その辺のハンドメイド作家が異世界では大賢者になる話。

風呂桶之水源餅

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ー本編ーその辺のハンドメイド作家が異世界では大賢者になる話。

第62話 反撃

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「おもしろそうだねぇ!私にも力を貸してくれるかい?ホルス!!」
「えーっと…ラーさん!お願いします!」

魔女さんの体に金色の紋様が現れその両目は銀色と金色のオッドアイに変化していく。
妹ちゃんにも同じように金色の紋様があらわれ、その両目は太陽のようなオレンジ色に変化した。

「なるほどなるほど。これは素晴らしいね。力がみなぎる様だよ。はい、ずどーんっ。」

太陽と月の光が折り重なり堕天使の腹を貫く。

「私も私も!うぉぉぅぉうるぅぁぁあっ!!」

杖を勢いよく振り降ろすと太陽光の熱線が堕天使を焼いていく。

「へぇ。本当にこの程度じゃあ死なないんだな。
ウカノミタマノカミ!」

盗賊ちゃんに9本の狐尻尾と狐耳が生え、頬に赤い模様があらわれ、髪の色が銀色に変わっていく盗賊ちゃん。
そして地面を軽く踏み締めると、堕天使の周りからイバラが現れて堕天使を縛り付ける。

「おぉ。いいじゃんこれ。殴り放題だなぁっ!!オラァァアッ!!」

そして悪魔の右腕で思いっきり腹パンをかます。
しかもよく見ると左腕にも悪魔の腕が…。

「よぉし!良いぞ盗賊ちゃん!オラァァアッ!!と殴るときは両手でこうラッシュしてやれ!」

勇者ちゃんがシュッシュッ!と殴る動作を見せる。

「そりゃあ良いなぁ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァアッ!!」

悪魔の腕で堕天使の腹と顔をボッコボコに殴る盗賊ちゃん。

「ハッ!自慢の顔が腫れ上がってんぞ?いい気味だなクソ天使!」
「調子にのるなよ!たかが人間風情がぁぁあっ!!」
「残念ながら君の呪術は効かないよ。ラーとホルスの眼の前では無意味だ。」

魔女さんがカッ!と目を見開くと、堕天使が使おうとした呪術が一気にかき消されていく。

「ちぃいっ!!ならば…。来い!死者どもよ!奴らを倒せ!!」

堕天使は召喚陣を敷き、そこから死者の都にいた戦士父や魔法使い母、盗賊首領や研究者軍団をゾロゾロと召喚する。

「君はそうやって、私たちの大切な人の命すら愚弄するか…。この戯けめっ!!」

魔女さんが再びカッ!と眼を見開くと、皆にかけられた死霊魔術が一気に解呪される。

「バカな…!僕の死霊魔術が願力一つで打ち消されただと!?なんだ…貴様のその魔眼はぁぁあっ!!」

堕天使がその翼から無数の羽根を飛ばしてくる。
俺も同じく背に翼を生やし、その羽根を翼をはためかせ全て撃ち落とす。

「俺の要望はまず一つ。魔女さんにお前がかけた呪いを解呪させる事だ。
一応聞くけど、魂だけの存在になったお前を消せば呪いは消えるのか?なぁ?おい?答えろよ。」

俺は堕天使の首を強く掴み問いただす。

「ふん!いくら追い詰められているからと言って言うと思ったのかい?僕はねぇ!君達を絶望させる為にここに居るんだ!答えるわけがないだろう!!」
「マオちゃん、どう?わかった?」
「殺せば消える。そいつの魂が呪いの根源だ。
こいつはそもそも解呪する方法を持たぬ。
やってやれ。完膚無きまでに叩きのめせ!」
「了解…!!」

