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六章 家族団欒

2話 やばいステータス

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ミリーナがこちらに来た時の道なりを通って拠点まで進んだ。
途中で橙里たちがバテてしまったからちょっと多めのMPを使って浮遊魔術を使った。

この魔術は消費したMPにもよるが一度発動すれば長時間浮遊できるのだ。範囲型の魔術にも変えることが可能のため魔方陣を展開してその魔方陣の中にいる全員が浮遊が使えるようになる。この魔術の欠点は気象状況や湿度や温度が安定しないと発動することはできないというところだ。だが、幸いにもこの世界の今は気象状況に問題もなく湿度と温度も安定していたためこの魔術が使えた。

風魔法の浮遊でもいいがこれは使っている間はずっとMPを使ってなくてはならないため正直めんどくさいのだ。この魔術の方がMPはいるが俺にとっては眉唾ものだし常に消費するよりは一度に使ってMPを温存した方が楽だろう。

この魔術を使ったことにより橙里たちに合わせなくてもよくなった俺たちは少し速度を上げて拠点に向かった。

しばらくして、建物らしき影が見えてきた。
俺はこの浮遊魔術のことがバレないようにするために橙里たちの浮遊魔術を解除した。

以前にも言ったかも知れないが、この世界の住人では魔術は使用不可能だ。理由は発動するためのMPが足りないから。だから、俺が魔術を使えると知られれば各国で俺を巡って争いが起こるだろう。
そうなると自然的にミリーナや雫たちに危険が迫る。雫は天使になっていることもあってやすやすと負けたりはしないだろうがミリーナは普通の人間だ。そこらへんの人間よりかは強いが長年冒険者をしていたり強力なスキルを持っていたりする高ランク冒険者にはどうしても実力不足になってしまう。 

そうならないためにもミリーナは俺が守らないといけない。橙里たちもまだこの世界にはきたばっかで力なんかがどれだけあるかもわからないし殺しをするこの世界で進んで戦わせたくない。
それらを含めて高ランクの冒険者なんかと戦えるのは雫と俺だけ。だが、雫にも極力戦って欲しくない。そうなると、6人を一度に守ることになるが俺には無理だな。多勢に無勢というやつだ。

というのが、前のステータス確認の時点での俺の評価だな。
だが、今は違う。ガイア様も言っていた。
『儂を超えてしもうた』
それはつまり、最高神であるガイア様を超えた俺はガイア様以下の天使や神に勝てるということだ。どれだけのステータスになっているのか……気になる。久しぶりに見てみるか。

『ステータス』

ーーーーーーーーーー
コウキ・ハシマ
19歳           男
種族:人?
職業: SSSランク冒険者
天職:万能神→最高神
==========
LV:25910
MP:702,384,911,817,596×0e34/
         702,384,911,817,596×0e34

STR:725,199,374,025,587×0e34

DEF:718,279,680,348,246×0e34

AGI:720,655,399,701,113×0e34

MGA:737,347,576,211,971×0e34

MGD:715,920,113,042,668×0e34

適応属性:全
==========
総合スキル
武術レベル10、日常レベル10、魔法レベル10、魔術レベル10、特殊魔法レベル10、特殊魔術レベル10、耐性レベル10、

固有能力
完璧記憶、武芸百般、魔芸百般、全集魔眼、概念操作、真実化、無限成長、復讐、強奪X、魂斬、影縫、影操作、影転移、支配領域、魔力吸収、狂乱化、限界突破、鬼神化、筋力倍増、神殺し、屍食鬼

固有総合スキル
勇者、自動回復、補正、創造、無効

魔物スキル
突進、天歩、影歩、筋肉増加、穴堀、溶解、吸収、適応、鷹の目、硬化、超硬化、部分強化、部分超硬化、咆哮、粘膜、蜘蛛糸、鱗粉(麻痺毒、猛毒、睡眠毒、幻覚毒)鉄壁、影移動、精力増強、陰部肥大化、体液涎媚、部分硬化、自爆、電磁波、瞬間移動、天駆、威圧、危険察知、逃足、連携、突進、強酸、潜水、無呼吸、体内酸素生成、

加護
全神の加護
==========
称号
異世界人、歴代転移者最強、勇者、万能者、復讐を誓う者、人の枠に囚われない者、人外を進みし者、神を超えし者、加護マスター、最高神・武神・死神・覇神・魔神・精霊神・龍神の弟子、強奪者、斬殺者、探索者、神殺し、神への昇格権を持つ者、邪神に目をつけられた者、寝床の魔王、最強のペニスを持ちし者、屍食鬼、最高神の後継者、最高神のお気に入り、最高神の使徒、真の勇者、神に狙われし者、神界指名手配犯
ーーーーーーーーー

いろいろヤベェなオイ!なんかゼロの数がおかしいことになってんぞ!それに[固有総合スキル]ってなんだよ!【神殺し】って物騒すぎだろ!称号の【寝床の魔王】とか【最強のペニスを持ちし者】とか余計なお世話だ!てかほんとうに指名手配されてんじゃねぇか!

心の中で叫びまくってちょっと精神的に病みそうだったがなんとか踏みとどまった俺は雫たちのステータスを見ていった。

ーーーーーーーーー
作者より。
今日の分も更新します!
ステータス表記がヤバいことになってるけど……まぁいっか。
スキルでこれ忘れてるよってのがあったらコメントください。
これからも頑張るので応援よろしくお願いします!
スキルの詳細は後日などにまとめて紹介しようと思います。
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