今日からのんびり過ごしたいのです。

ツンデレか

「僕はニア宜しくね、アレン」
「サラです宜しくお願い致しますねアレン」

僕は今、レオとナズナにシュウとレントさんにアオイさんと一緒に神殿の一室にある、会議室にいる。

「ネマだ」
「よろしくなの」

ニアさんとサラさんはにこやかだけど、ネマさんは少し怖い感じがする。

「僕アレンの事ずっと待っていたの、僕の事はニアお兄ちゃんって呼んでね」
「ニア少し落ち着きなさい、サラにーにぃと呼んで下さいアレン」

ニアさん改めお兄ちゃんに抱き付かれて僕もふわふわとニアお兄ちゃんの尻尾と絡まる。

「ふふふっ、アレンも僕と会えて嬉しいの」
「ーっ、僕ずっと一人だったから」
「アレンーっ」

ぎゅうぎゅうとニアお兄ちゃんが僕を抱き締める。

「アレン今日からはずっと僕が一緒に居るからね」
「ーっ、う、うん、お兄ちゃん」

僕の頭の上にふっと手が置かれる、そしてその手は僕の頭をナデナデと撫でられる。
誰の手だろうと、僕は後ろを振り向くとサラにーにぃとネマさんだ。

「えっ」
「ふふ、ネマさんは運命の番であるサーヤさんの事以外は基本的に興味がありませんから」
「チッ、お前今すぐに呪縛を開縛しないと成らないぞ」