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六章 家族団欒
32話 神秘の力
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ハイゼの後、希望者のやつだけ神秘を取って代わりにそいつにこの指輪のうちのどれかを渡してやった。
ーーーーーーーーー
状態異常耐性の指輪
所有者・ーーー
どんな状態異常であろうと指輪をつけることで所有者は全快になる
所有者は移り変わらない。
ーーーーーーーーー
MP回復の指輪
所有者・ー--
1分ごとにMPが1割回復する。
所有者は移り変わらない。
ーーーーーーーーー
魔法反射の指輪
所有者・---
レベル3までの魔術を反射することができる。
所有者は移り変わらない。
ーーーーーーーーー
倉庫の指輪
所有者・---
15個までのものを自由に出し入れすることができる。
所有者の移り変わりは両者の同意があれば可能。
ーーーーーーーーー
といったものを欲しい奴には渡していった。一番人気だったのはやっぱり『MP回復の指輪』でエルフの奴らにめっちゃ人気だった。
ドワーフは武器の商売もあってか『倉庫の指輪』が人気だった。
中には名残り惜しかったり、思い出としてとっておきたいという奴らもいて、そいつらのは貰わないでいる。
「こんな良いもんいいのか?」
全員に渡し終え一息つくと、横からハイゼがそう話しかけてきた。
「いいんだよ。俺もいいの貰ったしな」
「そう言うならありがたくもらっとくよ。そのスキルも有効活用してやってくれ」
「ああ」
「そういえばなんだが、親父が今いるのは街の方の家だ」
「……今更かよ!」
俺は今更にドワーフ王のいるところを教えられなぜもっと早めにいってくれないのかと言う念を込めてハイゼにツッコミを入れた。
「す、すまなかったって」
「はぁ~もう終わってるし今更言いに行っても何もないしな。仕方ない、一応報告だけはしておく。そこの鍋、全部食べ終わったらぶっ壊しておいてくれるか?」
「おう!報告は頼んだぞ」
俺はその返事を聞いてから街の方に転移した。
街に着いた俺はおっちゃんのところに向かった。
「おっちゃんはいるか?」
「お、アストか。一体どうしたんじゃ?」
そこでは茶菓子をつまみながらお茶を飲んでいるおっちゃんがいた。
「馬と荷台の準備が整ったって伝えに来たんだよ」
「ブフォッ!!」
俺が大雑把にそう言うとおっちゃんはむせたのか、お茶を噴いて咳き込んでしまった。
「ゴホッゴホッ、……そ、それは本当なのか?」
おっちゃんがちょっと苦しそうな顔で俺の方を見てきた。
「本当だ。おっちゃんの予想だったらいつに終わると思ってたんだ?」
「アストの方は問題ないとはいえ流石にドワーフとエルフだけで荷台がどうにかなるとは思ってなかったからの、アストがそこに加わって昼の2時がちょうどいい感じだと予測しておったんじゃ」
部屋にあった時計を見てみると11時半程だった。だいたい2時間半早く終わったことになるな。
「フフフッ、おっちゃんは俺を舐め過ぎていたようだな」
「本当にそうじゃの。お主を少し過小評価していたみたいじゃ」
「えっ、あ、いや…」
「それにドワーフたちも、よく働いてくれたと思う。あやつらのことも、認識を改めんとの」
「う、うん。ソダネー」
俺がふざけながらそう言うと案外真面目な答えが返ってきてちょっと狼狽えてしまった。
「それで、出発はいつでもできるのか?」
「ああ、今からでも問題ない」
「そうか。じゃが、わざわざ皆のとこに回るのは骨が折れるの」
「そこは俺に任せとけ」
俺はそう言って胸を叩いた。そんな俺を見たおっちゃんはため息をつき呆れたような目で見てきた。俺、なんかしたっけな?。
「次は何をするつもりなんじゃ?」
「ちょっとな」
早速、精霊の力を使う時が来た。
今回使うのはこれ
ーーーーーーーーー
守護霊の神秘・連響
守護霊の加護の持ち主が有することができるスキル。ステータスレベルが300以上ではないとスキルの効果を発揮することも、スキルの詳細を見ることもできない。
スキル詳細
100メートル範囲に自分を中心に念話を送る。その念話を受けた者のさらに100メートル範囲に念話は送られていく。
念話を受けた者の位置が明確に分かる。
念話を受けた者の五感を感じることができる。
ーーーーーーーーー
といったものだ。
簡単に説明すると、俺を中心に100メートル範囲に念話を送るとするだろ?そしてその念話を受けた奴からまた中心に100メートル範囲に念話が繋がってまたその範囲にいた奴から100メートル範囲に念話を送るという何というか……迷子の子供を探すときとかに便利そうな能力だよな。あとは災害にあった時になかなか目につかないところでも気づいてもらえるかな。五感を感じれるならどんな状況かもだいたいわかりそうだし。
俺はその能力を早速使ってみた。
「『国に帰る馬車が完成した。一時に門の前まで来てくれ。混雑する可能性もあるから気をつけること。なお、時間までにその場に居ないものはこの街に滞留するとみなしグラント王国住人とする。その際は、手続きがあるため今のうちに手続きをすることをオススメする。今街の外へ出ているものにはこの声は聞こえてないと思うため、だれかが迎えに行くように。見つからない場合はその国の王までに伝え捜索するように。それでも見つからない場合は俺に報告するように。あと、王はめんどくさがらずに全員をちゃんと受け答えするように。しなかったら……分かってるね?
以上グラント王国公爵アラストール・エリーニュス』」
「な、なんなのだ今のは!?」
俺がそう言い切ると、隣のおっちゃんが驚いた顔をしながら俺に詰め寄った。
「俺の新しい力だ。これで多分大丈夫だから」
こうして無事に街にいるほとんどの者に情報が行き届いたのだった。
ーーーーーーーーー
作者より。
この後バイトなので今更新します。
これからも頑張るので応援よろしくお願いします!
