。魚捕獲者フィッシュハンターと魚運搬者フィッシュキャリヤーに別れるよ。ナディアみたいに魚を捕まえる人たちは魚捕獲者。捕獲された魚を新鮮な状態で依頼者の元まで届ける人たちを魚運搬者と言うんだ。ちなみに、俺たち商人はこの魚運搬者の派生。運搬だけでなく、仕入れや販売も自分達で行うようになった魚運搬者が商人になった」
「なるほど。確かに捕まえただけでは消費者に魚が届きませんもんね。それ専門で運ぶ人たちがいるということですね」
「そういうこと」
魚運搬者か。前世でもいかに新鮮な状態で魚を届けるかは重要な課題だったからなぁ。優れた保存技術のおかげで、どこでも新鮮な魚が手に入る世界だったから、当たり前のように感じていたけれど今となっては、あの技術のありがたみをしみじみと感じる。技術のないこの世界では新鮮な魚は、大金を積んでも手に入れたい貴重なものだ。それを届ける魚運搬者は、この世界ではかなり重要なポジションとなるのだろう。
(いずれはもっと多くの人に魚がいきわたるように、運搬技術の開拓とかしてみたいけれど、今は異世界の魚を色々と食べることが目標だからあとでいいな)
その後もロベルトさんは、魚の相場や、ギルドと商会の関係性など色々なことを教えてくれた。私がこの国の歴史や文化について、もっと知っておきたいというと、仕事終わりの空いた時間でよければ教えられると教鞭を引き受けてくれた。こうして、放課後のロベルト教室が定期的に行われることになったのである。
ちなみに、今日の夕食に調理してもらったギュトーレは、あまり美味しいといえるものではなかった。まずくはないのだが、身がまるまると太っていた割には魚の味が薄いのである。
ロベルトさん曰く、プランクトンや虫より小さい甲殻類や小魚を食べたギュトーレほど、味に深みのある個体になるらしい。私が釣りをした場所は比較的浅く、虫やプランクトンが多く生息する場所だったそうだ。もっと沖にでないと美味しいギュトーレは手に入らないらしい。
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