手フェチと私

アクエリア

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そういえば、斎藤くんに聞いてみたいことがあるんでした。

「あの…もしいやだったら答えてくれなくていいんですけど…」
「なに?」
「えっと、斎藤くんはよく外を見てたり、人を見てますけど何をしているんですか?」
「…引かない?」
少しだけ不安を顔に滲ませながら斎藤くんが聞いてくる。

「は、はい!大丈夫です!」
それが斎藤くんの為になるならどんなことだろうと受け止めて見せます!

「俺…手の綺麗な人が好きで…いっつも人の手…見てる…」
「そ、そうなんですね…」
ということは、私の手が綺麗だったら、斎藤くんが私のことを好きになってくれるかもしれないということですね!

「私の手は、どうでしょうか?斎藤くんから見て綺麗だと思いますか?」
「ずっと前から成瀬さんの手は...綺麗だと..思ってた..」

斉藤くんが、言ってくれたことが嬉しくて頬が熱くなる。

「あ、ありがとうございます...」
「...だから..あんまり手を傷付けて欲しくない..」
...私の手が綺麗だったから優しくしてくれたということ何でしょうか?
何だか微妙な気持ちですが、それでも私のためにやってくれたということには、変わりはないはずです。
それだけでも少し心がホッコリしますね..
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