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色々と怖いから、全部素直に打ち明けてみた。
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オレだけに見えるらしい
『ステータス画面』
とやらに
『人間嫌い』
と書かれているのに
周りの人達にとても人当たりがいい人のように振る舞っているヴァルター先輩を見て、
うっかり、
「この先輩、人間嫌いとは思えないな。」
とつぶやいたのに気づかれ、
ヴァルター先輩に
「君はなんでそのことを知っているの?」
と囁かれ。
やばい。
なんかわかんないけど、やばい。
オレは後ずさりし、
ヴァルター先輩と距離を取りながら、
「え、なんのことですか?
ちょっとよくわからないです。
オレ、ちょっと急ぐので失礼します!」
とその場から逃げ出したのだった。
次の日。
正直、オレは昨日の出来事なんかすっかり忘れていた。
今日も元気に授業授業~。
なんてごぎげんで教科書を開いたとき。
半分に折られた、一枚の紙が挟まっているのに気づいた。
「なんだこれ?」
なにげなく開いたとたん、
昨日の出来事をぶわっと思い出してしまった。
そこには、
「クラウス=アイゼンシュタット
今日の授業後、
1人で校舎裏の噴水横のガゼボに来てほしい。
ヴァルター=ノイエンドルフ」
とだけ書かれていた。
え、これって、
ヴァルター先輩からの呼び出しじゃん!
絶対、昨日あの場から逃げ出したからじゃん。
でもさ、
だからと言ってなんでオレがヴァルター先輩に呼び出されなきゃいけなのさ。
別にオレ、間違ったことも悪いことも言ってないし。
そもそも独り言だし。
こんなの、行かなくていいよね。
いや、でも、
冷静に考えて、
昨日、初めて一言だけ話した先輩が
なんでオレのクラスとフルネームを知っているんだ!?
そして今朝までに教科書にこの伝言を挟んだってことだろ!?
なんでそんなことができるんだ!?
え、こわっ・・・
オレの背中にぞくぞくっとした悪寒が走った。
いやいやいや!
それでもこんな一方的な呼び出し、無視だ、無視!
オレは頭をぶんぶんと振って、この紙のことは忘れることにした。
そんなオレの様子をいぶかしんで、
隣の席のルーカスが
「クラウス、どうしたの?なんかあった?」
って心配してくれたけど、
「いや、なんでもない。ありがと」
とだけオレは答えた。
やっぱルーカスは友達思いで優しい。好きだ。
その日の放課後、
朝に読んだ紙のことなどもうすっかり記憶から抹消していたオレは、
まっすぐに学生寮に帰ろうとしていた。
ルーカスや他のクラスメイトは用事やら居残りやらがあるらしく、
1人で帰ろうとしたそのとき。
背後から何者かがオレの肩をたたいた。
オレはてっきりクラスメイトの誰かだろうと思って、
「なんだよ、忘れ物?」
と言いながら振り返ったら、
そこにはヴァルター先輩が立っていた。
超絶美しい微笑みをたたえながら。
「あ、ヴァ、ヴァルター先輩じゃないですか!」
オレがあたふたしながら言うと、
「君は今朝、俺からのメッセージを読んだはずだ。
それなのにどうして帰ろうとする!?」
ひぃ~!
「まあ、そんなことだろうと思って、
俺が自ら迎えにきてやったんだ、ありがたく思え」
ヴァルター先輩は微笑みを崩さず、そう言った。
あれ?
先輩ってこんなしゃべり方する人だっけ?
そりゃ学年が3年も違う上に超有名人だから
実際に会話をしているのを聞いたのは昨日が初めてだったけど、
もっと丁寧な感じだったような・・・
オレがそんなことを考えている間に、
いつの間にかオレは例の紙に指定されたガゼボの椅子に座らされていた。
え、なんで!?魔法!?
