テラへ愛を捧ぐ

大江山 悠真

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第2章 ダンジョン

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     ☆☆☆☆☆

走り出して1日が過ぎたころ、山肌に何かが見えた。
陽の光に反射してるのかな、反射してるものは何だろうということでいってみました。
目の前には階段が・・・階段の終点が見えないけれど・・・登るの?な~んて気の抜けたようなこと考えてると鍛錬と思って登るぞ!!って鬼ですか~倉橋さん。
剛君と白狼、順調に登るわね。
金比羅山の階段だっけ・・・ズーズズーとあるとか言ってたのは・・そんな記憶が呼び出されたよ~
アンナさんも剛には負ける~倍の年齢を考えろーってののしってたような・・・
わたしですか・・・ののしる余裕もございません。
階段終点で剛君が余裕の笑みを浮かべてた、ちくしょうーその余裕がくやしいー!!
ゼーゼー言ってる私をしり目に男性陣が周囲を探索して呼んでくれましたよ。
ダンジョン!ダンジョンの入り口らしい。
山のお寺の跡地のような場所らしい、今日は山で狩りをして当面の食料を確保してのダンジョン探索開始する予定。
お寺の跡地は雰囲気的にチト怖かったのは内緒、私だけじゃないもんアンナさんだって怖がってたもんね。

「ねぇ、誠。これが、ダンジョンの入り口?金ぴか仏像がいっぱい並んでいるけど。」

「ウーン、アンナの言う通り不安な入り口だが中に入ればわかるだろう。」

「そうですよ、入り口は金ぴか仏像でお出迎えでも中は違うかもしれないですし入ってみましょうよ。」

「剛君嬉しそうだね。えらく期待してるじゃない?」

「由紀姉ちゃん期待しませんか?前回ゴブリンのダンジョンではナイフと剣が武器として手に入ったんですよ。今回はなにが出てくるか楽しみじゃないですか。それに由紀姉ちゃんが鑑定できるから武器も鑑定してもらえるし。」

「俺も剛に1票だ。魔法がきれた時に武器があれば戦えるからな、ダンジョンでなにか武器が手に入れば嬉しいぜ。」

「そうだよね、誠兄ちゃんも思うよね。一緒一緒。」

「良い武器を手に入れたいが安全優先で頼むぞ。」

並んだ金ぴか仏像を横目に奥の扉を開ける。
そこからは廊下を進むと階段があり1回下に降りたところは暗闇で、アンナさんがアカリをともしてくれた。
通路を進んでいくと反対方向からピョンピョン飛び跳ねてくるのは、スライム?
此処のスライム、色とりどりだね。緑、青、黄色、赤、白、透明、銀色、黒・・・
さすがにマーブルは見かけなかった。
ナイフでとにかく叩いて潰していく。体に引っ付かれたら溶かされるかもしれないと思うと真剣にもぐら叩きのゲームみたいになる。
広間に出ると白狼は足で器用にスライムを潰し、幸田君と倉橋さんは剣で叩いてる。
アンナさんと私はゴキつぶしの要領で叩いた、たたいた。
広間にスライムがいなくなった時、残されたのはビンが8本。
アイテムだ~何のアイテムだろう。
毒消しと回復ポーションとマヒ解毒。やったね。
どのスライムがどれを残したのかわからないけど、良かったということで。
その階はスライム以外は出てこなかった。回復ポーションが一人3本当たり確保できたのは良かったよ。
順調に階段をおりると、通路と部屋がある。部屋をのぞくと蟻でした。
チ・チ・チと音を出しながら向かってくる。スピードもそれほではないようだけど早い目に倒した方がよさそう。
倉橋さんと幸田君は剣で、剛君も今回は剣を使ってる。
確かに16才になったはずだから力もそこそこ上がってるのだろうね、頼もしい。
アンナさんと私はタガーナイフという小ぶりの剣のようなものを使いだした。
この階は大きな蟻からドロップ品として胸当てがでた。
ただ、大きな蟻から全部ドロップ品が出ることはないので胸当ては2個だけ入手出来たわ。
後は蟻の歯のような部分が出たけれど加工できないので拾わなかった。
1日で地下2階まで進めれたのは早いのか遅いのか不明だけど力は上がった。

倉橋誠:HP299・MP181
幸田晃:HP303・MP150
田中アンナ:HP222・MP230
剛:HP225・MP321
神崎由紀:HP221・MP226

に上がった。ダンジョンは集中して討伐出来るからレベル上がるのも早いよね。
鑑定できるから自分の力が上がってのを実感できて各自余計に張り切ってるよね。
明日は地下3階か、そろそろ食料となる魔物が出てきて欲しいけど欲張りすぎるかな。

地下3・4階は通路が1,2階に比べると広くなった。
地下3・4階は角ウサギと一角豚。
一角豚は豚の頭に角が1本生えていて突っ込んでくる魔物。
でもウサギと同じで肉は美味しいよ。でもこのダンジョンないでは焼くしかないけどね。
何をドロップしてくれるのかな、楽しみだな・・・ドロップ品は肉でした。
解体しなくてもいいから肉で嬉しいけれど、なぜか胸がモヤモヤ・・・する。
5階層は角兎と一角豚の大きいのが出現。
5階層のドロップ品の中に1つだけ槍が出た。一角豚の角の槍かな。
槍はアンナさんが欲しがったのでアンナさんが使うことになりました。
角兎と一角豚にはアンナさんも私もナイフでは倒せない。
そりゃあ何度も何度も傷をつけるという手もあるけど、多勢に無勢となると魔法頼みなのよね。
5階層では、さすがに魔力切れになりそうになってアンナさん危機感を持ったみたい。
下の階層に降りるごとにダンジョンが広くなっていってるのよ。
つまり敵に遭遇するのが多くなりそれなりに戦闘になるわけよね。
部屋が広く魔物が集まってるとアンナさんは容赦なく魔法を撃つ。
焼き殺すのは1頭でも手負いであれば倉橋さんや幸田君、剛君で3頭は倒すし私も魔法で1,2頭は倒せる。
でも6階層でも、同じことが出来るとは限らないもんね。
私もなにか使いやすい武器が欲しいよね。




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