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一章:22時10分更新
第12話:死神
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「時間制限がない!?」
「あぁ。このクエストは無いらしいな。」
「そ、そんなこ、事があるの?!」
敬太以外の2人は【時間制限なし】の言葉に困惑する。
それもそうだ
過去にこんなことはなかったのだから。
「あんまりこんな事はないが、聞き込みに時間がかかるか、倒すのに時間がかかるか。この2つの場合のみある。」
敬太は指を2本立ててそう言った。
どちらにせよ、こちらには時間制限をなくしただけでは、割に合わないクエストになる。
「通常の難易度★2より難しいって事!?それヤバくない?」
「少なくとも、今回は少し苦戦するかもな。」
今回のクエストについて3人で言い合っていた。
その時だった。
大勢の人々が、陽向ら3人を囲むように突如現れ
「シネ、シネ、シネ、シネ」
と復唱をしだす。
それは、反響するようにたちまちその大勢の人々が言い出した。
「おい、敬太敬太!」
陽向はこの状況の説明を敬太に求めた。
敬太には平然でいて欲しい。例え嘘だとしても平然を装って欲しい。そう期待を込めて振り返った。
しかし
「まずぃ。これはマズイ。」
敬太は今までにない程の焦り具合。
逆に助けを求めてるくらいの顔だった。
「え、え?!」
ミクも陽向と同じくこの現状を理解することができていない。
すると
敬太の重々しい口が開く。
「こいつらはクエストをクリアする事を阻止つまり、俺らを3回殺して、脱落させようとする奴らだ。何の理由もなくな。だからこいつらの事をみんなは死神と呼んでいる。」
「ど、どうしたらいんだよ?」
「わ、私の魔法じゃあ!?た、太刀打ち出来なさそうだよ!?」
一同は自分との力の差に怖気付く。
それに加え、圧倒人数。
希望はほとんどない状態だった。
「あぁ、こいつらは強い。少なくても今の俺らよりは強い。エッセルさんなら一網打尽にできると思うけど…。」
【エッセルさん】その言葉は陽向にある事を思い出させた。
「!」
『あの、技なら…!』心の中で閃く。
陽向は地獄の特訓でエッセルさんから最後に教えてもらった技を思い出す。
「頼みごとがあるんだ。敬太」
「何だ?」
いつにない、険しい顔つきで口を開く。
「俺はこれからこの危機的状況を抜け出すためにある技を使う。だけど、MPが足りないから激しい痛みに襲われてしまう。そこで動けなくなった俺を背負って逃げてくれ」
その目には【覚悟】の2文字が浮かぶ。
「だ、だけど!?そ、そんな事したら陽向が!?」
「ミク。男の覚悟だ。覚悟を無駄にする様な事はするな。」
「う、うん…」
「分かった。陽向。お前を背負って逃げる。あとはお前次第だ。やってくれ」
「あぁ、任せろ!!」
「シネ、シネ、シネ、シネ、シネ…」
一向に止む気配が無い声。
「お前らの相手は俺だ!シネしか言えねぇ低脳どもがぁ!!!」
「タワール!!!!!」
陽向が渾身の魔法を使う。
「あぁ。このクエストは無いらしいな。」
「そ、そんなこ、事があるの?!」
敬太以外の2人は【時間制限なし】の言葉に困惑する。
それもそうだ
過去にこんなことはなかったのだから。
「あんまりこんな事はないが、聞き込みに時間がかかるか、倒すのに時間がかかるか。この2つの場合のみある。」
敬太は指を2本立ててそう言った。
どちらにせよ、こちらには時間制限をなくしただけでは、割に合わないクエストになる。
「通常の難易度★2より難しいって事!?それヤバくない?」
「少なくとも、今回は少し苦戦するかもな。」
今回のクエストについて3人で言い合っていた。
その時だった。
大勢の人々が、陽向ら3人を囲むように突如現れ
「シネ、シネ、シネ、シネ」
と復唱をしだす。
それは、反響するようにたちまちその大勢の人々が言い出した。
「おい、敬太敬太!」
陽向はこの状況の説明を敬太に求めた。
敬太には平然でいて欲しい。例え嘘だとしても平然を装って欲しい。そう期待を込めて振り返った。
しかし
「まずぃ。これはマズイ。」
敬太は今までにない程の焦り具合。
逆に助けを求めてるくらいの顔だった。
「え、え?!」
ミクも陽向と同じくこの現状を理解することができていない。
すると
敬太の重々しい口が開く。
「こいつらはクエストをクリアする事を阻止つまり、俺らを3回殺して、脱落させようとする奴らだ。何の理由もなくな。だからこいつらの事をみんなは死神と呼んでいる。」
「ど、どうしたらいんだよ?」
「わ、私の魔法じゃあ!?た、太刀打ち出来なさそうだよ!?」
一同は自分との力の差に怖気付く。
それに加え、圧倒人数。
希望はほとんどない状態だった。
「あぁ、こいつらは強い。少なくても今の俺らよりは強い。エッセルさんなら一網打尽にできると思うけど…。」
【エッセルさん】その言葉は陽向にある事を思い出させた。
「!」
『あの、技なら…!』心の中で閃く。
陽向は地獄の特訓でエッセルさんから最後に教えてもらった技を思い出す。
「頼みごとがあるんだ。敬太」
「何だ?」
いつにない、険しい顔つきで口を開く。
「俺はこれからこの危機的状況を抜け出すためにある技を使う。だけど、MPが足りないから激しい痛みに襲われてしまう。そこで動けなくなった俺を背負って逃げてくれ」
その目には【覚悟】の2文字が浮かぶ。
「だ、だけど!?そ、そんな事したら陽向が!?」
「ミク。男の覚悟だ。覚悟を無駄にする様な事はするな。」
「う、うん…」
「分かった。陽向。お前を背負って逃げる。あとはお前次第だ。やってくれ」
「あぁ、任せろ!!」
「シネ、シネ、シネ、シネ、シネ…」
一向に止む気配が無い声。
「お前らの相手は俺だ!シネしか言えねぇ低脳どもがぁ!!!」
「タワール!!!!!」
陽向が渾身の魔法を使う。
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