俺はそのまま堕天使を投げ飛ばす。

「勇者ちゃん!やってやれ!」
「うむ!!グレート…光輪剣!!」

勇者ちゃんが白い鎧を纏い、綺麗な美しい白い髪をたなびかせながら光の大剣を構える。

「とぉうっ!!真っ向!唐竹割!はぁぁぁあっ!!」

そして、堕天使を縦一閃する。

だが、その身体は完全に切り落とせず再び再生した。

「全く…次から次へと。なかなかの力ですね。
ほんと…この姿に戻っていなければ簡単に死んでいましたよ。
神の力と言うのはかくも恐ろしいものですね。
それも、この世界に存在しない神の力とは…。
だが…僕を完全に倒すにはまぁぁぁぁぁったく足りないよぉぉおっ!クハッ!クハハハハっ!!」

そう言うと、堕天使はその身体を6枚の黒い翼の生えた禍々しい巨大な悪魔の様な姿に変えた。

「調子に乗りすぎなんだよ君達は…。
神の力を得たのが自分達だけだとでも思っていたのかい?
君の世界の神話では邪神の事を禍津神(マガツカミ)とも言うそうだね?
では、私が手に入れたこの神の力は…こう呼べば使えるのかな?来い…禍津伊邪那岐(マガツイザナギ)!!」

そしてその背に生えていた6枚の黒い翼を巨大な槍に変化させる。

「君の世界の神様と言うのは面白いね。
表と裏表裏一体。善神でもあり悪神でもある…。
神とは言うが、その本質は君達人に近い…。
もっとも…僕は産まれながらにして地上の人間の殺戮が好きな産まれながらの堕天使…だったけどねぇ…?」
「なんで、伊邪那岐神の力をお前が…?」
「クハハハハハハ!なんでだと思う?
簡単なことさ!勇者もそうなんだろう?元は君の世界の転生者らしいじゃないか。
僕もねぇ。実は…日本人だったんだぁ~。
あの事件を起こした時に警官に射殺されてるからなぁ。どうなのかなぁ?
歴史に名が残るくらい結構残忍に沢山の人を殺したんだけど…。知ってる人って居たのかなぁ~?」

勇者ちゃんが無言で堕天使の腕を斬り落とす。

「貴様がどうあれ外道なのには変わりない。死してなお外道と言うのならば、私たちが貴様を再び殺して性根を叩き直すだけだ!皆!行くぞ!」

俺たちは全員で一斉に堕天使に挑み掛かる。

「はぁ…。無駄なんだってば。君達がいくら神の力を僕に向けたってさ。」

堕天使はその伊邪那岐の槍をもっとも正面にいた勇者ちゃん目掛けて突き出してくる。
俺はそれを二人の間に割って入り、片手で受け止める。

「へぇ…。やるじゃない。すごいね君の力は…!
一体、その身にどれだけの神を宿しているんだい!?」

焔と雷をその両手に纏い大剣に変化させ、堕天使の槍を弾き返す。

「やるじゃねぇか。正直驚いたぞ。確かにお前が言う様に、どうやら俺も調子に乗ってたみたいだ。来いよ三下。相手になってやる。」

ニィイィッと堕天使が笑みを浮かべ高速で槍を突き出してくる。
俺はそれを大剣で打け流し、堕天使に斬りかかる。

「君のその焔!雷!なかなかに素晴らしい力だねぇ!だが、僕を倒すにはまだまだ足りないよぉおっ!」

堕天使の放つ槍の腹で殴られ俺は突き飛ばされた。
堕天使はその隙に他のみんなに襲いかかろうとする。

「なるほどのう。大賢者のとこの邪神の力をその身に纏うておるのか。厄介だな。
だが、ワシもその地に神の血族たる龍種を宿す物。小童如きに遅れを取る気はない!!」

マオちゃんがその姿を魔神に変え、まさに真の魔王形態で槍を受け止める。

「ただの魔族ならこの槍、たやすくこの身を貫けたろうな。だが残念だな。ワシは善なる者の魂をも受け継ぐ魔族でありながら清らかな乙女なのだ。その程度の力で倒せるなら大魔王様などやっておらぬわ!!」