(まあ実際は普通に先輩の後をついて歩いて行っただけ、だけど。)
そしてヴァルター先輩はオレの正面の椅子に座った。
「ここは人がめったにこないから、
あまり他人に聞かれたくない話をするのに最適なんだ」
とヴァルター先輩は言った。
そういえば遠目で見かけるときも、昨日も、
この先輩はいつも人に囲まれている気がする。
もしくは先輩の友人の二人と、三人でいるところとか。
一人なのは珍しいかもしれない。
「じゃあ詳しく聞かせてほしいのだが、
クラウス=アイゼンシュタット、
なぜ俺が人間嫌いだと思ったんだい?」
怖い、怖いよう。
ヴァルター先輩、顔は笑顔なのに目が全然笑ってない~!
改めて俺はとんでもない人のとんでもない秘密を漏らしてしまったのかもしれない!
しかも昨日の今日でオレの名前やらクラスやらもなぜかバレている!
逆らわないほうがいいのかも。
うん。
そうだ。
逆らわない方がいい。
正直に言おう。
「えっと、
今からオレが言うこと、
信じてもらえますか?」
「内容による、としか言えないが、
信じる努力はしよう」
「あの・・・オレ・・・
『ステータス画面』
っていうのが見えるんです」
オレは勇気を出して、でも完全には勇気は出し切れず小声でつぶやいた。
それでもヴァルター先輩には聞こえたようだ。
「『ステータス画面』?聞いたことがないな。
どういうものなんだ?」
「えっと、
全員ではないんですけど、
特定の人をみかけると、その人の前にこれくらいの四角の画面が見えるんです。
ちょっと透けてて、そこにその人の情報が書いてあるんです」
と、オレは両手で『ステータス画面』の大きさぐらいの四角を空中に作りながら説明した。
するとヴァルター先輩は少し動揺しながら質問をしてきた。
「全員ではないにしろ、
その人の情報が書いてある、だと!?」
「あ、はい。」
「その『ステータス画面』とやらが見える人間の中に、
俺が含まれている、ということか」
「はい、そうです。」
「今も俺の『ステータス画面』は見えている、ということか!?」
「まあ、そうですね」
「ちなみになんて書いてあるんだ?」
「えーっと、
ヴァルター=ノイエンドルフ
ノイエンドルフ家の嫡男
兄弟はいない
得意魔法は水魔法で、特に索敵能力が高い
性格は人間嫌いで、息を吐くようにウソをつく
と書かれていますね」
もうこうなったらなんでも正直に言ってやる。
しかし、オレの言葉を聞いたヴァルター先輩は
下を向き、頭を抱えて黙り込んでしまった。
「あの、先輩、大丈夫ですか・・・?」
「大丈夫なわけがあるか。
俺の最大の秘密が、
こんな3歳も年下の小僧にあっさり見抜かれたんだぞ」
まあそうですよね。
ヴァルター先輩が人間嫌いで天性のウソつきだなんて、
聞いたことないですもんね。
「他には?
他にどの人間の『ステータス画面』が見えるんだ!?」
「えーっと、
ヴァルター先輩の同級生のアルベルト先輩とレグルス先輩は見えますね。
あとはオレと同級生のジークハルト、
それから、一コ上の先輩・・・えっと名前はなんだっけな、
そうだ、ラルフ先輩とエリアス先輩がステータス画面が見えた気がします。
とはいえ見えるっていうだけで内容までじっくり読んだことはないですが。」
「そうか・・・エリアスも・・・」
ヴァルター先輩はなにやら考え込んでいるようだった。
「『ステータス画面』が見えるようになったのはいつ頃から?」
「えっと、この魔法騎士学院に入ってからですね。
その前は一切そんなもの見たこともありませんでした。」
「このことを知っている人間は他にはいるのか?」
「いません。
さすがにこんな魔法は聞いたこともないので、
しゃべっちゃまずいかなぁと誰にも言わなかったんです。
だからヴァルター先輩が初めてです。」
「確かにこんな魔法は聞いたこともないし、
こんな現象も初耳だ。
今まで誰にも言わなかったことはよき判断だ。よくやった」
なぜにヴァルター先輩はオレを褒めるのか。謎だ。
あ、謎と言えば。
「そういえば、
『ステータス画面』という文字と、ヴァルター先輩の名前の間に
『攻略対象』
って書かれているんですけど、なんでしょうね・・・」
「コウリャクタイショウ?
