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第1章
-2- 『……とりあえず、説明してくれ。』
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「……とりあえず……色々ツッコミたいところであるが、逆に冷静になったので聞くけど……どういうこと??説明してくんない??」
「……始めに何知りたい??」
「……まず、《吸血鬼の真祖》って何??」と、とりあえず種族について聞いた。
「まず、吸血鬼は一応何種類かあるんだ。その1つは『人間が血を吸われてなった吸血鬼ではなく、生まれた瞬間から吸血鬼という生命体で生まれ、母親がいない場合』なんだけどそれが確か《吸血鬼の真祖》かな??」
「……マジか……」と呟いて項垂れる。だけどすぐに何か引っかかって聞いてみる。
「いや、俺元々人間だけど??」
「……あのね、これには理由が合ってね。吸血鬼になる人は自殺した人間がなれるんだって。んで、柳は自殺したじゃん……??
んで、アンタはこの世界で血を吸血鬼に吸われたわけでもなく、少なくともこの世界では母親もなく、この世界で普通に生まれた瞬間から吸血鬼だったというのも合わさって、真祖になっちゃったの。証拠に片目が赤いのとステータス。
……まあ、これも急遽『神のイタズラ』に変更が出た影響なんだ。」
「……そんなに大事なことが起きてる世界だったんなら、そこに人をぶっこむな!!」
「……まあ、仕方いないんだよ。柳の趣味=ラノベ系のファンタジー世界でクジしたら、それに決まっちゃったんだよ。」
おい。クジで決めんな。おかげで「えぇぇぇえええ??何でクジなんだー(棒)」と棒読みで反応したじゃないか。
「それは、バカゼウスオジサンが言い出しっぺ。」
「あぁ、そう………………変人なんだよ……きっと。」
俺たちは憐れむような目で天を見上げて言った。
「んで、その赤い目は隠しといた方がいいよ。」
「な、何でだ??」
「吸血鬼狩りに会うから。」
「吸血鬼狩り!??」
まさか、吸血鬼って狩人とかに狩られてんの!??色んな種族の人たちが平和にノホホンと暮らしてたそうな、この世界に!??
「んそ、たまにあるんだ。『丘にあるあの古屋敷、あそこ吸血鬼が居たらしいぞ??まあ、もう何年も前に吸血鬼狩りで死んだらしいけど。』ってね。だから、隠しててね??」
「……わ、分かったけど……どうやって??」
「うーん……多分、今【スキル】:吸血鬼が発動しちゃってるからだと思う。だから、『【スキル】:吸血鬼。解除。』って言えば、直るはず。」
そう言われたので試してみると、頭からスーッと何かが抜ける感覚がした。その抜ける感覚が終わった後、また鏡を見た。すると、目が黒色に戻ってた。
「ふーん……なるほどこういう感じか。」と納得した。
「次の質問は??」
「……魔力量って『魔法を使う際に使用する魔力の量』でいいのか??」
「うん。ちなみに魔力は体の内側に流れてて、血液みたいな物だとでも思ってて。」
「け、血液か……」
血液って例えもどうかと思うけど1番近かったのだろう……確かに意識して見るとなんか体の中に何かが流れているのを感じる。
「……今もしかしてだけど、魔力を感知することができた??」
「あ、うん。多分。」
「じゃあ、その魔力を操作して動かすことは??」
「た、試してみる。」
目を瞑って魔力を感じる。それを止めてみたり、流してみたり、1箇所に集めてみたり、散らかしたりと色々してみた。
「……うん、できてるできてる。」
「わ、分かるのか??」
魔力を動かすのをやめてアスを見る。
「うん、『神様の特権』ってヤツかな??見えるんだ魔力が。
……君の魔力が測定不能な程にあることも。」
「……なんか、アスの前だと化けの皮を全部剥がされそうな気がする。」
「だって、こうでもしなきゃ《審判の神》なんて仕事務まらないもん。」
「……《審判の神》ってなんだ??」
「『人の善悪を定める神様』ってことで《審判の神》って呼ばれてるんだ。俺。まあ、正確には『俺にしか扱うことのできない天秤』がなんだけどね。」
気まずくなって、「そうか。」としか言えなかった。話を逸らすかのように、気になってた次のことを聞いた。
「……んで、不老不死なのも、魔力が測定不能なのも、なんか攻撃力とか色々数字がイカれてるのも《吸血鬼の真祖》ってののせいか??」
「半分そうだね……不老不死と攻撃力諸々は確かにそれの原因だけど、魔力が測定不能なのは【スキル】を見れば分かると思うけど……聖属性魔法ってのがあるでしょ??あれ本当は魔力量が大量に必要で精霊とか神様しか使えない魔法なんだ。あ!精霊は妖精みたいなものだとでも思って!」
「………………なら……なら!そんな何凄いんならじゃあ!
