36 / 78
ざまぁされたらやり返す編
34話 バレる(前編) イラストあり
「お待たせいたしました、ガイム様! 今度こそ撤退の準備が整いましたので、こちらへ!」
「…………っ」
愚図どもが、と、そう言うだけのカロリーすら捻出する気になれず、ガイムは兵士の案内で馬車へと向かって行く。
あれからしばらくモンスターたちとの攻防が続き、ようやくその大半が片付き始め──多くの死傷者を出しながら、だが──、どうにかガイムとヘルデンらが逃げられるくらいの体勢は整った。
殿軍(しんがり)を務めるものはまだ多くの死傷者が出るであろうが、それはガイムには関係のないことなので、退路の確保を優先させたのだ。
これ以上ちんたらしていたら、ヤツらがここに来てしまう。
(このわしが、そんな情けない理由で遁走するしかないとはな……。これも結局は使わず終いか)
懐にあるそれをギュッと握りしめながらそんなことを思う。
これは正真正銘の最終手段だが、もっとも手っ取り早い手段であることに変わりはない。
自分らしからぬ手段ではあるものの、今回の損失額を考えると、後先考えずにこれを使いたくなってしまいたくなる気持ちでいっぱいだった。
「はあ……はぁ……はっ……ああぁあ゛あ゛ッ!! だる……だっるマジで! なんでこんなことに巻き込まれなくちゃいけねぇんだよ!?」
そんなことを思っていると、激昂した様子のヘルデンがガイムの後を追ってくる。
そしてその背後には、ビーリッシュに肩を借り、這う這うの体で歩くエニファーの姿があった。彼女は腹の辺りを負傷しているらしく、意識も朦朧としている様子だ。
「ねえ……ねえ、ヘルデン様! お願いだからエニファーに治癒魔法掛けてよ! 他の治癒魔法使い死んじゃってるし……このままじゃエニファーも死んじゃうよぉっ!」
「は? 知るかバカ女。テメエらわがまますぎ。金使い過ぎ。いい機会だから他のに乗り換えるわ」
彼はガイムを追い越してさっさと馬車に乗ると、振り返ることすらせずに、
「ってか、まだ俺とガイムの分しか逃げる用の馬車用意できてねえから。どの道無理。お前もここでくだばっとけ」
「そん、な……」
真っ青な顔をして押し黙るビーリッシュを尻目に、ガイムも馬車に乗り込もうとした──。
そのとき、
「はい到着~! ……からの、治癒魔法【ヒール】!!」
「「ッ!!」」
突如として上空から現れ、エニファーの元へと着地するとともに、彼女に治癒魔法をかけ始めた、その人物は……!
「ユーリ……っ!」
王国最強の勇者が、拳闘士と賢者を従えて、この場に馳せ参じてしまったようだった。
手早くエニファーの治療を終えたユーリは、ビーリッシュに笑いかけて、
「はい、しばらく安静にさせて。それと、この辺は結界魔法張ってあるから大丈夫だと思うけど、遠くに行くと危ないから、僕たちの近くにいて」
「あ、ありがと……」
そういって自身の背後にエニファーを横たえると、ゆっくりと立ち上がり、
「んっん~。初老の男の人に名前呼び捨てにされても、あんまり嬉しくないですねぇ。あなたと同い年くらいの女の人に言われるなら、結構ドキドキしちゃうんだけどなぁ~。
あ、でもこれジェンダーハラスメントじゃないからね~?
