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第2章
第1話 長男からのお呼び出し
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王都にいる上の兄からお呼びがかかった。まだ私は15歳。私がエリスになったから原作が狂い始めている?いや、考えすぎかもしれない。にしても使用人が迎えに来るなんて初めてだ。馬車もいつもは荷馬車なのに今日は高級そうなふかふかのやつ。ヤバい。初めての事すぎてちょっと混乱してきた。
きれいな馬車を汚してはいけないという謎の緊張をしているうちに、王都の屋敷に着いてしまった。扉が開かれ、ルー兄様が手をさしのべてくれる。ちなみに、前回領地の屋敷に来たときに和解してから、アドルファスお兄様の事はルー兄様と呼んでいる。
「ありがとうございます。ルー兄様。」
私が心から好感情を持っている相手にしか発揮されない表情筋はルー兄様に笑顔を作る。私、ルー兄様の事結構好きなんだな。多分端から見ると微笑みレベルだろうけど。私の中では満面の笑みだし!!
「少し背が伸びたか?」
「本当ですか?嬉しいです。」
背、伸びてたんだぁ。嬉しいなぁ。
「アドルファス。エリス。」
誰?
「兄上。」
兄上…………あ~長男か。たしかバジルみたいな名前の………そう、ファジル!ファジルお兄様だ!!名前忘れててごめん。ていうか無表情便利だ。すごく便利だ。どれだけ失礼なこと考えてても顔に出ないって素敵。
「ルーは何時からそんな無愛想になってしまったんだい?お兄様悲しい。」
ん??
大袈裟な仕草と表情でそうのたまったのは多分長男。ゲームの設定だとそう言うことするのアリスにだけだったんだけど。ルー兄様にもするのね……。
ちょっと衝撃的すぎて一瞬固まったわ。
うんざりしているルー兄様と今にもヨヨヨと言わんばかりの雰囲気をかもし出す長男。本邸では日常茶飯事なのか通常運転の使用人達。これ私どうするのが正解なんだろう。
あ、ヤバい長男がこっち見た。
「エリスぅぅぅ。」
そのまま泣きながら抱きついて来たんだけども。コレはどうしたら?ルー兄様を見上げたらそっと目をそらされた。
きれいな馬車を汚してはいけないという謎の緊張をしているうちに、王都の屋敷に着いてしまった。扉が開かれ、ルー兄様が手をさしのべてくれる。ちなみに、前回領地の屋敷に来たときに和解してから、アドルファスお兄様の事はルー兄様と呼んでいる。
「ありがとうございます。ルー兄様。」
私が心から好感情を持っている相手にしか発揮されない表情筋はルー兄様に笑顔を作る。私、ルー兄様の事結構好きなんだな。多分端から見ると微笑みレベルだろうけど。私の中では満面の笑みだし!!
「少し背が伸びたか?」
「本当ですか?嬉しいです。」
背、伸びてたんだぁ。嬉しいなぁ。
「アドルファス。エリス。」
誰?
「兄上。」
兄上…………あ~長男か。たしかバジルみたいな名前の………そう、ファジル!ファジルお兄様だ!!名前忘れててごめん。ていうか無表情便利だ。すごく便利だ。どれだけ失礼なこと考えてても顔に出ないって素敵。
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ん??
大袈裟な仕草と表情でそうのたまったのは多分長男。ゲームの設定だとそう言うことするのアリスにだけだったんだけど。ルー兄様にもするのね……。
ちょっと衝撃的すぎて一瞬固まったわ。
うんざりしているルー兄様と今にもヨヨヨと言わんばかりの雰囲気をかもし出す長男。本邸では日常茶飯事なのか通常運転の使用人達。これ私どうするのが正解なんだろう。
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「エリスぅぅぅ。」
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