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愛おしいお姉様は、虐められっ子
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私には大好きなお姉様がいる。
妾腹の私を優しく迎え入れてくれてた、優しいお姉様。
「私はエリーズ!ソフィア、これからよろしくね!」
「はい、お姉様!」
そう。
あの時はまだ、普通の姉妹になれると思っていた。
そんなお姉様の名前はエリーズ、銀の御髪に青い瞳の美しいお姉様。
父の愛人でしかなかった母と、薄汚い父から生まれた茶髪に赤い目の私とは何もかも違う。
おかしいわね、お姉様もお父様の血を引いているはずなのに…こんなにも違うなんて。
そう、私とお姉様は何もかもが違いすぎた。
そんなお姉様は母を亡くしてまもなく、長年父の愛人であった私の母がその後妻におさまって私が公爵家に引き取られてから生活が一変した。
宝石の類やドレスはすべて奪われて、お姉様のものは私のものになった。
お姉様はメイド服を着せられて、使用人扱いを受けることになった。
表向きには、病弱だから外に出せないということにして体面を取り繕う父と母。
私は…何もできなかった。
お姉様を庇うと、余計にお姉様が打たれる。
お姉様に物を返すと、余計にお姉様がすべてを奪われる。
なにもできない。
どうして。
無力な私は、オロオロして見ていることしか出来なかった。
決定的だったのは、婚約者のこと。
お姉様は病弱だからと、お姉様の婚約者はそのまま私の婚約者にすり替えられた。
お姉様の婚約者は、お姉様の心配をするどころか私にどうせ結婚するのだからと気安く触れてセクハラをするクズだったから…まあそれはある意味よかったのだけど。
あのクズにお姉様は勿体無い。
でもお姉様はそうは思わなかったらしい。
相当ショックを受けて、虐待で細くなっていた身体が余計に細くなった。
私はここで初めて覚悟を決めたのだ。
…お姉様を、この家から逃がそうと。
我が家で開かれた私の誕生日パーティー。
さすがにそこでまでお姉様にメイド服を着せて奉仕させることはできず、また私がお姉様にもお祝いして欲しいとわがままを言ったことでお姉様は珍しくドレスを着せられてパーティーに出席した。
その痩せ細った姿に、病弱だから、可哀想にという声がちらほら聞こえた。
ちがう、そうじゃない。
でも今はそんなことには構っていられない。
狙いは…いた!
今日の私の誕生日パーティーに、どうしても出席して欲しいと父にねだり無理やり参加させた人。
………教皇様。
若くして我が国の国教のトップとなったその人は、清廉で優しく温かい人だと有名だ。
そしてお姉様の幼馴染でもある。
この人が姉を見てくれたら…もしかして、我が家の歪みにも気付いて正してくれるかも。
そして、お姉様を引き取ってくれるかも…!
妹の誕生日パーティーに、珍しく出席させられた。
妹は、私の婚約者だった人と隣に並んで幸せそうに笑う。
けれど、私はそんな妹が心配だ。
あの婚約者は、誰彼構わずセクハラをするクズだから。
妹があの男の毒牙にかかったかと思うと夜も眠れない。
痩せた体は、余計に貧相になってしまった。
…私は知っている。
あの子の素晴らしさを。
あの子はあのゲス…お父様の血を引きながら、その実優しくて可愛いいい子。
冷遇される私にオロオロして、心配してくれるのが伝わっていたからこの最悪な家庭環境でも我慢できていたのだ。
何度も庇おうとしてくれた。
何度も宝物を返そうとしてくれた。
「どうしてみんなお姉様を虐めるの!?もうやめてよぉ!!!」
「お姉様、泣かないで、お姉様ぁ………」
泣かないでと言いながら、私のために泣いてくれる。
本当に優しい子。
可愛い可愛い私の妹。
私が父と継母に虐げられているからと、使用人たちまで私を虐めた時には使用人たちを厳しく折檻していたのも知っている。
