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第二の試練。
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黒竜様の試練をどうやら突破したらしいオレ達は、
黒竜様が示した扉から次の空間へと移動した。
すると今度は思ったより小さな部屋だった。
壁際に大きな鳥がいた。
銀の羽をもつ鷲。
ということは聖獣のうちの1体である、
銀鷲様なんだろう。
その(おそらく)聖獣も、黒竜様のときと同様にオレ達に話しかけてきた。
「神子とそのパートナーよ、よくきてくれた。
私はこの国の聖獣である銀鷲だ。
その様子だと黒竜の試練には難なくクリアできたようだな」
まあ、先輩が瞬殺してくれましたからね。
あ、ほんとに殺してはいませんけど。
「ここではどのような試練なのでしょうか」
と先輩が言った。
「試練の前に、我々の昔話を聞いてくれるか?
お前たちが対峙することになる、魔獣の長のことだ」
試練の前に話ってちょっとびっくりだけど、
オレ達はたしかに魔獣の長について何も知らない。
これは願ったりかなったりだ。
先輩のほうをみると、先輩もオレを見て頷いた。
そんなオレ達の様子を見て、銀鷲様は話し始めた。
「あいつは・・・
魔獣の長と言うが、実は元は私たち聖獣と同じような存在だった」
え?
魔獣の長と聖獣は知り合いだったの?
知り合いっていいのかわからないけど。
「はるか昔にはなるが、
元は私たちと同じく、ただそこで生を営んでいただけだった。
だがあいつの力は強くなりすぎた。
そして強すぎる力を制御できなくなり、そのせいで理性も失ってしまったのだ。
私たちはあいつが周囲に攻撃するのを好んでいないことを知っている。
自分が暴走してあらゆるものを破壊するのを望んでいないことを知っている。
だから私たち三体であいつを定期的に封印しているのだ。
今は帝国に協力している形だが、
元々はあいつのためにやっていることだ。
この周辺に出現する魔獣が攻撃的なのも、
封印されている魔獣の長の魔力が漏れ出て、魔獣たちに作用しているのだ。
だから、魔獣が大量発生するようになると、
魔獣の長の封印が自然と解かれてしまう日が近いということなのだ。
魔獣の長、というが、実質あいつが魔獣たちを統べているというわけではなく、
ただ一番魔力が強く、その魔力のせいで他の魔獣まで暴走してしまうから
便宜的に魔獣の長と呼んでいるだけだ」
そうだったのか。
魔獣の長という名前だし、
魔獣には帝国の騎士団は手を焼いているから、
てっきり悪意だらけのヤツかと思ったら、そうでもなかったんだ。
むしろ聖獣たちには好かれているというか、仲間だったというか。
「魔獣の長について、わかってくれたか。
帝国の危機を引き起こす存在ではあるが、
敵意しかもたない神子とパートナーでは
再封印は難しいのだ」
「え、どういうことですか」
「まあそれは追々説明するとしよう。
そして試練だが・・・
パートナーの、神子への愛を証明してほしい」
は!?
銀鷲様は何を言い出したんだ。
横をちらっと見ると、ヴァルター先輩も同じ顔をしていた。
「神子、お前は名は何という?」
「クラウス=アイゼンシュタットと申します!」
オレは直立不動で答えた。
「パートナーのお前、名前は何という?」
「ヴァルター=ノイエンドルフと申します。」
先輩はオレとは違い、なめらかな物腰で貴族らしいお辞儀をしながら答えた。
「ではヴァルター、
クラウスの好ましいと思うところを10個あげてみよ」
「は・・・!?クラウスの好ましい所ですか!?」
また困惑の空気が流れた。
「それができなければ、この試練は突破できない」
銀鷲様が冷たく言う。
てっきりここでもバトル展開になると思っていたので
オレは拍子抜けていた。
先輩は軽く握った手を口にあててしばらく考えていたが、
おもむろに口を開いた。
「では銀鷲様、よろしいでしょうか。
私がクラウスの好ましいと思うところですが、
まずは顔。
顔がかわいらしい。
はじける笑顔も、
ぷーっとむくれる表情も、
無邪気な寝顔も、
全部好ましい」
「え、待って先輩、
寝顔ってどういうことですか?