そんな言葉は聞いたことがないな。
なんなんだそれは。」
オレとヴァルター先輩は二人そろって首をかしげたのだった。
『ステータス画面』
とやらに
『人間嫌い』
と書かれているのに
周りの人達にとても人当たりがいい人のように振る舞っているヴァルター先輩を見て、
うっかり、
「この先輩、人間嫌いとは思えないな。」
とつぶやいたのに気づかれ、
ヴァルター先輩に
「君はなんでそのことを知っているの?」
と囁かれ。
やばい。
なんかわかんないけど、やばい。
オレは後ずさりし、
ヴァルター先輩と距離を取りながら、
「え、なんのことですか?
ちょっとよくわからないです。
オレ、ちょっと急ぐので失礼します!」
とその場から逃げ出したのだった。
次の日。
正直、オレは昨日の出来事なんかすっかり忘れていた。
今日も元気に授業授業~。
なんてごぎげんで教科書を開いたとき。
半分に折られた、一枚の紙が挟まっているのに気づいた。
「なんだこれ?」
なにげなく開いたとたん、
昨日の出来事をぶわっと思い出してしまった。
そこには、
「クラウス=アイゼンシュタット
今日の授業後、
1人で校舎裏の噴水横のガゼボに来てほしい。
ヴァルター=ノイエンドルフ」
とだけ書かれていた。
え、これって、
ヴァルター先輩からの呼び出しじゃん!
絶対、昨日あの場から逃げ出したからじゃん。
でもさ、
だからと言ってなんでオレがヴァルター先輩に呼び出されなきゃいけなのさ。
別にオレ、間違ったことも悪いことも言ってないし。
そもそも独り言だし。
こんなの、行かなくていいよね。
いや、でも、
冷静に考えて、
昨日、初めて一言だけ話した先輩が
なんでオレのクラスとフルネームを知っているんだ!?
そして今朝までに教科書にこの伝言を挟んだってことだろ!?
なんでそんなことができるんだ!?
え、こわっ・・・
オレの背中にぞくぞくっとした悪寒が走った。
いやいやいや!
それでもこんな一方的な呼び出し、無視だ、無視!
オレは頭をぶんぶんと振って、この紙のことは忘れることにした。
そんなオレの様子をいぶかしんで、
隣の席のルーカスが
「クラウス、どうしたの?なんかあった?」
って心配してくれたけど、
「いや、なんでもない。ありがと」
とだけオレは答えた。
やっぱルーカスは友達思いで優しい。好きだ。
その日の放課後、
朝に読んだ紙のことなどもうすっかり記憶から抹消していたオレは、
まっすぐに学生寮に帰ろうとしていた。
ルーカスや他のクラスメイトは用事やら居残りやらがあるらしく、
1人で帰ろうとしたそのとき。
背後から何者かがオレの肩をたたいた。
オレはてっきりクラスメイトの誰かだろうと思って、
「なんだよ、忘れ物?」
と言いながら振り返ったら、
そこにはヴァルター先輩が立っていた。
超絶美しい微笑みをたたえながら。
「あ、ヴァ、ヴァルター先輩じゃないですか!」
オレがあたふたしながら言うと、
「君は今朝、俺からのメッセージを読んだはずだ。
それなのにどうして帰ろうとする!?」
ひぃ~!
「まあ、そんなことだろうと思って、
俺が自ら迎えにきてやったんだ、ありがたく思え」
ヴァルター先輩は微笑みを崩さず、そう言った。
あれ?
先輩ってこんなしゃべり方する人だっけ?
そりゃ学年が3年も違う上に超有名人だから
実際に会話をしているのを聞いたのは昨日が初めてだったけど、
もっと丁寧な感じだったような・・・
オレがそんなことを考えている間に、
いつの間にかオレは例の紙に指定されたガゼボの椅子に座らされていた。
え、なんで!?魔法!?
(まあ実際は普通に先輩の後をついて歩いて行っただけ、だけど。)
そしてヴァルター先輩はオレの正面の椅子に座った。
「ここは人がめったにこないから、
あまり他人に聞かれたくない話をするのに最適なんだ」
とヴァルター先輩は言った。
そういえば遠目で見かけるときも、昨日も、
この先輩はいつも人に囲まれている気がする。
もしくは先輩の友人の二人と、三人でいるところとか。
一人なのは珍しいかもしれない。
「じゃあ詳しく聞かせてほしいのだが、
クラウス=アイゼンシュタット、
なぜ俺が人間嫌いだと思ったんだい?」
怖い、怖いよう。
ヴァルター先輩、顔は笑顔なのに目が全然笑ってない~!