それは正直褒められたことではないけれど…それでも、そんな優しさに救われたのも事実だ。
だから今度は私がこの子を守ってあげたいけれど…あのゲスとカスとクズを退ける力は私にはない。
どうしてあげたらいいのだろう。
「お姉様!」
「なあに?ソフィア」
悩んでいたら、久しぶりにソフィアから声をかけられて嬉しくて笑顔を向ける。
そこには若くして教皇となった『幼馴染』がいた。
「…え」
「久しぶり。見ない間に随分とまた…」
彼は私に触れて、私に祝福を与えた。
すると痩せ細った身体はふっくらとし始め、健康的な身体になった。
「はい、これで健康上の問題はもう大丈夫」
「シルヴェストル、貴方…」
「で、これはどういうことかな。健康優良児だったエリーズがいきなり病弱になるなんて、おかしいと思ったけど…栄養失調が原因だと、今のでわかったよ。君たちは、エリーズになにをした?」
「………」
「待って、シルヴェストル!違うの!」
私が必死に縋れば、シルヴェストルは声を荒げる。
「何が違うんだ!こいつらに虐められたんだろう!」
「私を虐げたのはそこのゲスとカスとクズよ!妹はいつも私を心配してくれていたわ!」
父と継母と元婚約者を指差して告発する。
大丈夫、シルヴェストルなら守ってくれるはず。
「…あ、そういう感じ。なるほどね。失礼なことを言ってすまなかった、お嬢さん。許しておくれ」
「い、いえ!そんな、滅相もない!」
「そういうことなら…エリーズ、ソフィア嬢。君たちはしばらく僕が教皇の権限で持って保護する。異論は誰にも認めない。それでいいね」
「はい!」
「ありがとう、シルヴェストル!」
ということで私たち姉妹は無事に教会に保護された。
ゲスとカスとクズがなんか喚いていたけれど、後日シルヴェストルに聞いたところによるとあの夜私たちが保護された後その場で教会直属の聖騎士団に捕まって、貴族裁判にかけられて犯罪奴隷にされ労役に就くことになったらしい。
ということで、私たちはゲスとカスとクズから解放された。
領地と爵位は私が受け継ぎ、優秀な妹の献身の元どうにかこうにか上手くやっている。
そして妹には、新しい婚約者を選んで紹介した。
真面目で実直な人柄の人を選んだので、問題はないはず。
私の婚約?
それは…。
「ねえねえエリーズ、そろそろ結婚しよーよー!せめて婚約しよーよー!」
「シルヴェストルは私にとっては大事な幼馴染で…」
「僕はエリーズが好きだけど?愛してるけど?」
「私もシルヴェストルのことは好きだし愛してるわ。でも恋愛感情とかは…」
「だって僕またエリーズがクズに引っかかるの見たくないもーん!結婚しよーよー!」
もー!この人は!
「教皇のお仕事もあるでしょう?そろそろ帰らないと」
「エリーズが頷いてくれたら帰る。僕と結婚してください」
「はぁ…もう…」
「お姉様、私も賛成です!」
「ソフィアまで!」
だってだってとソフィアは言い募る。
「幼馴染同士の結婚なんて素敵です!」
「えー」
「それも恋愛結婚なんてすごい」
「それは…」
「それに、シルヴェストル猊下ならお姉様を幸せにしてくれますもの!」
…まあ、たしかにそれはそう。
幼い頃から執着心の強いこの男は、一度懐に入れた相手は見捨てない。
私はつい最近知ったのだが、会えない間にもこの男はエリーズに会わせろと再三屋敷に突撃をかましていて、ソフィアもそれを知っていたから誕生日パーティーに無理矢理にでもこの男を呼んだらしいし。
「…幸せにしてくれる?」
「!!!…もちろん、任せて!」
屈託のない笑顔に昔を思い出す。
そうだ、そうだった。
この男に任せておけば、大抵のことはいつも上手くいく。
ならば人生を託すのも、アリだろう。
「幸せにしてね」
「当たり前!…結婚、してくれる?」
「謹んでお受け致します」
「…やったー!」
「お姉様、おめでとう!」
ソフィアが祝福してくれるのが何より嬉しい。
そして…目の前で大喜びで飛び跳ねるこの男がちょっとだけ可愛く見えてしまったので、まあ私の負けなんだろう。
でも、幸せだからいいや!