そして槍を掴んだままビタァァァンッ!と地面に叩きつけた。

「ぐほぅぁぁあっ!!ちっ!魔王風情が…!調子に乗るな!」

堕天使が背後に黒い球体を出現させ、それをマオちゃん目掛けて高速で撃ち放つ。
だが、それを戦士ちゃんが次元斬で別空間に転移させそのまま堕天使の背後に出現させて命中させた。

「ぐぅうっ!姑息な技を…!喰らうが良い!怨雷ぃいっ!!」

赤黒い禍々しい雷がマオちゃんと戦士ちゃんの身体を貫く。

「うぁぁぁぁぁああっ!」
「ぐあぁぁっ!」

戦士ちゃんとマオちゃんは雷をもろに喰らってしまい気を失ってしまった。
だが、次の攻撃の予備動作に入る瞬間を見計らい、魔女さんと妹ちゃんの合体熱線攻撃が堕天使の腹を貫いた。

そして、傷口を再生されない様に傷口に植物の種を射出し、そこから大木を発生させ傷口を広げる盗賊ちゃん。

「ふぅぅうっ!なかなか素晴らしい連携攻撃ですねぇ…。ですが、私を殺すにはまだまだ足りないですよ?この程度ではねぇ!ふんぅぅぅうっ!あああああっ!!」

堕天使は傷口に生えた大木をへし折りながらその身体を再生させ大木を引き抜いた。

「くそ!バケモンが!!おら!お前らも伸びてると危ないぞ!さっさと目を覚ませ!」

盗賊ちゃんがブレスの癒しの力による回復魔術で二人を瞬時に治癒し復活させる。

「ケルベロス!私たちも参りますわよ!!」
「おう!心得た!!」

リヴァイアサンの冷凍光線とケロちゃんの巨大な狐火が堕天使を襲う。
冷凍光線は堕天使の槍を地面に縫い付け、ケロちゃんの狐火は堕天使の腕を焼き払う。
だが、それでも堕天使は瞬時にその腕を再生させ、その豪腕で二人に殴りかかる。

「させないわよ。くそ天使!!おるぅぁぁぁあっ!!」

その豪腕を、同じく背後に顕現させた魔神の豪腕で受け止め、全力で押し返す戦士ちゃん。

「ぐっ!なかなかの力…。こちらも決定打を与えられませんね…。ならば…!」

堕天使は地面に氷で縫い付けられた槍を引き剥がし、地面に突き立てるとそこから巨大な魔法陣を展開し怨念の怨嗟を頭上に集めだした。

「人の怨みとはかくも恐ろしい物ですね。
怨みの闇に喰われるがいい!!」

堕天使がその黒い強靭な顎を持つ大蛇の様な闇を無数に全員目掛けて放ってくる。
魔女さんが魔眼で打ち払おうとするが完全に打ち払うことは敵わず、俺含め全員がその大蛇に全身を噛み付かれていく。

「普通ならば、この力に噛みつかれれば四肢は呪いで腐り落ちるのですがねぇ。
どうやらその呪いだけは魔女さんの眼力により無効化されてしまった様ですね。
とはいえ、ただ噛みつかれただけでも相当な痛みと致命傷の筈なのですが…。
それぞれの神の力の加護なのか、そちらのみなさんもタフですね。
私自身も神の力をまともに使うの初めてなのですが、これほどまでに耐久力を高めてくれるのには驚きましたよ。」

そして、槍の先端から紅黒い雷の光線を、体制を崩した俺たち目掛けて何度も無数に撃ってくる。
俺たちは交わすこともできず、その光線をただただ浴びてしまうのだった。
ここまで来ても…まだこいつには…勝てないのか…!

