クラス転移したからクラスの奴に復讐します

wrath

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三章 復讐の始まり

27話 パーティー戦

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出し物を終わらせた俺たちはカードル先生から明日の簡単な予定を聞いた後家に帰った。

俺とミリーナも家に帰りその日はすぐに眠った。

次の日、とうとう武魔闘技大会最終日のパーティー戦を迎えた。

俺は影を自分のところに全員呼び出して役割の再確認を終えたあとみんなで控え室に向かった。

今回のパーティー戦では、急なこともあって30パーティーぐらいしか集まらなかった。それでも、中には個人戦上位者が固まっているところもあるから狙われたら危ないか。

影1「なんだ?怖気付いてるのか?」
「思考を読むな。おんなじ魂なんだから今どう思ってるのか分かるだろ」
影2「えっと~。『まぁこのチートがあったら普通に上位はいけるんだがな。せいぜい帝国との試合の糧にしてやるぜ』ですよね」
「正解!」
影1、3、4「……しょうもな」
「うっ…………いやわかってるんだ。しょうもないことは」
影2「あー、本体凹んじゃったー」
影全「まぁいいけど」
「いや軽くあしらわないで!」
「ハハハハッ、お、お腹痛い。アスト面白すぎ、ハハハハハッ」
「よしミリーナの笑顔いただき!」
影全「……………………」
「お、おい。そんな哀れんだ目で見ないでくれよ。な?ほら、ミリーナの笑顔が観れたんだからいいだろ?」

それから試合が始まるまでミリーナと笑い声とアストの影が本体であるアストを哀れみアストは新たな門が開けそうというなんともカオスな空間になっていた。

試合が始まる合図が出てとりあえず真剣モードに入った俺たちは会場に足を運んだ。
幸い?俺は新たな門が開かなかったから良かったが、さっきからミリーナが笑いを堪えていてなんとも言えない空気が漂っていた。

そして、初戦の相手は、なんとサリューたちでそこにミューシュとコードルが加わっていた。

「ウゲー、ここでアストって最悪だな」
「俺の扱い酷くね⁉︎」
「そうね。最悪ね」
「ちょ、マカンナまで……」
「はぁ、憂鬱だ」
「よしテメェら。お望みどおり最悪な状況にしてやるよ。まずはサリューからだな。次にマカンナで次にボックルだな。覚悟しとけよ」

そうして、俺は試合が始まるとサリューとマカンナとボックルを重点的に狙ってボコした。
次に「化け物だろ」って言ったコードルをボコした。
あとはどうしたものかと悩んでいるといつのまにかミリーナが終わらせてくれていた。
うん。いい嫁持ったら苦労しないな。夜に少し俺がきついが別に悪くないしすごく理想な嫁だよな。
家事できるし料理うまいし俺のこと愛してくれてるし文句言うとこなんか何一つないな。

……ゴホン、少し話が脱線してるな。
ミリーナがほかの二人を倒してくれたおかげで俺たちは次の試合に進んだ。
次の試合も余裕で勝って、またその次の試合も相手をボコボコにして勝った。
三試合目の奴は先輩だったがなんかミリーナをいやらしい目で見てて気に入らなかったからトラウマになるぐらいボコした。少しだけ、ほんの少しだけ反省はしているが全く後悔はしていない。
その次の試合も勝ってその次の試合も余裕で勝った。
次の試合は決勝戦だったが特に心の準備もなく平然と試合を受け魔法試験の時に使った極零氷殺ゼロフールフィルを平然と放ちそのまま俺たちのパティーは優勝した。
そういえば今日影たちなんかした?。
影1「いんや。なんもしてねぇと思うぞ」
影3「ほとんど本体とミリーナ君が倒してくれたからね」
影2「えっと、結果オーライ?」
影4「なんで疑問形?。俺たちがいなくても勝てたんなら結果オーライだろ」
影1「そうだな」 
影3「勝てたんならあとはどうでもいいだろ」
影2「どうでもいいことはないと思うけど…」
影1「んだよ。終わったんならもういいだろ」
「もう、いいや」

頭の中の影達がうるさかったから俺はそう言って影達との通信を一度切って優勝賞品をもらってからそのまま家に帰った。

ーーーーーーーーー
作者より。
遅くなってすいません。
これからも頑張るので応援よろしくお願いします。
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