うん!
妾腹の私を優しく迎え入れてくれてた、優しいお姉様。
「私はエリーズ!ソフィア、これからよろしくね!」
「はい、お姉様!」
そう。
あの時はまだ、普通の姉妹になれると思っていた。
そんなお姉様の名前はエリーズ、銀の御髪に青い瞳の美しいお姉様。
父の愛人でしかなかった母と、薄汚い父から生まれた茶髪に赤い目の私とは何もかも違う。
おかしいわね、お姉様もお父様の血を引いているはずなのに…こんなにも違うなんて。
そう、私とお姉様は何もかもが違いすぎた。
そんなお姉様は母を亡くしてまもなく、長年父の愛人であった私の母がその後妻におさまって私が公爵家に引き取られてから生活が一変した。
宝石の類やドレスはすべて奪われて、お姉様のものは私のものになった。
お姉様はメイド服を着せられて、使用人扱いを受けることになった。
表向きには、病弱だから外に出せないということにして体面を取り繕う父と母。
私は…何もできなかった。
お姉様を庇うと、余計にお姉様が打たれる。
お姉様に物を返すと、余計にお姉様がすべてを奪われる。
なにもできない。
どうして。
無力な私は、オロオロして見ていることしか出来なかった。
決定的だったのは、婚約者のこと。
お姉様は病弱だからと、お姉様の婚約者はそのまま私の婚約者にすり替えられた。
お姉様の婚約者は、お姉様の心配をするどころか私にどうせ結婚するのだからと気安く触れてセクハラをするクズだったから…まあそれはある意味よかったのだけど。
あのクズにお姉様は勿体無い。
でもお姉様はそうは思わなかったらしい。
相当ショックを受けて、虐待で細くなっていた身体が余計に細くなった。
私はここで初めて覚悟を決めたのだ。
…お姉様を、この家から逃がそうと。
我が家で開かれた私の誕生日パーティー。
さすがにそこでまでお姉様にメイド服を着せて奉仕させることはできず、また私がお姉様にもお祝いして欲しいとわがままを言ったことでお姉様は珍しくドレスを着せられてパーティーに出席した。
その痩せ細った姿に、病弱だから、可哀想にという声がちらほら聞こえた。
ちがう、そうじゃない。
でも今はそんなことには構っていられない。
狙いは…いた!
今日の私の誕生日パーティーに、どうしても出席して欲しいと父にねだり無理やり参加させた人。
………教皇様。
若くして我が国の国教のトップとなったその人は、清廉で優しく温かい人だと有名だ。
そしてお姉様の幼馴染でもある。
この人が姉を見てくれたら…もしかして、我が家の歪みにも気付いて正してくれるかも。
そして、お姉様を引き取ってくれるかも…!
妹の誕生日パーティーに、珍しく出席させられた。
妹は、私の婚約者だった人と隣に並んで幸せそうに笑う。
けれど、私はそんな妹が心配だ。
あの婚約者は、誰彼構わずセクハラをするクズだから。
妹があの男の毒牙にかかったかと思うと夜も眠れない。
痩せた体は、余計に貧相になってしまった。
…私は知っている。
あの子の素晴らしさを。
あの子はあのゲス…お父様の血を引きながら、その実優しくて可愛いいい子。
冷遇される私にオロオロして、心配してくれるのが伝わっていたからこの最悪な家庭環境でも我慢できていたのだ。
何度も庇おうとしてくれた。
何度も宝物を返そうとしてくれた。
「どうしてみんなお姉様を虐めるの!?もうやめてよぉ!!!」
「お姉様、泣かないで、お姉様ぁ………」
泣かないでと言いながら、私のために泣いてくれる。
本当に優しい子。
可愛い可愛い私の妹。
私が父と継母に虐げられているからと、使用人たちまで私を虐めた時には使用人たちを厳しく折檻していたのも知っている。
それは正直褒められたことではないけれど…それでも、そんな優しさに救われたのも事実だ。
だから今度は私がこの子を守ってあげたいけれど…あのゲスとカスとクズを退ける力は私にはない。
どうしてあげたらいいのだろう。
「お姉様!」