──あなたにそう言われるから、反吐が出そうだ、って。
そう言ってるんですよ、ガイムさん?」
目が一切笑っていない笑顔を浮かべながら、そう言った。
「……それはそれは、大変な失礼を致しました。ユーリ殿」
面倒なことになった……と。
心中で渋面を広げながらも、ガイムも相好を崩してその声に応じる。
そう。
確かに面倒なことは起きてしまった。
……しかし、
「それで、今日はどうされたのですかな? 我々は大暴走の調査をするため、たまたまここを訪れただけなのですが……」
「…………ッ」
面倒なだけで、決して恐れていた事態ではない。
先にも論じた通り、こうなったとしても、いくらでも言い逃れできる手段は用意してあるのだ。
そんなことには想像すら及ばないのであろう、バカな女拳闘士が、殺意をむき出しにしながら一歩詰め寄ってくる。
「おい、この状況でそんなん通用すると思ってんのかテメエ。どう見たってお前らが引き起こしたもんだろうがよ!?」
「はて、本当になんのことやら……。なにか証左でもあるのですかな?」
「テメッ、いい加減に……!」
更に詰め寄ろうとするファイフを手で制すると、ユーリはセイリーヌに目で合図する。
彼女はひとつ頷くと、キっとガイムを睨み据え、
「私が証言いたします。ガイム大臣、あなたは大暴走を意図的に誘発させ、王国での大量虐殺を企てました。
これは立派なテロ行為です。一国の大臣であるという肩書など関係ありません。ここにいる全員、いまこの場で身柄を捕縛し、王国へ連行します」
毅然とした口調で言い切るセイリーヌに、しかしガイムは小さく鼻を鳴らし、
「誰ですかな? そのご婦人は?」
「なっ……!」
さすがに言葉を詰まらせるセイリーヌに、ガイムは白々しく言葉を重ねていく。
「政治家などをやっておりますと、その手の狂言を受けることはありますが……さすがにこれはひどい。根も葉もない悪評を、どこの馬の骨とも知れぬ女に吹聴させるなど、さすがに悪質と言う他ありませぬ。これは帝国を通して、厳重に抗議させていただかねばなりますまいなあ」
「…………ッ!!」
どこの馬の骨とも知れない女。
幼い頃から隷属を強いられ、殴られ、蹴られ、ガイムの意のままの操られてきたセイリーヌに対し、彼はそんな言葉を吐き捨てた。
胸の内から湧き出る暴力的な感情を抑え込みつつ、セイリーヌも言葉の刃を翻す。
「あなたとのトーク履歴等はすべて保存してあります。知らないでは済まされませんよ」
「そんなものはいくらでも捏造が可能でしょう。特に『アンペルマン』の技術開発部は、そういったことがお得意だと聞き及んでおります」
「それを判断するのはあなたではありません!」
「……その言葉、そっくりそのままお返しいたしまする」
その言葉を待っていた、とばかりに、ガイムは双眸を眇めてユーリを見やり、
「ユーリ殿、先ほどからあなたは、一体どの立場で我々にものを言っているのですかな?」
「ん~。どの立場、といいますと?」
「勇者でもない。王国兵士でもない。なんの権限も持っていない、ただの一般市民であるあなたが、どういった権利を振りかざし、我々を捕縛するなどと言っているのか……と、そうお尋ねしているのです」
「勇者はテメエが辞めさせたんだろうがよ……!」
と、猛獣のごとき唸り声を上げるファイフに鼻を鳴らし、ガイムは続ける。
「あなたにわたくしどもを捕縛する権限はございませぬ。裁く権利もなければ、こうして引き留める権利すらない。で、あるにもかかわらず、こうして大暴走のさなか、我々に言いがかりをつけて引き留めている。