何で俺が聖属性魔法全取得ってなってんの!??」
「はぁ……柳に付いてる、バカみたいに付いてる【加護】のせいだよ……」
『アスって、バカって言葉好きだよな……』と思いながら、ステータスを見る。
……確かにアスも入れて4人に【加護】されてるし……
「つか、アンタも付けてるじゃん。」
「いや、確かにそうだけど!まさか、柳がここまでぶっ壊れのチート性能になるとは思わなかったんだよ……」
「……ぶっ壊れのチート性能って……もう認めてんじゃん……俺化け物かよ……」
「ち、違う!そういう意味じゃないッ!!」
つい溜息を吐き、「そうか……」と返すしかなかった。
「……【加護】ってちなみに何??」
「【加護】っていうのはその名の通り、『その者から愛されているor気に入られた』とかって感じ。まあ、要するにその人に守られてるってこと。」
「ふーん……お前俺のこと恋愛対象みたいな感じで好きなの??…………キモッ。」
「いやおい!キモイとか言うな!!同性愛者全員に謝れ!っていうか、俺は柳をっ!や、柳をっ!」
「俺を??」
しつこく名前が繰り返されたので聞く。
「~~~~~っ!
あぁ、もう!!『《審判の神》アストレアの友達、第1号』として認めたっことだよ!!!○ねっ!!」
と言いながら、耳まで顔を真っ赤にしてそっぽを向かれた。
そっか、そうなのか。まあ、確かに軟禁状態で仕事人間だったら友達が居ないのも仕方ないのしかもしれない……ただ、
「……俺が初めての友達なのかっていうのは嬉しいんだけどー……その友達に、しかも自殺したやつに『○ね』はないと思う。」
「ま、真面目に答えんな!!」
あら怒られた(ニヤニヤ)。
「……んで、俺はどうやって生きていきゃいい??」
「うーん……分かんない。」
「分かんないのかい!!」
「とりあえず、この森から出ようか……??」
「……始めに何知りたい??」
「……まず、《吸血鬼の真祖》って何??」と、とりあえず種族について聞いた。
「まず、吸血鬼は一応何種類かあるんだ。その1つは『人間が血を吸われてなった吸血鬼ではなく、生まれた瞬間から吸血鬼という生命体で生まれ、母親がいない場合』なんだけどそれが確か《吸血鬼の真祖》かな??」
「……マジか……」と呟いて項垂れる。だけどすぐに何か引っかかって聞いてみる。
「いや、俺元々人間だけど??」
「……あのね、これには理由が合ってね。吸血鬼になる人は自殺した人間がなれるんだって。んで、柳は自殺したじゃん……??
んで、アンタはこの世界で血を吸血鬼に吸われたわけでもなく、少なくともこの世界では母親もなく、この世界で普通に生まれた瞬間から吸血鬼だったというのも合わさって、真祖になっちゃったの。証拠に片目が赤いのとステータス。
……まあ、これも急遽『神のイタズラ』に変更が出た影響なんだ。」
「……そんなに大事なことが起きてる世界だったんなら、そこに人をぶっこむな!!」
「……まあ、仕方いないんだよ。柳の趣味=ラノベ系のファンタジー世界でクジしたら、それに決まっちゃったんだよ。」
おい。クジで決めんな。おかげで「えぇぇぇえええ??何でクジなんだー(棒)」と棒読みで反応したじゃないか。
「それは、バカゼウスオジサンが言い出しっぺ。」
「あぁ、そう………………変人なんだよ……きっと。」
俺たちは憐れむような目で天を見上げて言った。
「んで、その赤い目は隠しといた方がいいよ。」
「な、何でだ??」
「吸血鬼狩りに会うから。」
「吸血鬼狩り!??」
まさか、吸血鬼って狩人とかに狩られてんの!??色んな種族の人たちが平和にノホホンと暮らしてたそうな、この世界に!??