「なあに?ソフィア」
悩んでいたら、久しぶりにソフィアから声をかけられて嬉しくて笑顔を向ける。
そこには若くして教皇となった『幼馴染』がいた。
「…え」
「久しぶり。見ない間に随分とまた…」
彼は私に触れて、私に祝福を与えた。
すると痩せ細った身体はふっくらとし始め、健康的な身体になった。
「はい、これで健康上の問題はもう大丈夫」
「シルヴェストル、貴方…」
「で、これはどういうことかな。健康優良児だったエリーズがいきなり病弱になるなんて、おかしいと思ったけど…栄養失調が原因だと、今のでわかったよ。君たちは、エリーズになにをした?」
「………」
「待って、シルヴェストル!違うの!」
私が必死に縋れば、シルヴェストルは声を荒げる。
「何が違うんだ!こいつらに虐められたんだろう!」
「私を虐げたのはそこのゲスとカスとクズよ!妹はいつも私を心配してくれていたわ!」
父と継母と元婚約者を指差して告発する。
大丈夫、シルヴェストルなら守ってくれるはず。
「…あ、そういう感じ。なるほどね。失礼なことを言ってすまなかった、お嬢さん。許しておくれ」
「い、いえ!そんな、滅相もない!」
「そういうことなら…エリーズ、ソフィア嬢。君たちはしばらく僕が教皇の権限で持って保護する。異論は誰にも認めない。それでいいね」
「はい!」
「ありがとう、シルヴェストル!」
ということで私たち姉妹は無事に教会に保護された。
ゲスとカスとクズがなんか喚いていたけれど、後日シルヴェストルに聞いたところによるとあの夜私たちが保護された後その場で教会直属の聖騎士団に捕まって、貴族裁判にかけられて犯罪奴隷にされ労役に就くことになったらしい。
ということで、私たちはゲスとカスとクズから解放された。
領地と爵位は私が受け継ぎ、優秀な妹の献身の元どうにかこうにか上手くやっている。
そして妹には、新しい婚約者を選んで紹介した。
真面目で実直な人柄の人を選んだので、問題はないはず。
私の婚約?
それは…。
「ねえねえエリーズ、そろそろ結婚しよーよー!せめて婚約しよーよー!」
「シルヴェストルは私にとっては大事な幼馴染で…」
「僕はエリーズが好きだけど?愛してるけど?」
「私もシルヴェストルのことは好きだし愛してるわ。でも恋愛感情とかは…」
「だって僕またエリーズがクズに引っかかるの見たくないもーん!結婚しよーよー!」
もー!この人は!
「教皇のお仕事もあるでしょう?そろそろ帰らないと」
「エリーズが頷いてくれたら帰る。僕と結婚してください」
「はぁ…もう…」
「お姉様、私も賛成です!」
「ソフィアまで!」
だってだってとソフィアは言い募る。
「幼馴染同士の結婚なんて素敵です!」
「えー」
「それも恋愛結婚なんてすごい」
「それは…」
「それに、シルヴェストル猊下ならお姉様を幸せにしてくれますもの!」
…まあ、たしかにそれはそう。
幼い頃から執着心の強いこの男は、一度懐に入れた相手は見捨てない。
私はつい最近知ったのだが、会えない間にもこの男はエリーズに会わせろと再三屋敷に突撃をかましていて、ソフィアもそれを知っていたから誕生日パーティーに無理矢理にでもこの男を呼んだらしいし。
「…幸せにしてくれる?」
「!!!…もちろん、任せて!」
屈託のない笑顔に昔を思い出す。
そうだ、そうだった。
この男に任せておけば、大抵のことはいつも上手くいく。
ならば人生を託すのも、アリだろう。
「幸せにしてね」
「当たり前!…結婚、してくれる?」
「謹んでお受け致します」
「…やったー!」
「お姉様、おめでとう!」
ソフィアが祝福してくれるのが何より嬉しい。
そして…目の前で大喜びで飛び跳ねるこの男がちょっとだけ可愛く見えてしまったので、まあ私の負けなんだろう。
でも、幸せだからいいや!
うん!
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