白百合は白百合でも、温室ではなく山で逞しく咲き誇るタイプです

下菊みこと

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ラン様との夜3

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ラン様に身体を預けて乱れた息をなんとか整える。なにこれ、変…。変なのに、癖になりそう…。怖いよ、ラン様。

「…ああ、初めての潮吹きで戸惑ってしまった?大丈夫だよ、ユリ。そんなに不安そうな顔をしなくても、私に任せてくれれば大丈夫。ね?」

ラン様は優しく微笑んで、なでなでと私の頭を撫でてくれるけど、もう片方の手でズボンのチャックを下ろしている。ほ、本番…ここまででも充分苛烈な刺激だったのに、私、どうなっちゃうの?

「優しくしてあげるから、ベッドに横になって」

「…は、はい」

ラン様の言う通り横になる。ラン様は私の秘密の場所に自分のモノを当てて、腰を揺らす。なんかえっちだ…。

「…痛いと思うけど、なるべくゆっくりしてあげるから力を抜いて」

「そ、そういわれても…」

無理です。怖いもん。

ゆっくりと私の秘密の場所を押し広げながら少しずつ入ってくるラン様。い、痛い…。

「んっ…ふっ…」

「痛いね。ごめん。いい子だから、力を抜いて」

「うう…ラン様ぁ…」

「うん、いい子。大丈夫だから、ね?」

顔にキスの雨が降る。ラン様は優しくしてくれる。それに安心して少しだけ強張った身体の緊張が解れる。

「そう、その調子。いい子」

少しずつゆっくりゆっくりラン様が入ってくる。そしてようやく、ラン様のモノの上の部分だけが入りきった。

「よし。ほら、わかる?先っぽ、入りきったよ。まずはここから教えてあげるよ」

「は、はい…」

ゆっくりと引き抜かれては、ゆっくりと上の部分だけを挿れられる。ぬちゅぬちゅとえっちな音が響く。恥ずかしいけど、気持ち良くなってきた。

「ん、ふ…あ、ひっ…ん」

「そう、少しずつでいいから快楽を拾って。いい子」

「い、言わないでくださっ…」

「ふふ。ほら、そのままイってごらん」

「や、んあ…イくっ!」

「いいよ、イきなさい」

上の部分だけの挿入が少し深くなって、ちょっとだけ奥を突かれる。変な感じのするところをたくさん突かれて、痛いより気持ち良くて、頭が真っ白になった。

「んぁああああああ!」

「いい子。上手にイけたね」

頭をなでなでと撫でてくれるラン様は、だけど長く休ませてはくれなくて、まだイっているのに変な…余計にえっちになっちゃうところを突いてくる。

「ふぁ…ん、や!ラン様ぁ!まだイってるのぉ!」

「ん、そうだね。もっと気持ち良くなろうね」

「やぁあああああ!」

気持ち良すぎて、私はまた潮を吹く。でも、中にラン様がいるから、繋がっているところからぷしっ…ぷしっ…と出て、なんだか余計にえっちに感じる。

「ふふ。えっちだな。ほら、わかるかい?ユリ。こんなに恥ずかしいお汁が溢れているよ」

「言わないでぇ!」

私はいつのまにかイきっぱなしな状態にされる。こんなの変なのに、イくのが止まらない。

「ふあ、やあ…あんっ…ひぅっ」

「ふふ、ほら、敏感なところも弄ってあげよう」

いい笑顔でそういうと、私の敏感なところをくりくりと弄るラン様。余計に気持ちよくなって、ぷしっ…ぷしっ…と潮を吹く私。でも、まだまだ夜は終わらない。
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