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かつてアルベーリアという魔法を有する国で、信仰する月の女神の末裔であり絶世の美女セシール・グレース・ノーフォード公爵もとい辺境伯夫人が居た。
彼女の美しさは時に一国を滅ぼし、
有能なノーフォードの騎士や侍従までもが、最期まで彼女に愛してると囁いたらと言う…。
彼女を愛した国王は生涯、独身を貫き、彼女の産んだ子を後継とした。
それに加えて彼女の愛したランスロット辺境伯は彼女を溺愛し、生まれてから死ぬまで彼女以外の女性を愛したことは無かった。
そして300年後の現在のアルベーリア、
絵姿の傾国の悪女にそっくりな顔立ちと現代では貴族でも珍しい魔力を持ち、シルバーブルーの髪に金色の瞳をした美しい王女。
ロゼリア・グレース・ノーフォード
彼女もまたそのノーフォードという名から「悪女」と呼ばれ、虐げられることとなる。
そんな彼女はアルベーリアの歴史を追い、愛を知っていく…
「私は愛に狂ったりしないわ。」
前作・公爵令嬢は破棄したい!を読んで頂くとより楽しんで頂けますが、読まなくても楽しめるようになっております(*´꒳`*)
文字数 25,764
最終更新日 2021.04.19
登録日 2021.03.30
女子大生の藤堂 天音(あまね)は、両親が訳アリ海外勤務の為、両親以外の唯一の身内である母方の祖父、
日本最大の組織、藤堂組の組長 仁之助(じんのすけ)の元で暮らしている。
子どもの頃からの護衛 兼 世話係の、桜木 愛慈(あいじ)の溺愛によって見事に何もできない人間になってしまった天音は等々、大学の男子生徒達の話が聞こえ、気づいてしまった…
「私、このままじゃだめだわ…」
「お嬢は俺が居ないと駄目でしょう、」
「私だって出来るわよ、彼氏、作ってやるんだから!」
彼女をドロドロに甘やかし、自分が居ないと生きていけないようにしたい程、愛している愛慈と、普通のキャンパスライフをしてみたい天音の攻防戦が始まる…
一部、飲食や暴行等、不適切な表現が出てきますがフィクションですので、限りなく現代に近い異世界だと思って読んで頂ければ幸いです。
文字数 38,982
最終更新日 2021.04.12
登録日 2021.03.25
王国一の発言権を持つノーフォード家のひとり娘、セシール・グレース・ノーフォード公爵令嬢は王太子、テオドール・ウィラー・アルベーリア殿下の婚約者のはずなのに…
「わたくし、まるで居ないようね。」
婚約者を空気の様に扱い、学園ではどうやら可憐だと評判の伯爵家令嬢を寵愛している様子、婚約破棄も間近だと噂され、
「わたくしもう疲れてしまいましたの。
婚約解消も視野にいれなくてはね、、。」
自己評価低めの、自分では全く気づいていない完璧令嬢です。設定ゆるめです。
文字数 150,778
最終更新日 2021.03.30
登録日 2021.02.23
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