オレ、先輩の前で寝たことありませんよね!?」
先輩はオレの言葉で「しまった」という顔をした。
あ、もしや夜にオレの寮の部屋に忍び込んだことがあるのでは・・・
あとで断固抗議しよう。
「あ、えっと、
次に動作。
少し雑に見えるような動作も、すべてかわいらしい。
歩く姿も走る姿も俺に話しかける姿も、
全部好ましい。
そして書く文字がかわいい。
手紙を交換できる魔導具はかなり貴重なので
我が家の宝物庫から持ち出すのに
かなり根回しが大変だったが、
その労力なんて吹き飛ぶほど、いい仕事をしてくれている」
「先輩!そんなの聞いてないですよ!
そんなに貴重なものだったんですか!?
言ってくださいよ、オレ、あの箱を結構雑に扱っちゃったじゃん・・・」
「ははは、伝えてなかった俺が悪いんだからいいよ」
と先輩は笑った。
「俺の腕にすっぽり収まるその身体の大きさも好ましい。」
「・・・先輩、オレはまだ成長期ですからね、
その点に関しては今後無くなってしまうと覚悟してください。
すぐに先輩の背に追いつてやるし、身体も鍛えて筋肉いっぱいつけてやる!」
「ふっ、それはそれで楽しみだ。
そして素直なところ。
自分をよく見せようと自分を偽らず、
いつも自分らしくいるところ。
好きなものを好きと言えるところ。
他人のために喜んだり、怒ったりできるところ。
他人を守るために神子なんていう未知の役割を即答で引き受けるところ。
そして、何より、
俺なんていう卑屈で人間嫌いの俺でもいいと、
俺の全てを受け入れてくれて、
俺が俺らしくいられる居場所を作ってくれたところが
一番好きだ。
どうだろう、これで10個ではないか?」
先輩は一気にしゃべった。
・・・これはてれるぞ。
オレは何も言えなくなって、顔を真っ赤にしながら口をパクパクさせていた。
「こんなにスラスラとクラウスの好きなところを挙げられてびっくりしているのか?
俺はあと何個でもいけるぞ」
と先輩はオレにちょっと意地悪い顔をしながら微笑みかけた。
「ふむ。しかと聞いた。
ヴァルター、お前は神子のパートナーとして十分すぎるほど愛を育んできたんだな。
試練は文句なしに合格だ」
銀鷲様が頷きながら言った。
こうして、謎過ぎる2回目の試練も、オレ達は無事に突破したようだった。
----------------------------------------------------
これはあれですよ、
「○○しないと出られない部屋」
的なやつですよ。
ここ、乙女ゲームの世界なんで、細かいことはお気になさらず。
なんでも許せるぜ!という気持ちで読んでいただけると幸いです(笑)
黒竜様が示した扉から次の空間へと移動した。
すると今度は思ったより小さな部屋だった。
壁際に大きな鳥がいた。
銀の羽をもつ鷲。
ということは聖獣のうちの1体である、
銀鷲様なんだろう。
その(おそらく)聖獣も、黒竜様のときと同様にオレ達に話しかけてきた。
「神子とそのパートナーよ、よくきてくれた。
私はこの国の聖獣である銀鷲だ。
その様子だと黒竜の試練には難なくクリアできたようだな」
まあ、先輩が瞬殺してくれましたからね。
あ、ほんとに殺してはいませんけど。
「ここではどのような試練なのでしょうか」
と先輩が言った。
「試練の前に、我々の昔話を聞いてくれるか?
お前たちが対峙することになる、魔獣の長のことだ」
試練の前に話ってちょっとびっくりだけど、
オレ達はたしかに魔獣の長について何も知らない。
これは願ったりかなったりだ。
先輩のほうをみると、先輩もオレを見て頷いた。
そんなオレ達の様子を見て、銀鷲様は話し始めた。
「あいつは・・・
魔獣の長と言うが、実は元は私たち聖獣と同じような存在だった」
え?
魔獣の長と聖獣は知り合いだったの?
知り合いっていいのかわからないけど。
「はるか昔にはなるが、
元は私たちと同じく、ただそこで生を営んでいただけだった。
だがあいつの力は強くなりすぎた。
そして強すぎる力を制御できなくなり、そのせいで理性も失ってしまったのだ。
私たちはあいつが周囲に攻撃するのを好んでいないことを知っている。
自分が暴走してあらゆるものを破壊するのを望んでいないことを知っている。
だから私たち三体であいつを定期的に封印しているのだ。
今は帝国に協力している形だが、
元々はあいつのためにやっていることだ。
この周辺に出現する魔獣が攻撃的なのも、
封印されている魔獣の長の魔力が漏れ出て、魔獣たちに作用しているのだ。
だから、魔獣が大量発生するようになると、
魔獣の長の封印が自然と解かれてしまう日が近いということなのだ。
魔獣の長、というが、実質あいつが魔獣たちを統べているというわけではなく、
ただ一番魔力が強く、その魔力のせいで他の魔獣まで暴走してしまうから
便宜的に魔獣の長と呼んでいるだけだ」
そうだったのか。
魔獣の長という名前だし、
魔獣には帝国の騎士団は手を焼いているから、
てっきり悪意だらけのヤツかと思ったら、そうでもなかったんだ。
むしろ聖獣たちには好かれているというか、仲間だったというか。
「魔獣の長について、わかってくれたか。
帝国の危機を引き起こす存在ではあるが、
敵意しかもたない神子とパートナーでは
再封印は難しいのだ」
「え、どういうことですか」
「まあそれは追々説明するとしよう。
そして試練だが・・・
パートナーの、神子への愛を証明してほしい」
は!?