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状態異常耐性の指輪
所有者・ーーー
どんな状態異常であろうと指輪をつけることで所有者は全快になる
所有者は移り変わらない。
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MP回復の指輪
所有者・ー--
1分ごとにMPが1割回復する。
所有者は移り変わらない。
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魔法反射の指輪
所有者・---
レベル3までの魔術を反射することができる。
所有者は移り変わらない。
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倉庫の指輪
所有者・---
15個までのものを自由に出し入れすることができる。
所有者の移り変わりは両者の同意があれば可能。
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といったものを欲しい奴には渡していった。一番人気だったのはやっぱり『MP回復の指輪』でエルフの奴らにめっちゃ人気だった。
ドワーフは武器の商売もあってか『倉庫の指輪』が人気だった。
中には名残り惜しかったり、思い出としてとっておきたいという奴らもいて、そいつらのは貰わないでいる。
「こんな良いもんいいのか?」
全員に渡し終え一息つくと、横からハイゼがそう話しかけてきた。
「いいんだよ。俺もいいの貰ったしな」
「そう言うならありがたくもらっとくよ。そのスキルも有効活用してやってくれ」
「ああ」
「そういえばなんだが、親父が今いるのは街の方の家だ」
「……今更かよ!」
俺は今更にドワーフ王のいるところを教えられなぜもっと早めにいってくれないのかと言う念を込めてハイゼにツッコミを入れた。
「す、すまなかったって」
「はぁ~もう終わってるし今更言いに行っても何もないしな。仕方ない、一応報告だけはしておく。そこの鍋、全部食べ終わったらぶっ壊しておいてくれるか?」
「おう!報告は頼んだぞ」
俺はその返事を聞いてから街の方に転移した。
街に着いた俺はおっちゃんのところに向かった。
「おっちゃんはいるか?」
「お、アストか。一体どうしたんじゃ?」
そこでは茶菓子をつまみながらお茶を飲んでいるおっちゃんがいた。
「馬と荷台の準備が整ったって伝えに来たんだよ」
「ブフォッ!!」
俺が大雑把にそう言うとおっちゃんはむせたのか、お茶を噴いて咳き込んでしまった。
「ゴホッゴホッ、……そ、それは本当なのか?」
おっちゃんがちょっと苦しそうな顔で俺の方を見てきた。
「本当だ。おっちゃんの予想だったらいつに終わると思ってたんだ?」
「アストの方は問題ないとはいえ流石にドワーフとエルフだけで荷台がどうにかなるとは思ってなかったからの、アストがそこに加わって昼の2時がちょうどいい感じだと予測しておったんじゃ」
部屋にあった時計を見てみると11時半程だった。だいたい2時間半早く終わったことになるな。
「フフフッ、おっちゃんは俺を舐め過ぎていたようだな」
「本当にそうじゃの。お主を少し過小評価していたみたいじゃ」
「えっ、あ、いや…」
「それにドワーフたちも、よく働いてくれたと思う。あやつらのことも、認識を改めんとの」
「う、うん。ソダネー」
俺がふざけながらそう言うと案外真面目な答えが返ってきてちょっと狼狽えてしまった。
「それで、出発はいつでもできるのか?」
「ああ、今からでも問題ない」
「そうか。じゃが、わざわざ皆のとこに回るのは骨が折れるの」
「そこは俺に任せとけ」
俺はそう言って胸を叩いた。そんな俺を見たおっちゃんはため息をつき呆れたような目で見てきた。俺、なんかしたっけな?。
「次は何をするつもりなんじゃ?」
「ちょっとな」
早速、精霊の力を使う時が来た。
今回使うのはこれ
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守護霊の神秘・連響
守護霊の加護の持ち主が有することができるスキル。ステータスレベルが300以上ではないとスキルの効果を発揮することも、スキルの詳細を見ることもできない。
スキル詳細
100メートル範囲に自分を中心に念話を送る。その念話を受けた者のさらに100メートル範囲に念話は送られていく。
念話を受けた者の位置が明確に分かる。
念話を受けた者の五感を感じることができる。
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といったものだ。
簡単に説明すると、俺を中心に100メートル範囲に念話を送るとするだろ?そしてその念話を受けた奴からまた中心に100メートル範囲に念話が繋がってまたその範囲にいた奴から100メートル範囲に念話を送るという何というか……迷子の子供を探すときとかに便利そうな能力だよな。あとは災害にあった時になかなか目につかないところでも気づいてもらえるかな。五感を感じれるならどんな状況かもだいたいわかりそうだし。
俺はその能力を早速使ってみた。
「『国に帰る馬車が完成した。一時に門の前まで来てくれ。混雑する可能性もあるから気をつけること。なお、時間までにその場に居ないものはこの街に滞留するとみなしグラント王国住人とする。その際は、手続きがあるため今のうちに手続きをすることをオススメする。今街の外へ出ているものにはこの声は聞こえてないと思うため、だれかが迎えに行くように。見つからない場合はその国の王までに伝え捜索するように。それでも見つからない場合は俺に報告するように。あと、王はめんどくさがらずに全員をちゃんと受け答えするように。しなかったら……分かってるね?
以上グラント王国公爵アラストール・エリーニュス』」
「な、なんなのだ今のは!?」
俺がそう言い切ると、隣のおっちゃんが驚いた顔をしながら俺に詰め寄った。
「俺の新しい力だ。これで多分大丈夫だから」
こうして無事に街にいるほとんどの者に情報が行き届いたのだった。
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作者より。
この後バイトなので今更新します。
これからも頑張るので応援よろしくお願いします!
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