これは立派な殺人教唆です。一国の大臣と勇者、そして勇敢な帝国兵士に対し、このような狼藉は許されていいことではない! 相応の報いを受ける覚悟はあるのでしょうな!?」
「「…………ッ!!」」
少しでも不利な状況に陥りかけたら、論点をずらして別角度で攻撃し、隙あらば自らが被害者となって相手を詰り、謝罪や賠償を求める。
これがガイムのやり方だった。
その悪辣な手法に、ファイフは爆発寸前のような赤色に顔を染め上げ、セイリーヌにも悔しそうに歯噛みしている。
そんな中、ユーリだけは冷静だった。
ユーリは、ガイムの手法が悪辣だとも思わない。
汚い手段だとも思わない。
ただ、思う。
この男は、本当に強い、と。
「…………っ」
愚図どもが、と、そう言うだけのカロリーすら捻出する気になれず、ガイムは兵士の案内で馬車へと向かって行く。
あれからしばらくモンスターたちとの攻防が続き、ようやくその大半が片付き始め──多くの死傷者を出しながら、だが──、どうにかガイムとヘルデンらが逃げられるくらいの体勢は整った。
殿軍(しんがり)を務めるものはまだ多くの死傷者が出るであろうが、それはガイムには関係のないことなので、退路の確保を優先させたのだ。
これ以上ちんたらしていたら、ヤツらがここに来てしまう。
(このわしが、そんな情けない理由で遁走するしかないとはな……。これも結局は使わず終いか)
懐にあるそれをギュッと握りしめながらそんなことを思う。
これは正真正銘の最終手段だが、もっとも手っ取り早い手段であることに変わりはない。
自分らしからぬ手段ではあるものの、今回の損失額を考えると、後先考えずにこれを使いたくなってしまいたくなる気持ちでいっぱいだった。
「はあ……はぁ……はっ……ああぁあ゛あ゛ッ!! だる……だっるマジで! なんでこんなことに巻き込まれなくちゃいけねぇんだよ!?」
そんなことを思っていると、激昂した様子のヘルデンがガイムの後を追ってくる。
そしてその背後には、ビーリッシュに肩を借り、這う這うの体で歩くエニファーの姿があった。彼女は腹の辺りを負傷しているらしく、意識も朦朧としている様子だ。
「ねえ……ねえ、ヘルデン様! お願いだからエニファーに治癒魔法掛けてよ! 他の治癒魔法使い死んじゃってるし……このままじゃエニファーも死んじゃうよぉっ!」
「は? 知るかバカ女。テメエらわがまますぎ。金使い過ぎ。いい機会だから他のに乗り換えるわ」
彼はガイムを追い越してさっさと馬車に乗ると、振り返ることすらせずに、
「ってか、まだ俺とガイムの分しか逃げる用の馬車用意できてねえから。どの道無理。お前もここでくだばっとけ」
「そん、な……」
真っ青な顔をして押し黙るビーリッシュを尻目に、ガイムも馬車に乗り込もうとした──。
そのとき、
「はい到着~! ……からの、治癒魔法【ヒール】!!」
「「ッ!!」」
突如として上空から現れ、エニファーの元へと着地するとともに、彼女に治癒魔法をかけ始めた、その人物は……!
「ユーリ……っ!」
王国最強の勇者が、拳闘士と賢者を従えて、この場に馳せ参じてしまったようだった。
手早くエニファーの治療を終えたユーリは、ビーリッシュに笑いかけて、
「はい、しばらく安静にさせて。それと、この辺は結界魔法張ってあるから大丈夫だと思うけど、遠くに行くと危ないから、僕たちの近くにいて」
「あ、ありがと……」
そういって自身の背後にエニファーを横たえると、ゆっくりと立ち上がり、
「んっん~。初老の男の人に名前呼び捨てにされても、あんまり嬉しくないですねぇ。あなたと同い年くらいの女の人に言われるなら、結構ドキドキしちゃうんだけどなぁ~。
あ、でもこれジェンダーハラスメントじゃないからね~?
