魔法学園養成所

夜ト

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使い魔

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使い魔

「一応ある程度の制御魔法具を身につけておいてね、特に夏樹と真琴は注意して」
「護衛という名目はどうなんだ」

一応護衛の為に入学するなら夏樹と真琴には制御出来るだけの精神力を鍛えてからにしなければならない。
だが、学院に入学出来る年齢は決まっているし何より最悪ながら腹違いの義理の兄弟もいるため護衛は必要だ、あの人が護衛としてわざわざ選んだのがこの二人という点ではムカッくが。

「…それはそれだ、よ…あっ連と蘭に無茶な任務与えたね、君に渡した任務だったはずだこど」
「…なんの事、入学の準備があるから行くね」

バッと瞬間移動の魔法で自室に逃げ込む、ベットにダイブした瞬間ににゃんくぅ~んと可愛らしい声が聞こえる、この声は使い魔の猫のカリン、姿は猫だけれど本来は精霊なんだと使い魔の犬のユーゲツは悪魔だ、俺にはまだ契約している使い魔達が居るが基本的に俺が一人でいる時と戦闘の時と甘えたい時とごはんを貰いに来る時以外は自由に自身の居場所にいる事が多い。

「学院に行くにゃ」
「めんどくさい事になるワンッ」

にゃにゃワンワンと騒ぐ二匹を抱き締めてチュッと口に唇を押しあてて魔力を与えると、ボンッと二匹の姿がみるみるうちに人形になっていく。
契約した使い魔には契約者が定期的に魔力を与えなければならない、特に俺の使い魔達はかなり魔力を使うだよな、これ以上は使い魔を拾うのは止めなければ。

「…本当に行くの」
「悠真が行く必要があるか」

カリンとユーゲツが不機嫌そうな態度をとる、これ以上一緒にいられない時間が堪らないのだろう。

「行くよ、で二人には頼みがあるんだ学院に行ったら力を制御しなければならないから使い魔の力も隠さないとならない、カリンは癒しの精霊にユーゲツは薬の悪魔になっていて欲しいんだ」

カリンとユーゲツは顔をしかめる、ユーゲツに至ってはもう闇に消えそうだ、逃がさないと言うようにユーゲツに抱きつき。

「私はいいわよ、癒しは得意だもの、いっもの様に猫でいいものね」
「俺は反対だ、サタン様だって反対するにき……うっ………毒薬の悪魔ならいいぞ」

ふんっとカリンは不貞腐れていた態度を急激に戻したかと思えば馬鹿げた様に笑う。

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