【完結】四ばあちゃん、二度目の人生

大江山 悠真

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宴 2

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感動的な場面はそこまで。
あちらでモブット達がこっそりと買っておいたエールを出してきた。前回、ナイプの街にラッドとエドと一緒に行った時二人を拝み倒してエールを購入したんだろうな。倉庫の隅に隠しておいたのよね。エールの樽運んできた二人みょうちきりんな顔してる。エールが入っているはずなのに冷たいもんな。実はその樽を見つけた私はいたずら心がわいて凍らしたのよ。ちょっとは融けてるだろうけど飲めるかな。

「「「サトウー!!!お前だろう凍らしたのは!!」」」

何故にすぐわかる、凍らせたのが私だと。隠れたのにアクトに捉まった。
そない怒らんでも…。

「飲めるようにしろ!」ネッドが怖いよ。

「嬢ちゃん、俺らこれを楽しみに解体頑張ったんだぜ。次から嬢ちゃんするか、解体を」
 モブットさん怒らないで。わかりました、私が悪うございました。溶かすわよ、少しだけ。後は勝手に溶けるから冷たいエールが楽しめるわ。

「お~冷てい~。旨いな冷たいエールは」ロイ早くない、飲むの

「冷たいエールだ。サトウの嬢ちゃんの奢りだそうだ、飲めるぞ~」
リベトさんそれ酷い。わかりました、睨まなくても奢りますよ。
おちゃめないたずらを誰もわかってくれない。

「「「「わっかるかー」」」」

子供たちは男どもの勢いに驚いて、後はエールの争奪戦の風景をみて笑い転げている。
半蝙蝠族の女の子たちがにぎやかな男たちを見ている。好みの男性を見ているのね。
人気はエド、ジイ、ラッド、ロイ、アクトみたいね。特にラッドとエドが年齢が近いせいか人気がある。先程は血を飲むのに夢中でアクトやロイ、ジイ、ラッド、エドが私の夫であることに気づいていない。ニーナちゃんに聞いている。ニーナちゃんが彼らは私の夫だと言うと、別に妻が居てても関係ないらしい。血を飲む前の彼女らは骸骨かと思うばかりに痩せていたが今はナイスボディの美少女となっている。ニーナちゃん、心穏やかではないよね。ラッド、エドを中心にキャーキャー言うから、ニーナちゃん少々お冠。エドとラッドの所にアタックしにいこうと積極的なお嬢さんが居るようで、焦ったニーナちゃん、

「ダメ~、来年ニーナが成人したらエドとラッドのとこにお嫁にいくのー」
の告白タイム。
ニーナちゃんの宣言を聞いたスイツが

「中古品の兄ちゃんなんかやめろよ。俺がニーナちゃんを嫁にする。
 俺、ピカピカの新品。サトウの中古品なんかやめっちまえ。
 ニーナちゃん俺の嫁になってくれ。」

と告白するわ。ギースさんはギースさんでエドとラッドを捕まえ、俺の娘に手出したのかと凄むし、問いただすし。
スイツはエド兄ちゃんもラッド兄ちゃんもサトウの姉ちゃんが居るくせに、ニーナちゃんに手を出すなと絡むわ。
アクト、ロイ、ジイはモテ期で良いね。シズやめてニーナちゃんを嫁にするかとあおる。
エドとラッドがイイヤ俺たちはシズがと言うと、次はギースだんが俺の娘に不満か?事と次第によっちゃ考えがあるぞ、鼻たれ小僧どもがと絡みつく。エドとラッドは
シズ助けてとくるし。知りませんよ、酔っ払いの絡み酒に付き合うほどイヤなお仕事はないから。そんな戯言にかまってられない。

お腹一杯になった女性たちをひきつれてお風呂に入るわね。
その時、改めて紹介し合いましたね。女性が増えて嬉しい、メルトさんやニーナちゃんの為にも良かったと思う。グルレッドさんの奥さんのルイスさん、娘のアガサ、ルミナ、エグナ3人とマリナとチェリナとスメリアは一族。スメリアちゃんは5歳で最年少。アガサとルミナ、マリナ、チェリナは成人しているが夫はまだいない。早く夫を持ちたいそうだ。ここでは女性も働かないと食べれないことを説明。”働かざるもの食うべからず”がモットー。
多分、私が一番動くのでメルトさんやニーナちゃんも自然と動くようになったと思う。
メルトさんがルイさん達に魔法の使い方と教えることになった。基本、半蝙蝠族も魔力は一般的平均値の1.5倍ほどあるので魔力不足は心配いらないそうだ。ただし力は安定しないから魔力頼みになる。
結婚して夫が5人もいるので、何もしなくていいのではと聞いてくるので食事と洗濯はしてるし、夫の身体も洗っていることを言うと驚かれた。メルトさんとルイスさんが夫の身体ってどう洗うんですかと聞くので未婚の女性が居る場で説明は出来ませんとお断りしました。スメリナちゃん以外全員がルイスさんとメルトさんに聞いておくように言ってる。結婚する時説明してもらうからと。


 
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