「本当にしぶといですね。ただの人間のままなら苦しまずにチリ一つなく消し飛んだでしょうに…。
まぁ、魔王の皆様だけはなかなかにこたえてるようですが…。
なるほど。契約者である大賢者様の加護が働いて、生き残って居られるのですね。
ならばやはり…最初に殺すのはあなたの方が良さそうですねぇ…大賢者ぁぁあっ!」

堕天使が伊邪那岐の槍で俺を突き刺そうと突進をかましてくる。
俺は再び槍を受け止めようとするも失敗し、その身を貫かれた。

「ふふ…!ここから先はようやく私のシナリオ通りです。あなたのその身体…頂きますよ!」
「バカ言え。人が遊んでやってりゃいい気になりやがって。この中二病拗らせたサイコパスなクソガキが。確かに俺も調子に乗ってたよ。お前が言う通りな。
だが、お前も調子に乗り過ぎだ。大人のおじさん、舐めんじゃねぇぞ?
ここからはもう少し本気でやってやるよ。
行くぞ!伊邪那美大神(イザナミノオオカミ)!!」

鎧が白く光り輝き、背に日輪を纏った神々しい姿へと変化していく。
そして、その光により堕天使は後方へと派手に吹っ飛ばされた。

「イザナミノミコトではなく…オオカミ…。つまりもうワンランク上の力を発現させたのか…!さすがだな大賢者!」
「伊邪那美…だと…?伊邪那岐と対をなす神か…。
だが、その力で僕を超えることなど敵うものか!」

堕天使が槍を再びこちら目掛けて突き出してくる。
俺はそれを交わさない。何故ならば…。

「なんだ?槍が…当たらない…?届かないだと?
フンッ!フンッ!なぜだ…?何故貴様に届かない!?」
「お前が起こす事象を書き換えているからだ。
何万回俺に槍を突き立てようが、もう刺さらねよ。」
「くっ!ならば!貴様の仲間たちから!刺し殺してやる!!
!?なんだ?今度は体が…動かん!」
「動いてないんじゃない。巻き戻してるんだよ。
お前が攻撃を放つその前に。
調子に乗るのもここまでだ堕天使。
泣きべそかいて許しを請うても、俺はもうお前をまともに許す気はない。」

そして俺はグーパンで思いっきり堕天使の身体を殴り飛ばす。
馬鹿でかい図体だが、人間大の俺でも今のこの姿なら簡単に殴り飛ばす事が出来た。

「何か言いたいことはあるかよ?聞くだけ聞いてやる。」
「ふざけるなよ!勝つのは…この僕だ!貴様ら全員、苦しみ悶えさせながら…必ず殺してやる!!」
「そうか。じゃあ、第2ラウンドのスタートと行こうか。」

そして、そのでかい図体に派手にかかと落としをかまして地面にキッスさせてやる。

「威勢が良いのは結構だが、認めろ。お前はもう負けてる。」

そして地面にキッスしたその顔を思いっきり蹴り上げる。

「行くぞ?堕天使。もう一度聞いてやる。
魔力の貯蔵は…十分か?」

そして俺はその背に、白く輝く女神を顕現させそのデカイ図体の邪神とかした堕天使を何度も何度も何度も何度も何度も何度も拳で殴り飛ばす。
壁にぶち当たれば壁ごと。地面に吹き飛べば地面ごと殴り飛ばす。

「砕けちれぇえっ!!」

ドゴォォォォオッ!!と言う雷鳴にも似た音と共に地面に叩きつけられた堕天使のその身体の時間を巻き戻し、元の人型のクソ堕天使の姿に戻す。

「お仕置きの時間だ。クソやろう。」

堕天使が俺を見る目が、初めてその傲慢な態度から、恐怖で見る目に変わっていく。

「くそ…!僕の力が…失われただと…!
おのれ大賢者…!お前は一体…なんなんだぁあ!!」
「通りすがりの異世界人だ。覚えておけ!」

そして俺はもう一度、堕天使をグーパンで殴り飛ばした。
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