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7、シャワーブース※
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脱力して身を投げ出す全裸の優士屋の隣に、余韻を終えて肉筒から抜け出た大久もまた倒れ込むように横になった。
平素なら手厚く労わるところだが相手は優士屋だ。捨て置くのが最適だと思うも女の腹とは違う体内に大量のオークの精液を放った。気は乗らないが放置もまずかろうと肩に担ぎ上げる。
背中側で小さく呻いた優士屋に構うことなくバスタブのないシャワースペースに入った所でさてどうしたものかと大久は眉を顰めた。
脱力しきった大男の腹の中を洗浄するのは骨が折れそうだ。
担いでいた優士屋を爪先から下ろし、自分に凭れさせたまま優士屋の股に大久は自分の右膝を入れて壁に足をつく。長時間、片手片腕で優士屋を支え続けるのは不可能だ。手早く済ませようとシャワーを出すために身を屈めたところで優士屋は身を起こすとふらりと自分の足で立った。
足腰に力は入らないようだがまさかこんなに短時間で回復するとは思ってもいなかった。これが勇者筋というものかと大久は感心しながら自立できるのであればと逞しい体を壁に向かって押し付ける。
「おいっ……ちょ、やめっ」
「大人しくしてろ」
大久は優士屋の後孔に指を入れ二度に渡り吐精した大量の白濁を掻き出す。あまりの量に我ながら嫌になった。冷静になった脳は何をやっているんだ自分はと自分の馬鹿さ加減を嘆いた。
「やめ、ろって、自分でするっ」
壁に押し付けられたままの優士屋の抵抗は弱い。
片手で大久の腕をその掴み肘で抵抗してくるが簡単に抑え込む事ができた。やがて大久は低く唸る。
「……おい。腰振んな」
「うっせぇ。テメェこそなんだよ、えらくあっさり勃ってんじゃねぇか。童貞かよ」
腹の中をこねくり回された優士屋と、性器と見紛うほどにこなれた優士屋のぬかるむ後孔に指を締め付けられた大久。両者とも陰茎は再度反り返っていた。
「絶倫と言え馬鹿が。ブチ込むぞ」
「はっ、やってみろよ」
場を変えあっさりと二回戦が始まる。
二人してコツを覚えてしまった。大久が優士屋の弱い腹のしこりを責め立て優士屋を射精させる。それに合わせて優士屋は自然と内壁を引き絞ってしまい勝手に後孔で絶頂する。
「あ? あ……あ……あぅ?」
優士屋はもはや前で達しているのか後ろで達しているのかさえ分からず、射精を伴わない所謂ドライを極めた。
混乱し答えを求めるように頼りない目で振り返られると大久の雄芯はまた硬度を増す。
壁に左手をついた優士屋が崩れないよう右腕を引いて自分の腰に打ち付ける行為は征服欲を満たした。
「とまんね、これ、とま……や、キてるキてる、キてるぅぅぅ」
一方的に翻弄される反面、壁に手をつき腰を突き出すようにして優士屋は大久に腰を押し付ける。
声の響くシャワールームでの立ちバックはベッドの上とはまた違った興奮を誘い、両者不本意ながら行為に没頭した。そして大久はまたしても足腰の立たなくなった優士屋を再度洗浄する羽目になったのだった。
さすがにやり過ぎたかと大久は己の行為を省みたがどんなに責めたて、壊すようなプレイでも少し時間が経てば回復するらしく優士屋はぴんぴんしているし、いつも通り口うるさい。
これが勇者ポテンシャルかと安堵した。
平素なら手厚く労わるところだが相手は優士屋だ。捨て置くのが最適だと思うも女の腹とは違う体内に大量のオークの精液を放った。気は乗らないが放置もまずかろうと肩に担ぎ上げる。
背中側で小さく呻いた優士屋に構うことなくバスタブのないシャワースペースに入った所でさてどうしたものかと大久は眉を顰めた。
脱力しきった大男の腹の中を洗浄するのは骨が折れそうだ。
担いでいた優士屋を爪先から下ろし、自分に凭れさせたまま優士屋の股に大久は自分の右膝を入れて壁に足をつく。長時間、片手片腕で優士屋を支え続けるのは不可能だ。手早く済ませようとシャワーを出すために身を屈めたところで優士屋は身を起こすとふらりと自分の足で立った。
足腰に力は入らないようだがまさかこんなに短時間で回復するとは思ってもいなかった。これが勇者筋というものかと大久は感心しながら自立できるのであればと逞しい体を壁に向かって押し付ける。
「おいっ……ちょ、やめっ」
「大人しくしてろ」
大久は優士屋の後孔に指を入れ二度に渡り吐精した大量の白濁を掻き出す。あまりの量に我ながら嫌になった。冷静になった脳は何をやっているんだ自分はと自分の馬鹿さ加減を嘆いた。
「やめ、ろって、自分でするっ」
壁に押し付けられたままの優士屋の抵抗は弱い。
片手で大久の腕をその掴み肘で抵抗してくるが簡単に抑え込む事ができた。やがて大久は低く唸る。
「……おい。腰振んな」
「うっせぇ。テメェこそなんだよ、えらくあっさり勃ってんじゃねぇか。童貞かよ」
腹の中をこねくり回された優士屋と、性器と見紛うほどにこなれた優士屋のぬかるむ後孔に指を締め付けられた大久。両者とも陰茎は再度反り返っていた。
「絶倫と言え馬鹿が。ブチ込むぞ」
「はっ、やってみろよ」
場を変えあっさりと二回戦が始まる。
二人してコツを覚えてしまった。大久が優士屋の弱い腹のしこりを責め立て優士屋を射精させる。それに合わせて優士屋は自然と内壁を引き絞ってしまい勝手に後孔で絶頂する。
「あ? あ……あ……あぅ?」
優士屋はもはや前で達しているのか後ろで達しているのかさえ分からず、射精を伴わない所謂ドライを極めた。
混乱し答えを求めるように頼りない目で振り返られると大久の雄芯はまた硬度を増す。
壁に左手をついた優士屋が崩れないよう右腕を引いて自分の腰に打ち付ける行為は征服欲を満たした。
「とまんね、これ、とま……や、キてるキてる、キてるぅぅぅ」
一方的に翻弄される反面、壁に手をつき腰を突き出すようにして優士屋は大久に腰を押し付ける。
声の響くシャワールームでの立ちバックはベッドの上とはまた違った興奮を誘い、両者不本意ながら行為に没頭した。そして大久はまたしても足腰の立たなくなった優士屋を再度洗浄する羽目になったのだった。
さすがにやり過ぎたかと大久は己の行為を省みたがどんなに責めたて、壊すようなプレイでも少し時間が経てば回復するらしく優士屋はぴんぴんしているし、いつも通り口うるさい。
これが勇者ポテンシャルかと安堵した。
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