クラス転移したからクラスの奴に復讐します

wrath

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六章 家族団欒

1話 なんでこうなった……

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「キャーー」

空間魔法を解除したのもつかの間、橙里たちから悲鳴が上がった。解除して戻って来たところはミリーナたちがいるところの近くだが木が影になって見えない位置だ。

「なんだなんだ!?」

俺は焦りながら橙里たちを確認するとケモ耳とケモ尻尾をつけてたりドラゴンのような体をしていたり耳が尖ってたり背がちっちゃくなっている橙里たちがいた。

「えっ……どうなってんだ」
「多分この世界に干渉した時に体が耐えられなくて自動的に体が変わっちゃったんだろうね」
「へぇ~、雫は天使のまんまなんだな」
「天使や神様の体ってどんな環境でもすぐに適合できるから結構便利なんだよね~」

などと雫の雑談してると、遠くからミリーナが近寄ってくるのが気配察知で分かった。ミリーナも俺の気配を感じ取ってくれたんだろう。まったく、出来た可愛い嫁だぜ。

「みんな、もうすぐ俺の嫁が来るから粗相をするなよ」
「よし、どんな子か一回見てやろうじゃない!そんでもっておにぃと合わなかったと判断したら消し炭にしてやるんだから!」
「よし雫。お前は火あぶりの刑と水槽の刑と鎌鼬の刑どれがいい?」

俺はそんなことを言った雫の頭をおもいっきし掴んだ。

「痛い痛い!ごめんなさいごめんなさいそんなことしないからただの冗談のつもりだったの!お願いだからそんな顔して頭を掴まないで!あぁぁぁああ!つぶれりゅ~!」
「今度言ったら俺が死ぬまで暗いとこに幽閉するからな」
「いやぁぁぁあ!それだけは嫌だから!お願いしますもう二度と言いません!」
「わかればよろしい。もうすぐ来るぞ」

冗談めかしに雫にそう言って間もなくしてミリーナが俺に飛びついて来た。まぁほんとうにミリーナを消し炭にしようとしたら神界に強制送還させてやろうかな。多分転移でできるだろうし。

「アストー!」
「ただいま、ミリーナ」
「お帰り!そっちの子達は?」
「こいつらは俺の兄弟だ。向こうの世界からちょっと連れてきた」
「やっぱりアストはすごいね!時空を超えてそんなことしちゃうなんて」
「ははは、ところで今はどうなってるんだ?」
「今はこの近くで軽い拠点を作り終えたんだよ。ここから最寄りの街まででも結構時間がかかるからいっそのことここに一時的な拠点を構えることにしたんだ。馬車なんかも全部アストのせいで燃えちゃったからね」
「最後の嫌味は余計だよ。まぁ本当のことだけどさ。とりあえず、ミリーナたちが作った拠点に移動しようか。雫たちもそれでいいか?」
「くぅー!、こんな可愛い子で性格も良さそうと来たら何にも言えないじゃない」
「すごく可愛い」
「そ、そうだな」
「めっちゃ可愛い!」
「そ、そうだね」

コイツらからの評価も良さそうでよかった。橙里と翔也は緊張してるみたいだがすぐに慣れるだろう。コイツらとミリーナが仲良くなれそうになかったらコイツらとべっこで暮らすとかも考えていたからな、よかったよかった。俺の中での優先順位はミリーナ>雫&橙里たち>ミリーナの家族 >コロンの家族 >学園の仲良い奴ら >グラント国って感じになってるからな。最後のは俺がこの国に少しでも情が湧いたからだ。外道なんかのことは知らないが極力助けたいとは思っている。ミリーナが第一優先になっているのはまだ自分の身を守れるほど強くないし何より俺の嫁だからってのが大きいな。雫たちも大好きだが、やっぱり俺はミリーナが好きだ。

「じゃあ行くか」
「「「「「「うん!」」」」」」

そうして俺たちは拠点の方へと向かった。

ーーーーーーーーー
作者より。
今日の分更新するぜ!
気づいたらお気に入り吸う3000突破!ありがとうございます!ありがとうございます!最初の頃はまさかここまで読んでくださるとは思っても見なかったので正直驚いてます。
自分は学生なので更新できない日があったり、誤字脱字をしたり、語彙力がないせいでおかしな文章になったりもしますがこれからも頑張るので応援よろしくお願いします!
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