「んそ、たまにあるんだ。『丘にあるあの古屋敷、あそこ吸血鬼が居たらしいぞ??まあ、もう何年も前に吸血鬼狩りで死んだらしいけど。』ってね。だから、隠しててね??」
「……わ、分かったけど……どうやって??」
「うーん……多分、今【スキル】:吸血鬼が発動しちゃってるからだと思う。だから、『【スキル】:吸血鬼。解除。』って言えば、直るはず。」
そう言われたので試してみると、頭からスーッと何かが抜ける感覚がした。その抜ける感覚が終わった後、また鏡を見た。すると、目が黒色に戻ってた。
「ふーん……なるほどこういう感じか。」と納得した。
「次の質問は??」
「……魔力量って『魔法を使う際に使用する魔力の量』でいいのか??」
「うん。ちなみに魔力は体の内側に流れてて、血液みたいな物だとでも思ってて。」
「け、血液か……」
血液って例えもどうかと思うけど1番近かったのだろう……確かに意識して見るとなんか体の中に何かが流れているのを感じる。
「……今もしかしてだけど、魔力を感知することができた??」
「あ、うん。多分。」
「じゃあ、その魔力を操作して動かすことは??」
「た、試してみる。」
目を瞑って魔力を感じる。それを止めてみたり、流してみたり、1箇所に集めてみたり、散らかしたりと色々してみた。
「……うん、できてるできてる。」
「わ、分かるのか??」
魔力を動かすのをやめてアスを見る。
「うん、『神様の特権』ってヤツかな??見えるんだ魔力が。
……君の魔力が測定不能な程にあることも。」
「……なんか、アスの前だと化けの皮を全部剥がされそうな気がする。」
「だって、こうでもしなきゃ《審判の神》なんて仕事務まらないもん。」
「……《審判の神》ってなんだ??」
「『人の善悪を定める神様』ってことで《審判の神》って呼ばれてるんだ。俺。まあ、正確には『俺にしか扱うことのできない天秤』がなんだけどね。」
気まずくなって、「そうか。」としか言えなかった。話を逸らすかのように、気になってた次のことを聞いた。
「……んで、不老不死なのも、魔力が測定不能なのも、なんか攻撃力とか色々数字がイカれてるのも《吸血鬼の真祖》ってののせいか??」
「半分そうだね……不老不死と攻撃力諸々は確かにそれの原因だけど、魔力が測定不能なのは【スキル】を見れば分かると思うけど……聖属性魔法ってのがあるでしょ??あれ本当は魔力量が大量に必要で精霊とか神様しか使えない魔法なんだ。あ!精霊は妖精みたいなものだとでも思って!」
「………………なら……なら!そんな何凄いんならじゃあ!
何で俺が聖属性魔法全取得ってなってんの!??」
「はぁ……柳に付いてる、バカみたいに付いてる【加護】のせいだよ……」
『アスって、バカって言葉好きだよな……』と思いながら、ステータスを見る。
……確かにアスも入れて4人に【加護】されてるし……
「つか、アンタも付けてるじゃん。」
「いや、確かにそうだけど!まさか、柳がここまでぶっ壊れのチート性能になるとは思わなかったんだよ……」
「……ぶっ壊れのチート性能って……もう認めてんじゃん……俺化け物かよ……」
「ち、違う!そういう意味じゃないッ!!」
つい溜息を吐き、「そうか……」と返すしかなかった。
「……【加護】ってちなみに何??」
「【加護】っていうのはその名の通り、『その者から愛されているor気に入られた』とかって感じ。まあ、要するにその人に守られてるってこと。」
「ふーん……お前俺のこと恋愛対象みたいな感じで好きなの??…………キモッ。」
「いやおい!キモイとか言うな!!同性愛者全員に謝れ!っていうか、俺は柳をっ!や、柳をっ!」
「俺を??」
しつこく名前が繰り返されたので聞く。
「~~~~~っ!
あぁ、もう!!『《審判の神》アストレアの友達、第1号』として認めたっことだよ!!!○ねっ!!」
と言いながら、耳まで顔を真っ赤にしてそっぽを向かれた。
そっか、そうなのか。まあ、確かに軟禁状態で仕事人間だったら友達が居ないのも仕方ないのしかもしれない……ただ、
「……俺が初めての友達なのかっていうのは嬉しいんだけどー……その友達に、しかも自殺したやつに『○ね』はないと思う。」
「ま、真面目に答えんな!!」
あら怒られた(ニヤニヤ)。
「……んで、俺はどうやって生きていきゃいい??」
「うーん……分かんない。」
「分かんないのかい!!」
「とりあえず、この森から出ようか……??」
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