改めて俺はとんでもない人のとんでもない秘密を漏らしてしまったのかもしれない!
しかも昨日の今日でオレの名前やらクラスやらもなぜかバレている!
逆らわないほうがいいのかも。
うん。
そうだ。
逆らわない方がいい。
正直に言おう。
「えっと、
今からオレが言うこと、
信じてもらえますか?」
「内容による、としか言えないが、
信じる努力はしよう」
「あの・・・オレ・・・
『ステータス画面』
っていうのが見えるんです」
オレは勇気を出して、でも完全には勇気は出し切れず小声でつぶやいた。
それでもヴァルター先輩には聞こえたようだ。
「『ステータス画面』?聞いたことがないな。
どういうものなんだ?」
「えっと、
全員ではないんですけど、
特定の人をみかけると、その人の前にこれくらいの四角の画面が見えるんです。
ちょっと透けてて、そこにその人の情報が書いてあるんです」
と、オレは両手で『ステータス画面』の大きさぐらいの四角を空中に作りながら説明した。
するとヴァルター先輩は少し動揺しながら質問をしてきた。
「全員ではないにしろ、
その人の情報が書いてある、だと!?」
「あ、はい。」
「その『ステータス画面』とやらが見える人間の中に、
俺が含まれている、ということか」
「はい、そうです。」
「今も俺の『ステータス画面』は見えている、ということか!?」
「まあ、そうですね」
「ちなみになんて書いてあるんだ?」
「えーっと、
ヴァルター=ノイエンドルフ
ノイエンドルフ家の嫡男
兄弟はいない
得意魔法は水魔法で、特に索敵能力が高い
性格は人間嫌いで、息を吐くようにウソをつく
と書かれていますね」
もうこうなったらなんでも正直に言ってやる。
しかし、オレの言葉を聞いたヴァルター先輩は
下を向き、頭を抱えて黙り込んでしまった。
「あの、先輩、大丈夫ですか・・・?」
「大丈夫なわけがあるか。
俺の最大の秘密が、
こんな3歳も年下の小僧にあっさり見抜かれたんだぞ」
まあそうですよね。
ヴァルター先輩が人間嫌いで天性のウソつきだなんて、
聞いたことないですもんね。
「他には?
他にどの人間の『ステータス画面』が見えるんだ!?」
「えーっと、
ヴァルター先輩の同級生のアルベルト先輩とレグルス先輩は見えますね。
あとはオレと同級生のジークハルト、
それから、一コ上の先輩・・・えっと名前はなんだっけな、
そうだ、ラルフ先輩とエリアス先輩がステータス画面が見えた気がします。
とはいえ見えるっていうだけで内容までじっくり読んだことはないですが。」
「そうか・・・エリアスも・・・」
ヴァルター先輩はなにやら考え込んでいるようだった。
「『ステータス画面』が見えるようになったのはいつ頃から?」
「えっと、この魔法騎士学院に入ってからですね。
その前は一切そんなもの見たこともありませんでした。」
「このことを知っている人間は他にはいるのか?」
「いません。
さすがにこんな魔法は聞いたこともないので、
しゃべっちゃまずいかなぁと誰にも言わなかったんです。
だからヴァルター先輩が初めてです。」
「確かにこんな魔法は聞いたこともないし、
こんな現象も初耳だ。
今まで誰にも言わなかったことはよき判断だ。よくやった」
なぜにヴァルター先輩はオレを褒めるのか。謎だ。
あ、謎と言えば。
「そういえば、
『ステータス画面』という文字と、ヴァルター先輩の名前の間に
『攻略対象』
って書かれているんですけど、なんでしょうね・・・」
「コウリャクタイショウ?
そんな言葉は聞いたことがないな。
なんなんだそれは。」
オレとヴァルター先輩は二人そろって首をかしげたのだった。
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