侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと

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意外と邪気って貯まるんだなぁ

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いくつかの国を、観光したりご飯を楽しんだりしながら回っている。

今回の国は水の都と呼ばれる国。

国全体が幻想的で綺麗な景観で、見ていて気持ちがいい。

「パパー!アリス先生!綺麗だねー!」

「すごく素敵な国だね、アニエス」

「気に入ったか?」

「うん、すごく好き!エンキドゥさんも好き?」

「ああ、自分はとても綺麗な景色で感動している」

アリス先生は世界をまわったりしているから見慣れてるかもしれないけれど、それでも微笑んでくれる。

パパは表情に出にくいけど楽しそうに見える。

エンキドゥさんは真顔で答えてくれたけど、目はキラキラしてたから楽しんでくれていると思う。

「ここのイカスミパスタは最高に美味しいらしい」

エンキドゥさんの一言で、今日の私のお昼が決定した。

「ねえねえパパ、今日はイカスミパスタのお店にしよう?」

「わかった」

「この辺りのイカスミパスタは本当に美味しいからねぇ」

「楽しみー!」

きゃっきゃとはしゃぐ私に、パパは頭を撫でてくれる。アリス先生とエンキドゥさんの手を引いて、美味しそうなレストランを探した。

「ねえ、ここのお店にしよう?」

「いいよ、入ろうか」

レストランに入って、イカスミパスタを注文する。

しばらく待てば美味しそうなイカスミパスタ。

いただきますと手を合わせて、みんなで食べ始めた。

「わあ!美味しい!」

「うん、美味しいね」

「食後にティラミスもあるから、楽しみにしていろ」

「パパ大好き!」

「うむ、この唐辛子が効いている味が良いな。ピリッと辛いのがとても良い。イカ墨の塩辛さも相まって美味いな、本当に」

うんうんと頷いているエンキドゥさんは、食べるのが意外と好きらしい。

イカスミパスタを味わったあとはティラミスも食べる。

「んー、本場のティラミスって美味しいねー!」

「濃厚なクリームとほろ苦いビスケットの甘さとコクのある風味が美味しいな」

「クリームが柔らかく滑らかで、口の中でとろけるね。絶妙な食感で美味しいね」

「見た目の美しさも良い。上品な見た目が食欲をそそる」

ティラミスも味わって、美味しくいただきお店を出た。

「エンキドゥさん、この国の邪気払いも終わった?」

「ああ。お前のおかげだ、ありがとう」

こうして水の都の観光もすごく楽しめて、邪気払いもきちんとできたのでした。
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