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他の神様
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「では行くぞ」
そう言ってサリー様は進んでいかれた。
私もついて行かねば。
私は200年前に死んでいるが、その時を感じることなく帰ってきた。
しかし、サリー様はどうだろうか。私がおらず孤独を感じていたのではないのか。
そんな事を思っているとサリー様が振り返った。
「余計なことを考えなくても良い」
どうやら気づかれていたらしい。
「はい」
「うむ」
そんなやり取りをしていた時だあの方がいらっしゃったのは、
「よぉ楽しそうにしてんなぁ」
「なんだ貴様か、メシラ」
「おう!」
サリー様と話してらっしゃるお方は男神メシラ様だ。荒れ狂う髪をしていて褐色の肌にはち切れんばかりの筋肉を持っているお方だ。
普通は神様は鍛えずとも良いのだ。しかし、メシラ様は日夜筋トレをなさっている。メシラ様の筋肉美は、神様の中でも他を寄せ付けないほどと評判である。
「で、なにしてんだ?」
「今から私達はイルミナの登録に行く」
「イルミナだってぇ?それは前に付けてた奴の名前だろ?」
「そうだが?」
「そうだがってお前.......」
「まだ分からないの?コイツがイルミナだぞ」
「えぇー!お前また生まれ直して来たのか!?」
「はい、メシラ様も相も変わらずお元気な様で私も嬉しく思います。その素晴らしい筋肉もしっかりと維持されていて.......」
「この、完璧な返答は間違いなくイルミナだ」
「だから初めからそう言っておろう」
と私はスルーされて2人は会話をしていらし
た。
「だって俺の筋肉愛をここまで分かってくれるのはアイツしかいないだろう」
「そうだな。私には全く理解できん。」
「そうか.......ぐすっ」
「メシラお前泣いて、えっなんで?」
「なんでもねぇよ!」
メシラ様はそう言って目頭に溜まった涙を拭うと
この場から去って行った。
果たしてどうなされたのか。
そう言ってサリー様は進んでいかれた。
私もついて行かねば。
私は200年前に死んでいるが、その時を感じることなく帰ってきた。
しかし、サリー様はどうだろうか。私がおらず孤独を感じていたのではないのか。
そんな事を思っているとサリー様が振り返った。
「余計なことを考えなくても良い」
どうやら気づかれていたらしい。
「はい」
「うむ」
そんなやり取りをしていた時だあの方がいらっしゃったのは、
「よぉ楽しそうにしてんなぁ」
「なんだ貴様か、メシラ」
「おう!」
サリー様と話してらっしゃるお方は男神メシラ様だ。荒れ狂う髪をしていて褐色の肌にはち切れんばかりの筋肉を持っているお方だ。
普通は神様は鍛えずとも良いのだ。しかし、メシラ様は日夜筋トレをなさっている。メシラ様の筋肉美は、神様の中でも他を寄せ付けないほどと評判である。
「で、なにしてんだ?」
「今から私達はイルミナの登録に行く」
「イルミナだってぇ?それは前に付けてた奴の名前だろ?」
「そうだが?」
「そうだがってお前.......」
「まだ分からないの?コイツがイルミナだぞ」
「えぇー!お前また生まれ直して来たのか!?」
「はい、メシラ様も相も変わらずお元気な様で私も嬉しく思います。その素晴らしい筋肉もしっかりと維持されていて.......」
「この、完璧な返答は間違いなくイルミナだ」
「だから初めからそう言っておろう」
と私はスルーされて2人は会話をしていらし
た。
「だって俺の筋肉愛をここまで分かってくれるのはアイツしかいないだろう」
「そうだな。私には全く理解できん。」
「そうか.......ぐすっ」
「メシラお前泣いて、えっなんで?」
「なんでもねぇよ!」
メシラ様はそう言って目頭に溜まった涙を拭うと
この場から去って行った。
果たしてどうなされたのか。
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