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二章 学園生活

20話 盗賊団殲滅開始

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~盗賊side~

今日は、国外にシルフレール学園のガキどもが国外に出て魔物を狩る特訓をするっていうのを上から聞いたから国の門を偵察していると、本当に来やがった。

俺はすぐに団長にこのことを伝え、団を集めて奇襲を仕掛けた。

相手はAランク冒険者が7人ぐらいいたが、俺たちのほとんどはBからAに上がるぐらいでこっちに移ったから連携さえ取っていれば敵じゃなかった。

だが、いきなり、馬車から子供が顔を出して結界を張ったなんか言うから少し隙を作ってしまった。
本来ならここで死んでいるはずだが、どうやら子供は俺たちと相手しているこの男に言ってるみたいだから攻撃はされなかった。
先生と言ってたからこいつは護衛じゃなく教師なんだろう。
だが、子供が加戦すると行った時、普通なら止めるはずだがこの男は何を思ったのか
「そうしてくれると助かるー」と言ってのけた。

その子供はいつのまに武装してたのか馬車を降りて、逆方向の俺たちの仲間がいる方に行った。

「なー、お前」
「ん?なんだ」
「子供に盗賊なんかの相手させていいのか?。俺たちはこんなだが実力はBからA-ぐらいだぞ」
「安心しろ。あいつら俺より余裕で強いから。多分冒険者ランクもSぐらいだろ」
「S⁉︎……それってマジか?」
「まぁな。俺なんか一瞬で負けちまったわ。Aランクなのに恥ずかしいぜまったく」

俺たちは、これからそんな未知の化け物とやりあう仲間に同情した。

~アストside~

しばらく走っているとこちらに向かっていた盗賊団が見えてきた。
ここまでの間に変身を解いといたから子供だと言って舐められることはないだろう。

「止まれ」
「んあ?。なんだ貴様」
「今回、シルフレール学園の護衛に任された者だ。引き戻るなら命までは取らない」
「何ナメくさった事言ってんだ?。お前はここで俺たちに命を取られるんだよ!。お前ら!やるぞ」
「「「「オォォォォォォ!」」」」
「あの世で後悔しな」

そこからは、一方的な虐殺だった。

正面から斬りかかって来た奴を剣を避けてグランで上半身と下半身をおさらばさせ、それに怯んだ後ろの5人を風魔法で首を落とし、右と左両方から斬りかかって来た奴を回転斬りで2人とも殺し、周りに逃げられないように氷の壁を作った。

「な、なんなんだよー!」「こんな奴聞いてねぇぞー!」「やだ!死にたくない」
「ハハハ、まじめに生きてりゃ、よかったな」

そう言って盗賊たちは生きる希望を失っており、もうヤケクソだーと言わんばかりに連携も何もなしで突っ込んで来た。

「潰れろ」

俺はそう言いながら、重力魔法のグラビティを使った。
これは対象の周りの重力を上げる魔法で、これを使ってそこらにいた盗賊は断末魔を上げる間もなく肉片へと変わった。

「次はカードルさんのところか」

俺はそう呟いて子供の俺に変身して走ってカードルさんのところへ戻った。


ーーーーーーーーーー
作者より。
暇なので更新しました。
カードルたちのランクを一つ下げました。
盗賊たちと拮抗状態なするためです。
急な変更で申し訳ございません。
これからも応援よろしくお願いします。


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