──あなたにそう言われるから、反吐が出そうだ、って。
そう言ってるんですよ、ガイムさん?」
目が一切笑っていない笑顔を浮かべながら、そう言った。
「……それはそれは、大変な失礼を致しました。ユーリ殿」
面倒なことになった……と。
心中で渋面を広げながらも、ガイムも相好を崩してその声に応じる。
そう。
確かに面倒なことは起きてしまった。
……しかし、
「それで、今日はどうされたのですかな? 我々は大暴走の調査をするため、たまたまここを訪れただけなのですが……」
「…………ッ」
面倒なだけで、決して恐れていた事態ではない。
先にも論じた通り、こうなったとしても、いくらでも言い逃れできる手段は用意してあるのだ。
そんなことには想像すら及ばないのであろう、バカな女拳闘士が、殺意をむき出しにしながら一歩詰め寄ってくる。
「おい、この状況でそんなん通用すると思ってんのかテメエ。どう見たってお前らが引き起こしたもんだろうがよ!?」
「はて、本当になんのことやら……。なにか証左でもあるのですかな?」
「テメッ、いい加減に……!」
更に詰め寄ろうとするファイフを手で制すると、ユーリはセイリーヌに目で合図する。
彼女はひとつ頷くと、キっとガイムを睨み据え、
「私が証言いたします。ガイム大臣、あなたは大暴走を意図的に誘発させ、王国での大量虐殺を企てました。
これは立派なテロ行為です。一国の大臣であるという肩書など関係ありません。ここにいる全員、いまこの場で身柄を捕縛し、王国へ連行します」
毅然とした口調で言い切るセイリーヌに、しかしガイムは小さく鼻を鳴らし、
「誰ですかな? そのご婦人は?」
「なっ……!」
さすがに言葉を詰まらせるセイリーヌに、ガイムは白々しく言葉を重ねていく。
「政治家などをやっておりますと、その手の狂言を受けることはありますが……さすがにこれはひどい。根も葉もない悪評を、どこの馬の骨とも知れぬ女に吹聴させるなど、さすがに悪質と言う他ありませぬ。これは帝国を通して、厳重に抗議させていただかねばなりますまいなあ」
「…………ッ!!」
どこの馬の骨とも知れない女。
幼い頃から隷属を強いられ、殴られ、蹴られ、ガイムの意のままの操られてきたセイリーヌに対し、彼はそんな言葉を吐き捨てた。
胸の内から湧き出る暴力的な感情を抑え込みつつ、セイリーヌも言葉の刃を翻す。
「あなたとのトーク履歴等はすべて保存してあります。知らないでは済まされませんよ」
「そんなものはいくらでも捏造が可能でしょう。特に『アンペルマン』の技術開発部は、そういったことがお得意だと聞き及んでおります」
「それを判断するのはあなたではありません!」
「……その言葉、そっくりそのままお返しいたしまする」
その言葉を待っていた、とばかりに、ガイムは双眸を眇めてユーリを見やり、
「ユーリ殿、先ほどからあなたは、一体どの立場で我々にものを言っているのですかな?」
「ん~。どの立場、といいますと?」
「勇者でもない。王国兵士でもない。なんの権限も持っていない、ただの一般市民であるあなたが、どういった権利を振りかざし、我々を捕縛するなどと言っているのか……と、そうお尋ねしているのです」
「勇者はテメエが辞めさせたんだろうがよ……!」
と、猛獣のごとき唸り声を上げるファイフに鼻を鳴らし、ガイムは続ける。
「あなたにわたくしどもを捕縛する権限はございませぬ。裁く権利もなければ、こうして引き留める権利すらない。で、あるにもかかわらず、こうして大暴走のさなか、我々に言いがかりをつけて引き留めている。
これは立派な殺人教唆です。一国の大臣と勇者、そして勇敢な帝国兵士に対し、このような狼藉は許されていいことではない! 相応の報いを受ける覚悟はあるのでしょうな!?」
「「…………ッ!!」」
少しでも不利な状況に陥りかけたら、論点をずらして別角度で攻撃し、隙あらば自らが被害者となって相手を詰り、謝罪や賠償を求める。
これがガイムのやり方だった。
その悪辣な手法に、ファイフは爆発寸前のような赤色に顔を染め上げ、セイリーヌにも悔しそうに歯噛みしている。
そんな中、ユーリだけは冷静だった。
ユーリは、ガイムの手法が悪辣だとも思わない。
汚い手段だとも思わない。
ただ、思う。
この男は、本当に強い、と。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