銀鷲様は何を言い出したんだ。
横をちらっと見ると、ヴァルター先輩も同じ顔をしていた。
「神子、お前は名は何という?」
「クラウス=アイゼンシュタットと申します!」
オレは直立不動で答えた。
「パートナーのお前、名前は何という?」
「ヴァルター=ノイエンドルフと申します。」
先輩はオレとは違い、なめらかな物腰で貴族らしいお辞儀をしながら答えた。
「ではヴァルター、
クラウスの好ましいと思うところを10個あげてみよ」
「は・・・!?クラウスの好ましい所ですか!?」
また困惑の空気が流れた。
「それができなければ、この試練は突破できない」
銀鷲様が冷たく言う。
てっきりここでもバトル展開になると思っていたので
オレは拍子抜けていた。
先輩は軽く握った手を口にあててしばらく考えていたが、
おもむろに口を開いた。
「では銀鷲様、よろしいでしょうか。
私がクラウスの好ましいと思うところですが、
まずは顔。
顔がかわいらしい。
はじける笑顔も、
ぷーっとむくれる表情も、
無邪気な寝顔も、
全部好ましい」
「え、待って先輩、
寝顔ってどういうことですか?
オレ、先輩の前で寝たことありませんよね!?」
先輩はオレの言葉で「しまった」という顔をした。
あ、もしや夜にオレの寮の部屋に忍び込んだことがあるのでは・・・
あとで断固抗議しよう。
「あ、えっと、
次に動作。
少し雑に見えるような動作も、すべてかわいらしい。
歩く姿も走る姿も俺に話しかける姿も、
全部好ましい。
そして書く文字がかわいい。
手紙を交換できる魔導具はかなり貴重なので
我が家の宝物庫から持ち出すのに
かなり根回しが大変だったが、
その労力なんて吹き飛ぶほど、いい仕事をしてくれている」
「先輩!そんなの聞いてないですよ!
そんなに貴重なものだったんですか!?
言ってくださいよ、オレ、あの箱を結構雑に扱っちゃったじゃん・・・」
「ははは、伝えてなかった俺が悪いんだからいいよ」
と先輩は笑った。
「俺の腕にすっぽり収まるその身体の大きさも好ましい。」
「・・・先輩、オレはまだ成長期ですからね、
その点に関しては今後無くなってしまうと覚悟してください。
すぐに先輩の背に追いつてやるし、身体も鍛えて筋肉いっぱいつけてやる!」
「ふっ、それはそれで楽しみだ。
そして素直なところ。
自分をよく見せようと自分を偽らず、
いつも自分らしくいるところ。
好きなものを好きと言えるところ。
他人のために喜んだり、怒ったりできるところ。
他人を守るために神子なんていう未知の役割を即答で引き受けるところ。
そして、何より、
俺なんていう卑屈で人間嫌いの俺でもいいと、
俺の全てを受け入れてくれて、
俺が俺らしくいられる居場所を作ってくれたところが
一番好きだ。
どうだろう、これで10個ではないか?」
先輩は一気にしゃべった。
・・・これはてれるぞ。
オレは何も言えなくなって、顔を真っ赤にしながら口をパクパクさせていた。
「こんなにスラスラとクラウスの好きなところを挙げられてびっくりしているのか?
俺はあと何個でもいけるぞ」
と先輩はオレにちょっと意地悪い顔をしながら微笑みかけた。
「ふむ。しかと聞いた。
ヴァルター、お前は神子のパートナーとして十分すぎるほど愛を育んできたんだな。
試練は文句なしに合格だ」
銀鷲様が頷きながら言った。
こうして、謎過ぎる2回目の試練も、オレ達は無事に突破したようだった。
----------------------------------------------------
これはあれですよ、
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